「Lステップの始め方がよく分からない…」
「Lステップの上手な使い方が知りたい!」
「アカウントだけでも作成したい!」
Lステップは最近話題になったツールなので、良い始め方が掴めずに悩んでいる方もいるかもしれません。
LステップはLINE公式アカウントを使った強力なマーケティングツールです。t
oCのビジネスのほとんどに効果を発揮して、売上を大幅にアップさせてくれます。
とはいえ慣れないLステップというツールの操作に不安を覚えている方もいらっしゃるかもしれません。
そこで今回は、Lステップの始め方を分かりやすく3STEPに分けて解説していきます。
【Lステップの始め方】
- LINE公式アカウントを作成する
- Lステップのアカウントを作成する
- 2つのアカウントを紐付ける
この記事を読めば、Lステップの滑り出しは全て理解できるはず。目的別の使い方の極意もご紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。
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目次
【準備編】Lステップを始める前に考える4つのこと
いきなりLステップを始めるのは悪手です。開始する前に考えるべき4つのポイントを紹介するので、しっかりと準備を重ねてから挑みましょう。
【Lステップを始める前に考えること】
- 販売する商品はLステップに合っているか
- Lステップの機能を把握しているか
- Lステップを使用する目的は何か
- どうやってLステップに登録してもらうのか
自分でLステップを運営する場合はもちろん、他人のLステップの構築を代行する場合にも入念に擦り合わる必要があります。本当にLステップを使って売上が上げられるのか、時間をかけてヒアリングしてください。
▼Lステップの料金プランの詳しい解説はこちら▼
【完全自動化】Lステップはどう使う?5つの機能や利用するメリットなどを認定講師が伝授>>【完全自動化】Lステップはどう使う?5つの機能や利用するメリットなどを認定講師が伝授
1:販売する商品はLステップに合っているか
LステップはLINE公式アカウントを使うマーケティングツールです。LINEは消費者の生活に密着したSNSなので、toCのビジネスをするにはうってつけと言えます。
しかしtoBのビジネスにLINEが絡むケースは少なく、わざわざLステップを選ぶ理由は薄いでしょう。
また、販売する商品の単価が低すぎる場合も問題です。
サービスを提供するための集客ツールとして利用するなら問題ありませんが、Amazonのように不特定多数に販売するものを取り扱うメリットは大きくありません。
できるだけ高単価な商品か、LINEを使う手軽さが求められる物を扱うと良いでしょう。
2:Lステップの機能を把握しているか
「なんとなく話題だからとりあえずやってみよう!」
という考えでLステップを始めても、売上に繋がる可能性は低いです。どのような機能が把握して、やりたいことを明確にしてから始めると良いでしょう。
Lステップは非常に強力なマーケティングツールですが、万能ではありません。概要だけで良いので全体を把握すれば、販売する商品との相性も分かってきます。
事前に設計図を書いてからスタートできれば、失敗のほとんどを防げるはずです。
3:Lステップを使用する目的は何か
Lステップを導入するクライアントの多くは、売上アップを目的に掲げています。しかし「売上アップのため」では抽象度が高すぎて内容がブレるかもしれません。
仮にあなたがLステップの構築代行をする場合、何を目的としているのか徹底的に深堀りしておきましょう。曖昧なまま完成させると作り直しになる可能性があります。
【売上アップの中身を細分化しよう】
- 新規を獲得したい
- リピーターを増やしたい
- バックエンドの商品を売りたい
- 業務を自動化・効率化したい
「売上アップ」を具体化すると、これらの理由が考えられます。クライアントがどんな物を望んでいるのか分からないので、入念にヒアリングしてください。
4:どうやってLステップに登録してもらうのか
どんなに素晴らしいLステップを作ったとしても、登録者が0人では全く意味がありません。Lステップがやっていることはリストマーケティングなので、集客は非常に大切な第一歩です。
集客経路は明確にしておき、何人の読者を確保できるのか大まかで良いので予想を建てておきましょう。
【Lステップの主な集客経路】
- SNS
- ブログ
- HP
- 実店舗
- Youtube
集客経路によって客層も変化するので、商品と相性が良いものを選んでください。
【実践編】Lステップの始め方【3STEP】
準備が整ったら、いよいよLステップを作ります。今回はアカウント開設の方法を3STEPで解説していくので、Lステップの始め方を一緒にマスターしましょう。
【Lステップの始め方】
- LINE公式アカウントを作成する
- Lステップのアカウントを作成する
- 2つのアカウントを紐付ける
画像付きで解説していくので、ぜひ作りながら読み進めてください。
STEP1:LINE公式アカウントを作成する
Lステップを始める前に、まずはLINE公式アカウント作成しなくてはいけません。公式ページから「LINE公式アカウント開設」を選びましょう。
また、LINE公式アカウントには「認証済」と「未認証」の2種類がありますが、実店舗等の不動産を持っていない場合は未認証アカウントを選びましょう。
認証済みアカウントを獲得するには厳しい審査が必要で、審査に落ちると1発でアカウントBANになる可能性が高いです。
認証済みアカウントはLINEアプリ上で検索できるメリットがありますが、不安な場合は未認証アカウントを申請しておきましょう。
STEP2:Lステップのアカウントを作成する
LINE公式アカウントを作成できたら、いよいよLステップのアカウント作成を開始します。公式ページからお申し込みボタンをクリックして、以下のページまで飛んでください。
Lステップには3つのプラン(追加の大量送信プランを除く)が存在し、料金や機能が微妙に異なります。
申し込みページを下にスクロールしていくとプランの選択ボタンが現れるので、好きな物を選んでください。
プラン名 | 月額料金 | 解禁される機能 |
スタートプラン | 2980円 | 基本機能 |
スタンダードプラン | 21,780円 | ・リッチメニュー操作 ・各種計測機能 |
プロプラン | 32,780円 | ・各種分析機能 ・スタッフ権限設定 ・スケジュール操作 |
どのプランも初月の使用量は無料なので、1ヶ月だけ試してみるだけならどのプランでも問題ありません。
STEP3:2つのアカウントを紐付ける
LステップはLINE公式アカウントを操作するAPIツールなので、2つのアカウントを紐付ける必要があります。
Lステップのアカウントを作成したら、まずはそのままユーザー登録を行ってください。登録が完了したら、公式マニュアルの流れに沿って紐付けを進めて行きましょう。
紐付けが完了したら、テスト用に自分のLINEを登録しておくのがおすすめです。
LINE公式アカウントの開設時に自分のLINEでログインしていれば問題ありませんが、まだ未登録の場合はLINE公式アカウントの「友だちを増やす」をクリックして表示されるQRコードを読み取っておきましょう。
Lステップ側で登録者数が増えない場合は、適当なチャットを打ち込めば認識してくれるはずです。
Lステップの料金プランの選び方
Lステップには、グレード別に3つのプランが準備されています。プランを選ぶ際は、以下の3つをポイントに検討してみてください。
- 配信数
- リッチメニューの有無
- 分析ツール
配信数は「友だち(登録者)の数×メッセージ数」で計算します。例えば、300人の友だちに1ヶ月で10個のメッセージを配信すると、配信数は3,000です。
プラン | 月間最大配信数 |
スタートプラン | 1,000通 |
スタンダードプラン | 15,000通 |
プロプラン | 45,000通 |
友だちが多くいる場合は、少なくともスタンダードプラン以上の契約が必要になるでしょう。
リッチメニューとは、トーク画面の下部に表示される固定メニューのことです。スタートプランでは利用できないので注意してください。
分析ツールは、ユーザー行動の分析を行えるツールです。
【スタンダードプランの分析ツール】
- URLクリック測定(URLのクリック数)
- コンバージョン(成約数)
- サイトスクリプト(閲覧時間)
【プロプランの分析ツール】
- クロス分析(例:友だちの属性×コンバージョン数)
- 流入経路分析(どこから友だち登録したか)
「友だちの数が少ない」「配信がまだ多くない」という段階では、プロプランほどの分析ツールは必要ないでしょう。
▼Lステップの料金プランの詳しい解説はこちら▼
Lステップの3つの料金プランとは!利用するメリット11選や集客力を上げる3つのコツを解説>>Lステップの3つの料金プランとは!利用するメリット11選や集客力を上げる3つのコツを解説
【機能別】Lステップの使い方8選
Lステップには、優れたマーケティング機能が多数搭載されています。
ここでは、活用しておくべき8つの機能を紹介します。
1. 自動配信をする(シナリオ配信機能)
Lステップでは、定期的に配信するメッセージを予め登録できます。
例えば、サービスを訴求するための5通のメッセージがあった場合、いつ友だちになった方にも、1通目から順番に設定したタイミングで配信できます。
一方でシナリオ配信がない場合、2通目が配信された後に友だちになった人には、1~2通目が届きません。
シナリオ配信は、いつ「友だち」になった方に対しても、すべてのメッセージを届けることができる便器な機能です。
▼シナリオ配信の詳しい作り方はコチラ▼
【反応率UP】Lステップで読まれるシナリオ配信を作る8つの極意!ステップ配信を行うメリットも紹介>>【反応率UP】Lステップで読まれるシナリオ配信を作る8つの極意!ステップ配信を行うメリットも紹介
2. 条件を絞り込んで配信する(セグメント配信機能)
セグメント配信は、「友だち」ごとに配信するメッセージを分けられる機能のことです。
例えば、「すでにサービスを購入している友だち」「サービス購入前の友だち」それぞれに、メッセージを分けて配信できます。
ユーザーは、自分に関係のないメッセージが届くことを敬遠し、最悪ブロックしてしまう恐れがあります。
セグメント配信は、ユーザーにとっては不要なメッセージが届かなくなり、配信側にとっては対象を絞ったメッセージを配信できるメリットがあります。
▼セグメント配信の詳しい方法はこちら▼
【売上増加】Lステップでセグメント配信をする方法2種類を解説!効果を高めるテクニックも紹介>>【売上増加】Lステップでセグメント配信をする方法2種類を解説!効果を高めるテクニックも紹介
3.予約配信をする(リマインダ配信機能)
リマインダ配信は、友だちの属性に合わせて、自動でメッセージを配信する機能です。
例えば、美容院では、予約管理機能と連携して、お客さんの予約の前日に予め準備したメッセージを配信できます。
自動配信できるリマインダ配信機能を使えば、お客さんに個別にメッセージを送る手間が減り、業務改善につながります。
4. 自動で返答する(自動応答機能)
自動応答とは、友だちのメッセージに、自動で定形の返答をする機能です。
例えば、友だちが「営業時間」とメッセージをうつと、自動で「10:00~17:00」といった返答をするという使い方ができます。
自動応答は、電話等での問い合わせをLステップが担ってくれるため、業務の効率化につながる機能です。
5. 個別対応をする(オペレーター機能)
オペレーター機能は、担当スタッフ毎にメッセージを送れる「友だち」の範囲を設定するなどの制限をかけられるものです。
例えば、美容院では、スタッフに自分のお客さんに対してのみ、情報の閲覧、メッセージの配信を許可するという使い方でできます。
対応できる友だちの範囲を制限することで、大規模な企業でも情報漏洩のリスクを減らせる点や、スタッフは自分のお客さんとのコミュニケーションに集中できるメリットがあります。
6. アンケートを取る(回答フォーム機能)
回答フォームは、LINEのトーク画面とは別ウィンドウで、アンケートを表示できる機能です。
トーク上では表示できない長文のテキストや、複数回答のアンケートをする場合に活用します。
回答結果は、回答者ごとに記録できるため、アンケート結果に応じたセグメント配信をするなどの応用が可能です。
▼アンケートの詳しい作り方はこちら▼
【簡単5STEP】Lステップのアンケートの作り方を徹底解説!答えてもらう3つのコツも紹介>>【簡単5STEP】Lステップのアンケートの作り方を徹底解説!答えてもらう3つのコツも紹介
7. 固定メニューを設置する(リッチメニュー機能)
固定メニューとは、トーク画面上の下部に表示する固定メニューのことです。
トークに配信した情報は、メッセージが増えると見つけることが難しくなります。
常に目立たせておきたい「営業情報」や「セール情報」などをリッチメニューにしておくと、ユーザーにとっての利便性も高まります。
リッチメニューは制作した画像を利用できるので、デザインを工夫することで、Lステップの顔になってくれるでしょう。
▼リッチメニューの詳しい作り方はこちら▼
【完全網羅】Lステップで魅力的なリッチメニューを作る方法まとめ!メリットや活用事例も紹介>>【完全網羅】Lステップで魅力的なリッチメニューを作る方法まとめ!メリットや活用事例も紹介
8. 予約を受ける(予約管理機能)
予約管理機能は、お客さんの来店予約やイベント等の参加申し込みに使える機能です。
「カレンダー予約」と「イベント予約」の2つのタイプの機能を使い分けられます。
カレンダー予約は、お客さんがカレンダーから自分の希望日を予約できます。予約を電話等で受け付ける必要がないため、業務の効率化に役立ちます。
イベント予約では、単発のイベントやセミナーなどの際に、申込みフォームとしての利用が可能です。
予約をしたお客さんに、リマインド配信を組み合わせることで、予約を忘れてしまったということも回避できるため、大変便利な機能です。
【目的別】Lステップの使い方4選!
Lステップは多機能なツールなので、つい沢山のシステムを盛り込みたくなります。しかし無駄な機能を追加しても読者の満足度は下がってしまい逆効果になりかねません。
Lステップを使う目的別の使い方を4パターンに分けて紹介するので、効果的に使いこなしてください。
【目的別Lステップの使い方】
- リピーターを増やしたい
- 新規顧客を増やしたい
- バックエンドの商品をもっと販売したい
- 業務の一部を自動化したい
順に解説していくので、自分にあった方法を選びましょう。
1:リピーターを増やしたい
Lステップを使ってリピーターを増やしたい場合、おすすめの機能は3つです。
【Lステップを使ってリピーターを増やすテクニック】
- LINE公式アカウントのクーポン
- ショップカード
- リマインド配信
例えば美容室のリピーターを増やしたい場合、初来店の際に取るアンケートをLステップで行いましょう。すると来店日や希望する散髪の頻度などが分かります。
聞き出した散髪頻度を元に、来店から1ヶ月後などのタイミングでリマインド配信を送るように設定すれば、リピートしてくれる確率は大きく高まるはずです。
セットでクーポンやショップカードなども送信すれば、さらに確実なものになるでしょう。
2:新規顧客を増やしたい
Lステップを使って新規の顧客を増やしたい場合、おすすめの機能は4つです。
【Lステップを使って新規顧客を増やすテクニック】
- 予約機能の実装
- 店舗へのアクセスを紹介
- 魅力を伝えるステップ配信
- クーポンや限定価格の訴求
新規の顧客を増やしたい場合、まずは興味を持ってもらわなければ始まりません。キャッチーなLステップを心がけ、リッチメニューには特にこだわりましょう。
特に実店舗が存在するLステップの場合は、ボタン一つで予約できるようにしたり、店舗へのアクセスを動画で紹介したりすると効果的です。どちらもリッチメニューに盛り込んでください。
見た目を整えたら、次は商品の魅力を知ってもらう必要があります。ステップ配信を使って、時間をかけて読者を教育していきましょう。クロージングでクーポンや限定価格を提示するのも効果的です。
3:バックエンドの商品をもっと販売したい
Lステップを使ってバックエンドの商品を販売したい場合、おすすめの機能は3つです。
【Lステップを使ってバックエンドの商品を売るテクニック】
- セグメント配信で見込み客をあぶり出す
- タグを使ったスコアリング
- 段階的なアップセル
バックエンドの商品を販売するには、読者との信頼関係が重要です。まずは相手のニーズを正確に把握するためにアンケートを取って、収集したデータに基づいてセグメント配信を行いましょう。
並行してタグを使ったスコアリングも行い、熱心な読者をあぶり出します。見込み度の高い読者が分かったら重点的にアプローチをかけて、さらに親密な関係を構築してください。
また、いきなり高額なバックエンド商品を販売するのは信頼を損なうリスクがあるので注意が必要です。フロントエンドの商品を使って満足度を高め、最後の最後にバックエンド商品のクロージングをかけましょう。
4:業務の一部を自動化したい
Lステップを使って業務の一部を自動化したい場合、おすすめの機能は3つです。
【Lステップを使って業務の一部を自動化するテクニック】
- 自動応答
- リッチメニュー
- ステップ配信
Lステップはこちらから配信するばかりではなく、相手のアクションに合わせて返事をするチャットボットを構築できます。主に自動応答を設定し、頻発する質問対応などを任せることで業務の効率化が可能です。
チャットボットの使用を読者に促すのはリッチメニューを使うのがおすすめです。Lステップを使えばボタンを自由に配置したり、リッチメニュー自体を臨機応変に切り替えられます。
また、商品の販売自体を自動化したい場合は、ステップ配信を組んで、登録からクロージングまで送られ続けるようにシステムを組み上げてください。
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