「コーディングのスキルだけでフリーランスになれる？」
「ぶっちゃけどのくらい稼げる？」
「コーディングの他にもスキルは必要？」
趣味のブログ運営や学生時代の授業で、基本的なコーディングを習得している方は多いのではないでしょうか。
コーディングを活かしてフリーランスに転向し、お金を稼げたら嬉しいですよね。
しかしフリーランスという働き方は身近ではないため、実態をよくわかっていない方が多いはず。
できることなら失敗することなくフリーランスになりたいでしょう。
そこでこの記事では以下の内容を解説していきます。
- コーディング案件の相場感
- フリーランスになるまでの道のり
- フリーランスが受けるコーディング案件の種類
- コーディング以外に身につけるべきスキル
- コーディングで高収入を得るコツ
- スキルアップの方法
コーディングを習得した上で関連のスキルも磨いておくことで、稼げるフリーランスになれます！
フリーランスになるまでのロードマップも公開しているので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
コーディングだけでフリーランスになるのが厳しい理由
Web系フリーランスになるのならコーディングの習得は必須項目です。
しかし、コーディングだけでフリーランスの第一線で活躍し続けるのはやや難しいでしょう。
なぜなら、コーディングだけで取り組める案件は低単価であることがほとんど。
HTMLやCSSは比較的習得が簡単なため、他の言語よりもコーディングの難易度が低い傾向にあるからです。
そのためコーディングだけで高い金額の受注を得るのは厳しいのが現実です。
限られた受注額の中で稼ぎを上げるには、とにかく作業を効率化させるしかありません。
とはいえ1人でできるコーディングの量には限界があるので、受注額を改善しない限り稼ぎは頭打ちになります。
コーディングだけでも稼げないわけではありませんが、他にもプラスαでスキルを身につけて高単価な仕事を請け負えるようになることが重要です。
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【必見】デザイナーの年収はいくら？仕事内容や年収を上げる11の方法を徹底解説
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フリーランス向けコーディング案件の相場感
こちらではフリーランス向けのコーディング案件で得られる報酬の相場を紹介します。
例えば実際に募集されたサイト制作の相場は以下の通りです。
- 3ページのスマートフォンサイト：3万円〜
- WordPressによるECサイト：10〜20万円
- LP制作：5万円
コーディングそのものの仕事では、クライアントの求める機能やサイトの規模感によって報酬に大きな差があることがわかります。
難易度の高いサイト構築だったり、コーディング以外にも必要なスキルがあったりすると単価は10万円以上になるケースも。
一方で、コーディングの知識を活かして行うサイト制作以外の仕事では、報酬が高い傾向にあります。
- コーディングの相談に乗るスポットコンサル：時給3,000〜4,000円
- コーディングを解説するライティング：文字単価2円
コーディングを活かした別職種なら、専門的な知識でライバルよりも高収入を狙えます。
コーディングを学んでフリーランスになるまでの道のり
コーディングのスキルを活かしてフリーランスになりたいのであれば、アルバイトや副業などから始めることをおすすめします。
フリーランスになるまでの道のりは以下の通りです。
- アルバイトや副業で案件を受注する
- スキルアップを図ってを仕事の幅を拡げる
- 売上が安定してきたら独立準備を進める
それぞれ解説していきます。
【フリーランスになるまでの道のり1】アルバイトや副業で案件を受注する
フリーランスを目指すのであれば、アルバイトや副業で案件を受注して、実際に案件に取り組むことから始めてみましょう。
フリーランスになりたいと思っていきなり会社を辞めるのは危険です。
スキルがない状態で独立すると、単価の低い案件しか受注できず、疲弊する可能性があります。
まずは自分のスキルがどれくらいのレベルなのか確かめる意味でも、副業で案件に取り組んでみましょう。
【フリーランスになるまでの道のり2】スキルアップを図ってを仕事の幅を拡げる
副業で案件に取り組みながら、自身のスキルを高めていきましょう。
スキルアップを図ることで、受注できる仕事の幅が広がっていき、報酬も上がっていきます。
後述しますが、以下のような内容を学ぶことで、仕事の幅を広げられます。
- HTMLを学ぶ
- CSSを学ぶ
- JavaScript・PHPを学ぶ
オンライン講座などを用いて、効率よく勉強していきましょう。
【フリーランスになるまでの道のり3】売上が安定してきたら独立準備を進める
副業の収入が安定してきて、本業の収入を上回るようになったら、独立準備を進めましょう。
会社員からフリーランスになる前に、以下のような準備を行うことをおすすめします。
- 人脈を作って見込み客を作る
- クレジットカードを作る
- 引越しを行う
フリーランスになると、クレジットカードや引っ越しの審査に通りにくくなります。信用情報を使った手続きを行う際は、退職前に進めましょう。
また、独立後は作業に充てられる時間が多くなるので、あらかじめ見込み客を開拓しておくことをおすすめします。
独立準備については「【わずか4ステップ】フリーランスとして独立するまでの手順は？仕事の受注方法4選も徹底解説」で解説しているので、参考にしてみてください。
【わずか4ステップ】フリーランスとして独立するまでの手順は？仕事の受注方法4選も徹底解説
コーディングを学んで仕事の幅を広げるまでの道のり
ここからは、コーディングの案件の幅を広げるまでの道のりを解説します。
コーディングを学んでから仕事の幅を広げるまでのロードマップは以下の通りです。
- HTMLを学ぶ
- CSSを学ぶ
- JavaScript・PHPを学ぶ
- ポートフォリオを作る
- 営業を行う
スキルアップを図りたい方は、取り組むことのイメージをつかんでおきましょう。
【仕事の幅を広げるまでの道のり1】HTMLを学ぶ
まずはコーディングに必須のHTMLを学びます。
HTMLを含まないWebページは文字の羅列としか認識されず、本来の文章構造や内容の強弱を表現できません。
「この文字はタイトルです」「ここからここまでが本文です」というように文章の構成をコンピュータや検索エンジンに伝えるためにHTMLを使います。
HTMLを含まないWebページは文字の羅列としか認識されず、本来の文章構造や内容の強弱を表現できません。
基本的な文法や、応用できるテンプレートのレパートリーを増やしておくと良いでしょう。
【仕事の幅を広げるまでの道のり2】CSSを学ぶ
HTMLの次にCSSでのコーディングをできるようにしましょう。
CSSでは、HTMLで整えた構造に対しどのような装飾を行うのかコーディングで指定します。
CSSが浸透する前はHTMLでも一部の装飾を行っていましたが、手間がかかる上に表現の幅に限界がありました。
そのため現在ではWebデザインにおいてCSSは欠かせない存在となっています。
CSSでできることの例は以下の通りです。
- 影の追加
- 要素を均等に配置
- ホバー時の効果を設定
- ローディング画面の設定
使い方次第で自由度の高いデザインができますよ。
【仕事の幅を広げるまでの道のり3】JavaScript・PHPを学ぶ
HTMLとCSSのコーディングを習得したら、JavaScriptとPHPに進みましょう。
HTMLとCSSで作ったサイトに動的な効果を加えるのにJavaScript・PHPが役立ちます。
例えばPHPを使えば以下のようにデザイン性の高いサイト設計が可能です。
- ログイン機能
- メッセージ機能
- お問い合わせフォーム
- 決済システム
- 予約システム
PHPをフル活用することでSNSやECサイトまで作れます。
JavaScriptでアニメーションを付ければ、さらにオリジナリティが増すでしょう。
繰り返しになりますが、コーディングだけではフリーランスとして受注できる仕事に限りがあります。
JavaScriptとPHPもぜひ使えるようにしておいてくださいね。
【仕事の幅を広げるまでの道のり4】ポートフォリオを作る
ここまでスキルを習得できれば、基本的なサイト制作は可能です！
コーディングやJavaScript・PHPのアウトプットを兼ねてポートフォリオを作りましょう。
ポートフォリオとは、自分の実績を証明できるようなサイト見本のこと。
自分の得意な表現をふんだんに使ったり、経歴や自己紹介を掲載したりすると効果的です。
ポートフォリオについては「【未経験デザイナー必見】ポートフォリオの作成方法5ステップと3つのコツを紹介 」で解説していますので、参考にしてみてください。
【未経験デザイナー必見】ポートフォリオの作成方法5ステップと3つのコツを紹介
【仕事の幅を広げるまでの道のり5】営業を行う
ここまで準備できたら営業をかけて案件の獲得を目指します。
フリーランスの場合、クラウドソーシングサイトなどから案件に応募するのが一般的です。
作成したポートフォリオで実力をアピールしたり、クライアントが求めるデザインを再現するために最適な提案を行ったりしましょう。
ポイントは、案件によって応募時の文章を見直すこと。
応募のたびにテンプレートかした応募文をコピペするフリーランスがよくいますが、受け取るクライアントは案外使い回しに気づくものです。
最低限クライアントの意図を汲み取った丁寧な文章を考えてくださいね。
フリーランスが受けるコーディング案件の種類は2つ
こちらではフリーランスが受けるコーディング案件の種類を紹介します。
- リモート型
- 常駐型
それぞれ確認し、案件を受ける際のイメージを膨らませておきましょう。
【コーディング案件の種類1】リモート型
リモート型案件は、クライアントとチャットやメールでやり取りしながらコーディングを進めていくスタイルです。
通信環境などを整えておけば自宅やカフェなど、好きなところから働けるのがメリット。
クラウドソーシングなどでよくリモート型の案件が募集されています。
【コーディング案件の種類2】常駐型
常駐型ではクライアントのオフィスに出向いて作業します。
色々な企業の現場を知って経験を積めることがメリットです。
また、常駐型の案件では固定給がもらえるので、フリーランスにありがちなお金の悩みを軽減できます。
フリーランスが身につけるべきコーディング以外のスキル4選
繰り返しになりますが、フリーランスになるのならコーディング以外にもスキルを持っておくと安心です。
なぜなら仕事の幅が広がったり、高単価な仕事を受注できたりするから。
こちらではコーディング以外に身につけておくべきスキルを4つ紹介します。
- デザイン
- プログラミング
- WordPress
- SEO
自分に足りないスキルがないか確認しておきましょう。
【コーディング以外のスキル1】デザイン
デザインのスキルがあると、サイトの設計提案からコーディングまで一貫して仕事を受けられるようになります。
例えばサイト内に挿入するアイコンなどを作成したり、デザインカンプの作成に役立ちますよ。
スキルとして身につけるなら以下の習得を目指しましょう。
- Adobeのデザインソフトの習得
- デザイン理論の理解
- カラムの考え方
- UXデザイン
デザインを学んでおけば、クライアントから渡されたデザイン案の修正なども行えるようになりますよ。
【コーディング以外のスキル2】プログラミング
JavaScriptとPHP以外にもプログラミング言語を習得しておくことをおすすめします。
コーダーだけでなく、フロントエンドエンジニアとして仕事の幅を広げらるからです。
例えば言語によってスマートフォンアプリの開発などができるようになります。
HTMLとCSSを先に習得しておくことでプログラミングへの抵抗感を軽減できるでしょう。
【コーディング以外のスキル3】WordPress
WordPressはサイト運営に必要な機能を持った投稿管理システムです。
コーディングによりコンテンツの装飾を行ったり、サイトのデザイン性を高めたりできます。
多くのサイト制作でWordPressが使われているため、使い方をぜひ覚えておきましょう。
【コーディング以外のスキル4】SEO
SEOはWebサイトを検索エンジン（Google）の考えやシステムに最適化させる施策のこと。
SEOがうまくいくと検索結果の上位にサイトを表示させられます。
集客できるWebページを作る工夫を知っておくことで、制作物の価値を高められますよ。
コーディングで高収入を得る5つのコツ
コーディングで高収入を得るためには、こちらで紹介するコツを意識して行動してみましょう。
- ワンストップで受注する
- スキルを特化する
- 上位職種になる
- エージェントを使う
- 営業力を高める
稼げるフリーランスを目指している方はぜひ確認してくださいね。
【コーディングで高収入を得るコツ1】ワンストップで受注する
ワンストップで仕事を受注できるフリーランスを目指しましょう。
- 企画の考案
- デザイン
- コーディング
- JavaScriptやPHPによる仕上げ
このような流れを自ら一貫して担当すると、仲介が挟まる際のマージンが抜かれません。
クライアントの予算を全部自分の取り分にできますよ。
【コーディングで高収入を得るコツ2】スキルを特化する
他のフリーランスと実力を差別化するため、特化したスキルを持ちましょう。
広く浅く基本的なコーディングを習得しているだけでは、クライアントからするとどのフリーランスも横並びに見えるでしょう。
そのため得意な表現方法をアピールし、自分の市場価値を高めることが重要です。
【コーディングで高収入を得るコツ3】上位職種になる
高収入を得るには、上位職種になることが重要です。
なぜならコーディングはWebサイト制作の中でも末端に位置する仕事だからです。
コーダーに仕事が届くまでに様々な仲介や過程をはさむため、回ってくる報酬は減ってしまいます。
ディレクターやプロデューサーなど、管理職側としてWebサイト制作に関わるのを目指しましょう。
【コーディングで高収入を得るコツ4】エージェントを使う
エージェントはフリーランスに担当が付き、仕事探しをサポートしてくれるサービスです。
登録者だけに公開されるクローズドな高単価案件があるので、エージェントを通した仕事は高収入を狙えます。
常駐型案件の紹介が多い傾向にありますが、特別働き方にこだわりがなければエージェントを活用してみてください。
デザインやプログラミングなどまで対応できるのであれば、エンジニア案件にも応募できます。
エージェントについては「【最短】フリーランスエンジニアが案件を探す方法7選！おすすめサイトや受けるべき仕事を解説」でも解説していますので、参考にしてみてください。
【最短】フリーランスエンジニアが案件を探す方法7選！おすすめサイトや受けるべき仕事を解説
【コーディングで高収入を得るコツ5】営業力を高める
営業力を高めて、高単価の案件を受注できるようになりましょう。
以下のような特徴のあるフリーランスは、仕事を受注しやすいです。
- スキルレベルが高い
- 実績が多い
- 人脈が広い
まずはスキルを伸ばし、営業力の向上を目指しましょう。
実際に仕事を受注する方法には、以下のようなものがあります。
- エージェントを活用する
- クラウドソーシングで応募する
- 知人に紹介してもらう
- 過去の取引先とつながる
- 企業に自分で営業する
- SNSを活用する
- オンラインサロンへ参加する
エージェントを使ったり、企業に営業したりすることで、高単価の案件に受注しやすいです。
人脈を広げて、見込み客になる企業を増やしていくことをおすすめします。
フリーランスがスキルを上げる方法4選
フリーランスは会社員と違って福利厚生で勉強会に参加したり、社内研修を受けたりできないので、自分でスキルアップする必要があります。
フリーランスがスキルアップする主な手段は次の4つです。
- オンライン講座
- 本
- スクール
- YouTube
自分に合う勉強方法がないか確認してみましょう。
【フリーランスのスキルアップ方法1】オンライン講座
オンライン講座はインターネット上で動画教材などを使って学ぶ方法です。
コーディングを行う画面を動画で見ながら学べるのがメリット。
加えて、視聴環境さえ整えれば自宅やカフェなど好きなところで受講できます。
講座によっては受講期間や質問回数に制限があるので、条件をよく確認して受講を決めましょう。
オンライン講座を利用するのであれば、当ブログで提供しているWonderful Designer（ワンダフル・デザイナー）がおすすめです。
質問対応サポートがあるため、疑問点を残すことなくじっくりとコーディングを勉強できます。
コーティングの他にデザインの基礎も一緒にお伝えします。
フリーランスで仕事ができるレベルのコーディングやWebデザインを習得したい方は、ぜひご利用ください！
【フリーランスのスキルアップ方法2】本
本を使うと、コードの文法を中心に勉強できます。
サンプルコードが特典で付いた本を使えば効率的にコーディングを進められますよ。
しかし、本では応用力やエラーの解決力がなかなか身につきません。
実践的な部分を学ぶには本を読むだけでなく、手を動かして積極的にコーディングするのが重要です。
【フリーランスのスキルアップ方法3】スクール
スクールに通うと、講師に直接教わりながらコーディングを学べます。
独学での勉強に不安がある方、分からないことはその場ですぐに解決しておきたい方に特におすすめです。
スクールの場合入学金や学費でまとまった金額が必要になるので、資金に余裕を持って利用を検討しましょう。
また、通学の手間がかかるのでスケジュールの調整をしっかりと行ってくださいね。
【フリーランスのスキルアップ方法4】YouTube
YouTubeでもコーディングスキルの勉強ができます。
初心者向けのものから、上級者向けのものまで、幅広い動画が公開されています。
ご自身のレベルに合った動画を選んで視聴しましょう。
オンライン講座と同じく、スマホがあればどこでも視聴できるので、通勤時間などの隙間時間を有効活用できます。
また、無料で視聴できるのも魅力の1つです。
1案件150万円受注の実績を持つ講師が直接指導する講座『Wonderful Designer』
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