「Lステップの導入に活用できる補助金はあるのかな?」
「補助金を活用する際の注意点は?」
「Lステップ導入に必要な費用を知りたい」
Lステップは、LINEを使ったマーケティングツールとして様々な業種で普及してきました。しかし、導入費用は決して安くはないため、Lステップの導入には各種補助金の活用がおすすめです。
しかし、Lステップ構築に活用できる補助金や申請方法がわからないという方も多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では、Lステップに活用できる補助金について以下の内容を解説します。
- Lステップ構築に活用できる補助金
- Lステップの補助金申請をする際の注意点
- Lステップ導入に必要な費用
- Lステップの構築代行に依頼できる業務
補助金を活用したLステップ構築の方法が理解できる内容になっているので、ぜひ最後までお読みください。
目次
Lステップの構築に活用できる補助金3選
Lステップの構築に活用できる補助金は、以下の3つです。
- 事業再構築補助金
- IT導入補助金
- 小規模事業者持続化補助金
一つひとつ見ていきましょう。
1. 事業再構築補助金
事業再構築補助金とは、経済的な困難や市場変動に直面した事業者が、事業を再構築するために活用できる制度です。補助金を活用することで、事業者が新たな経営戦略を構築し、生産性の向上や新たな市場への進出を図ることを目的としています。
具体的には、新たな技術導入、人材育成などにかかる経費が補助対象です。Lステップは新たな技術導入の取り組みとして、事業再構築補助金の対象になります。
補助金を受けられる条件は、主に以下の3つです。
- 売上が減っていること
- 事業再編等に取り組むこと
- 認定経営革新等支援機関と事業計画を策定すること
2024年度は中小規模の事業者の場合、補助率2/3以内、補助額100~6,000万円以下です。
申請期間などの詳しい内容は、中小企業基盤整備機構の事業再構築補助金のページからご確認ください。
2. IT導入補助金
IT導入補助金は、事業者がITを導入するための費用を補助する制度です。生産性向上や業務改善などを目的として、ITシステムやソフトウェアの導入にかかる経費の一部の支援を受けられます。
具体的な対象としては「ソフトウェア購入費」「導入関連費」など、Lステップの構築にかかる費用も認められています。
Lステップの導入は「通常枠・A類型」に分類されており、補助率1/2以内、補助額5~150万円未満です。
申請期間など詳しい内容は、一般社団法人サービスデザイン推進協議会のIT導入補助金2023のページからご確認ください。
3. 小規模事業者持続化補助金
小規模事業者持続化補助金は、経済的な困難に直面する小規模事業者を支援するための制度です。事業の持続や成長のための資金的な支援や経営支援を受けられます。
対象事業者は従業員数や売上高などの基準が設けられており、商業・サービス業は常時使用する従業員の数5人以下、その他の業種は20人以下と定められています。また、補助金を受けるには経営計画の策定が必要です。
具体的な補助対象は、経営計画の策定や生産性向上などが挙げられます。通常枠の場合、補助率は1/3以内、補助額は50万円以下です。
申請期間などの詳しい内容は、小規模事業者持続化補助金事務局のWebサイトからご確認ください。
Lステップの構築には各種助成金を活用する方法もある
Lステップの構築に必要な費用は、事業者が受けられる各種助成金を充てる方法もあります。助成金とは、育児休暇制度や定年延長などの社内の仕組みを構築することで受けられるお金です。
助成金は使途が定められていないため、Lステップ構築の費用に充てることに問題はありません。各種補助金とは違ってLステップ導入に対する支援ではないため、経営計画の策定や売上目標の設定等が必要がない点がメリットです。
Lステップの補助金申請をする際の注意点3選
Lステップ構築の際には、補助金の活用が有効ですが、申請の際には以下の3点を理解しておきましょう。
- 補助金の支給は事業完了後になる
- 補助金申請は必ず採択されるとは限らない
- 設立したばかりの法人では申請できない
一つひとつ見ていきましょう。
1. 補助金の支給は事業完了後になる
補助金が実際に支払われるのは、事業完了後になる点を理解しておくことが大切です。
通常、補助金とは実際に事業が行われて、完了したことを確認してから支払われる仕組みです。
つまり、Lステップの構築を外部に依頼した場合、補助金支給前に業者への支払いが必要になります。
予算に余裕がない場合、先払いによって資金がショートしてしまうことも考えられるため、事前の予算確保には十分注意しましょう。
2. 補助金申請は必ず採択されるとは限らない
補助金は申請したからと言って、必ず採択されるわけではありません。申請から採択までは、1~3ヶ月程度の期間がかかります。また、採択前に発注した経費は補助金の対象外になるため、着手は採択後でなければなりません。
もし補助金の申請が採択されなかった場合、結果を待っていた1~3ヶ月の期間が無駄になります。補助金申請には、時間だけ使って結果採択されないリスクがあるというリスクを理解しておきましょう。
3. 設立したばかりの法人では申請できない
請できる法人の条件は、補助金によって異なります。しかし、多くの補助金では、設立したばかりの法人では申請できないという点は共通しています。補助金の不正受給を目的とした法人からの申請を防ぐためです。
補助金の申請は、最低1回以上の決算期を終えてから検討しましょう。
Lステップ導入に必要な費用:50~250万円
Lステップの構築を業者に依頼する場合、50~250万円程度の費用を目安にすると良いでしょう。各補助金の補助率は、1/3~2/3程度であるため、数十万円の自己資金は必要です。
導入費用の目安に幅がある理由は、依頼する業者のスキルや依頼内容によって金額が大きく変わるためです。
例えば「Lステップの開発会社であるマクネル社公認の正規代理店に依頼する場合は、一定程度のスキルがあることが保証されている一方で、費用は高額になります。
Lステップの構築代行に依頼できる業務5選
Lステップの構築代行業者に依頼する場合、任せられる業務は以下の5つです。
- 全体の構築・設計
- シナリオ設計
- ライティング・デザイン
- 運用代行
- データ分析
それぞれ詳しく見ていきましょう。
1. 全体の構築・設計
構築代行業者には、Lステップの構築のすべてを任せられます。Lステップはマーケティングツールの一つであるため、単純に設定ができれば良いというわけではありません。成果目標を達成するため戦略に基づいた構築が必要です。
経験豊富な構築代行業者であれば、マーケティング上の課題を踏まえた戦略策定からLステップの構築まで任せられるでしょう。
全体構築の相場は、50万円~250万円と幅広いので、自分が希望する構築内容を考えたうえで、複数社から見積もりを取るようにしてみてください。
2. シナリオ設計
ステップ配信のシナリオ設計だけを依頼することもできます。ステップ配信とは、あらかじめ複数のメッセージを準備しておき、順番にユーザーに配信する機能です。
Lステップを活用した成果目標を達成するためには、どのような情報を、どのような順番で届けるのかという戦略が重要です。
シナリオ設計は、ユーザーの商品やサービスに対する購入意欲をどのように喚起させられるかがポイントになります。
シナリオ設計の相場は、数万円~10万円程度です。構想だけで実装はないケースが多いため、事前に対応内容は確認しておきましょう。
3. ライティング・デザイン
ステップ配信のライティングや、リッチメニューなどのデザイン制作を任せることができます。商品やサービス購入を目的としたLステップでは、セールスライティングのスキルが必要です。
デザインについても単にきれいなデザインを作れば良いわけではありません。商品やサービスの購入につなげるためには、視認性や動線を意識したデザインが求められます。
ライティングの単価は10~20万円、デザインも同程度が相場です。
4. 運用代行
運用代行とは、メッセージの配信やデータ分析などの運用面を一括して任せる方法です。
日常的な作業をすべて任せられるため、運用上の手間がなくなります。
運用を委託する場合は、月額固定の運用費がかかるケースが一般的。内容に応じて、月5~20万円ほどの費用が発生します。
固定費は補助金の期間が終わってからも発生するものなので、Lステップから得られる利益と照らし合わせたうえで、継続するかどうかを決断しましょう。
5. データ分析
データ分析とは、運用実績の分析、改善提案などの業務です。Lステップは、構築して終わりではありません。
メッセージへのユーザーの反応率などのデータを分析し、運用改善を行っていく必要があります。
データ分析を代行業者に任せられれば、運用実績や改善ポイントなどを定期的に提供してもらえます。
相場は、単発のコンサルティングで5~10万円ほどです。
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