「会員制サイトを作りたい」
「おすすめのプラットフォームはある?」
「会員制サイトを運営して収入を得たい」
といった悩みを抱えていませんか?
会員制サイトを作るときには「既存のプラットフォームを活用する」「WordPressを使う」といった方法が存在します。
しかし、サイトを作ってから収益化までの具体的な方法がわからず、悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では、会員制サイトを作る手順について詳しく解説しつつ、以下の内容も掘り下げていきます。
- おすすめのプラットフォーム5選
- プラットフォームを選ぶ3つのポイント
- 会員制サイトで失敗しない3つのコツ
「ゼロから会員制サイトを作りたい」「参加者を集めて収入の柱を増やしたい」と考えている方は、ぜひ最後までご覧ください。
目次
会員制サイトの作り方を5ステップで解説
まずは、会員制サイトを作って収入を得るまでの流れについて見ていきましょう。
- テーマを決定する
- 収益化の方法を決める
- プラットフォームを選ぶ
- コンテンツを作る
- 人を集める
ぜひコミュニティ作りの参考にしてみてください。
1.テーマを決定する
最初にやるべきことは、会員制サイトのテーマ決めです。
具体的には、サイトに集まって欲しい人の特徴や、どのような内容を発信していくか決めます。
- 自分が先生となって一方的に情報を発信する
- 会員同士が交流できる
- 有名人のファンを集める
など、独自の会員制サイトを作るために、さまざまな視点から考えましょう。
そのためには、競合となる会員制サイトを調査したり、成功しているコミュニティの事例を集めたりなど、他の組織を知る必要があります。
また、会員制サイトを長く運用するためには、お金を払うユーザーが集まるのかという視点も大切です。
2.収益化の方法を決める
テーマが決まったら、収益化の方法を決めていきましょう。
会員制サイトで収入を得る方法は、大きく以下の3つ。
- 月額課金
- 有料コンテンツの販売
- オフラインイベントの開催
注意点としては、無料で入れるように設定すると、場を乱すような方が参加される可能性があることです。そのため、基本的には月額制にして、参加希望のユーザーを選別するといいでしょう。
固定収入を得ながら定期的に商品を販売したり、イベントを開催したりすれば、事業が安定しやすくなります。
月額料金に関しては、参加者が増えてからの大幅な値上げは難しいので、慎重に決めていきましょう。
3.プラットフォームを選ぶ
会員制サイトを作るときは、2つの選択肢があります。
- 既存のプラットフォームを利用する
- CMSでサイトを作る
既存のプラットフォームとは、会員制サイトに必要な機能が備わっているシステムです。サポートが充実していて、決済面も安心できるので、サイトのコンテンツ作りに集中できます。
また、WordPressなどのCMSを利用して、自分でゼロからサイトを作るという方法もあります。
既存のプラットフォームを利用するよりも安くサイトを作れますが、セキュリティ対策や決済機能を自分で用意しなければいけません。
自身の状況にあわせて、プラットフォームを選ぶといいでしょう。
4.コンテンツを作る
プラットフォームを選んで土台ができたら、実際に会員制サイトの中身を作っていきます。
コンテンツを作るポイントは、一次情報や視点、経験などを積み込んで、独自性のある内容にすることです。ステップ1で決めたテーマをもとに、集めたいユーザーがどのようなコンテンツを求めているのか考えましょう。
例えば自身がエンジニアで、未経験からIT業界へ転職したいユーザーが集まる会員制サイトを作ると仮定します。
これからIT業界を目指す方なら、将来性のあるプログラミング言語や、転職に効果的なポートフォリオの作り方といった情報を求めているかもしれません。
上記のケースであれば、現役エンジニアが語るIT業界の一次情報や、ポートフォリオの添削サービスといったコンテンツが考えられます。
このように、ユーザーが利用したいと思うようなコンテンツ作りが大切です。
5.人を集める
会員制サイトを作れたら、実際にユーザーを集めましょう。
自分の知り合いはもちろん、広告やSNSで情報を発信して、多くの方から会員制サイトに興味を持ってもらうことが大切です。
また、すでにメルマガやLINEなどで顧客リストを持っているなら、興味のある方にお試しで参加してもらうといいでしょう。
会員制サイトの初期は、ただでさえ人が集まりにくいため、集客に力を入れることが大切です。
会員制サイトを作るときにおすすめのプラットフォーム5選
こちらでは、会員制サイトに適したプラットフォームを紹介します。
- オンクラス
- WordPress
- Vimeo
- Wix
1つずつ見ていきましょう。
1.オンクラス
オンクラスとは、満足度の高い教育コンテンツを簡単に構築できるサービスです。
動画やテキストでの学習に特化しており、自分が参加者にレッスンをするコミュニティを作りたい方におすすめできます。
具体的な学習サポートは、以下の通り。
- 小テスト機能:生徒の理解度チェック
- 学習計画機能:生徒の自己管理能力を向上
- カリキュラムの販売機能:独自のLPを作って決済から販売まで網羅
- 進捗管理機能:生徒の進捗を講師画面で確認
オンクラスを使えば、生徒に寄り添ったサービスを提供できるので、コミュニティの満足度を高められます。
受講生が5人までであれば無料で利用できるので、まずは気軽に登録してみてください。
参考記事:【要チェック】オンクラスの5つの料金プランで使える機能を徹底解説!導入方法も紹介
2.WordPress
WordPressで会員制サイトを作る手順は、以下の通りです。
- ドメインを取得する
- サーバーをレンタルする
- WordPressをインストールする
なお、WordPressはセキュリティが脆弱だったり、機能が乏しかったりするというデメリットがあります。
そのため、プラグインを導入してデメリットの対策が必要です。以下の記事では、WordPressでコミュニティを作る方法について詳しく解説しているので、こちらも合わせて参考にしてみてください。
▼WordPressでコミュニティを作る方法について知りたい方はこちら▼
【決定版】オンラインサロンはWordPressで構築できる!具体的な運営手順まで徹底的に解説>>【決定版】オンラインサロンはWordPressで構築できる!具体的な運営手順まで徹底的に解説
3.Vimeo
Vimeoとは、全世界で利用されている動画共有サービスの1つです。
オンデマンド機能を活用することで、動画の販売やサブスクリプションで収益化できるようになります。
ただし、オンデマンド機能は月額2,900円のStandardプラン以上でしか使えません。海外の業者なので、突然値段が上がったり、規約が変更されることもありえるので、注意が必要です。
また、Vimeoの動画は外部サイトにも埋め込めるので、他のプラットフォームと並行して使うという選択肢もあります。
会員制サイトで動画コンテンツのみを提供するなら、Vimeoを使ってみてはいかがでしょうか。
4.Wix
Wixは、世界中で2億人以上が利用しているWebサイトの制作ツールです。
Web制作に関する知識がなくても、簡単にサイトを作れるのが大きな魅力といえます。さらに無料プランでも機能が充実しているため、会員制サイトの制作にお金をかけたくない方におすすめです。
しかし、以下のようなデメリットも存在します。
- 機能の制限によってカスタマイズの自由度が低い
- 制作したサイトの表示速度が遅い
- 別のプラットフォームにデータを移行しにくい
このように、Wixは気軽に会員制サイトを作りたい方におすすめのサービスです。
5.Facebook
Facebookを活用すれば、無料で会員制のコミュニティを作れます。
コミュニティを作る方法は、非公開グループを作成して人を集めるだけです。アナウンス機能やライブ配信など、コミュニティ運営に必要なサービスも揃っています。
しかし、Facebook上では商品を販売できなかったり、決済機能が用意されていなかったりするため、それぞれ別途で用意しなければいけません。
とはいえ、無料で多くの機能を利用できて、実名登録によってコミュニティ内のトラブルを減らせるのは、Facebookを活用する大きなメリットといえます。
会員制サイトの制作に必要なプラットフォームを選ぶ3つのポイント
会員制サイトを作るうえで、プラットフォーム選びは非常に重要です。プラットフォームの数は多いですが、それぞれに備わっている機能は異なります。
こちらでは、プラットフォームを選ぶポイントについて見ていきましょう。
- コミュニティの一体感を高めやすいか
- 拡張機能が豊富であるか
- 管理画面が扱いやすいか
1つずつ詳しく解説します。
1.コミュニティの一体感を高めやすいか
会員制サイトを運営するうえで、参加者の一体感はとても重要です。
というのも、参加者がコミュニティに価値を感じなくなってしまうと、退会者が増えてしまいます。そのため、参加者のモチベーションを高められる機能が豊富なプラットフォームを選びましょう。
例えばオンクラスでは、参加者が発言できる感想文機能や、Slackとの連携機能が実施されています。そのため、オーナーと参加者の双方向のやり取りが可能です。
長期的にコミュニティを運営するためにも、参加者のモチベーションを維持できる機能があるプラットフォームを選ぶといいでしょう。
2.拡張機能が豊富であるか
プラットフォームを選ぶなら、どのような機能が揃っているか意識することが大切です。
会員制サイト作りには、ゴールがありません。サイトのコンテンツを作って終わりではなく、集客したり参加者を管理したりする必要があります。
- LP制作
- 外部の決済プラットフォームとの連携
- 商品販売
など、会員制サイトを作るときに大変な作業を、スムーズに処理できる機能に注目するといいでしょう。
3.管理画面が扱いやすいか
管理画面が見やすくて、直感的に操作できるかも重要なポイントの1つです。
というのも、会員制サイトを運営し始めると、毎日のように管理画面を見ることもめずらしくありません。そのため、なるべくシンプルな管理画面で、見続けても疲れにくいプラットフォームを選びましょう。
- 日本語対応
- ページの表示速度
- 使い方のサポート
など、事前に調べておくことが大切です。
会員制サイトを作るときに失敗しないための3つのコツ
会員制サイトを作っても、長期的にコミュニティを維持できない方も多いです。こちらでは、会員制サイトで成功するためのコツを解説します。
- 小さく始める
- コミュニティの特徴を理解する
- サポートを手厚くする
1つずつ見ていきましょう。
1.小さく始める
会員制サイトを作るときは、最初からリスクを負うのではなく、スモールスタートの意識が大切です。
というのも、いきなり高額な費用をかけたり完璧なコンテンツを用意しようとしたりすると、失敗したときに時間やお金がムダになってしまいます。
- プラットフォームの安いプランを選ぶ
- コンテンツが少なくても集客する
など、まずはコミュニティの需要を確かめるためにも、小さく始めるのがおすすめです。成果が出てきてから、コンテンツを追加したり修正したりして、参加者の満足度を高めましょう。
2.コミュニティの特徴を理解する
人が集まるコミュニティには、大きく4つの種類があります。
- ファンクラブ型:オーナーのファンだけが集まる
- プロジェクト型:特定の目標を達成したい方が集まる
- コミュニティ型:会員同士で交流したい方が集まる
- レッスン型:スキルアップしたい方が集まる
上記の4つはコミュニティの種類を分けるときの考え方ですが、会員制サイトを作るときにも同じように考えられます。
会員制サイトのテーマを決めるときは、どのようなタイプの参加者を集めたいのか考えるようにしましょう。
3.サポートを手厚くする
会員制サイトを作るなら、丁寧なサポートを用意することが大切です。
新しく参加した方から使いやすいと思ってもらえるように、以下のようなサポートを用意しましょう。
- FAQページの作成
- わかりやすいガイドやチュートリアルを提供
- 意見募集のページを作成
また、問い合わせやトラブルがあった場合は、会員の満足度を下げないためにも、迅速な対応が大切です。
基本的に会員が少ないときは、労働量に対する見返りがありません。しかし、長期的にコミュニティを維持したいなら、参加者のサポートに手を抜かないようにしましょう。
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