「Lステップを使って成果を上げる方法を知りたい」
「コンバージョン機能を改善するには何から始めればいい?」
「サービスを改善するためにLステップを活用したい」
こんな悩みをお持ちではありませんか?
コンバージョン率を上げるためには、顧客にアプローチしてそれぞれに合った配信をすることが大切です。しかし、なかなかコンバージョン率が上がらず苦戦している方もいるでしょう。
そこでこの記事では以下の内容を解説します。
- コンバージョン機能を使う手順
- コンバージョン率を高める方法
- 改善する手順
Lステップのコンバージョン機能を使って、マーケティングで成果を出したい方はぜひ最後までご覧ください。
目次
Lステップでコンバージョン機能を使う手順4ステップ
Lステップでコンバージョン機能を使う手順は、以下の4ステップです。
- スタンダードプランを契約する
- 測定するページを作る
- コンバージョンを登録する
- タグを埋め込む
一つずつ解説するので、チェックしてみてください。
1. スタンダードプランを契約する
まずはLステップの公式サイトからスタンダードプランを契約します。Lステップのプランは以下の3種類です。
- スタートプラン
- スタンダードプラン
- プロプラン
スタートプランが一番安いです。しかし、コンバージョン機能が使えなかったり、クリック測定できなかったりと制限があります。
スタートプランは、顧客との接点を作ってコンバージョン率を上げるために必要な機能が少ないのが特徴です。本格的にLステップを運用するなら、スタンダードプラン以上を選択しましょう。
2. 測定するページを作る
プランに登録したら、コンバージョン率を測定するページを作りましょう。決済や申し込み完了のページを作って登録しておくと、どれくらいの人が商品を購入したのかを確認できます。
コンバージョン率を改善するためには、現状の購入率を把握することが重要です。商品購入にたどりついた人数を知らないままだと、コンバージョン率は改善できません。
コンバージョン率を測定するページは、忘れずに作ってお来ましょう。
3. コンバージョンを登録する
ページができたら、コンバージョンを登録しましょう。Lステップのサイドバーにある統計情報から「コンバージョン」をクリックして「新しいコンバージョン」を選びます。
コンバージョン名は、わかりやすい名前で登録しておくのがおすすめです。商品が複数ある人は、必要な分だけ登録します。
コンバージョン名を登録したら、以下のようなアクション設定を行ってください。
- テキスト送信
- タグ操作
- 友だち情報操作
- シナリオ操作
- リマインダ操作
手順に沿ってクリックすると簡単に登録できます。
4. タグを埋め込む
最後に、コンバージョン率を計測するためのHTMLタグをページに挿入して完成です。コンバージョンの登録後、表示されたタグを測定したいページの内部に埋め込みます。
埋め込みできたら、Lステップから計測したいサイトのURLを送信すれば稼働します。HTMLの専門知識は必要ないので、すぐにコンバージョン機能を使えるようになるでしょう。
Lステップでコンバージョン率を高める3つの方法
Lステップでコンバージョン率を高める方法は以下の3つです。
- ステップ配信を行う
- リマインダ配信を行う
- 見込み度が高いユーザーに訴求する
コンバージョン率を高めるために工夫してきたけれど、どれも上手くいかなかったという方はこの方法を試してみてください。
1. ステップ配信を行う
ステップ配信とは、事前に設定したタイミングと順序のまま、一連のメッセージを自動で送信できる機能のことです。ステップ配信は、商品を買うメリットを伝えて、顧客との関係を構築します。
飲食店でステップ配信を行う場合は、友だち追加後すぐにクーポンを配布して顧客の興味を惹きつけます。1週間後や1ヶ月後に再びクーポンを配布すると、来店のきっかけを作れるでしょう。
顧客の購買意欲を高めて、商品を提案すると成約率が上がりやすいです。
2. リマインダ配信を行う
リマインダ配信は、コンバージョンに至らなかったけれど、まだ悩んでいる可能性のある顧客に向けて再度アプローチできる機能です。例えば、美容院をオンラインで予約した際、直前に日時が再送されることがあるでしょう。
例に挙げた美容院は成約した後ですが、商品購入でもリマインダ配信を活用すると、印象に残りやすくなります。顧客にもう一度アプローチできるのがリマインダ配信のメリットです。
リマインダ配信を活用すると、興味がある顧客に対して何度も訴求できるので、結果的に成約率が上がります。一度で購入までアプローチするのは困難なので、場面に合わせてリマインダ配信を使うのがおすすめです。
3. 見込み度が高いユーザーに訴求する
コンバージョン率を高めるためには、アンケート機能を使って見込み度の高い顧客をタグ付けしましょう。商品を購入する気がない顧客に何度アプローチしても、成約までこぎつけるのは困難です。
少しでも興味がある顧客に対して、配信の内容を変えると購入につなげられます。まずはアンケートを使って、顧客の属性をタグ付けします。以下の項目でタグ付けするのがおすすめです。
- 商品購入の意欲
- 年齢
- 性別
タグ付けしたら、カテゴリーによって配信する内容を変えます。商品を購入する意欲の高い顧客にのみ頻繁に配信すると、成約につながりやすいです。
Lステップでコンバージョン機能を活用する3つの方法
Lステップでコンバージョン機能を活用する方法は、以下の3つです。
- 顧客に合わせてリッチメニューを変更する
- アップセル・クロスセルを行う
- コンテンツのURLを自動配信する
この方法で活用すると、マーケティングの成果が出やすくなるでしょう。
1. 顧客に合わせてリッチメニューを変更する
リッチメニューとは、LINEのトーク画面下に表示されるメニューのことで、問い合わせや販売促進には欠かせない機能です。リッチメニューなら、配信数を消費せずアプローチできるので、積極的に活用しましょう。
顧客に合わせてリッチメニューを変更すると、つながりを維持できて、リピート率を上げられます。リッチメニューは、ホームページを開いたり、アンケートのフォームを呼び出したりするアクションと連動できます。
わざわざインターネットから検索してホームページを開く手間を減らせるため、LINE上の反応率を上げることが可能です。
2. アップセル・クロスセルを行う
アップセル | 顧客の単価を向上させる取り組みのこと |
クロスセル | 購入商品に加えて、セットで買ってもらうためのセールス手法 |
アップセル・クロスセルを活用して、徐々に高額な商品を紹介するのがおすすめです。最初から高額な商品をおすすめしても、なかなか買ってもらえません。購入率を上げるためには、追加の商品をすすめてセットで買ってもらうようにしましょう。
コンバージョン機能を活用すれば、追加のおすすめや新たな商品について自動でアナウンスできます。定期的にアナウンスすると、顧客の印象に残るため、商品の購入率を上げられます。
3. コンテンツのURLを自動配信する
コンバージョン機能を使って購入者に自動でURLを配信すると、待たせることなくすぐサービスを確認できます。今までは、決済後にメールアドレスを入力して返信を待つ必要がありました。
コンバージョン機能を活用すれば、Lステップからコンテンツの配信が可能です。質問対応もLINEで完結できるため、スムーズに顧客とやりとりできます。
とはいえ、Lステップで成果を上げたいけど、独学でやるのは不安という方もいるのではないでしょうか。そんな方は、Wonderful Step(ワンダフルステップ)をチェックしてみてください。ワンダフルステップは、ハイレベルなLINE構築代行者を育てるための講座を用意しています。
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Lステップのコンバージョン機能が使えないときは流入経路分析を使うのがおすすめ
IOS13.3以降のバージョンでは、コンバージョンを検知できないという不具合が報告されています。急にコンバージョン機能が使えなくなって、焦りを感じた方もいるのではないでしょうか。
そんな方は、プロプランのみで使える流入経路分析を使ってみてください。流入経路分析を決済ページに応用すれば、コンバージョン機能を再現できます。
ただし、プロプランのみでしか使えないため、アップグレードは必須です。月額の料金も上がるため、しっかり考えておきましょう。
Lステップでのコンバージョンを高めるために使いたい機能5選
Lステップでコンバージョン率を高めるためには、以下の機能をあわせて使ってみましょう。
- URLクリック測定
- サイトスクリプト
- クロス分析
- リマインダ配信
- リッチメニュー
どれも単体で使っても効果を得られますが、あわせて使うとLINEでの集客を伸ばせます。
1. URLクリック測定
特定のURLのクリック率や数値を測定できる機能です。クリック率が少ない場合は、メッセージの内容を変えたり、頻度を増やしたりして改善しましょう。成約率が少ない場合は、ページの改善が必要です。
成約率を上げるためには、URLクリック測定を導入するのがおすすめです。URLをクリックした顧客に自動でタグ付けする設定もできるため、後追いでメッセージを送って商品の購入を促します。
2. サイトスクリプト
サイトスクリプトは、滞在時間を計測する機能です。滞在時間の長さによって、顧客の興味関心やコンテンツの訴求力を計測できます。
滞在時間が長いと、顧客の興味が高いことがわかりますが、すぐに離脱するのは、何らかの原因が考えられるでしょう。例えば、デザインが見にくかったり、商品購入のURLにたどりつかなかったりすると、顧客が離脱する原因になります。
サイトスクリプトは、ユーザーが離脱しているかどうか知るための機能です。ただし、Safariの仕様変更により、IOS13.3以降のバージョンでは検知できない場合があるため注意が必要です。
3. クロス分析
友だち登録日×性別、年代×来店頻度など、2つ以上の項目をかけ合わせて分析できる機能です。クロス分析は結果が出るのみですが、CSVファイルをエクスポートできるので、割合やグラフの作成に活かせます。
反応が良い属性の傾向が掴めれば、新たなコンテンツ制作に役立てられるでしょう。クロス分析を活用して、顧客の属性をチェックしておくと、成果を出しやすいです。
4. リマインダ配信
リマインダ配信は、顧客に再度アプローチする機能です。LINE公式にはない機能なので、Lステップに登録したら使いたいおすすめのツールです。友だち登録後に配信して、何もアクションがなければ、しばらくしてから再度アプローチします。
複数回アプローチすることで、顧客の印象にも残りやすくなり、商品の購入率を上げられるでしょう。リマインダ配信を活用して、顧客とのつながりを維持しておくのがおすすめです。
5. リッチメニュー
リッチメニューは、トーク画面下部に表示されるメニューのことで、LINE公式よりも自由度が高いのが特徴です。自由度の高さを活かして、サービスに合う写真やデザインを配置して、顧客の興味を惹きつけましょう。
HTMLの知識なしで簡単に操作できるため、Lステップを利用したことがない方も安心です。
Lステップでコンバージョン率を改善する手順4ステップ
Lステップでコンバージョン率を改善するためには、以下の4つのステップをチェックしておきましょう。
- 現在のコンバージョン率を把握する
- コンバージョン率が上がらない原因を探す
- 解決策を考えて実行する
- 検証と改善を繰り返す
コンバージョン率を知っただけでは、成果を出せません。改善するためには、解決策を考えて何度も検証することが必要です。
1. 現在のコンバージョン率を把握する
コンバージョン率が曖昧だと、なぜ成約率が低いのかがわかりません。改善するためには、現在のコンバージョン率をしっかり把握しておきましょう。コンバージョン率を見るときは、業界別の平均と見比べるのがおすすめです。
平均より高ければ改善は必要ありません。低い場合は、上がらない原因を探して改善することが大切です。
2. コンバージョン率が上がらない原因を探す
精読率やクリック率を確認して、コンバージョン率が上がらない原因を探します。データを検証して、どこに問題があるのかを考えてみてください。Lステップのほかの機能を使って、離脱率や顧客の属性を考えてみましょう。
コンバージョン率が上がらない原因は、必ずサイト内のどこかにあります。数値を用いてしっかり探しておくと、成果を上げられる手がかりになります。
3. 解決策を考えて実行する
原因がわかったら、仮説を立てて解決策を考えましょう。数値から考えられるコンバージョン率の低下の原因をいくつか洗い出し、一つずつ改善してみてください。仮説を立てて実行すると、コンバージョン率が改善する可能性もあります。
顧客の反応をしっかり観察し、よかったポイントや改善点を明確にしておくのがおすすめです。
4. 検証と改善を繰り返す
仮説を立てた後は、検証と改善を繰り返すことが大切です。一つずつ検証してみて、前後のデータを見比べると、何が原因だったのかがわかります。
地道に改善を繰り返して、目標のコンバージョン率を達成できるように振り返ることが必要です。改善を繰り返すと、少しずつコンバージョン率を上げられるでしょう。
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