「無在庫転売って何?」
「無在庫転売の始め方が知りたい」
「違法って聞いたことあるけど本当なの?」
こんな悩みをお持ちではありませんか?
無在庫転売は、手元に在庫を持たずにできる転売のため、始めやすい副業として人気が高いです。しかし、無在庫転売について調べると「違法」というキーワードをよく目にするため、不安に感じている方もいるのではないでしょうか。
結論として、無在庫転売は違法ではありません。しかし、やり方を間違えると違法になってしまうので要注意です。
そこでこの記事では、以下の内容について解説します。
- 無在庫転売の概要
- 無在庫転売の始め方
- 違法行為になってしまうケース
収入を増やすために無在庫転売を始めたいと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
無在庫転売とは在庫を持たずに行う転売
無在庫転売とは、先に商品を出品し、取引が成立してから仕入れを行う転売のことです。基本的に転売は、商品を仕入れてから出品するので、無在庫転売は流れが異なります。
出品者の手元に商品が無い状態で売買契約まで結ぶため「違法ではないのか?」と思う人も多いです。仕組みそのものは法律的に問題ありませんが、やり方などを間違えると違法行為になってしまうケースもあるので注意が必要です。
また、ヤフオク!やメルカリなど、一部のプラットフォームでは無在庫転売を規約で禁止しています。
Amazonでは、無在庫転売を規約で禁止されてはいません。出品者が購入者に対して、卸売業者やメーカーなどから直接商品を配送する「ドロップシッピング」が原則として認められています。
無在庫転売をする場合は、利用するプラットフォームに選びが重要です。
無在庫転売を始める手順4ステップ
ここでは、無在庫転売を始める手順を4ステップで解説紹介します。
- ショップを開設する
- 商品をリサーチする
- 商品を出品する
- 商品を仕入れて発送する
無在庫転売を始めたいという方は、ぜひ参考にしてみてください。
1. ショップを開設する
まずは、自身のお店となるショップページを作ります。ネットショップには、モール型と自社サイト型の2種類の出店形態があります。
モール型は、楽天市場やYahoo!ショッピングなどをイメージするとわかりやすいでしょう。複数の店舗が一つのプラットフォームに集まった、オンライン上のショッピングモールのようなものです。
初期費用が不要で、簡単に開設できる場合が多いです。ただし、無在庫販売を禁止しているプラットフォームがあるので、事前に確認しておきましょう。
自社サイト型は、インターネット上に独自のサイトを開設して店舗を構えることを指します。モール型ほど規約を気にする必要はないですが、サイトを開設する手間がかかります。
手軽に無在庫転売を始めたいなら、モール型を選択しましょう。
2. 商品をリサーチする
ショップを開設したら、商品のリサーチを行います。転売では仕入れた値段と販売した値段の差額が利益になるため、売れるものを出品しないといけません。
需要が高い商品のリサーチも大事ですが、無在庫転売の場合は仕入れルートが確保しやすいかどうかも重要です。仕入れが難しい商品は発送が遅れやすく、購入者とのトラブルの原因になります。
ただし、仕入れがしやすく需要が高い商品はライバルも多いため、誰も目をつけていない商品を素早くリサーチすることが大切です。
3. 商品を出品する
商品を決めたら、仕入れ先を探して在庫を確認し、出品時に必要な画像などの情報をアップロードします。
注意点として、出品時には転載が許可されている写真のみを使うようにしましょう。メーカーのサイトなどから無断で画像を使用すると、著作権違反になる場合があります。
なお、出品後に仕入れ先の在庫が切れてしまう可能性もあります。受注が入ったタイミングで商品が用意できないといった状態にならないために、在庫状況はこまめに確認しましょう。
万が一のことも考えて、複数の仕入れルートを確保しておくと安心です。
4. 商品を仕入れて発送する
受注が入ったら、商品を仕入れて発送します。商品が自分の手元に1度届く場合は、梱包状態など入念に確認しましょう。
仕入れ先から直接購入者の元へ届けるドロップシッピングの場合、配送業者に顧客に関する以下の情報を伝える必要があります。
- 希望する届け先住所
- 氏名
- 電話番号
伝達にミスなどがあり誤配送してしまうと、個人情報の漏洩につながるため注意しましょう。
また、商品の状態を自分で確認しないことから、不良品が届いてしまうなどのトラブルが起きやすいことも頭に入れておきましょう。無事に購入者に商品が届けば、無在庫転売の取引は完了です。
無在庫転売の3つメリット
ここでは、無在庫転売の3つメリットを紹介します。
- 少ない資金で始められる
- 扱う商品を気軽に変更できる
- 在庫管理の手間を軽減できる
それぞれ詳しく見ていきましょう。
1. 少ない資金で始められる
無在庫転売では、注文が入ってから仕入れを行うため、少ない資金で始められます。
有在庫転売では、先に商品を仕入れてないと始められないため、まとまった資金が必要です。扱う商品によっては、仕入れに100万円近くかかる可能性もあり、売れなかったときのリスクも考えると始めにくいです。
無在庫転売なら、受注の数だけ仕入れるお金があれば始められます。
2. 扱う商品を気軽に変更できる
商品の在庫を持たないため「売れそうな気がする」といった感じで気軽に出品できます。また、扱う商品は気軽に変更しやすいです。
有在庫転売の場合、商品を仕入れても売れずに残る不良在庫のリスクがあります。仕入れた在庫が残り続けた状態では、赤字の状態が続くため、扱う商品を切り替えにくいでしょう。
しかし、無在庫転売では在庫を持たないことから、売れなかったときのリスクがありません。近年では、トレンドの移り変わりが早いため、ユーザーの反応を見て気軽に商品を変えていけることは大きなメリットです。
3. 在庫管理の手間を軽減できる
無在庫転売は、基本的に手元に在庫を抱えないため、商品の保管が必要ありません。
在庫を抱える場合は、保管するための広いスペースを確保したり、商品をメンテナンスしたりする必要があります。保管状態が悪いと、販売できなくなる恐れがあるため、徹底して管理を行わなければなりません。
無在庫転売では、注文が入った後に商品仕入れるため、在庫管理の手間を大きく軽減できます。不良在庫を抱えるリスクもないので、資金のロスが生じにくいです。
ただし、仕入れ先の商品が売り切れになっていないかは、こまめに確認する必要があります。在庫切れで発送できない場合には、債務不履行などの違法になる危険性もあります。
無在庫転売の3つのデメリット
ここでは、無在庫転売の3つデメリットを紹介します。
- 利益率が高くなりにくい
- アカウントの停止や閉鎖のリスクがある
- 購入者とトラブルが起きり可能性が高い
それぞれ詳しく見ていきましょう。
1. 利益率が高くなりにくい
前提として、転売で利益を出すためには、安く仕入れて高く売る必要があります。
無在庫転売では、出品する時点では手元に商品がありません。そのため、在庫が豊富にある用意しやすい商品を選ばないといけませんが、希少性が低いため利益を出しづらいです。
反対に、利益率が出やすい希少性の高い商品は、とっさに用意することが難しいです。万が一用意できなかった場合には、債務不履行などで損害賠償請求されるリスクもあります。
利益が出にくい無在庫転売で稼ぐためには、多くの商品を取り扱い、数で勝負する必要があります。
2. アカウントの停止や閉鎖のリスクがある
無在庫転売ではトラブルが起こりやすく、その際にアカウントに悪評をつけられる可能性が高いです。評価がどんどん下がっていくと、運営サイトでアカウント停止されたり閉鎖されたりするリスクがあります。
万が一トラブルが起きた場合には、購入者の方にすぐ連絡するなど迅速にかつ丁寧に対応することで、印象が大きく変わります。
また、ヤフオク!やメルカリなど無在庫転売を規約で禁止しているサイトもあるので、利用規約をしっかり確認しましょう。アカウントが停止すると商品の販売が行えなくなり、最悪の場合二度と利用できなくなります。
3. 購入者とトラブルが起きる可能性が高い
無在庫転売では、仕入れ先からそのまま配送することが多いため、購入者とのトラブルが起きやすいです。具体的なトラブルは以下の通りです。
- 梱包が甘い
- 商品が違う
- 商品の状態が悪い
- 発送に時間がかかっている
自分で商品を確認できていれば防げるトラブルが発生するリスクがあります。「自分は悪くない」と言いたい気持ちもわかりますが、購入者からは出品者のことしかわかりません。
自分では防ぎきれないトラブルもあることをしっかり理解た上で、無在庫転売をはじめるか検討しましょう。
無在庫転売で違法になる5つのケース
ここでは、無在庫転売で違法になる5つのケースを紹介します。
- 商品を発送できない
- 販売禁止の商品を出品する
- 商品画像を無断で転載する
- 注文とは異なる商品を発送する
- 事前に許可や申請が必要な商品を無断で販売する
一つひとつ見ていきましょう。
1. 商品を発送できない
無在庫転売では、注文が入ってから商品の仕入れを行います。しかし、受注を受けたタイミングで在庫が切れているなど、仕入れが行えず商品を発送できない場合もあるでしょう。
どんな理由であれ、売買契約締結後に商品を発送できない場合には、債務不履行で損害賠償請求される可能性があります。なお、仕入れが難しいことから、出品の時点で発送する気がなかった場合、詐欺罪に該当することもあります。
そのため、リサーチの際には確実に仕入れができる商品を選定することが重要です。仕入れが難しいと判明した場合には、出品を取り下げるか、注文を受ける前でも在庫を確保するなどの配慮は必要です。
2. 販売禁止の商品を出品する
無在庫転売に限らず、法律で禁止されている商品は、販売行為そのものが違法になります。販売が禁止されている商品は主に以下です。
- 違法薬物
- 拳銃や刀剣類
- 著作権法に違反するもの
- 商標法に違反するもの
- チケット
違法薬物などは、純粋に所持しているよりも、売人のほうが厳しく処罰されます。また、商標権侵害については、ブランドのロゴが入っているだけでも違法行為になるので、模倣品なども扱わないように注意しましょう。
3. 商品画像を無断で転載する
出品時には写真が必要となりますが、商品が手元にないため、画像はネット上から探してくることになります。メーカーの公式サイトや他のフリマサイトの出品に使われている写真は、著作権で保護されていることが多いです。
写真を無断で転載した場合、著作権法違反になり10年以下の懲役もしくは1,000万円以下の罰金、もしくは両方を科せられることがあります。どうしても公式サイトなどの写真を使いたい場合には、使用許可を得ましょう。
4. 注文とは異なる商品を発送する
無在庫転売では、出品者が1度も商品を見ることなく発送されることも珍しくありません。そのため、注文した商品とは異なるが届いてしまうこともあります。
特に海外からの仕入れた時に起こりやすいトラブルで、購入者は「騙された」と感じるでしょう。この場合、迅速に返品・返金など対応しなければ、詐欺として訴えられる可能性があります。
また、商品は正しくても出品画像と状態がかけ離れている場合、債務不履行に該当する可能性があります。商品は信頼できる相手から仕入れるようにして、トラブルが発生しないようにしましょう。
5. 事前に許可や申請が必要な商品を無断で販売する
販売するためには事前に国や地方自治体の許可を受けたり、届出が必要であったりする商品があります。具体的には、以下のような商品が該当します。
- 中古品:古物商の許可が必要
- 医薬品:都道府県知事の許可が必要
- 食品:食品衛生責任者の資格を取得した上で食品営業許可が必要
- 化粧品:化粧品製造販売業許可が必要
必要な許可などは法律によって定められているため「そんなの知らなかった」では済みません。例えば、古物商許可を持たずに中古品の売買をしていることが発覚すれば「3年以下の懲役又は100万円以下の罰金」が科せられます。
無許可での販売によって、処罰されることがあります。事前に必要な許可や申請を調べてから、商品を出品するようにしましょう。
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