「個人事業主として働ける職種ってどんなもの？」
「個人事業主が在宅で働くことは可能？」
「個人事業主として成功するには？」
このような疑問を抱えていないでしょうか。
個人事業主として働く人は増加傾向にあり、2018年のデータでは1,119万人いると発表されています。
数が増え続けている中で、どのような職種なら個人事業主でも活躍できるのかは、気になるポイントですよね。
そこでこの記事では、個人事業主として働ける職種を在宅・オンラインごとに計12個紹介します。読み進めることで、以下のメリットを得られます。
- 個人事業主の職種を在宅・オフラインごとに知れる
- それぞれの職種の仕事内容が分かる
- 個人事業主として成功するために必要なことを把握できる
個人事業主として働ける職種を知りたい人は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
オンラインや在宅でできる個人事業主の職種9選
個人事業主には在宅でできる職種もあり、特におすすめなのは以下の9種です。
- Webデザイナー
- イラストレーター
- Webライター
- システムエンジニア
- 個人投資家
- アフィリエイター
- 動画制作
- プログラマー
- Webマーケター
順番に見ていきましょう。
1. Webデザイナー
Webデザイナーは、クライアントから依頼を受けてチラシやパンフレット、Webサイトのデザインを作成する仕事です。
Webデザインにはさまざまなものがありますが、バナーやアイキャッチ、サムネイルの制作も仕事依頼が多いです。
特にアイキャッチは、YouTubeを中心とした動画コンテンツの需要に比例して仕事増加が見込めます。
ただ、Webデザインを行うには、PhotoshopやIllustratorといった有料の画像編集ソフトが必要です。
お金がかかるのが難点ですが、Webデザインは動画以外にも多くの場面で使われるので、スキルを高めていけばさまざまな仕事を行えるでしょう。
2. イラストレーター
イラストレーターといっても、仕事内容はさまざまです。
雑誌のような紙媒体やWebサイトのイラストもあれば、本やゲームで使われるイラスト作成を中心としている人もいます。
基本的にはクライアントワーク中心で、依頼内容に沿って自分ならではのイラストを作成していきます。
近年では、TwitterやInstagramといったSNSで作品を公開したりオフラインで個展を行ったりする人も多く、幅広い活躍が可能です。
イラストの作成は、紙だけでなくiPadのような電子機器を使用することも増えているため、デジタルツールを扱うスキルも持っていると役立ちます。
3. Webライター
Webライターは、個人や企業が運営するメディアで公開される記事の執筆を行う仕事です。
執筆する内容は節約のような日常生活に関わるものや、ビジネス関係のものなど多岐にわたります。
記事の形態もさまざまですが、基本的にGoogleで検索した際に上位表示されるものの執筆が求められます。
報酬は、文字単価（1文字円）か記事単価（1記事〜円）で決まることがほとんどです。
書いた分だけ収入につながりますし、初心者でも比較的始めやすい仕事といえます。
ただ、Webライターとして活躍するには、ライティングに関するスキル習得が必要です。
書籍やネットで公開されている情報を参考に、Webライティングについて学んでみましょう。
4. システムエンジニア
システムエンジニアは、クライアントの要望に従って設計図を作成していきます。
作成する設計図は、サーバーやネットワーク、セキュリティなど多岐に渡ります。
開発には高度なスキルが必要で、プログラマーとして経験を積んだのちシステムエンジニアになることが多いです。
システムエンジニアが活躍するIT業界は技術が求められる上、他の職種と比べて人手不足が深刻化しています。
そのため、高度なスキルを習得できれば、多くの仕事を獲得し収益を得られるでしょう。
5. 個人投資家
個人投資家は、株式や投資信託といった金融商品に投資する人のことです。
将来価値が上がりそうなものを見極め投資することで、利益を得ていきます。
個人投資家というとお金がないと難しいイメージがありますが、実は年収300万円以下から始めている人も多いです。
特別な資格もいらないので、誰でも個人投資家を目指せます。
金融商品やお金に関する豊富な知識は求められますが、うまく投資できれば不労所得を得られる可能性もあります。
6. アフィリエイター
アフィリエイトは、ブログのような自分のサイトに商品を紹介する記事を執筆し、広告から購入に繋がると成果報酬を受け取れるビジネスモデルです。
Googleの検索で多くの人に読まれ商品購入される記事を作成できれば、自動的に収益が入ってきます。
以前と比べると個人で稼ぐことは難しくなっていますが、それでも20〜30万円の収益を得ることは十分可能です。
とはいえ、すぐには稼げないので、最初のころは苦労することが多いです。
アフィリエイトを行うなら、それを認識した上で始めましょう。
7. 動画編集
企業やYouTuberに代わって、動画の編集を行う仕事です。
近年動画への需要が高まっていることもあり、動画編集者を求める人も多くなっています。
動画編集で行うのは、カットやテロップ・BGMの挿入です。一見難しそうに感じますが、ひとつひとつ覚えていけばそれほど複雑な作業ではありません。
動画編集に使うソフトは有料ですし、慣れるまでは時間が必要です。ただ、需要の高い仕事なので、収益を得やすいでしょう。
8. プログラマー
さまざまなプログラミング言語を活用し、システムやアプリケーションを制作する仕事です。
今や当たり前となっているLINEやTwitterといったSNSも、プログラミング言語を使って制作されています。
プログラマーは、主に以下の種類に分けられます。
- Webプログラマー：WebサイトやWebサービスのシステム開発
- アプリケーションプログラマー：PC・スマートフォンのアプリ開発
- ゲームプログラマー：テレビ、スマホなどのゲームを開発
開発するものはプログラマーによってさまざまなので、どの分野に興味があるかも考えてみましょう。
9.Webマーケター
Webマーケターは、企業のサイトやSNS、メールマガジンなどを活用してマーケティング活動を行っていきます。
インターネットが生活に浸透した現代では、Web上でのマーケティング活動が企業の売上に大きく影響します。
Webマーケターは具体的に
- ターゲット分析
- マーケティング戦略の作成と実行
- サイトのアクセス解析
などを業務として行います。
専門性が高い分できる人は少ないので、スキルを習得すれば多くの企業から重宝される存在になれるでしょう。
オフラインの場で活躍する個人事業主の職種3選
ここまでは在宅でも行える仕事を紹介してきましたが、実店舗や対面で行うオフラインの職種もあります。
オフラインで行える職種の中で、個人事業主として働くのにおすすめなのは以下の5つです。
- アパート経営
- 非常勤講師
- 飲食店経営
順番に見ていきましょう。
1. アパート経営
アパート経営とは、自分で購入したアパートを第三者に貸し出し、家賃収入を得る不動産業です。
入居者がいれば自動的かつ安定して収入が入ってきますし、長期的な不労所得を得ることも可能です。
ただ立地や物件によっては入居者が入らず、維持費だけが発生し赤字が続く恐れもあります。
アパート経営は、立地や物件を入念に調べ、赤字のリスクを減らした上で行いましょう。
2. 非常勤講師
非常勤講師は、高校や大学などで生徒に対して授業を行います。
正規雇用の学校職員とは異なり、担任を持ったり部活動を指導したりすることはありません。
自分が受け持つ科目の授業だけを行えばいいので、比較的負担の少ない教員です。
非常勤講師として働くには、最低限自分の専門科目を十分に教えられる指導力が必須です。
また、多くの場合は1年更新ですし、他校と掛け持ちしていることがほとんどで、負担が増える部分もあるので注意しましょう。
3. 飲食店経営
自分で飲食店を開き経営する人も、個人事業主に該当します。
料理や飲み物を提供し、来店したお客を楽しませることには夢があり、憧れる人も多いでしょう。
飲食店を経営するには、最低限「食品衛生責任者」と「防災管理者」の資格が必要です。
また、飲食店開店のために必要な費用も多く、1,000万円〜1,500万円は用意しないといけません。
競争が激しいと言われますが、それはどの職種でも同じこと。興味がある人は、しっかり準備をした上でぜひ挑戦してみましょう。
個人事業主として働くためにやっておくべきこと
ここまでに解説した職種で個人事業主として働くためには、以下のことをやっておく必要があります。
- 開業届・青色申告承認申請書を提出する
- 国民健康保険・国民年金に加入する
上記はいずれも、個人事業主になる上で必須のものです。
この機会に詳しく理解しておきましょう。
1. 開業届・青色申告承認申請書を提出する
まず個人事業主として働くために、税務署に開業届を提出しましょう。
開業届を提出することで、正式に個人事業主として認められます。
開業届の提出は、開業から1ヵ月以内と定められているので、早めに作成しましょう。
また、開業届を提出する際に「青色申告承認申請書」も提出するのがおすすめです。
確定申告で青色申告を行えると、最大65万円の控除を受けられるので大きな節税効果を得られます。
2. 国民健康保険・国民年金に加入する
会社を退職し独立した後は、それまで入っていた健康保険と年金が切り替わります。
そのため個人事業主は、新しく国民健康保険と国民年金に加入する必要があります。
国民健康保険・国民年金は、お近くの市町村役場で手続きが可能です。
個人事業主として成功するために必要なこと
個人事業主として独立したなら、どうにか安定的に収入を得たいですよね。
個人事業主として成功するには、以下3つの要素が重要となります。
- 固定客を獲得する
- 時間を有効に活用する
- 常にスキルアップを意識する
順番に見ていきましょう。
1. 固定客を獲得する
継続的に依頼・サービスを利用してくれる固定客を獲得できれば、収入の安定につながります。
もし固定客がほとんどいない状態だと、宣伝や営業を続けなければならず、売り上げが安定しません。
しかし、固定客がいれば事業に集中できますし、宣伝や営業にかけていた時間をサービス向上に使っていけます。
固定客を獲得するには、ソフトスキルも重要です。
クライアントとのコミュニケーションを大切にし、信頼を得られるように努めましょう。
2. 時間を有効に活用する
個人事業主は、時間を有効活用することを意識しましょう。
特に開業したてのころは、自己成長につながる行動を心がけることが必要です。
最初はどうしても収入が安定しないので、プライベートの時間を完全になくすまではいかずとも、ある程度制限し働く必要があります。
もし時間を有効活用できなければ、その分個人事業主として成功する確率は低くなります。
個人事業主は、自分を律して時間を大切に使うことを心がけましょう。
3. 常にスキルアップを意識する
個人事業主として働く以上、自分の専門分野のスキルアップは必須です。
個人事業主は他にもたくさんいるので、スキルが低い状態では依頼は来ません。
Web系の仕事は特に時代の変化が激しいので、スキルがないと取り残され稼げなくなるでしょう。
個人事業主としてのスキルアップを図りたいなら「人生逃げ切りサロン 」への入会がおすすめです。
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