【超重要】脱サラ時に必要な7つの準備を紹介!退職後に必要な手続きも解説

「脱サラにはどのような準備が必要?」
「なるべく安全に脱サラする方法は?」
「脱サラに必要な手続きは?」

など、疑問に思っていませんか?

脱サラをするといままでもらっていた給料が0になるので、できることならリスクを減らして失敗を防ぎたいですよね。

そこでこの記事では、脱サラについて以下のことを詳しく解説していきます!

  • 脱サラ前に必要な準備
  • 脱サラしてすぐにやるべき手続き
  • 準備すべき能力
  • スキルアップの方法

事前の準備でスムーズにフリーランスや経営者へ転向しましょう!

脱サラ前に必要な7つの準備

さっそく、脱サラする前に必要な準備を7つ解説します。

  1. 事業案を考える
  2. 退職時期を決める
  3. 信用が必要な契約を済ませる
  4. 失業手当や再就職手当の条件を知る
  5. 仕事を獲得する環境を整える
  6. 最低限必要な収入を考える
  7. 副業で実力を上げる

それぞれポイントを確認しましょう。

【脱サラ前に必要な準備1】事業案を考える

まずは事業案を考え、脱サラ後のビジョンを整えましょう。

  • なぜ脱サラしたいのか
  • どのような分野でお金を稼ぐのか
  • どのように仕事を得るのか

最低限これらのことを考え、行き当たりばったりな行動を防ぎましょう。

しっかり今後のことを考えたいなら、本格的な事業計画書の作成をおすすめします。

事業計画書とは、事業の将来性や行動計画を示すための書類のこと。

実際に、事業計画書を準備したフリーランスのうち、34%が売上増加を実感しています。

これは事業計画書を作らずに行動しているフリーランスよりも13.8%も高い数字です。

(参考:中小企業庁「2016年版小規模企業白書」)

事業の全体像を把握し、客観的な目線を持てれば脱サラ後の失敗を減らせるでしょう。

【脱サラ前に必要な準備2】退職時期を決める

脱サラが明確に決まったら、退職時期を決めましょう。

退職するタイミングを間違うと、ボーナスが受け取れなかったり有給が消化できなかったりして損をする可能性があるからです。

例えば、ボーナスの査定対象となる期間と支給日を把握した上で退職時期を決めましょう。

職場の就業規則を確認し、ベストなタイミングを見極めてくださいね。

【脱サラ前に必要な準備3】信用が必要な契約を済ませる

信用が必要となる契約は、脱サラ前に済ませましょう。

なぜなら、フリーランスになると信用が低いことが原因で、思うように契約できないことがあるからです。

  • クレジットカード作成
  • 賃貸契約
  • 融資
  • ローンが伴う大きな買い物

などは、会社員でないと契約が断られたり、不利な条件になったりする可能性があります。

家や車に関わる契約は準備を怠るとその後の人生設計にも関わるので、会社員の社会的な信用を利用しましょう。

【脱サラ前に必要な準備4】失業手当や再就職手当の条件を知る

失業手当や再就職手当の条件をきちんと知っておきましょう。

転職では当たり前に適用されるこれらの雇用保険制度は、脱サラでは支給されない可能性があるからです。

たとえばフリーランスや起業家には失業手当は支給されません。

代わりに再就職手当が条件によって受け取れます。

「生活の頼りにしていたのに受け取れなかった」と後悔する人がよくいるので注意が必要です。

条件が複雑に決まっていますので、ハローワークの雇用保険説明会でよく確認しましょう。

【脱サラ前に必要な準備5】仕事を獲得する環境を整える

あらかじめ仕事を獲得する環境を準備しましょう。

脱サラ後、仕事ができない期間が長く続くと金銭的に不安定になるからです。

具体的には、独立後に使うと便利な各種サイトに登録しておくことをおすすめします。

  • クラウドソーシング
  • エージェント
  • SNS

各サイトの使い方を知ったり、応募する案件の目星をつけたりしておけば、脱サラ後スムーズに仕事を始められるでしょう。

▼クラウドソーシングサイトの比較はこちら▼

【結論】クラウドワークスとランサーズは両方登録すべし!5つの比較ポイントや稼ぐコツを紹介

>>【結論】クラウドワークスとランサーズは両方登録すべし!5つの比較ポイントや稼ぐコツを紹介

【脱サラ前に必要な準備6】最低限必要な収入を考える

脱サラ後に最低限稼がなくてはならない収入を知りましょう。

退職後に稼ぐべき金額の、目標を立てた方が効率的に動けるからです。

固定費の洗い出しをして、どの程度稼げば余裕のある生活ができるか考えます。

同時に削減できる固定費がないか見直すのをおすすめします。

場合によってはシェアハウスに住んだり、維持費のかかる固定資産を手放したりして節約の準備をしてくださいね。

【脱サラ前に必要な準備7】副業で実力を上げる

脱サラする前に、事前に副業で働いてみましょう

その仕事が自分に合っているか確かめたり、独立前に実力を磨いたりするためです。

フリーランスになる場合、副業で業務経験を積んでおけば即戦力として優先して仕事に参画できます。

また、会社に頼らなくてもしっかり稼げることを家族にアピールする材料になりますよ。

フリーランスとして働く予定の分野に副業で挑戦し、独立後の足がかりを作りましょう。

脱サラしてすぐにやるべき4つの手続き

脱サラしたら、早めに済ませるべき手続きがたくさんあります。

  1. 健康保険の切り替え
  2. 年金の切り替え
  3. 開業届の提出
  4. 確定申告の準備

必要になってから慌てることのないよう、事前に知識をつけて準備しておきましょう。

【脱サラ後やるべきこと1】健康保険の切り替え

脱サラすると、健康保険は次の3つのどちらかの手続きを取ることになります。

  1. 任意継続
  2. 国民健康保険への加入
  3. フリーランスでも入れる組合に加入

任意継続とは、就職先で加入していた保険に、脱サラ後2年間加入し続けられる制度です。

一方で国民健康保険は、フリーランスや退職者を対象にした、市区町村による保険制度です。

任意継続は退職日から20日以内、国民健康保険は14日以内に手続きする必要があります。

業種によっては、フリーランスが加入できる健康保険組合も。

例えば、美術や著作に関わるフリーランスが加入できる文芸美術国民健康保険組合などです。

所得によっては組合に加入した方が国民健康保険よりも保険料が安くなるので、条件を比較しておきましょう。

【脱サラ後やるべきこと2】年金の切り替え

健康保険と同じく、年金も切り替える必要があります。

具体的には、会社員を対象としていた厚生年金を脱退し、国民健康保険に加入することに。

全ての国民が年金を収める必要があります。

しかし、国民年金だけでは将来もらえる年金に不安を抱える方もいらっしゃいます。

できるだけ老後への対策をしておきたいなら、iDeCoや国民年金基金といった個人積み立ても検討しましょう。

【脱サラ後やるべきこと3】開業届の提出

開業届とはフリーランスとして個人事業を開始したことを税務署へ届け出るための書類です。

開業届を提出するメリットは次の2つです。

  1. 青色確定申告で最大65万円の控除が受けられる
  2. 事業用の銀行口座を解説できる

基本的には、事業開始から1ヶ月以内に書類を提出します。

国税庁のサイトから様式をダウンロードし、窓口に持参するか郵送で届出が可能です。

提出しないことによる罰則はありませんが、この後解説する確定申告のためにも提出しておきましょう。

【脱サラ後やるべきこと4】確定申告の準備

脱サラすると、会社による給料の管理がなくなるため、確定申告が必要です。

フリーランスの場合は所得(売り上げから経費を引いた額)を元に、自分で所得税を申告します。

確定申告の種類は次の2種類。

  1. 白色確定申告(簡易的な申告の代わり、控除が受けらない)
  2. 青色確定申告(やや準備は必要だが、控除が受けられる)

控除による節税効果を得るには、青色確定申告を行いましょう。

先ほど解説した開業届と一緒に青色申告承認申請書を提出すると、青色確定申告ができるようになります。

また、日々の帳簿付のために会計ソフトも準備しておくのをおすすめします。

脱サラに向けて準備すべき能力3選

こちらでは、脱サラ後スムーズに収入を得るために、準備すべき能力を解説します。

  1. 営業
  2. 自己管理
  3. 効率化

それぞれ確認し、意識して身につけるようにしましょう。

【脱サラで準備すべきスキル1】営業

脱サラすると営業力が必要になります。

なぜなら、会社に業務を与えられるのでははく、自分で仕事を獲得することになるからです。

自ら受ける仕事を見極めたり、条件を交渉する能力が問われます。

さらに対面のコミュニケーションだけでなく、ポートフォリオやSNSの発信も仕事につながるので重要です。

積極的に仕事獲得のために動き、営業のコツを掴みましょう。

【脱サラで準備すべきスキル2】自己管理

自己管理能力がなければ、脱サラ後の仕事はうまくいきません。

自分の裁量で物事を決めることになる上、頼れる相手が限られてしまうからです。

例えば、次のようなことは自分で責任を持たなければなりません。

  • スケジュール管理
  • 体調管理
  • お金の管理
  • クライアントとのやり取り

仕事に支障をきたせばクライアントからの信頼を失い、フリーランスとしての活動が厳しくなります。

円滑に仕事を進めるためにも自分をコントロールできるようになりましょう。

【脱サラで準備すべきスキル3】効率化

脱サラ後はいっそう仕事の効率化に励みましょう。

時間単価を意識しないと、最悪の場合最低賃金を割ってしまいます。

たとえ高単価の仕事を獲得しても、時間をかけ過ぎては収入が伸びません。

働く量と、それをこなす時間のバランスを把握しながら効率を改善しましょう。

脱サラのためにスキルアップする方法

脱サラしてフリーランスや実業家として生き残るには、スキルアップが重要です。

なぜなら多くのライバルの中に埋もれないよう、自分の市場価値を高めなければならないからです。

この章では、脱サラに向けてスキルアップするための3つの方法を紹介します。

  1. 本で学ぶ
  2. スクールに通う
  3. オンライン講座を活用する

退職前から準備できる勉強方法もありますので、自分に合ったスタイルでスキルアップしましょう。

▼スキルなしでフリーランスになる危険性はこちら▼

【やめとけ】スキルなしのフリーランスデビューは危険!失敗しないための5つのコツを伝授

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【脱サラのためのスキルアップ方法1】本で学ぶ

本を使うと、簡単に勉強を始められます。

書き込んだり付箋を貼ったりしながら、自分なりに学ぶことになります。

自分のペースで勉強できるのがメリットです。

ただし、わからないことを自ら調べて解決する必要があります。

解説が分かりやすい本を選んだり、相談できる相手を探したりして勉強を進めましょう。

▼勉強におすすめの本はこちら▼

【2024年最新】フリーランスにおすすめの本25選!ジャンルごとに厳選して紹介

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【脱サラのためのスキルアップ方法2】スクールに通う

スクールに通うと、講師に直接質問をしながら勉強できます。

カリキュラムに沿って確実に勉強が進むので、受け身な人でもスキルアップがしやすいのがメリットです。

とはいえ、脱サラする前に仕事と両立して通うのは大変です。

まとまった費用もかかるので、きちんと最後まで通えるか検討してから利用を決めましょう。

【脱サラのためのスキルアップ方法3】オンライン講座を活用する

オンライン講座は、動画教材などを使ってインターネット上で勉強を進める方法です。

スマートフォンで動画を見られるようにしておけば、通勤の時間も無駄なく勉強にあてられます。

ただし本と同じ様に自分で疑問点を解決することになるのがデメリットです。

講座によっては、講師に質問できるものもあるので、サポート内容を重視して受講を決めるといいでしょう。

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