「YouTubeの収益化の条件は?」
「収益化の審査に落ちたらどうすればいい?」
「YouTubeを使って稼ぎたい!」
「YouTubeで収入を得られる」と聞いたものの、具体的にどのような条件を満たせば収益化できるのかわからない方もいるのではないでしょうか。
結論から述べると、YouTubeで収益化を達成するための条件は4つです。
この記事では収益化の条件に触れつつ、YouTubeで収入を得る方法について解説します。
- 収益化の審査に落ちたときの対処法
- YouTubeで収入を得る方法
- 収益化を達成するためのポイント
これからYouTubeを始めて収益化を達成したい方は、ぜひ最後までご覧ください。
YouTubeで収益化するために満たすべき4つの条件
YouTubeでお金を稼ぐためには、以下の条件をクリアする必要があります。
- チャンネル登録者数が1,000人以上である
- 動画の総再生時間が過去12ヶ月で4,000時間以上である
- ガイドラインを守ってコンテンツを作っている
- 年齢が18歳以上である
「YouTubeパートナープログラム」の情報をもとにわかりやすく解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
1.チャンネル登録者数が1,000人以上である
YouTubeで収益化するための条件の1つは、チャンネル登録者数が1,000人以上です。
一般的に、条件の中で最もハードルが高いといわれています。
というのも、チャンネルの登録者数が少ない初期に動画を投稿しても伸びにくく、条件を達成するまでに時間がかかるからです。
チャンネル登録者数が1,000人を超えるには、ある程度の需要が見込めるジャンルで動画を投稿する必要があります。
また再生回数が少なかったり、登録者数が伸びなかったりしても、ファンがつくような動画を投稿し続けましょう。
2.動画の総再生時間が過去12ヶ月で4,000時間以上である
自身のチャンネルで公開中の動画の総再生時間が、過去12ヶ月で4,000時間に到達しているのも条件の1つです。
少し条件が理解しにくいので、具体例を見てみましょう。
投稿した動画の平均再生時間が約5分と仮定した場合、合計で48,000回ほど視聴されれば、4,000時間の条件をクリアできます。
つまり、今回の例だと1年で条件を達成するためには1ヶ月あたりの再生回数が4,000回、半年であれば8,000回ほど視聴されなければいけません。
なお、ショート動画で収益化する条件の場合は、過去90日間で1,000万回以上も再生される必要があります。
3.ガイドラインを守ってコンテンツを作っている
動画の内容が、ガイドラインを守って作られているかという条件も見過ごせません。
YouTubeから広告掲載に適さないと判断された場合は、収益化できない可能性があります。
ガイドラインの代表的なトピックは、以下の通りです。
トピック | 説明 |
不適切な表現 | 放送禁止用語や下品な表現が動画の中に含まれていると、不適切な表現とみなされる可能性がある |
暴力 | 暴力行為を美化したり、ケガの描写が動画に含まれていたりする場合、広告収益を得られない可能性がある |
アダルト | 露出の多さや性的行為など、性的なものを連想させるコンテンツは広告掲載に適さないと判定されやすい |
衝撃的 | 視聴者を動揺させたり、不快にさせたりする内容のコンテンツは、広告収益を得られない可能性がある |
有害 | 危険行為や健康面にリスクのある内容を扱っていると、有害なコンテンツと判定されやすい |
差別的 | 個人や集団に悪意のある発言をしたり、差別を助長したりするコンテンツは、広告掲載に適さないと判定されやすい |
デリケート | 社会、文化、政治などのデリケートな事象に対して、悪用または否定すると収益化の対象外になりやすい |
上記の項目を過度に違反すると、広告収入が得られなくなるので注意しましょう。
4.年齢が18歳以上である
Googleアドセンスのアカウントを作るには、18歳以上であることが条件となっています。
そのため、18歳未満の方は自身のアカウントだと、YouTubeの収益化ができません。
もし発信者が18歳未満である場合は、18歳以上の法的保護者がいれば、代理で収益を受け取れます。
YouTubeで収益化の審査に落ちたときの対処法を3ステップで解説
YouTubeの収益化条件を満たしているにもかかわらず、審査に落ちてしまうケースがあります。こちらでは、審査に落ちたときの対処法を見ていきましょう。
- ポリシーを見直す
- ポリシーに違反している動画を消す
- 再び審査に申し込む
手順を追って解説するので、あらかじめ確認しておいてください。
1.ポリシーを見直す
収益化の審査に落ちてしまったら、まずはYouTubeのポリシーを見直しましょう。
YouTubeから送信されるメールに、承認されなかった理由が書かれています。審査に落ちる理由として、よくある例が以下の2つです。
- 著作権に違反している
- 似た内容のコンテンツを繰り返し投稿している
違反していた箇所の文章を「YouTubeのチャンネル収益化ポリシー」で確認して、自分の動画と見比べてみるといいでしょう。
2.ポリシーに違反している動画を消す
YouTubeのポリシーを見直した後は、違反している動画を削除します。
もしくは動画をいったん削除し、編集し直してから再びアップロードしてください。
また似たような内容の動画を何個も投稿していたり、低品質と思われるコンテンツが見つかったりしたら、それぞれ削除しておくといいでしょう。
なお、削除や非公開に変更した動画の再生時間は、チャンネルの総再生時間から引かれてしまいます。そのため、公開中の動画のみで「総再生時間が過去12ヶ月で4,000時間以上」という条件を満たさなくてはいけません。
3.再び審査に申し込む
ポリシーに違反した動画の処理が終わったら、再びYouTubeに収益化の申請を出します。
審査に落ちたメールが届いてから30日間が経過すれば、再び収益化の申請が可能です。
なお、収益化の担当者は、動画の内容がポリシーを守れているか審査しています。審査にあたって、ポリシーとともに収益化の判断に使用される要素は以下の5つです。
- コンテキスト
- 主要なポイント
- 声のトーン
- リアルさ
- 露骨さ
特に重要視されるのはコンテキストで、動画投稿の目的が評価されます。例えば特定の情報を正しく伝えたいのか、または視聴者を別のコンテンツに誘導したいのか、といったように動画投稿の目的は人によって様々です。
動画のタイトルや説明文に情報を追加して、YouTube側が判断しやすいような工夫をしましょう。
YouTubeで得た収益を受け取る方法
YouTubeで収益化できた場合、広告収入の合計額が8,000円以上になったら、受け取りができるようになります。
収益を受け取る流れは、以下の通りです。
- 税務情報を送る
- 本人確認の手続きを行う
- 支払い方法を選択する
以下の記事では収益を受け取るまでの流れについて、画像を用いて詳しく解説しています。ぜひこちらの記事も合わせてご覧ください。
▼YouTubeの収益を受け取る方法についてはこちら▼
YouTubeのお金の受け取り方を4ステップで解説!広告収入以外で収益を増やす方法も紹介
>>YouTubeのお金の受け取り方を4ステップで解説!広告収入以外で収益を増やす方法も紹介
YouTubeで収益化する方法3選
YouTubeの広告収益だけでは、収入を安定させるのは難しいです。こちらでは、YouTubeで収入を得る3つの方法について解説します。
- 商品を売る
- メンバーシップを有効にする
- 投げ銭をもらう
1つずつ見ていきましょう。
1.商品を売る
YouTubeを集客の場として利用し、自分で作った商品を販売することで収入を得られます。
収益化の条件であるチャンネル登録者数が1,000人未満だったとしても、商品が売れれば収入を得られるのが大きなメリットです。
例えばビジネスや語学などの教育系チャンネルを運営しているなら、個別のオンラインスクールや教材などの商品を販売できます。
商品を作るためには知識や経験が求められるので、まずは小さく始めるといいでしょう。
2.メンバーシップを有効にする
チャンネルのメンバーシップを有効にすることで、一部の視聴者から月額料金を支払ってもらえます。
支払ってもらう料金は、月額90円〜60,000円まで設定が可能です。ただし、YouTubeに対して、メンバーシップで受け取った金額の30%を手数料として支払う必要があります。
メンバーシップ制度は魅力的ですが、ファンから「毎月お金を支払ってでも動画を見たい」と思われるようなコンテンツを継続して作らなければいけません。
YouTubeの収益化の条件を満たしている方なら、メンバーシップを有効にして収入を得るのも選択肢の1つといえます。
3.投げ銭をもらう
投げ銭とは、ライブ配信や動画で視聴者から直接お金を受け取れるYouTubeの機能です。
例えば、ライブ配信中に視聴者から受け取れるスーパーチャットは、1回で100円〜50,000円までの金額を受け取れます。
YouTubeに手数料30%が引かれてしまうので、実際に手元に入るのはスーパーチャットで受け取った金額の70%です。
YouTubeのジャンルによりますが、興味があるならライブ配信を試してみるといいでしょう。
YouTubeで収益化を達成するためのポイント5つ
こちらでは、YouTubeで収益化するためのポイントを解説します。
- ターゲットを明確にする
- 視覚情報で視聴者を惹きつける
- 投稿時間を固定する
- トレンドを把握する
- 視聴者を誘導する
ぜひ参考にしてみてください。
1.ターゲットを明確にする
動画を作るときは、どのような人に自分のコンテンツを見てほしいのか考えましょう。
収益化の条件を達成するためには、自身のチャンネルに興味がある人を最低でも1,000人ほど集める必要があります。
多くの人に見てもらいたいからといって、一貫性のない内容の動画を作っても、なかなかチャンネル登録者は増えません。
例えばWebデザインの技術を教えてくれるチャンネルが、動画編集の情報も発信していたら、初見の視聴者は困惑してしまいますよね。
だからこそジャンルの選定や動画の長さなど、アプローチしたい人を決めてからコンテンツを作ることが大切です。
2.視覚情報で視聴者を惹きつける
動画のタイトルやサムネイルを工夫して、視聴者を惹きつけましょう。
多くの方に視聴してもらうには、まず投稿した動画をクリックされなければいけません。
そのため、サムネイルを工夫して作ることで動画のクリック率を高めたり、チャンネルを覚えてもらったりする必要があります。
効果的なサムネイルを作る方法については以下の記事で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
▼YouTubeのサムネイルの作り方についてはこちら▼
YouTubeのサムネイルの作り方を5つの手順で解説!作成のコツやおすすめのソフトも紹介
>>YouTubeのサムネイルの作り方を5つの手順で解説!作成のコツやおすすめのソフトも紹介
3.投稿時間を固定する
動画の投稿時間や曜日を固定することで、視聴者にチャンネルを覚えてもらいやすくなります。
同じ時間に動画を投稿するといっても、毎日のように更新が必要なわけではありません。無理に動画の更新頻度を上げても、コンテンツの質が下がって、結果的に視聴者からのイメージが悪くなってしまいます。
なお、動画のジャンルにもよりますが、YouTubeを視聴するユーザーは金、土、日曜日に増えやすいです。
そのため、ユーザー数が多くなる時間帯に動画を投稿するといいでしょう。
4.トレンドを把握する
YouTubeでは、トレンドに乗ることで短期的に多くのユーザーから視聴してもらいやすいです。
トレンド性の高いキーワードは、YouTube内で検索される回数が多くなります。そのため、多くの方が検索する前にトレンドの動画を投稿しておくことで、幅広い層のユーザーを獲得できるわけです。
直近のトレンドでいうと、2024年に入ってから「ChatGPT」の使い方や、活用事例に関する動画が多く再生されています。
このように話題に乗るのは重要ですが、トレンドを事前に把握する方法がわからないと悩む方もいるでしょう。
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5.視聴者を誘導する
YouTubeの動画内や概要欄で、視聴者を誘導する以下のような工夫を入れましょう。
- 概要欄に関連性のある過去に投稿した動画のURLを載せる
- 動画内でチャンネル登録を促す
- 視聴者がコメントしたくなる動画を作る
チャンネル内のさまざまな動画を見てもらえれば、YouTubeから良質なコンテンツと認識してもらいやすくなります。
YouTubeからの評価が高くなれば、自身の動画がおすすめのコンテンツとして紹介されやすいです。
- YouTube検索
- ブラウジング機能
- 関連動画
など、YouTube内で多くのユーザーに、自身の動画を視聴してもらえる機会が増えます。
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