「フリーランスって、どんな生き方なんだろう?」
「どんな仕事をしたら、フリーランスなの?」
「フリーランスになるメリットを知りたい」
と考えていませんか?
フリーランスと聞くと、自由度の高い働き方をするイメージはあるものの具体的な仕事が何か説明しづらいですよね。
そこでこの記事では、フリーランスについて、以下の内容を紹介します!
- フリーランスとしての生き方
- フリーランスでできる職種
- メリット
を紹介しています。
フリーランスについて気になっている方は、ぜひご確認ください!
目次
フリーランスとしての生き方は2種類
こちらでは、フリーランスとしての生き方を紹介します。
- 独立系フリーランス
- 副業系フリーランス
順番に説明します。
【種類1】独立系フリーランス
独立系フリーランスは、会社に勤めることなく、完全に個人で仕事をこなす働き方です。
- 営業
- クライアントの打ち合わせ
- 実務
- 請求書の作成
- 確定申告
など、全ての仕事を1人で行います。
大変そうに見えるかもしれませんが、独立系フリーランスには自由度が高いというメリットがあります。
たとえば、
- 働く場所
- 働く時間
- クライアント
など、自分で選べます。一方で、収入が不安定になったり、孤独を感じたりするというデメリットも。
自分で全ての仕事を行うのが、独立系フリーランスです。
【種類2】副業系フリーランス
副業系フリーランスは、他に本職があり並行して働くことです。
たとえば「平日は会社員で休日だけ動画編集者」が当てはまります。
副業系フリーランスのメリットは、
- 固定収入
- 有給
- 福利厚生
- 社会的信用
などがあり、安定感が高いことです。
一方で、デメリットは本業と副業でのバランスを保つのが難しいこと。時間を捻出する必要があるので、飲み会や趣味の時間を削らなければいけません。
安定した環境で、2つ収入源があるのが副業系フリーランスです。
フリーランスとして持つべき3つの要素
こちらでは、フリーランスとして持つべき3つの要素を紹介します。
- 職業
- ジャンル
- 専門・得意分野
フリーランスになりたいと思っている人は、まずこの3つを固めましょう。
【フリーランスとしての特徴1】職業
まず初めに、職業を絞りましょう。
「フリーランスです」と自己紹介をされても、何をしてくれる人なのか分からないからです。
- Webライター
- 動画編集者
- YouTuber
- エンジニア
- パーソナルトレーナー
- 家庭教師
など、会社に所属せず自分で仕事をとっているならフリーランスです。
あなたの職業は何か質問されたときに、フリーランスと答えるのではなく具体的に答えられるようにしましょう。
そのためにも、職業をまず絞る必要があります。
【フリーランスとしての特徴2】ジャンル
次に、ジャンルを絞ります。
たとえば、営業と一言に言っても
- 提案営業
- メーカー営業
- 代理店営業
- 新規営業
- ルート営業
- 法人営業
など、色々なスタイルがあります。もちろん全てできるが、理想的です。
しかし、全てのジャンルを一気に攻めるのは効率が悪いです。結局は、全てが中途半端という事態になってしまいます。
また、絞った方が専門性が出て、クライアントもイメージしやすいです。
具体的に紹介できる、ジャンルを持ちましょう。
【フリーランスとしての特徴3】専門・得意分野
職業、ジャンルと絞ったら、最後に専門・得意分野を見つけましょう。
仕事の方向性を決めるためにも、重要です。
たとえば、職業がライターでジャンルがWeb媒体であれば、Webライターになります。
そこから、さらに専門または得意分野を絞っていきましょう。
具体的には、
- 美容
- 教育
- ファイナンシャル
- 副業
- 旅行
- 留学
などがあげられます。
「世界2周をした旅人で、Webライターとして100以上の旅行系記事を執筆しました。」と自己紹介されたら、クライアントもあなたに関してイメージしやすくなります。
他のフリーランスを差別化をするためにも、フリーランスとして特徴を持ちましょう。
そのためには、専門と得意分野まで細かく絞る必要があります。
【在宅】フリーランスで出来る仕事を5つ紹介
こちらでは、フリーランスでできる仕事を5つ紹介します。
- エンジニア
- Webライター
- 動画編集者
- Webデザイナー
- せどり
順番に説明します。
【フリーランスで出来る仕事1】エンジニア
エンジニアは、フリーランスでも十分できる仕事です。
IT化が進む中でエンジニアの需要は、上がり続けています。しかも、エンジニアは大学や専門学校を卒業した人しか就けない、専門職だと考えている人も多く、人手不足です。
2030年には60万人以上のエンジニアが不足するともいわれており、フリーランスでも案件を獲得しやすい職種です。
また収入も高く、大手エンジニア案件紹介サービスのレバテックの求人平均年収は862万円と高水準で募集されています。
元々、エンジニア業界で働いていて、独立系フリーランスになる人が多いです。
スキルさえあれば、フリーランスエンジニアとして活躍できます。
【フリーランスで出来る仕事2】Webライター
未経験からでもフリーランスとして働けるのが、Webライターです。
Webライターは、Webメディアやブログなどで記事を書く仕事です。
文章を書くという仕事なので「文才ないから無理」と諦めている方が多いですが、ライタースキルを学べば誰でも書けるようになります。
また、ハイスペックなパソコンなど、特別な道具も必要ないので参入障壁が低いです。
ライターの人数はどんどん増えていますが、スキルがある人はまだまだ少ないので、フリーランスとして活躍するチャンスはあります。
【フリーランスで出来る仕事3】動画編集者
フリーランスの動画編集者は、YouTubeなどの動画を編集する仕事です。主にYouTuberや企業から、動画の制作依頼を受けます。
- カット
- テロップ挿入
- 効果音・BGMの挿入
- サムネイル作成
などをこなして、動画素材の完成度を高めます。
動画編集は、道具を揃えるのにお金がかかるので参入障壁は高いですが、稼げる仕事です。
YouTubeなら1本1万円のものを30本動画編集したら、1ヶ月に30万円です。スキルをあげていけば、1本単価が10万円を超えるものも存在します。
需要が高い仕事なので、今から始めてもフリーランス動画編集者として生きていけます。
【フリーランスで出来る仕事4】Webデザイナー
フリーランスとして、活躍しているWebデザイナーも多いです。
Webデザイナーとは、クライアントから依頼されたWebサイトのデザインを行う人のこと。
- ロゴデザイン
- バナーデザイン
- Web全体のデザイン
の作成が、主な仕事です。
Webデザイナーになるには、特別な資格は必要ありません。
しかし、道具を一式揃えたりプログラミングスキルが必要だったりと、参入障壁が高いです。
IllustratorやPhotoshopの使い方が分かれば、ロゴデザインの仕事はできるので、副業Webデザイナーで実績とスキルアップをしていくことも1つの手段です。
副業でも独立系フリーランスでも活躍できるのが、Webデザイナーです。
【フリーランスで出来る仕事5】せどり
副業フリーランスで行っている人が多いのが、せどりです。
せどりとは、簡単に説明すると安く商品を仕入れて、利益をのせて転売することです。
- メルカリ
- Amazon
- Yahoo!オークション
- eBay
などを利用して、商品を転売する人が多いです。
古物承認許可証が必要だったり、仕入れ先を見つけたりする手間はありますが、スマートフォンだけでも行えます。パソコンを使うのが苦手という人にも、せどりとして働くことが可能。
また、自宅にある不要なものを、まずは売ってみるなど参入障壁もそこまで高くありません。
ちょっとプラスでお金が欲しい、という副業系フリーランスからでも活躍が期待できます。
フリーランスになるメリット7選
こちらでは、フリーランスになるメリットを7つ紹介します。
- 仕事が選べる
- 働く場所が選べる
- 働く時間が自由
- 定年がない
- 人間関係の悩みが減る
- 報酬を上げやすい
- スキルを高めやすい
順番に説明します。
【フリーランスになるメリット1】仕事を選べる
仕事の受注も自分で行うので、好きな仕事を選べます。
会社勤めだといろいろな部署があり、自分でクライアントや仕事量を決めることはほぼ不可能です。
自分で選べないので相性が悪いことやキャパオーバーになることもあり、最悪の場合はストレスで体調を崩してしまう人もいるでしょう。
「すべて自分でおこなう」という大変さがある一方で、自分で
- 仕事内容
- クライアント
- 仕事量
を決められるメリットがフリーランスにはあります。
【フリーランスになるメリット2】働く場所が選べる
フリーランスは、働く場所を自分で選べます。
パソコンとインターネット環境があれば仕事ができる職業が多く、場所を選びません。
日本国内だけでなく、海外で生活することも可能です。海外の場合は、ワーキングホリデービザを使ったり、フリーランスのためのビザがあったりする国もあります。
また、働く場所を1箇所に決めなくて良いので、旅をしながらも仕事を続けられます。
好きな場所で働けるのは、フリーランスの良い点ですね。
【フリーランスになるメリット3】働く時間が自由
働く時間が自由なのも、フリーランスになるメリットです。
自分で働く時間を決められるので、好きなときに働けます。
会社勤めであれば、9-17時など決まった時間に働かなければいけません。
しかし、フリーランスであれば早朝であろうが、深夜であろうが仕事をしたい時間にいつでもできます。
「今日は疲れたらから、終わり」や「調子が良いから、そのままやろう」と働きながら、労働時間を決定できるのもフリーランスならではです。
【フリーランスになるメリット4】定年がない
フリーランスは、会社員のように定年がありません。
フリーランスは、年齢よりスキルが重視される働き方です。そのため、十分にスキルがあれば何歳でも仕事を受注できます。
極端な話、中学生で働いている人もいれば、80才でプログラミングをしている方もいます。
また、収入に決まりがないため、しっかり稼いで40歳で仕事をやめることも、ゆっくり60歳まで仕事を続けることも可能です。
定年無く自由に働けるのは、フリーランスならではのメリットだといえます。
【フリーランスになるメリット5】人間関係の悩みが減る
フリーランスは付き合う人を選べるので、人間関係の悩みが減ります。
フリーランス活動は1人で活動することが多く、上司からパワハラを受けるなどの人間関係のトラブルにあいにくいです。
また、会社に属している訳ではないので、強制参加の飲み会などもなくなります。
仕事やプライベートで関わる人を選べるのは、フリーランスのメリットでしょう。
【フリーランスになるメリット6】報酬を上げやすい
フリーランスという働き方は報酬を上げやすいです。
成果報酬制で案件を受注する場合が多いため、仕事をするほど報酬が増えていきます。
単価が高いものを受注したり、外注したりして効率良く働くことができれば、月に100万円以上稼げることも。
ガンガン働いて稼ぎたいという方には、フリーランスが向いているでしょう。
【フリーランスになるメリット7】スキルを高めやすい
フリーランスという働き方は会社員よりもスキルを高めやすいです。
スキルのレベルが報酬に直結するため、勉強する意識が高くなります。
また、勉強したことを案件に取り組む中でアウトプットしていくので、スキルが定着しやすいです。
取り組みたい仕事を選べるので、自分の伸ばしたい分野に集中できます。
アウトプットをどんどんしてスキルを高めたい方におすすめの働き方です。
フリーランスになるデメリット3選
フリーランスになるデメリットは以下の3つです。
- 収入が不安定になる
- 社会的な信用が低くなる
- 自己管理能力が必要になる
詳しく解説します。
【フリーランスになるデメリット1】収入が不安定になる
フリーランスは会社員と違って収入が不安定になります。
案件をこなした分だけ報酬がもらえる成果報酬制の場合が多く、固定給という概念がなくなります。
案件を受注できないと、お金が貰えないので最悪の場合月収が0円になることも。
仕事を獲得し続けられる自信がない方には、あまり向いてない働き方でしょう。
【フリーランスになるデメリット2】社会的な信用が低くなる
フリーランスは社会的信用が低いです。
クレジットカードを作ったり、ローンを組んだりする際の審査に通りにくくなるので注意が必要です。
正社員の頃は当たり前にできていたことが、フリーランスになるとできなくなるので、生活しにくくなると言えるでしょう。
審査が必要なものは、退職前に行うことをおすすめします。
【フリーランスになるデメリット3】自己管理能力が必要になる
フリーランスは自己管理能力が求められます。
進捗を管理してくれる上司などはいないため、仕事に関する管理は全て自分で行う必要があります。
また、有給という概念がないので、体調管理にも注意が必要です。
仕事・健康面両方の自己管理能力がないとフリーランスとして活躍するのは難しいといえます。
必要なスキルを身につけてフリーランスになるための4ステップ
必要なスキルを身につけてフリーランスになるためには、以下のステップで取り組みましょう。
- スキルアップを図る
- 副業で案件に取り組む
- 経験を積んでポートフォリオを作る
- 副業収入が安定してきたら独立準備を始める
詳しく解説します。
【ステップ1】スキルアップを図る
まずはスキルアップに取り組みましょう。
フリーランスという働き方は、スキルのレベルが報酬に直結します。
終業後や移動時間を活用して勉強し、実践レベルのスキルをを習得していきましょう。
以下のような方法でスキルアップに取り組めます。
- 本
- YouTube
- オンライン講座
- オンラインサロン
動画で学べるオンライン講座なら、場所を選ばずに学べるのでおすすめです。
▼スキルアップ方法についてはこちら▼
【超厳選】フリーランスにおすすめのコミュニティ・セミナー・講座10選!メリット・デメリットも解説>>【超厳選】フリーランスにおすすめのコミュニティ・セミナー・講座10選!メリット・デメリットも解説
【ステップ2】副業で案件に取り組む
スキルがついてきたら、副業で案件に取り組みましょう。
副業で案件を受注することで、安定した収入を得ながら実績を積めます。
まずは、終業後や休日に無理なく取り組める案件から始めましょう。
実力がついてきたら、高単価の案件にチャレンジすることをおすすめします。
【ステップ3】経験を積んでポートフォリオを作る
経験を積めてきたら、ポートフォリオを作成しましょう。
ポートフォリオとは、自分の実力や実績がわかる作品をまとめたものです。
クライアントに提案する際に、ポートフォリオがあると自分の実績を伝えやすくなります。
フリーランスがポートフォリオを作成する場合、自分の納品物をブログなどにまとめる方が多いです。
納品物をポートフォリオに載せる際は、クライアントに掲載許可を取る必要があるので注意しましょう。
ブログやnoteなどに実績をまとめ、提案時に自分の実力を伝えて高単価の案件獲得を目指しましょう。
▼ポートフォリオについてはこちら▼
【未経験デザイナー必見】ポートフォリオの作成方法5ステップと3つのコツを紹介>>【未経験デザイナー必見】ポートフォリオの作成方法5ステップと3つのコツを紹介
【ステップ4】独立準備を始める
実績が増えてフリーランスとして活動できる自信がついたら、独立する準備を進めましょう。
会社員時代に行いたい独立準備は以下の通りです。
- 人脈を作る
- クレジットカードを作る
- 引越し
会社員時代のクライアントや友人から仕事をもらえることがあるので、早いうちに人脈を広げておきましょう。
また、フリーランスは社会的信用が低くなりがちです。クレジットカードの作成や引越しなど、信用が必要な手続きは独立前に行いましょう。
▼独立準備についてはこちら▼
【超重要】フリーランスに必要な7つの準備を紹介!忘れがちな手続きも詳しく解説>>【超重要】フリーランスに必要な7つの準備を紹介!忘れがちな手続きも詳しく解説
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