オンラインコミュニティの作り方7ステップ!運営媒体3選・作る際の3つのポイントも紹介

「自分でコミュニティを作ってみたい」
「具体的にコミュニティを作る手順が知りたい」
「オンラインコミュニティはどうやって運営するの?」

このような悩みを抱えていませんか?

オンラインコミュニティとは、インターネット上で共通の目的や趣味を持った人々が集まるコミュニティのことです。近年、インターネットの発展に伴い、誰でも簡単にオンラインコミュニティが作れるようになりました

しかし、オンラインコミュニティを運営してみたいと思っているけれど、始める手順がわからないという方もいるのではないでしょうか。そこで、本記事では以下の内容について解説します。

  • オンラインコミュニティの作り方
  • オンラインコミュニティの運営媒体
  • オンラインコミュニティを作る際のポイント

オンラインコミュニティ運営に興味がある方は、ぜひ最後までお読みください。

オンラインコミュニティのメリット2選

ネットで稼ぐメリット

はじめに、オンラインでコミュニティを作るメリットを確認しておきましょう。

  1. 時間や場所に縛られずに運営できる
  2. 交流する際に緊張しにくい

ぞれぞれ解説します。

1. 時間や場所に縛られずに運営できる

オンラインで完結するので、時間や場所に縛られずに運営できますインターネット環境が整っている場所で、パソコンさえあれば、コミュニティのメンバーと交流可能です。

オフラインの交流のように、会場に移動する必要がないので、時間を有効活用できるでしょう。例えば、仕事終わりのカフェや旅行中のホテルからでも参加できます。

また、24時間いつでもコミュニケーションが取れるので、早朝や深夜でも活動が可能です。例えば、メンバーと一緒に朝活をする場合には、オフラインよりもオンラインの方が負担なく開催できます。

また、メンバーの仕事が終わる時間に合わせて交流することも容易に。自由度の高さを求めるなら、オンラインコミュニティを運営するのがおすすめです。

2. 交流する際に緊張しにくい

対面で接することがない分、交流する際に緊張しにくいのもメリットです。メンバー全員が社交的である場合は少なく、顔を合わせることで緊張してうまく話せない人もいます。

オンラインコミュニティなら、インターネット上でコミュニケーションが取れるので、社交的でない人でも発言しやすくなる可能性がありますまた、テキストでのコミュニケーションも可能なので、話すことが苦手な人も参加しやすいでしょう。

メンバー同士で交流するハードルを下げたいなら、オフラインよりもオンラインで参加できるコミュニティを運営する方がよいでしょう。

オンラインコミュニティのデメリット2選

ここでは、オンラインコミュニティのデメリットを2つ紹介します。

  1. 匿名性を悪用する人がいる
  2. 誤解が生じやすい

それぞれ解説していきます。

1. 匿名性を悪用する人がいる

オンラインコミュニティの匿名性を利用して、過激な発言やハラスメントをする人もいます名前や顔を表示しなくても交流できるスタイルの場合、自分の行動に責任を取らない人が増えやすいです。

チャットでコミュニティメンバーの悪口を投稿したり、異性のメンバーに執拗に関わろうとしたりするなどが挙げられます。オンラインコミュニティを運営するならば、ルールを設け、未然にトラブルを防止しましょう。

2. 誤解が生じやすい

対面での交流に比べて、誤解が生じやすくなる点に留意しておきましょうオンラインでの交流では、表情やジェスチャーなど非言語情報が得られません。

相手の感情や考えを理解しにくくなり、誤解が生じるリスクがあります。誤解が生じたままにしておくと、メンバー同士の溝が深まってしまうことも。

テキストでコミュニケーションを取るスタイルの場合は、トラブルにつながりそうなメッセージがないか、定期的に確認しましょう。メッセージを確認するだけでなく、相手を思いやった発言を心がけるよう促すことも大切です。

オンラインコミュニティの作り方7ステップ

ここでは、オンラインコミュニティの作り方を7ステップに分けて解説します。

  1. コンセプトを明確にする
  2. 運営媒体を決める
  3. コンテンツを考える
  4. 参加費を決定する
  5. 利用ルールやガイドラインを定める
  6. 集客する
  7. コミュニティを運営する

1つずつ見ていきましょう。

1. コンセプトを明確にする

まずは、どのようなコミュニティのコンセプトを明確にしましょう。なぜなら、コミュニティのコンセプトが定まっていないと、集客ができないからです

オンラインコミュニティには、同じような目的を持つユーザーが集まります。そのため、始める前にコンセプトをしっかりと決めておくことが大切です。

例えば「大人からでも英語が話せるようになる方法を伝える」というコンセプトにすると、英語を学びたい人が集まります。同じ目的を持つユーザーを集めてコミュニティを活性化させるために、コンセプトは最初に決めましょう。

2. 運営媒体を決める

コミュニティの運営媒体を決めましょう。主な運営媒体は以下の3つです。

  • SNS
  • プラットフォーム
  • 自社サイト

それぞれの媒体でメリットやデメリットが異なります。

例えば、SNSで運営するメリットは、使い慣れたアプリで手軽にコミュニティを運営できることです。一方で、決済情報と会員情報が紐づいていないため、管理が大変というデメリットがあります。

媒体の強みと弱みを把握し、運営しやすいものを選択しましょう

3. コンテンツを考える

次に発信するコンテンツを考案します。コンテンツを作るには、発信する手段と内容を決める必要があります

主な発信手段は、以下の4つです。

  • テキスト
  • 音声
  • 動画
  • ライブ配信

また、発信内容を考える際には、参加してくれた人にどのような価値が提供できるかを意識します。自分の好きな内容だけを発信し、参加者にとって有益な情報を提供できないと、すぐにコミュニティは潰れてしまいます。

ターゲットのニーズを考え、満足してもらえるかコンテンツ内容にしましょう。

4. 参加費を決定する

メンバーに提供できる価値や運営費用を考慮して、適切な価格を設定することが重要です

価格が高すぎる場合は、メンバーが集まらない可能性があります。一方で、価格が低すぎると、コミュニティの運営費用が足りなくなり、赤字になることも。

ユーザーの心理やコミュニティ運営にかかる費用を考慮し、戦略的に参加費を決定しましょう。

5. 利用ルールやガイドラインを定める

コミュニティを運営する前に、利用ルールやガイドラインを定めます。なぜなら、利用ルールやガイドラインを決めておくことで、トラブルを未然に防ぎやすくなるからです。

また、トラブルが発生した場合でも誰に責任があるのか明確になります。代表的なルールには、誹謗中傷の禁止や勧誘の禁止、コンテンツの複製禁止があります。

コミュニティ内の秩序を保てるように、利用ルールやガイドラインを事前に設定しましょう。

6. 集客する

コミュニティの運営体制が整ったら、集客しましょう。集客のコツは、コミュニティが提供する価値を明確に伝えることです。

コミュニティに参加することでどのような利益があり、どれくらい成長できるのかをアピールしましょう。アピールする内容は、他のコミュニティを被らないようにするのがおすすめです。

差別化を図ることで、他のコミュニティにユーザーが流れにくくなります。運営するコミュニティの強みを把握し、SNSやブログで発信しましょう。

資金に余裕があるなら、有料広告を出稿してもよいでしょう。複数の集客方法を組み合わせることで、より多くのユーザーにアプローチできます。

7. コミュニティを運営する

ユーザーが集まったら、コミュニティを運営しましょう。運営を開始したら、定期的にイベントを開催したり、コンテンツの内容を更新したりします。

メンバーに価値を提供し続けられないと、退会する人が増えてしまうので要注意です。日頃から参加者と交流し、コミュニティに対する意見やフィードバックを積極的に取り入るのもおすすめです

オンラインコミュニティの運営媒体3選

オンラインコミュニティの主な運営媒体は以下の3つです。

  1. SNS
  2. コミュニティサービス
  3. 自社サイト

それぞれのメリット・デメリットを理解し、運営するコミュニティに合う媒体を選びましょう。

1. SNS

手軽に集客したい場合は、X(Twitter)やFacebookなどのSNSがおすすめです。日毎からSNSを使っている人が多いので、コミュニティに関する発信をすることで、ユーザーの目に留まる可能性があります

SNSのフォロワーが多いほど、集客でつまずきにくいでしょう。メンバーにコミュニティに関する投稿を促せば、さらに多くのユーザーに知ってもらえます。

一方で、SNSは決済情報と会員情報が紐づけられないため、情報管理が大変というデメリットがあります。問題なく運営できるように、事前に決済システムを導入するなどして準備を整えましょう。

2. コミュニティサービス

本格的にオンラインコミュニティを運営したい方には、有料のコミュニティサービスがおすすめです。使用料を支払う必要がありますが、コミュニティ運営に特化した機能を活用可能です

オンクラスには、コミュニティ運営に役立つ機能が備わっています。YouTubeの動画をそのまま埋め込めたり、小テストを実施できたりします。

さらに、外部決算プラットフォームと連携でき、スムーズに準備を進められるのもメリットです。無料で体験できるので、まずは使用感を試してみてください。

3. 自社サイト

自社サイトを作るという方法もあります。自社サイトは、カスタマイズの幅が広いのがメリットです

必要な機能を実装できるので、ストレスを感じることなく運営できます。

ただし、サイトを制作する場合は初期費用が高くなってしまいます。資金に余裕がある場合に、自社サイトの制作を検討してみてもよいでしょう。

オンラインコミュニティを作る際の3つのポイント

ここでは、オンラインコミュニティを作る際のポイントを紹介します。

  1. 少人数でスタートする
  2. 情報漏えいや著作権侵害に気をつける
  3. トラブルが発生したら早めに対処する

コミュニティ運営を始めてから困ることがないように、ここでしっかり確認しておきましょう。

1. 少人数でスタートする

初めは、少人数でスタートするのがおすすめです。いきなり多くのスタッフを抱えると、人件費がかさんでしまいます。

集客がうまくいかなかった場合に、赤字が大きくなってしまうので要注意です少人数からスタートして、メンバーが増えてきたらスタッフの増員を検討しましょう。

2. 情報漏えいに気をつける

決済情報など重要な個人情報を扱うので、漏洩しないように対策する必要があります。個人情報が漏洩すると、メンバーからの信頼を失いかねません

安心して参加できるコミュニティでないと、メンバーを増やすどころか維持することも難しくなっていまいます。信頼できる決済サービスを利用するなどして、セキュリテイ対策を徹底しましょう。

3. トラブルが発生したら早めに対処する

コミュニティ内でトラブルが発生したら、早めに対処することが重要です。メンバーによって考え方やコミュニケーションの取り方が異なるので、対策をしていてもトラブルが発生することがあります。

人間関係のトラブルは、放置するほど悪化していくので注意が必要です。放置していると、大きな論争に発展したり、ユーザーがコミュニティから離脱したりすることも。

メンバーが安心して参加できるように、トラブルが起きた場合は、迅速かつ適切に対処しましょう

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