「フリーランスにおすすめの福利厚生サービスは?」
「福利厚生サービスのサポート内容が気になる」
「福利厚生サービスはどう選べばいい?」
このような悩みを抱えていませんか?
福利厚生とは、会社が従業員に対して、給料以外に与える報酬のことを指します。
主に会社員が利用するものなので「フリーランスでも使える福利厚生はあるの?」と疑問に感じる方も少なくありません。
そこでこの記事では、フリーランスが知っておくべき福利厚生について解説します。
- 福利厚生の種類
- 福利厚生サービスの選び方
- おすすめの福利厚生サービス7選
記事を読むことで、自分に合った福利厚生サービスを見つけられるでしょう。
ぜひ最後までご覧ください。
フリーランスなら知っておくべき2種類の福利厚生を解説
こちらでは、フリーランスが知っておくべき2種類の福利厚生について解説します。
- 法定福利厚生
- 法定外福利厚生
この2つを混同してしまう人が多いため、しっかり確認しておきましょう。
1.法定福利厚生とは法律で定められた制度
法定福利厚生とは、法律で会社に加入が義務付けられている福利厚生です。
会社は、以下の社会保険料の半額を負担する必要があります。
- 健康保険
- 雇用保険
- 労災保険
- 介護保険
- 厚生年金保険
- 子ども・子育て拠出金
フリーランスの場合、会社に所属していないため、法定福利厚生が用意されていません。
そのため、フリーランスは社会保険料を全額払う必要があります。
会社員とフリーランスの福利厚生が大きく異なる点は、法定福利厚生の有無といえるでしょう。
2.法定外福利厚生とは会社が独自で定めた制度
法定外福利厚生とは、会社が独自で行う福利厚生です。
目的は、従業員が働きやすい環境を作るためだったり、その家族が健康的に生活するためだったりします。
厚生労働省の「令和3年就労条件総合調査」によると、従業員1人当たりの1ヶ月平均法定外福利厚生費は4,882円です。
なお法定外福利厚生にはフリーランス向けのものも存在するため、会社に所属していなくても加入可能です。
よってフリーランスが加入するのは、法定外福利厚生だと覚えておきましょう。
フリーランスが福利厚生サービスを利用すべき3つの理由
こちらでは、フリーランスが福利厚生サービスを利用するべき3つの理由を解説します。
- 賠償リスクの補償が付く
- 税務サポートがある
- スキルアップに役立つ
補償がないフリーランスにとって、福利厚生サービスは必要不可欠といえます。
1つずつ理由を確認していきましょう。
1.賠償リスクの補償が付く
福利厚生サービスには、賠償リスクの補償が付いたプランを提供している会社があります。
フリーランスを続けていると、どんなに注意していてもミスは起こるものです。
フリーランスは、ミスをしても守ってもらえないため、全ての対処を自身で行わなければいけません。
福利厚生サービスでは、フリーランスの納品ミスや情報漏洩など、起こりうるリスクに対応しています。
万が一の備えとして福利厚生サービスに加入しておくことで、安心して日々の業務に取り組めるでしょう。
2.税務サポートがある
福利厚生サービスには、税務の専門家が税金に関するサポートをしてくれる会社があります。
フリーランスの悩みとして多いのが、確定申告や節税などの税務作業です。
福利厚生サービスでは、税務に関するセミナーや相談会を無料で実施されています。
一人で悩みがちな税務作業ですが、福利厚生サービスに加入することで、安心してプロに相談できるでしょう。
3.スキルアップに役立つ
福利厚生サービスでは、スキルアップ学習の割引特典が用意されています。
フリーランスは、自分のスキル次第で収入が大きく変わるため、日々の勉強が欠かせません。
福利厚生サービスでは、以下のようなスキルアップ学習が割引されます。
- プログラミングスクール
- 語学学習
- 資格取得
福利厚生サービスを有効活用することで、費用を抑えつつ、自分の市場価値を高められるでしょう。
フリーランスが福利厚生サービスを利用する時の選び方3つ
こちらでは、福利厚生サービスの選び方について解説します。
- 規模の大きさで選ぶ
- 料金の安さで選ぶ
- サービス内容と目的が合うかで選ぶ
加入後に「思っていたサービスと違った」という事態にならないためにも、しっかり確認しておきましょう。
1.規模の大きさで選ぶ
福利厚生サービスを選ぶ時は、規模の大きさを確認することをおすすめします。目安は以下の4つです。
- 利用者数
- サービスの年数
- 対象の職種
- 顧客満足度
サービスによって対象となるフリーランスが異なるため、自分の職種が支援を受けられるのか確認しておきましょう。
すでにサポートを受けた方が満足していれば、サービスの規模も大きくなるため、安心して利用できます。
2.料金の安さで選ぶ
サポートを安く利用したい方は、会社によって料金プランが異なるため、複数のサービスを比較することをおすすめします。
福利厚生サービスでは、料金を支払うタイミングも会社毎に異なるため、以下の項目を確認しておきましょう。
- 福利厚生サービスの登録費用
- 月額費(年会費)
- サポート毎の料金
全てのサービスが無料で利用できる会社も存在します。福利厚生を利用するには、運営元のWebサービスへの加入が必要なこともあるため、しっかり確認しましょう。
また、福利厚生サービスを利用する時に、支払った料金の元が取れそうか考えておくことをおすすめします。
3.サービス内容と目的が合うかで選ぶ
福利厚生サービスによって提供する内容が異なるため、自分の目的に合っているか確認しましょう。
例えば、プライベート面をサポートしてほしい方は、宿泊施設やジムの割引、健康診断の補助金、ケガによる入院の補填などの支援が豊富なサービスがおすすめです。
仕事面をサポートしてほしい方は、法律や税務、賠償リスクの支援が豊富なサービスを選びましょう。
今の自分に必要なサポートを考えて、目的に合ったサービスを選ぶこともおすすめです。
【Web系フリーランス向け】福利厚生付きオンラインサロン「人生逃げ切りサロン」を解説
運営 | やまもとりゅうけん氏 |
料金 | 月額2,480円 |
対象者 | 全職種 |
福利厚生サービス選びで悩んでいるフリーランスの方におすすめなのが、人生逃げ切りサロンです。
人生逃げ切りサロンは、福利厚生「ハッピーワークプログラム」と提携しているため、サロンメンバーであれば約20種類の格安サービスを利用できます。
- 生活用品販売サイト
- 新車のサブスク
- パソコンのサブスク
- 引っ越しサービス
- フォトウェディングサービス
などの福利厚生を適用可能です。
さらにサロン内のオンライン講座を利用することで、フリーランスに必要な市場価値の高いスキルを学べます。
- プログラミング
- 動画編集
- Webデザイン
- Webライティング
- SNSマーケティング
福利厚生サービスに加入するには、基本的に料金が発生します。
人生逃げ切りサロンでは福利厚生に加えて、フリーランスとして生きていくために必要不可欠なスキルアップの環境が整っている点が、大きなメリットです。
どのみち月額料金サービスが発生する福利厚生に加入したいのであれば、スキルアップもできる人生逃げ切りサロンを検討してみてください。
【無料】フリーランスにおすすめの福利厚生サービス3選
フリーランス向けの福利厚生サービスは、月額料金が発生することが大半です。
「できれば無料で使いたい」という方向けに、こちらでは無料で入れる福利厚生サービスを紹介します。
- FREENANCE (フリーナンス)
- フリノベ
- fukurint (フクリント)
なお無料な分、福利厚生サービス内容が少なかったり、対象者が限定されている可能性があります。
「無料だから」といって加入するのではなく、内容をじっくり確認して、有料サービスも含めて検討しましょう。
1.FREENANCE (フリーナンス)
運営 | GMOクリエイターズ ネットワーク株式会社 |
対象者 | 無料登録を行い請求書の入金先を フリーナンス口座に指定した方 |
フリーナンスは、GMOクリエイターズネットワークが運営している、フリーランスの業務上の事故を補償してくれる福利厚生サービスです。
- 情報漏洩
- 著作権の侵害
- 納品物の間違い
- 納期の遅延
フリーナンスは、上記の事故を最高500万円まで補償してくれます。
また、フリーナンスが請求書を買い取り、銀行口座に振り込んでくれる即日払というサービスもあります。
無料で利用できて、フリーランスにありがたい保険が付いているため、安心して業務に集中したい方はご検討してはいかがでしょうか。
2.フリノベ
運営 | ギークス株式会社 |
対象者 | ITエンジニア |
フリノベは、ギークス株式会社が運営している、ITエンジニア専用の福利厚生サービスです。
40種類以上のサービスが提供されており、税理士による確定申告の無料セミナーやオンライン学習の割引支援なども行われています。
ギークスジョブにエントリーして、審査に通って本登録が完了したITエンジニアのみ利用できます。
フリーランスエンジニアの方は、ぜひ登録してみてください。
3.fukurint (フクリント)
運営 | INTLOOP株式会社 |
対象者 | ITエンジニア コンサルタント マーケター |
フクリントは、INTLOOP株式会社が運営している、様々な業種に向けた福利厚生サービスです。
INTLOOP株式会社は、17年以上にわたってフリーランスのサポートを続けている実績があります。フクリントの特徴は、以下の3つです。
- 税務関係のセミナー
- 継続的な高単価案件の提供
- ライフ・スキルアップ支援
対象者が限られているものの、豊富な福利厚生サービスを受けられます。
家族全員が利用できるフリーランスの福利厚生サービス3選
こちらでは、フリーランスの家族も利用できる福利厚生サービスを3つ紹介します。
- クラブオフ
- CLUB CCI
- ベネフィット・ステーション
1つずつ見ていきましょう。
1.クラブオフ
運営 | 株式会社リロクラブ |
料金 | スタンダード会員:無料 VIP会員:月額550円(税込) |
対象者 | 企業・法人向け フリーランスも利用可能 |
クラブオフは、株式会社リロクラブが運営している福利厚生サービスです。
フリーランスの二親等までの家族が利用でき、会員と同行すると友人までサービスを受けられます。
月額料金はかかるものの、TSUTAYAやベネッセなどの有名な企業で優待サービスが受けらる点が魅力です。
2.CLUB CCI
運営 | 東京商工会議所 |
料金 | 月額550円〜1,100円(税込) |
対象者 | 商工会議所会員事業者 |
CLUB CCIは、東京商工会議所が運営している福利厚生サービスです。こちらはフリーランスの二親等(最大三親等)の家族まで利用できます。
商工会議所が運営しているため、安心して利用できるのが魅力です。
- バフェプラン
宿泊・レジャーのほか、育児や介護の補助などを利用できるプラン - バフェプランLite(ライトプラン)
バフェプランの宿泊・旅行分野のメニューや補助を絞ったお値打ち版 - えらべる倶楽部
JTB取扱い商品が特別料金で利用できる宿泊・旅行分野充実のプラン - えらべる倶楽部Lite(ライトプラン)
利用可能メニューはえらべる倶楽部と同等でありながらコストをおさえたプラン
など、サービスの充実度ごとに、4つの料金プランから選べるため、自分が求める支援を受けられます。
3.フリーランスの保険
運営 | 一般社団法人プロフェッショナル& パラレルキャリア・フリーランス協会 |
料金 | 年会費10,000円 |
対象者 | フリーランス協会に 一般会員登録した方 |
フリーランスの保険は、その名の通りフリーランスに特化した福利厚生サービスです。
具体的なサポート内容は、以下の通りです。
- 賠償リスクの保険
- 二親等まで利用可能な福利厚生
- 弁護士保険
- 収入やケガの保険
年会費1万円で様々な特典があるため、家族で使えそうなものがあれば検討してみてください。
【注意】フリーランスの福利厚生費は経費にならない可能性が高い
福利厚生費とは、会社が従業員の生活や労働意欲を向上させるために利用する費用のことです。
フリーランスには従業員がいないため、福利厚生費は経費にならない可能性が高いといえます。
例えば会社の場合、従業員に対して残業食事代を付与すれば、福利厚生費として経費に含まれます。
ところがフリーランスが自分のために残業食事代を負担しても、生活費に含まれてしまうでしょう。
基本的には経費には計上できないと考えたうえで、福利厚生サービスを検討することが大切です。
なおオンラインサロンの場合は「事業収入を得るために必要」と判断された場合、経費として計上できます。
人生逃げ切りサロンは福利厚生サービスが利用できるオンラインサロンなので、経費として申告できる可能性が高いでしょう。
厳密には税理士などと相談する必要がありますが、経費計上できる福利厚生サービスが良いという方は、人生逃げ切りサロンを検討してみてください。
2,480円で10種類以上のビジネスを学べる「人生逃げ切りサロン」
人生逃げ切りサロンは、約5,000名のメンバーが所属している、フリーランス系のオンラインサロンです。
- プログラミング
- 動画編集
- Webデザイン
- ライティング
- ネット物販
など、各界の実力者が集結し、オンライン講座を管理しています。
所属しているだけでプログラミングや動画編集の講座を受講できたり、ビジネスで成功を収めている人と交流できたりと、数多くの特典が魅力です。
参加料金は月額2,480円もしくは年額26,400円とリーズナブルなので、これから「将来を考えてビジネスを始めたい」という方にピッタリ。
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