「飲食店でLステップを使いたい」
「実際にどんな機能が使えるの?」
「飲食店で活用するイメージをつかみたい!」
などと考えていませんか?
Lステップが気になっているものの、使い方やメリットがわからないから導入しづらいと考えている方もいるのではないでしょうか。
Lステップの利用には月額費用がかかるので、できれば事前に使い方をシミュレーションしてから導入したいですよね。
そこで今回の記事では、Lステップの機能や飲食店で導入した場合のメリットを紹介します。
- Lステップの概要
- 主な機能
- メリット・デメリット
- 飲食店で活用できること
この記事を読めば、飲食店でLステップを活用し、顧客獲得や売上アップにつながるヒントを得られるので、ぜひ最後までご覧ください。
LステップはLINEを活用したマーケティングツール
Lステップは、LINE公式アカウントの機能を拡張する、マーケティングオートメーションツールとして位置付けられています。
顧客の育成や集客などのマーケティング活動を効率的に行え、具体的にはターゲットなどに対する情報発信ができます。
Lステップを用いれば、顧客のニーズに合わせたメッセージを送信したり、顧客ごとに情報管理をおこなったりすることが可能です。
年代や性別など、顧客の属性に合わせた専用のアプローチが行えるので、LINEに登録している見込み客の来店を促せます。
なお、LステップとLINE公式アカウントは混同しやすいですが、異なるものです。
LINE公式アカウントは、企業や店がアカウントを保持し、メッセージ配信やコミュニケーションを取るためのツールで、LINE社が提供しています。
一方で、Lステップは公式アカウントの機能を拡張するもので、株式会社Maneqlが提供している外部ツールです。
LINE公式アカウントとLステップは、組み合わせて使うものだと考えておきましょう。
参考:【初心者必見】公式LINEとLステップの違いとは?5つの機能を比較しながら解説!
Lステップの主な8つの機能
Lステップの主な8つの機能が分かれば、サービスの詳細が知れるので導入を検討しやすくなります。
- シナリオ配信
- リッチメニュー
- 回答フォーム
- セグメント配信
- 友達管理
- リマインダ配信
- 自動応答
- 予約管理機能
それぞれ詳しく解説します。
1. シナリオ配信
シナリオ配信は、事前に登録した複数のメッセージを、特定のタイミングと順序で自動配信する機能です。
LINE公式アカウントにも似た仕組みがありますが、Lステップではより自由度が高く設定できます。
例えば、一時的にキャンペーンのシナリオに移行した後に通常のシナリオに戻すなど、より細かい設定が可能です。
詳しくは「【反応率UP】Lステップで読まれるシナリオ配信を作る8つの極意!ステップ配信を行うメリットも紹介」という記事もご覧ください。
2. リッチメニュー
リッチメニューは、トーク画面の下部に表示されるメニューを指します。
Lステップは、LINE公式アカウントよりもデザインの自由度が高く、最大20個のタブが用意されています。
さらにユーザーごとにリッチメニュー表示の変更も可能です。
商品を購入する前後や、性別や年齢などに応じてメニューを変えることで、ニーズに合わせた訴求が可能となります。
顧客が一目でしたいことができるので、リッチメニューは重要なツールです。
リッチメニューについて詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください
参考記事:【完全網羅】Lステップで魅力的なリッチメニューを作る方法まとめ!メリットや活用事例も紹介
3. 回答フォーム
回答フォームは、申し込みフォームやアンケートを作成する機能です。
アンケートを用いてユーザーの興味や関心を集計し、それに基づいて必要な情報を送信できます。
例えば、アンケートで「来店希望時間が21時から」であるとした場合、その時間帯に顧客に向けてクーポンを配信するなどです。
回答フォームは、ニーズを把握し対応するための心強いツールです。
参考記事:【簡単5STEP】Lステップのアンケートの作り方を徹底解説!答えてもらう3つのコツも紹介
4. セグメント配信
.セグメント配信は、特定の条件で絞り込んだ顧客群に配信する機能を指します。
- 年齢・性別・居住地
- 特定の商品を購入した人
- 動画を視聴した人
- 特定のルートで友達登録した人
などに限定して情報を配信できます。
アンケートと組み合わせることで「◯◯と回答した人にのみメッセージを送る」など、柔軟な設定が可能です。
参考記事:【売上増加】Lステップでセグメント配信をする方法2種類を解説!効果を高めるテクニックも紹介
5. 友達管理
友達管理機能では、年齢、性別、電話番号、住所などの項目の管理ができます。
さらに、問い合わせ内容や注文履歴なども管理でき、これを用いて効果的なセグメント配信がおこなえます。
顧客の管理を同じツールで一括管理できるのは、今後のマーケティング施策を考えるうえでも便利だといえるでしょう。
6. リマインダ配信
リマインダ配信は、イベントの開催前にメッセージでお知らせを配信する機能です。
単に日付をリマインドするだけだと、顧客はイベントを忘れてしまう可能性があります。
よってイベントの開催直前にメッセージを送信すれば、忘れていた方も来店するので、参加率が向上します。
クーポンの使用期限付近で通知を行うなど、顧客の取りこぼしを防ぐためにおすすめの機能です。
7. 自動応答
自動応答は、設定したメッセージに対する自動返信機能を指します。
たとえば、「住所」というメッセージが来た場合、自動的に店舗の住所を返信するような設定が可能です。
「◯◯と入力した人に限定クーポンを配布」のような使い方もできるなど、様々な使い道があります。
設定しておけば、従業員の手間を減らして、効率よく運用することが可能です。
8. 予約管理機能
予約管理機能は、イベントの予約受付を可能にする機能です。
Lステップには、イベント予約とカレンダー予約の2つのパターンがあります。
イベント予約は、特定の日に開催するイベントの予約を取る機能で、名前や連絡先などの入力項目は自由に作成できます。
カレンダー予約では、日付ごとに予約状況がわかり、例えば土日が予約でいっぱいであれば、空いている日付や時間に予約できます。
予約業務を自動化できるので、電話対応などの負担が減り、また抜け漏れを防げるなど、大きなメリットがあります。
飲食店がLステップを導入する4つのメリット
ステップを飲食店で導入する4つのメリットが分かれば、 実際に導入を検討すべきかどうかの判断基準となります。
- リピーターが増加する
- お客様対応の時間が削減される
- テイクアウトの注文が取りやすい
- 手数料がおさえられる
それぞれ詳しく解説します。
1. リピーターが増加する
Lステップは再来店を促す手段として有効で、リピーターが増える可能性があります。
飲食店はたくさんありリピーターを増やすには、店に来る動機付けが必要です。
例えばLステップでスタンプカードやクーポンを発行し、最後に来店してから◯日後に配布するなどの仕組みをつくれば、効率よく再来店をうながせます。
飲食店においてリピーター獲得は、売上向上に大切な要素です。Lステップをうまく使えば、効率よくリピーターの獲得につなげられます。
2. お客様対応の時間が削減される
Lステップは、お客様対応の時間を削減するためのツールとして機能します。
普段、電話で対応していた予約や問い合わせが、Lステップで自動化できると、対応時間をぐっと短縮することが可能です。
接客や商品の開発などにかける時間が増え、通常では手が回らなかった作業をおこなえます。
3. テイクアウトの注文が取りやすい
Lステップを導入することで、テイクアウトの注文が取りやすくなります。
注文したいメニューをLINE上で送信してもらえるため、電話でオーダーを受ける時間を減らせます。
顧客にとってもLINEを開けばすぐに注文できるため、わざわざ出前サービスのアカウントに登録したりせずに済む点がメリット。
新しい収益の柱として、テイクアウトにも対応していきたいという方に、Lステップはおすすめです。
4. 手数料がおさえられる
Lステップを導入すれば、直接予約が取りやすくなるため、グルメサイトへの掲載手数料を削減できる可能性が高まります。
大手のグルメサイトだと、予約1件毎に手数料が発生することも珍しくありません。
その結果、メニューの価格を上げざるを得ず、全体的な満足度が下がってしまうこともあるでしょう。
Lステップを導入すれば公式LINEアカウントで直接予約を受付できるので、その結果手数料をおさえられます。
ただしLステップは、一度登録を促す必要があります。そのため、新規ではなくリピーターに対して、手数料が抑えられる施策だと考えてください。
Lステップを飲食店で導入する3つのデメリット
Lステップはメリットだけでなく、導入するデメリットも存在します。
- 固定費がかかる
- プランによっては使えない機能がある
- 使い慣れるまでに時間がかかる
それぞれ詳しく解説します。
1. 固定費がかかる
Lステップの導入には、固定費が発生します。
例えば、最も料金が低いスタンダードプランであれば、LINE公式アカウントのライトプランと合わせて、毎月7,980円は必要です。
しかしさまざまな機能をつけたいと感じた場合は、LINE公式アカウントと合わせて、最大月額47,780円の費用が発生します。
参考記事:Lステップの3つの料金プランとは!利用するメリット11選や集客力を上げる3つのコツを解説
固定費が増えるので、しっかり回収できそうかどうかを考えたうえで導入することをおすすめします。
2. プランによっては使えない機能がある
Lステップはプランごとに料金や機能が異なり、全てを自由に使えるわけではありません。
料金が高いプランを選べば、使用できる機能が増えます。
参考までに、Lステップの3つの基本プランで使える機能の違いを、表にまとめました。
スタート | スタンダード | プロ | |
URLクリック測定 | – | ○ | ○ |
コンバージョン | – | ○ | ○ |
サイトスクリプト | – | ○ | ○ |
リッチメニュー | – | ○ | ○ |
クロス分析 | – | – | ○ |
流入経路分析 | – | – | ○ |
スタッフ権限設定 | – | – | ○ |
※スタートプランで使える13の機能は、他のプランでも利用できます。
【スタートプランで使える機能】
- チャット(旧1対1トーク)
- 個別トーク
- シナリオ配信(セグメント配信)
- 一斉配信(セグメント配信)
- キーワード応答
- テンプレート
- 回答フォーム
- リマインダ配信
- タグ管理
- 友だち情報欄管理
- カスタム検索管理
- アクション管理(プロのみスケジュール実行あり)
- データ移行
店舗で必要とする機能を洗い出し、それに合ったプランを選ぶことが大切です。
3. 使い慣れるまでに時間がかかる
Lステップは機能が豊富なため、使い慣れるまでに時間がかかることもデメリットの1つです。
機能が多くても、それを活用できなければ意味はありません。
状況によっては、LINE公式アカウントの機能だけで十分まかなえることもあります。
参考記事:【悩んだらこれ】LINE公式アカウントの使い方5選!初心者向けに基礎を徹底解説!
投資として料金を支払う以上、しっかりとLステップ使いこなす意識を持つのは重要です。
飲食店がLステップでできること5選
飲食店がLステップでできることを把握できれば、実際に導入した後にどのようなことができるのかイメージを膨らませられます。
- クーポン券を発行し再来店を促せる
- さまざまな顧客へアプローチできる
- ポイントカード機能で再来店を促せる
- リッチメニューを活用しサービスを分かりやすくできる
- 自動対応機能を活用し対応の手間を省ける
1. クーポン券を発行し再来店を促せる
一度来店したお客様に友達登録をしていただき、その後クーポンを発行することで、次回の来店が見込めます。
さらに、クーポンの利用状況から、どの商品がどのようなお客様に人気なのかが把握可能です。
リピーターの増加と、マーケティングが一度に行えるのは、細かなデータを取れるLステップの魅力だといます。
2. さまざまな顧客へアプローチできる
セグメント配信を活用することで、さまざまな顧客へ対応したアプローチが可能です。
例えば、女性にはアイスの無料サービスを提案したり、学生には特価クーポンを配布したりできます。
セグメント配信を用いると、ユーザーの特性に応じたメッセージを配信でき、より深く顧客を引きつけられるでしょう。
3. ポイントカード機能で再来店をうながせる
ポイントカード機能を導入することで、再来店をうながすのも、飲食店で活用できることです。
貯まったポイントで特定の金額を割引くなど、お得感を提供することで来店を促せます。
ポイントカードの利用状況に応じて、再来店を促すメッセージを配信することも可能です。
また、これまで紙でポイントカードを作っていた場合は、経費をおさえられます。
4. リッチメニューを活用しサービスを分かりやすくできる
リッチメニューを活用することで、サービス内容を分かりやすく表示できると、飲食店の魅力が伝わりやすいでしょう。
メニューや新着情報を確認するために、本来であればホームページを見る必要がありますが、リッチメニューを用いれば簡単にLINE上で確認できます。
これにより、顧客に自然に情報を提供できるメリットがあります。
5. 自動対応機能を活用し対応の手間を省ける
自動対応機能を活用すると、対応にかかる手間をなくし、飲食店スタッフの負担を軽減できるでしょう。
自動対応機能を導入すれば「予約」と入力すると予約フォームが出てきたり、「営業時間」と入力すると時間を教えてくれるような仕様にできます。
Lステップを利用すれば、スタッフの手間を省きつつ、お客様へ親身な対応をおこなえるでしょう。
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