「自分だけ仕事量が多いと感じるのはなぜだろう」
「仕事量が多い人と少ない人がいて不公平に感じる」
「仕事量が多くて大変、どうすれば良いのか気になる」
このような悩みはありませんか。
仕事をしていると自分だけ仕事量が多くて、不公平だと感じることはないでしょうか。勘違いなのか本当に仕事量が多いのか、判断が難しいところです。
自分だけたくさん仕事をしていると思っていると、ストレスがたまってしまいます。そこでこの記事では、以下の内容について解説します。
- 自分だけ仕事量が多いと感じたときに判断する基準
- 自分だけ仕事量が多いと勘違いする理由
- 自分だけ仕事量が多いと感じたときの対処法
自分だけ仕事量が多いと感じている人は、ぜひ参考にしてみてください。
自分だけ仕事量が多いと感じたときに判断する3つの基準
自分だけ仕事量が多いと感じたら、以下の項目で判断しましょう。
- 同僚と比べて仕事量が多い
- 周りの人は定時退社している
- 帰宅後や休日に仕事をしている
それぞれ順番に解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
1. 同僚と比べて仕事量が多い
同僚と比較して仕事量が明らかに多い場合、自分の負担が大きいと言えます。同じ役職なのにあまりにも業務量が異なる場合は、不公平だと判断できます。
自分と同僚の仕事量がどのくらい違うのか、休憩中や移動中などで聞いてみると良いです。タスクを確認できるツールがあれば、どのくらい違いがあるのかチェックすると、業務量の違いがわかります。
2. 周りの人は定時退社している
周囲の社員は定時で帰っているのに、自分だけ残業している場合は、仕事量が偏っている可能性があります。自分よりも要領が良い人が定時退社している分には問題ありません。
しかし、業務スピードが遅い同僚も定時退社しているなら、仕事量のバランスに問題がある判断できます。定時になったら意図的に周囲を見渡して、誰が帰っているか見てみると良いでしょう。
3. 帰宅後や休日に仕事をしている
持ち帰り残業をしている場合、仕事量が多すぎる可能性があります。
本来であれば、業務時間内に終わらせることが理想です。しかし、業務量が多すぎるためプライベートの時間を使って仕事をしている人もいるでしょう。
仕事を持ち帰っていることを上司が知らない場合、さらに業務負担が増えることも考えられます。
就業時間内に仕事を終わらせることが難しければ、同僚や先輩へ相談しましょう。効率を高めても改善しない場合は、上司に相談した方が良いです。
自分だけ仕事量が多いと勘違いする人の特徴4選
自分だけ仕事量が多いと勘違いする人の特徴は、以下の4つです。
- 責任感が強すぎる
- 自己評価が高すぎる
- プライベートがない
- 仕事の効率が悪い
それぞれ順番に解説するので、ぜひ参考にしてください。
1. 責任感が強すぎる
責任感が強い人は、仕事のクオリティが高い一方で、時間をかけてタスクをこなしているため、仕事量が多いと感じやすいです。
質が高いことは素晴らしいことですが、期待値を大幅に上回って仕事をこなしているとタスクが終わりません。求められるクオリティはどのくらいなのかを把握できるように、周囲と相談しながら仕事を進めてみてもよいでしょう。
2. 自己評価が高すぎる
自分に対する評価が高すぎる場合、仕事量が多いと勘違いしやすいです。本来の能力より高く見積もって仕事をしていると、業務が滞ります。
例えば、1日に5つのタスクを完了させる能力がある場合に、10個行えるつもりで引き受けるとキャパオーバーになってしまいます。予定通りに仕事が進まない場合は、自己評価を見直した方が良いでしょう。
3. プライベートがない
自分だけ仕事量が多いと勘違いする人は、休日も仕事をしていることがあります。
勤務時間以外も稼働しているとこなせる業務量が増えるので、仕事を抱え込みやすいです。さらに、新たな仕事を依頼されて、業務量が増えます。
会社員の場合は、プライベートな時間に仕事をする必要はありません。業務が増えすぎて、休日も使わないといけなくなっている場合は、上司に相談した方が良いでしょう。
4. 仕事の効率が悪い
仕事の効率が悪い人は「自分だけ仕事量が多い」と勘違いしています。タスクにかける時間が他の人より多いあるいは、複数の仕事を同時に進めていて効率が下がっている可能性があります。
結果的に仕事が思うように進まず、周囲と仕事量は同じでも、自分だけ多く感じやすいです。キャパオーバーになると、仕事の効率が悪くなり悪循環に陥るので注意しましょう。
自分だけ仕事量が多くなる理由5選
周りと比べて自分だけ仕事量が多くなる理由として、以下の5つが挙げられます。
- 上司が適切な仕事量を把握していない
- 上司に期待されている
- 複数の仕事が中途半端になっている
- 人手が不足している
- 自ら仕事を引き受けすぎている
順番に解説します。
1. 上司が適切な仕事量を把握していない
部下の仕事量を把握していないと、業務量のバランスが偏りやすいです。上司もさまざまな仕事を抱えている状況ではありますが、部下の経験やスキルを考えて割り振る必要があります。
新入社員とベテランでは、同じ時間にできる仕事量が異なるため、能力を元に仕事が割り振られれば不公平になりにくいです。反対に、上司が部下の能力を把握していないと、適切な仕事量にならない可能性があります。
2. 上司に期待されている
上司から期待されていると、仕事量が多くなることがあります。
早く仕事を覚えてほしいという気持ちが強すぎるあまり、多くの業務が振られます。「君には期待している」と言葉をかけてもらったり、重要な仕事を任せてくれたりした場合は、期待されている可能性が高いです。
昇進を考えているなら努力する時期ですが、あまりにも負担が大きいなら断る勇気も必要です。こなせるタスクには限界があるため、キャパオーバーになるようであれば上司に相談しましょう。
3. 複数の仕事が中途半端になっている
いわゆるマルチタスクの状態です。複数の仕事を同時並行で行っていると、別の業務内容を忘れやすくなるため、改めて思い出す必要があります。
途中まで進んでいた仕事を再開する際は、思い出すところから始まるため効率が悪いです。複数の仕事を同時に行っていると業務が早く終わりそうですが、余計に時間が掛かってしまいます。
一つひとつタスクをこなしていく方が、効率良く仕事が行えるでしょう。
4. 人手が不足している
人手不足が要因として挙げられます。人手が足りないと、一人当たりの仕事量が多くなりやすいです。
50個の仕事を50人で分担すれば一人当たりの仕事は1つです。しかし、10人しかいない場合は複数の仕事をこなさなければならないため、仕事量は必然的に増えます。
結果的に定時に仕事が終わらず、残業や休日出勤が増えてしまいます。人手が増えない限り、慢性的に業務量が多い状態が続くでしょう。
5. 自ら仕事を引き受けすぎている
キャパオーバーの状態です。多くの場合、上司や先輩からの依頼を断れず仕事を引き受けすぎてしまう人が当てはまります。
仕事を断りたくても「仕事を断ってはいけない」「誰かに任せられない」と思って引き受けます。
依頼を断ると迷惑をかけたり、反感を買ったりするかもしれないという思い込んでいる場合は要注意です。1人で抱え込みすぎると、いずれ限界を迎えます。
限界を迎える前に、職場で声をかけて手伝ってもらいましょう。いきなり頼まれても対応してもらえるとは限らないので、可能な限り早く相談するのがポイントです。
自分だけ仕事量が多いと感じたときの5つの対処法
仕事量が多いと感じたときの対処法は、以下の5つです。
- 周囲に頼る
- 業務量について上司に相談する
- 仕事の優先順位をつける
- 時間を区切って仕事をする
- 会社に依存しない働き方を模索する
さまざまな方法があるので、ぜひ参考にしてみてください。
1. 周囲に頼る
自分だけで仕事を行うのではなく、他の人に聞いたりお願いしたりしましょう。自分の知識やスキルでは、業務をこなせる量に限界があります。
他の人に頼ることで問題の早期解決につながる可能性があります。仕事をお願いするときは「今お時間大丈夫ですか?」とスケジュールの確認をとります。
自分が困っているからといって相手を気遣わないと、迷惑がかかってしまうので要注意です。相手に配慮することで、気持ちよく相談に乗ってもらえます。
2. 業務量について上司に相談する
抱えている仕事を処理しきれない場合、上司に相談して業務を減らしてもらう方法があります。相談する前に、客観的に仕事量が多いと理解してもらえるように、業務の棚卸しをしましょう。
棚卸しといっても難しい話ではなく「会議資料作成:1時間」「営業活動:2時間」など、大まかな業務時間をリストアップします。上司に相談する際は、どの業務が大変だと感じているのか具体的に提示し、指示をもらいましょう。
結果的に業務量を減らしてくれる可能性や、効率的な仕事方法を教えてくれることがあります。上司は部下の仕事量を把握しているとは限らないので、自分から積極的に訴えた方が良いです。
3. 仕事に優先順位をつける
仕事に優先順位を決めることで効率的な仕事ができます。
抱えているタスクをリストアップして、マトリックスのどの位置に該当するか当てはめましょう。緊急度と重要度が高いタスクからこなしていくことで、効率的に仕事を進められます。
依頼された順でタスクをこなしていると、緊急度の高い業務を後回しにしてしまい、仕事がいつ終わるのか催促されることがあります。仕事の優先順位をつけることで、効率的に業務をこなせるためおすすめです。
4. 時間を区切って仕事をする
時間を区切って仕事を行うと、業務に集中できます。人は1日中仕事に集中していることはできないため、限られた時間の中でタスクをこなさなければなりません。
人の集中力は、長くは続かないものです。その日のうちにタスクを終わらせようと思うと、1日かけて業務に取り組むため集中力が持続しません。
「退社時間までに業務を終わらせる」ではなく「1時間でタスクを終わらせて10分休憩する」という計画を立てると、集中力を維持できます。空いた時間で別のタスクをこなすことで、仕事量が多いと感じにくくなるでしょう。
5. 会社に依存しない働き方を模索する
仕事量が多い人は責任を持って仕事をこなすため、フリーランスとして働ける適性が高いです。
フリーランスは、営業から商品やサービスの提供まですべて自分の責任で行います。無責任な対応で質の悪いサービスや商品を提供していると、取引が終了になる可能性があります。
自身の能力や態度が評価に直結するため、責任感に自信がある人は、会社に依存しない働き方を考えてみてもよいでしょう。
フリーランスの仕事については以下の記事で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
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