「WordPressでオンラインサロンは運営できる?」
「構築方法を教えて欲しい」
「メリットやデメリットも知りたい」
などと疑問に思っていませんか?
WordPressでオンラインサロンを始めようと思っていても、構築方法や本当にWordPressで始めて大丈夫なのか心配になりますよね。
そこでこの記事では、WordPressでオンラインサロンを始める方法やメリット・デメリットを解説します!
- WordPressでオンラインサロンを構築する方法
- WordPressで運営するメリット
- WordPressで運営するデメリット
- WordPressで運営しているオンラインサロン
- WordPressで運営する手順
など、この記事を読めばWordPressでオンラインサロンを運営する上での知識は深まります。これからWordPressで始めようか考えている方は、ぜひ記事をご覧ください!
目次
WordPressでオンラインサロンを構築する3つの方法
まずは、WordPressでオンラインサロンを構築する3つの方法を紹介します。
- 1からプログラミングする
- プラグインを導入する
- 有料テーマを使用する
順番に詳しく解説していきます。
方法1.1からプログラミングする
WordPressをインストールして、1からオンラインサロンの仕組みをプログラミングしていきます。
主にオンラインサロンで必要な機能は下記です。
- 会員登録機能
- 決済機能
上記の機能があれば最低限のオンラインサロンは作る事が可能でしょう。
ですが、少し難易度が高いのでプログラミングが得意でシステムなども自分で作りたいという方向けの方法になります。
方法2.プラグインを導入する
無料テーマなどにプラグインを導入して構築します。
機能実装ができるプラグインは下記の通りです。
- Simple Memberships(無料)
- Restrict Content Pro(有料)
- WooCommerce Subscriptions(有料)
これらのプラグインを使用する事で会員機能を実装する事ができます。
「Simple Memberships」は無料で使う事ができ、シンプルで初心者向けの作りとなっているのが特徴です。決済はStripeと連携させる事ができるので決済面でも安心できるでしょう。
有名なプラグインなので、ネット上に情報が沢山あり、調べながら実装できるのも助かりますね。
方法3.有料テーマを使用する
WordPressで構築する方法で一番簡単な方法です。
会員機能が付いたWordPressテーマが販売されているので、そちらを購入する事で簡単にオンラインサロンを実装する事ができます。
おすすめな有料テーマは下記の通りです。
- ZOOMY
- EVERY
これらは「TCD」という有名なテーマ会社が販売しているのでサポートもしっかりしており、初心者の方でも安心して使う事ができます。
欠点としては有料会員機能が付いていないので、決済機能は別で用意して決済された方にログイン情報を付与するなどの工夫が必要となるので注意が必要です。
WordPressでオンラインサロンを運営する3つのメリット
WordPressでオンラインサロンを運営するメリットは下記の3つです。
- 手数料が掛からない
- 独自プラットフォームで運営できる
- カスタマイズ性がある
順番に詳しく解説していきます。
メリット1.手数料が掛からない
既存のプラットフォームでは売り上げから手数料が徴収される事が多いのですが、WordPressで個人運営する場合は手数料がかからないというメリットがあります。
注意点として、決済機能を「stripe」などの外部サービスを利用する場合は決済手数料が徴収されます。とはいえ既存プラットフォームと比べると手数料は低く抑えられるのでメリットと言えるでしょう。
手数料を完全にゼロにしたい場合は、決済機能も自作で実装する必要があります。
メリット2.独自プラットフォームで運営できる
独自プラットフォームにする事で、既存プラットフォームよりも自由度が高いオンラインサロンを運営できます。
主に独自プラットフォームで運営する強みは下記の通りです。
- 独自ドメインを使用できる
- SEO対策ができる
- 必要な機能のみを用意できる
- デザインの自由度が高い
独自ドメインが使えるので「オンラインサロン名.com」のようにWEB上に独自の住所を持つ事ができます。ブランディング効果やSEO対策などもできるので、上手く活用できればネットで集客する事もできるでしょう。
また既存のプラットフォームとは異なり、オリジナルデザインでサイトを作る事ができるので、他のオンラインサロンと差別化する事もできるというメリットもあります。
メリット3.カスタマイズ性がある
カスタマイズ性がが高いのも独自プラットフォームで運営するメリットとなります。
ご自身の作りたいオンラインサロンのスタイルに合わせて構築する事が可能です。
- 動画
- 記事
- 音声
上記のように配信するコンテンツに合わせて、レイアウトを調整したりと最適な構築を行う事ができるのも独自プラットフォームで運営するメリットでしょう。
WordPressでオンラインサロンを運営する4つのデメリット
WordPressで運営するメリットを紹介しましたが、デメリットも存在します。
- 機能面は乏しい
- セキュリティ面が心配
- 管理が大変
- 自分で集客する必要がある
- ドメイン&サーバー代が掛かる
順番に詳しく解説していきます。
デメリット1.機能面は乏しい
機能面は運営者のプログラミング能力に依存するので、乏しくなる場合もあります。
大まかな機能はプラグインで簡単に実装できますが、細い設定やカスタマイズにはプログラミングスキルが必要です。
WordPressでオンラインサロンを構築する場合は必要な機能が多く、WEB系の知識が浅い場合は機能が乏しくなりますので、既存のプラットフォームを利用するのが無難でしょう。
デメリット2.セキュリティ面が心配
WordPressはシェア率が高いため、セキュリティ面に脆弱性があると言われています。
オンラインサロンは会員様の情報を扱いますので、運営者は責任をもって管理する必要があるのです。
- 決済情報
- ユーザー情報
- サイト情報
ご自身がオンラインサロンの責任者になり、決済情報やユーザー情報などが漏洩するリスクを抱える事になりますので、しっかりとセキュリティ面を管理する必要があります。
既存のプラットフォームは運営側がセキュリティ対策をしますので、セキュリティ対策の経験がない方は既存のプラットフォームに任せるのが安心でしょう。
デメリット3.管理が大変
オンラインサロンで扱う商品以外にも管理する事が多いのもデメリットです。
主に下記の管理が必要になります。
- サーバー
- ドメイン
- 決済機能
- ログイン機能
サーバーやドメインに何かしらのエラーがでますとサイトが表示されなくなります。
また決済エラー時のサポートやログインエラーのサポートなども必要になる事があるので、1人でオンラインサロンを運営する場合は管理する事が多くなりがちです。
デメリット4.自分で集客する必要がある
既存のプラットフォームでは「新着オンラインサロン」や「検索機能」で集客できますが、個人運営の場合は1から行う必要があります。
WordPressで集客する方法は下記です。
- SEO
- SNS
- リスティング広告
こちらで集客する場合はマーケティング知識が必要になりますので、初心者の方は集客できるようになるまで時間が掛かるでしょう。
とはいえ上手くSEO対策などがハマった場合は、既存プラットフォームよりも集客できる可能性が十分にありますので、集客に自信がある方向けだと言えます。
デメリット5.維持費が必要
「手数料が掛からない」というメリットはありますが、別でサーバー、ドメインなどの維持費が必要です。
最低でも下記の維持費がかかります。
- ドメイン:年間1,000円~
- サーバー:月々1,000円~
年間で最低でも10,000円程度は維持費が必要ですので、集客が上手くいかないと収益がマイナスになる可能性があるのでデメリットと言えそうです。
WordPressで運営しているオンラインサロン2選
WordPressで運営していく上で、どのようなオンラインサロンが作れるのかイメージが湧くように、人気オンラインサロンを2つ紹介します。
- SOLO MARKETING CLUB
- Stepping stone
どちらも有料テーマを使って構築されているので参考にしてみてください。
1.SOLO MARKETING CLUB
(引用:https://factdeal.co.jp/smc/)
有料テーマ「ZOOMY」を使用して構築されています。
- 会員のみ記事を閲覧できる
- スレッド形式のオンラインサロン
- 有料コンテンツあり
マーケターが情報共有するオンラインサロンとなっていて、別でFaceBookのコミュニティと連携しているのが特徴です。
2.Stepping stone
(引用:https://steppingstone-lesson.com/)
有料テーマ「EVERY」を使用して構築されています。
- 会員限定記事と無料記事がある
- 動画教材はYouTubeと連携している
- 有料コンテンツあり
女性向けのオンラインサロンとなっており「美」をテーマに色々な情報を発信しているのが特徴です。
動画を使用したレッスン教材などもあり、こちらはYouTubeと連携して作成されています。
このように必要に応じて外部のプラットフォームと連携する事で初心者の方でも運営していけそうですね。
WordPressでオンラインサロンを運営する手順
こちらではWordPressでオンラインサロンを運営する手順を解説していきます。
- サーバー&ドメインを契約
- サーバー&ドメインの設定
- WordPressをインストール
- オンラインサロンを構築
- オンラインサロンの運営開始!
サーバーやドメインの設定方法などはネット上に情報が沢山あるので、調べながら設定してみてください。
サーバーはWordPressに対応しているものを選びましょう。有名なのは下記です。
- サーバー:エックスサーバー
- ドメイン:お名前.com
有名な会社なので情報も多くておすすめですよ。
設定する内容は下記です。
- サーバー側:ドメインと連携させる
- ドメイン側:ネームサーバーの設定
上記の設定ができていないとサイトが表示されませんので、表示されない場合は設定を見直してみましょう。
レンタルサーバーの会社によっては初期設定時に簡単インストールなどの機能もありますので、そちらでインストールしてもOKです。
記事の冒頭でも構築方法を解説しましたがザックリ下記です。
- 1からプログラムする
- プラグインで実装する
- 有料テーマを使う
サクッと構築したい方は「ZOOMY」「EVERY」などの有料テーマを購入を検討してみましょう。
運営しながら改善点を修正して、機能を増やしていきましょう。
以上がWordPressでオンラインサロンを運営する手順となります。
初心者の方は躓くポイントが多めですが、ネットで調べながら開設してみましょう。
WordPressの扱いに慣れていないなら既存のプラットフォームの利用がおすすめ
WordPressでの運営方法を解説してきましたが、初心者の方には正直なところ難易度が高いです。
オンラインサロンを開設する前に挫折してしまいますので、無難に既存のプラットフォームを利用するのが良いでしょう。
有名なオンラインサロンプラットフォームは下記です。
- オンクラス
- DMMオンラインサロン
- Campfireコミュニティ
どれも無料で開設する事ができますので、ご自身の運営スタイルに合わせて選択して頂ければと思います。
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