「Webデザインの技能検定を受けようか迷っている」
「メリットや勉強法を知ってから取り組みたい」
「将来はWebデザイナーとして活躍したい」
などと考えていませんか?
Webデザイナーとして活躍するうえで、技能検定を受けたいと感じてはいるものの、勉強方法や詳細がわからずなかなか取り組めない人も多いのではないでしょうか。
Webデザイン技能検定はWeb業界唯一の国家資格で、3級の場合の合格率は約60%です。
しっかり試験対策を行っていれば、未経験でも合格を目指せます。
この記事では技能検定を受ける方法や勉強法まで初めて受けるという人にもわかりやすいように詳しく簡単に解説します。
- Webデザイン技能検定の概要
- メリットデメリット
- おすすめの勉強法
技能検定に合格してWebデザイナーとして活躍したいという人はぜひ最後までチェックしてみてください。
目次
Webデザインの技能検定とは?サクッと解説
Webデザイン技能検定について簡単に解説します。
- Webデザイン技能検定の合格率
- Webデザイン技能検定の試験内容
- Webデザイン技能検定の申し込み方法
ではそれぞれ確認していきましょう。
1.Webデザイン技能検定の合格率
Webデザイン技能検定の合格率は難易度によって異なります。
- 3級:60〜70%
- 2級:30〜40%
- 1級:10〜20%
3級の合格率は60%を超えているため、未経験でも勉強をしっかりすれば目指せます。
しかし2級以降になると実務的な内容も問われるため難易度も上がっていきます。未経験の人は、まずは3級合格から目指しましょう。
2.Webデザイン技能検定の試験内容
Webデザイン技能検定の試験内容は以下の通りです。
出題形式 | 【学科】 筆記試験(マーク方式) 【実技】 2~3級:課題選択方式 1級:作業実技試験およびペーパー実技試験 |
試験時間 | 3級:学科45分・実技60分 2級:学科60分・実技120分 1級:学科90分・実技180分・ペーパー実技60分 |
合格基準 | 学科・実技70点以上 |
等級が上がるほど出題範囲が広くなり難易度も上がります。
2級、3級の実技試験は複数ある課題の中から指定された個数の作業を任意で行います。
3.Webデザイン技能検定の申し込み方法
Webデザイン技能検定の申し込み方法は「インターネット受検申請」と「郵送による受検申請」の2通りあります。
インターネットでの申し込みは受検申請システムにアカウントを作成し、基本情報を登録します。
その後、支払い方法を選択し決済をすると申請は完了です。
申し込む際の受検費用は以下の通りです。
3級 | 【学科】 5,000円 【実技】 5,000円(35歳以上) 3,000円(35歳未満) |
2級 | 【学科】 6,000円 【実技】 12,500円(35歳以上) 7,000円(35歳未満) |
1級 | 【学科】 7,000円 【実技】 25,000円 |
手間がかからないためおすすめの方法ですが、決済の確認までに2〜3日かかるケースがあるため、申請する際には余裕を持って行動しましょう。
郵送で申請する手順は以下の通りです。
- 手数料の振り込み
- 申請書の記入
- 銀行振り込み控のコピーを貼り付ける
- 郵送する
申込書の郵送は必ず「簡易書留」を利用しましょう。また控えは受検票が到着するまで保管しておきます。
申請書は申請期間中のみ受け付けているため早めに送りましょう。手順が少し多いため時間が取れない人はインターネットの方がおすすめです。
Webデザイン技能検定を受けるメリット3選
Webデザイン技能検定を受けるメリットを3つ紹介します。
- 就職や転職で働く意思を示せる
- Webデザインの制作スキルが身に付く
- 知識の証明になり信憑性が高まる
ぜひ最後までチェックしてみてください。
1.就職や転職で働く意思を示せる
Webデザイン技能検定は国家資格であるため、取得していることで働く意志をアピールできます。
特に2級以上は2年以上の実務経験者を対象としているため、より知識やスキルを有していることの証明ができます。
これから就職や転職を行う人は実務経験がない分、技能検定の資格が役立つでしょう。
2.Webデザインの制作スキルが身に付く
Webデザイン技能検定を用いて、基礎から応用まで順番に勉強することで、Webデザイナーへの道を確実に進めます。
Webデザイナーとして将来活躍したいと考えている人は1つの目標としてWebデザイン技能検定を受検してみると良いでしょう
3.知識の証明になり信憑性が高まる
Webデザイン技能検定の資格は、実際に勉強してきたという証明です。
これから就職したり独立を考えたりしている方にとっては、信頼性を高める手助けをしてくれるでしょう。
クライアントや企業に安心感を与えられるため、仕事をスムーズに進められるメリットがあります。
Webデザイン技能検定を受けるデメリット2選
Webデザイン技能検定を受けるデメリットを2つ紹介します。
- 勉強時間の確保が必要になる
- 資格よりも実務スキルの方が重視される
ぜひ参考にしてみてください。
1.勉強時間の確保が必要になる
資格を取るためには勉強時間を確保しなければなりません。
求められた通りにコーディングやデザインを行う必要があるため、3級といえど気を抜かずしっかり勉強しておきましょう。
勉強の時間がなかなか取れないという人は寝る前や通勤・通学時間などを使ってコツコツと勉強していきましょう。
2.資格よりも実務スキルの方が重視される
Webデザイン技能検定の資格があれば信憑性は高まりますが、デザイン業界はあくまで実力主義です。
資格よりもどういったWebサイトが制作できるのか、顧客のニーズに合ったデザインは考えられるのかという点が最も重視されます。
資格のために勉強することは素晴らしいですが、オンラインセミナーや教材などから実務スキルを学ぶことも重要なので意識しておきましょう。
Webデザイン技能検定に受かるためのおすすめ勉強法5選
Webデザイン技能検定に合格するための勉強法を紹介します。
- 練習問題や過去問を解く
- サイトやYouTubeをみて勉強する
- 実際にサイトを作成する
- Webデザインスクールに通う
- 実際に合格した人からノウハウを学ぶ
これから勉強を始める人は特に参考にしてみてください。
1.練習問題や過去問を解く
Webデザイン技能検定の学科試験はマーク形式になっており、問題数は全部で25問です。よって18問以上正解すれば合格ラインです。
合格するためには試験範囲の把握も含めて、過去問や練習問題を解き続けましょう。
間違えた場所やわからなかったワードなどは細かく調べて理解し、初めから解き直すとより頭にも入りやすいです。
Webデザインを勉強するためのおすすめ本や選び方については、以下の記事で解説しているのでぜひ参考にしてみてください。
▼おすすめのWebデザイン本についてはこちら▼
【超厳選】Webデザインのおすすめ本13選!初心者から上級者向けまで完全網羅
>>【超厳選】Webデザインのおすすめ本13選!初心者から上級者向けまで完全網羅
2.サイトやYouTubeをみて勉強する
今はYouTubeやサイトから、無料で情報を得られる時代です。
実際にプロとして活躍している人が発信しているサイトやYouTubeからは、より最新の情報が得られます。
Webデザイナーとしての日常もみられるため、プロとしての生き方がより実感しやすくなるメリットもあります。
過去に受検したことがある人や合格した人などから、勉強法を学びましょう。
3.実際にサイトを作成する
実際に手を動かしてサイト制作をすることで、より操作を直感的に覚えられます。
メモ帳にタグを打ち込んで練習するだけでも、コードが身につくでしょう。
わからない部分が出てきたら、サイトやYouTubeを参考にして、コツコツ進めることが大切です。。
コーディングの勉強方法については以下の記事で解説していますので、ぜひ最後までチェックしてみてください。
▼コーディングの勉強方法についてはこちら▼
初心者がコーディングを勉強する3つの方法とは!Webデザインに役立つ4つのスキルも紹介
>>初心者がコーディングを勉強する3つの方法とは!Webデザインに役立つ4つのスキルも紹介
4.Webデザインスクールに通う
挫折しやすい人や、より早く上達したいという人は、Webデザインスクールに通ってプロから教えてもらうのがおすすめです。
現役のプロが所属しているスクールであれば勉強法以外に、Webデザイナーとして活躍していくコツなども教えてもらえるでしょう。
おすすめのWebデザインスクールについては以下の記事で詳しく紹介していますのでぜひ参考にしてみてください。
▼Webデザインスクールについてはこちら▼
【失敗しない】おすすめWebデザインスクール10選!選び方のコツや注意点も解説
>>【失敗しない】おすすめWebデザインスクール10選!選び方のコツや注意点も解説
5.実際に合格した人からノウハウを学ぶ
実際にWebデザイン技能検定に合格した人からどのように勉強したか、ノウハウを学ぶのもおすすめです。
身近にいる場合は聞きにいき、いない場合は以下の環境にて積極的に交流しにいきましょう。
- SNS
- オンラインセミナー
- 講座
これらに参加することでプロや仲間との人脈も広がるため、将来的にもメリットが多いです。
資格以外にも実務スキルを身につけたほうが最短距離で稼げる
スキルがあることで信憑性が高まりやすいですが、Webデザイナーとしていち早く稼ぐためには実務スキルを身に付けた方が効率的です。
資格をたくさん持っていても、実務ができなければ意味がありません。
あくまで資格は体系的に学ぶためのものであり、実際に使えるスキルを習得した方がより単価の高い仕事を受けられます。
スキルを身に付けるためには実際に手を動かしてサイト制作したり、スクールなどでプロから教わったりするといいでしょう。
なかなか時間が取れないという人は、オンライン上で学べる教材がおすすめです。
例えばスマリミだと、スマホひとつあれば就寝前や電車の中などの隙間時間にスキルが身につけられます。
現役の実績ある講師からわかりやすく教えてもらえるため、理想のWebデザイナーまで最短距離で目指せるでしょう。
実務スキルを習得した上でWebデザイン技能検定を受けたほうがいい人の特徴2選
資格を取るメリットは多いですが、直接的な実務スキルとは少し関連性が薄いため、資格よりも自分のスキルを高めることに時間を使った方が良いです。
自分のスキルを高める時間を優先的に確保した上でWebデザイン技能検定を受けたほうがいい人の特徴を紹介します。
- 会社で資格手当がある人
- これから転職・就職活動を行う人
ぜひ参考にしてみてください。
1.会社で資格手当がある人
会社によってはウェブデザイン技能検定を受けることで、資格手当や奨学金が出る場合があります。
資格手当があるなら直接的に給料が上がるため、資格を取るメリットは大きいと言えるでしょう。
しかし会社によってWebデザイン技能検定は資格手当の対象外になる企業も多いため、事前にチェックしておきましょう。
2.これから転職・就職活動を行う人
これから転職や就職活動を行う人にも資格の取得はおすすめです。
自分のスキルを身に付ける時間を確保することが最優先ですが、資格があったほうがない人よりも信憑性は高いでしょう。
しかしあくまで1つの資格であるため、Webデザイン技能検定だけにこだわらないように注意が必要です。
未経験の場合だと、先に実務スキルを身につけることで、検定試験に合格しやすくなるかもしれません。
状況によっては、実務スキルを身につけることを優先してみてください。
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