「新卒でもフリーランスにはなれる?」
「失敗しない方法は?」
「卒業前から準備できることは?」
など、疑問を持っていませんか?
学生時代からフリーランスに興味を持つ方は多いでしょう。
しかし新卒のメリットを捨ててまでフリーランスになるべきか、不安を抱えても仕方はありません。
そこでこの記事では、新卒でフリーランスになるべきか悩んでいる学生の方に向けて、以下のことを解説していきます。
- 新卒でフリーランスになるリスク
- 失敗する人の特徴
- 新卒でフリーランスになって後悔した人の体験談
- 失敗しないための方法
- スキルアップする方法
結論からいうと、新卒でフリーランスになるには入念な準備やスキルアップが重要です。
新卒でフリーランスになった人の体験談も紹介しますので、卒業後の進路を考える参考にご覧ください!
新卒でフリーランスになる5つのリスク
まずは、新卒でフリーランスになるリスクを5つ紹介します。
- 信用が低い
- 新卒カードが使えない
- 稼ぎが不安定
- 会保障が貧弱
- 全て自己責任
それぞれ確認し、危険性を知っておきましょう。
【新卒フリーランスのリスク1】信用が低い
新卒でフリーランスになると、周りよりも信用が低い立場になります。
なぜなら、社会的な信用は個人の実力よりも、会社に所属しているかどうかに重きを置いて判断されることが多いからです。
新卒となると経歴や前年の収入を証明するのが難しいので、さらに信用は低くなります。
例えば次のような契約や大きな買い物をする際に苦労する可能性があります。
- クレジットカード
- 賃貸
- ローン
- マイホーム
契約のみならず、周りから偏見を持たれたりフリーターと混同される恐れもあるでしょう。
【新卒フリーランスのリスク2】新卒カードが使えない
卒業後すぐにフリーランスになると、新卒カードが使えません。
新卒カードとは、就職における新卒の立場の有利さを表す言葉です。
新卒カードのメリットは主に3つあります。
- スキルや実務経験がなくても就職できる幅が広がる
- 中途採用では入社が難しい会社に就職できる
- 丁寧な新人研修が受けられる
人生で1度しか使えない新卒カードを捨てるのは、大きな機会損失になります。
【新卒フリーランスのリスク3】稼ぎが不安定
新卒でフリーランスになると、稼ぎが不安定になります。
会社員では当たり前の固定収入が得られず、決まった額を稼げる保証がないからです。
フリーランスの多くは業務委託契約で働いています。
業務委託ではいつまで仕事が続くか不透明だったり、簡単に契約が打ち切られたりするリスクがあります。
特に新卒フリーランスは経験やスキルがライバルよりも低い状態からスタートするので、満足のいく稼ぎが得られないかもしれません。
会社員のような安定性やボーナスは期待できないでしょう。
【新卒フリーランスのリスク4】社会保障が貧弱
フリーランスは、会社員と比べると社会保障が貧弱です。
健康保険や年金の区分が会社員とは異なるからです。
フリーランスの社会保障の具体的なポイントは以下の通りです。
- フリーランス向けの国民年金では手当や給付金がない
- 厚生年金に入れず、将来の年金受給額が減る
- 雇用保険に入れず、失業手当などを受け取れない
会社員よりも保障内容が薄いことがフリーランスの不安定さを助長します。
【新卒フリーランスのリスク5】全て自己責任
新卒フリーランスは、自己責任で活動を進めなければなりません。
バイトや会社員と違って、組織に守られない立場になるからです。
- 売り上げ回収
- トラブル対応
- 案件の管理
など、全て自分で行うことになります。
頼れる上司やアドバイスをくれる先輩はいないので、会社員よりも大変な面も多いでしょう。
新卒でフリーランスになって失敗する人の特徴
こちらでは新卒フリーランスで失敗する人の特徴を解説します。
- 自己管理ができない人
- 成長しようとしない人
- ネガティブな理由でフリーランスを選ぶ人
自分に当てはまることがないか確認しましょう。
【新卒フリーランスで失敗する人1】自己管理ができない人
自己管理ができない人は、フリーランスになっても失敗しやすいです。
自己管理ができないと仕事に支障をきたし、クライアントからの信頼を失うからです。
- 優先順位の決定
- スケジュール管理
- 体調管理
これらが上手く行かないと、契約が続かないなどの悪影響をもたらします。
学生時代から自分をコントロールするのに苦手意識を持っていたら、注意が必要です。
【新卒フリーランスで失敗する人2】成長しようとしない人
成長しようとしない人はフリーランスになっても上手くいきません。
常に成長しないと周りと差が生まれ、フリーランスとしての市場価値が落ちるからです。
後から入ってきた優秀なフリーランスに自分のポジションを奪われ、仕事を失うことが考えられます。
例え忙しくても、新しいことを覚えたり仕事の幅を広げたりできないと、収入が伸び悩むでしょう。
【新卒フリーランスで失敗する人3】ネガティブな理由でフリーランスを選ぶ人
ネガティブな理由でフリーランスを選ぶのは、失敗の原因です。
そのような人は、前向きな目標やビジョンを持たないことが多いからです。
例えば、次のような逃げの理由でフリーランスになる人が後悔しやすいです。
- 働きたくない
- なんとなく楽そうだから
- 就職に失敗して仕方なく
このような人はフリーランスになってもしっくりこず、長続きしない可能性が高いです。
【体験談】新卒でフリーランスになったものの後悔している人は多い
新卒でフリーランスになると、ぶっちゃけ苦労はする🤔
頭も使わないといけないし、ビジネス面での未熟さで失敗しがち。
やむを得ず、いきなりフリーランスになったので、いろいろ苦労はした(といっても、最初の数年間はサグーさんに守ってもらったので、普通の人よりは苦労してない)
— ぽな@空飛ぶ”リーガル”こたつライター(仮) (@ponapona_levi) June 3, 2020
フリーランスの収入が変動激しいことのデメリットを今実感してる。
フリーで何かやりたい人、独立前に絶対に貯金貯めておくべき!!
しつこく言うけど自分は新卒でフリーランスはじめて唯一、金回りについてだけはガチで後悔してるので。二の舞になっちゃダメだぞ!
— ケンヤ@鉄道フリーライター (@keysTtime) January 9, 2019
新卒でフリーランスになった1年を振り返りました。
書いてて「もっと時間をうまく使えたなぁ」って後悔が多かった。今後私のような働き方をしたいと思ってる人は後悔がないようにしてほしい😢
そんな暗い話も書きましたが、個人的にこの働き方は合っていて楽しかったです☺️https://t.co/x00pf5tnIz
— ぱる (@palulog) April 2, 2019
これらの書き込みで共通しているのは、皆それぞれに何かしらの苦労や後悔の気持ちがあること。
例えば資金面や時間の使い方です。
新卒という肩書きは限られたタイミングでしか使えません。
卒業後に後悔することがないよう、最大限の準備をした上でフリーランスになりましょう。
新卒フリーランスで失敗しないための5つの方法
新卒でフリーランスになったことを後悔しないためには、事前の準備が肝心です。
こちらでは、新卒フリーランスで失敗しないための方法を5つ紹介します。
- 学生時代から挑戦する
- 貯金を作っておく
- ビジネスマナーを身につける
- インターンに参加する
- スキルアップする
学生のうちから取り組める上、フリーランスにならなくても役立つことばかりです。
できそうなことはなるべく早く始めておきましょう。
【新卒フリーランスで失敗しない方法1】学生時代から挑戦する
学生時代のうちから、フリーランスとして働きたい分野で経験を積みましょう。
実務経験を身につけて卒業できるので、新卒でも即戦力で自分を売り出せるようになります。
仕事がうまくいくか事前に確かめられるのがメリットです。
「自分にフリーランスは向いていないのでは?」と早いうちに気づければ、スムーズに就職活動へ切り替えられます。
また、うまくいけば報酬がもらえるので、アルバイトの代わりにもなるでしょう。
【新卒フリーランスで失敗しない方法2】貯金を作っておく
学生のうちから、卒業後の生活を意識して貯金を作りましょう。
収入が安定しなくても生活できるようにするためです。
繰り返しになりますが、フリーランスには固定収入が得られる保証がありません。
契約内容によってはすぐに報酬が振り込まれず、収入に空白が生まれる可能性があります。
収入が途切れても生活費や仕事に必要な固定費をまかなえるよう、貯金に余裕を持ってフリーランスになりましょう。
【新卒フリーランスで失敗しない方法3】ビジネスマナーを身につける
新卒フリーランスでも、次のような最低限のビジネスマナーは必要です。
- 正しい敬語
- 身だしなみ
- メールの送り方
フリーランスは、新卒で就職した人に比べてビジネスマナーを身につける機会が多くありません。
上司や先輩の手本を見たり、研修を受けたりすることがないからです。
会社員ほど多くの作法は使わなくても、ビジネスマナーで良い第一印象を与えておいて損はありません。
同世代の会社員に引けを取らないだけのマナーを学んでおきましょう。
【新卒フリーランスで失敗しない方法4】インターンに参加する
インターンに積極的に参加しましょう。
インターンとは学生が就職活動の参考に、興味のある分野で職業体験すること。
就職を考えていなくても、仕事を始めようとしている分野の実態を知ったり、人脈を作ったりできるので経験しておくといいでしょう。
中には、給料が発生するインターンもあります。
卒業後に参加できるインターンは限られてしまうので、新卒までに使えるチャンスは無駄にしないようにしましょう。
【新卒フリーランスで失敗しない方法5】スキルアップする
在学中の時間を利用して、仕事をこなすためのスキルを身につけておきましょう。
基本的な仕事ができるだけのスキルがあれば、卒業後スムーズに安定した稼ぎを作れるからです。
フリーランスになってからは仕事をこなすのが精一杯で、スキル向上のために時間を作れないかもしれません。
あらかじめスキルを持っておかなければ低単価な仕事から抜け出せず、収入が伸び悩む原因になります。
順調に大学4年生まで進めば時間に余裕ができますので、積極的にスキルアップをしましょう。
新卒フリーランスがスキルアップする方法
フリーランスとして稼ぎを得るためには、スキルアップが欠かせません。
こちらでは、大学生や新卒フリーランスがスキルアップする方法を解説します。
- 本で学ぶ
- スクールに通う
- オンライン講座を使う
自分に合う勉強方法を探してみましょう。
【新卒フリーランスのスキルアップ方法1】本で学ぶ
本を使うと、自分のレベルに合わせた教材で勉強が進められます。
大学の図書館を利用すれば、様々な本を無料で借りられます。
卒業後も図書館に出入りできる大学が多くありますので、ぜひ活用しましょう。
▼勉強におすすめの本はこちら▼

>>【2021年最新】フリーランスにおすすめの本22選!ジャンルごとに厳選したものを紹介
【新卒フリーランスのスキルアップ方法2】スクールに通う
スクールに通うと、用意されたカリキュラムに沿って確実に勉強が進みます。
疑問があれば講師に質問できるのがメリットです。
ただし、まとまった費用が必要、通学の手間などのデメリットがあります。
スクールを卒業するまでの期間を逆算し、フリーランスデビューまでにスキル習得が済むよう開始時期を調整しましょう。
【新卒フリーランスのスキルアップ方法3】オンライン講座を使う
オンライン講座は、インターネット上の動画教材などで勉強を進める方法です。
好きなタイミングで勉強できるので、授業やアルバイトと並行してスキルアップできます。
動画で説明を受けられるので、本よりも分かりやすいのがメリットです。
とはいえ1人では勉強に詰まってしまうこともあるので、質問サポートが充実した講座を選ぶと良いでしょう。
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※この診断は、強い個人を生み出すことを目的としているコミュニティ『人生逃げ切りサロン』オーナー、やまもとりゅうけんにより提供されています。