「Webデザイナー未経験だから面接が心配…」
「Webデザイナーの面接って何聞かれる?」
「どう答えたらいいかわからなくて不安」
などと考えていませんか?
書類選考通過で喜んでいたのも束の間、次は面接ということで不安になっている人も多いのではないでしょうか。
特に未経験だと、何を答えたら良いかわからず迷いますよね。
Webデザイナーの面接では、聞かれる質問を事前にイメージしておくことで、緊張感もほぐれスムーズに答えられます。
そこでこの記事では、Webデザイナーの面接時によく聞かれる質問と、回答の例文を紹介します。
以上の点も解説しますので、スムーズに面接も突破し、Webデザイナーへの転職に成功したい人はぜひ最後までチェックしてみてください。
未経験でも何歳までWebデザイナーになれる?

「今さらWebデザイナーを目指しても遅いのでは?」と不安になる方もいるかもしれませんが、Webデザイナーになるのに年齢制限はありません。
30代でも40代でも、スキルと準備さえあれば十分に目指せる職種です。
ただし、企業が未経験者向けに設けている「研修枠」は、育成前提の若年層を想定しているため、30代後半以降の方は即戦力を求められるケースが多いです。
年齢に関係なくWebデザイナーを目指すなら、基礎的なデザインスキルやツールの使い方を習得し、ポートフォリオを用意したうえでの応募が前提になります。
つまり、年齢がハードルになるのではなく「準備不足」が壁になるのです。
働き方の選択肢(正社員、フリーランス、副業)に応じて、必要なステップを計画的に踏めば、何歳からでもWebデザイナーとしての道は開けます。
▼Webデザイナーの年収について知りたい方は、こちらの記事を参考にしてください。
【必見】デザイナーの年収はいくら?仕事内容や年収を上げる11の方法を徹底解説
>>【必見】デザイナーの年収はいくら?仕事内容や年収を上げる11の方法を徹底解説
未経験Webデザイナーが面接でよく聞かれる質問&回答例8選

面接で特によく聞かれる質問を8つまとめました。
- Webデザイナーになりたいと思ったのはなぜですか
- この会社で何がしたいですか
- コーディングする上で意識していることは何ですか
- イラストやラフは描けますか
- Webデザイン関連で最近気になったことはありますか
- ポートフォリオに載せている作品について教えてください
- Webデザイナーになるための勉強法などを教えてください
- 将来的にどうなりたいですか
未経験の人は実績もまだないため、Webデザイナーになりたい理由やスキルを身につけるまでの経緯など、ポテンシャルを図る質問が多く聞かれます。
質問意図を汲み取ってスムーズに回答できるよう、事前に準備しておきましょう。
1.Webデザイナーになりたいと思ったのはなぜですか
この質問ではWebデザイナーへの熱意や成長したい気持ちがどれほどあるかなどを見られます。
純粋にWebデザインをしている時が一番楽しいからです。勉強して新しいスキルが身につき、作業が効率よくこなせた時に面白みを感じています。
未経験の場合、学校や独学でWebデザインの勉強をしてきたとしても、実務として考えると十分なスキルとは言えません。
採用担当者も最低限のスキルとして見ているため、継続性や成長性が重視されます。
Webデザイナーへの熱意があれば積極的に学び、理想に近づくために努力をしてくれるであろうと期待されます。
具体的なエピソードも交えつつ「なぜWebデザイナーになりたいと思ったのか」を、自分なりの言葉でまとめてみると良いでしょう。
2.この会社で何がしたいですか
非常によく聞かれる質問で、目的意識と熱意のほかにWebデザイナーとして活躍し続けてくれるかどうかが判断されます。
女性向けのECサイトデザインに携わってみたいと思っていた頃、たまたま御社の求人を見つけました。
成長を追い求める姿勢を兼ね備えた環境で、レベルの高いバナーやキャンペーンサイトのデザインを関わらせていただければと思います。
その会社だからこそできることなど、事業内容や企業理念等と自身の方向性が一致している点を伝えましょう。
3.コーディングする上で意識していることは何ですか
Webサイトを作り終わった後の更新や修正等をしやすいようにコーディングすることが基本の心構えです。
この最低限の心構えを理解しているかが問われます。
スキルやスピードはもちろんですが、サイトを作り終わった後の更新や修正等をいかに簡単にできるかという点を1番意識しています。
まず他者を意識したコーディングが行える点を伝え、その上でスピードなどもアピールできると良いでしょう。
4.イラストやラフは描けますか
デザイナーの仕事を行う上で絵は描けたほうが良い場合もありますが、描けないなら「描けない」と正直に答えましょう。
イラストは描けませんが、外注に発注するラフでしたら描けます。またイラストの指示も可能です。
描ける描けないだけで終わらすのではなく、描けるのであれば得意分野をアピールし、描けないのであれば制作の段階で自分ができそうなことを伝えましょう。
5.Webデザイン関連で最近気になったことはありますか
この質問では、情報収集のアンテナを常に貼っているかと言う点が見られます。
Gulpなどのタスクランナーで作業を効率よくこなし、Gitをきちんと使っていきたいと思います。
困った際は、最新情報について答えると良いでしょう。
6.ポートフォリオに載せている作品について教えてください
Webデザインの本質が理解できているか、ターゲット設計ができるかなどが見られます。
よってどのようなコンセプトでデザイン設計したのかしっかりと説明する必要があります
こちらの化粧品サイトは、30代の女性をターゲットに落ち着いた色中心でデザインしました。フォントも丸みがあるもので統一させ、優しいイメージにしました。
清潔感と大人っぽい印象がある画像を使用することで、商品のイメージを掴んでもらいやすくしています。
この質問はポートフォリオを見ながら説明できるため、ポートフォリオ自体に作品の詳細や補足をつけておくと答えられやすくなるでしょう。
7.Webデザイナーになるための勉強法などを教えてください
この質問では勉強方法の把握だけでなく、学習の姿勢も問われます。
勉強段階でどういったポイントにWebデザイナーとしてのやりがいを感じているのかも合わせて答えられると良いでしょう。
私は週に5日スクールに通ってHTMLやCSS、WordPressなどを勉強していました。授業内で理解できなかった部分は個人的に講師に聞きに行き、帰ってからもノートにまとめて復習していました。
他にも色彩検定やWebクリエイター能力認定試験も取得し、資格を通して学んできました。
基礎的なスキルはしっかり持っていることをアピールします。他に資格も持っている人は、間に挟んで向上心を伝えましょう。
8.将来的にどうなりたいですか
多く聞かれる質問で、どのように会社に貢献してくれるかがみられます。
当たり前ですが、まずはデザインとコーディングを完璧にできるようになりたいです。
その上でデザインのディレクションや、客観的な改善を行えるアートディレクターになっていきたいと考えています。
単純に「ディレクターになりたい」ではなく「アクセス解析をして数値に基づいた改善ができるディレクターになりたいです」と言ったほうが印象は良いでしょう。
未経験Webデザイナーが面接で聞くべき5つの逆質問

面接の最後によく聞かれるのが「何か質問はありますか?」という質問です。この章ではおすすめの逆質問を用意しましたので、ぜひ参考にしてみてください。
- 採用していただいた場合どの仕事から始まりますか
- 使用ソフトなどの制作環境を教えてください
- Webデザイナーの教育制度などはありますでしょうか
- 未経験から入社されたWebデザイナーはいますか
- 仕事の流れを教えていただけますか
ではそれぞれ確認していきましょう。
1.採用していただいた場合どの仕事から始まりますか
具体的な仕事内容や、事前にやっておくべき勉強などを質問することで、仕事への意欲をアピールできます。
もちろん採用から実際に働くまでの期間でスキルを身につけられれば、努力は評価されます。
新しい環境で仕事を始めるためにも、聞いておきたい質問です。
2.使用ソフトなどの制作環境を教えてください
使用しているソフトやOSなどの制作環境を聞くことで、その会社がWebデザイナーに対しどれだけ配慮しているかが理解できます。
例えば使っているソフトのバージョンが古い場合、仕事のパフォーマンスが落ちるだけでなく、作業スピードにも影響が出ます。
Webデザイナーの仕事は基本的に長時間座って行うため、作業スピードが落ちると体にも影響が出てくるでしょう。
会社によっては疲れにくいデスクチェアを用意しているケースもあります。作業環境は長く働き続けるためにも重要な要素なため、事前に確認しておきましょう。
3.Webデザイナーの教育制度などはありますでしょうか
未経験であれば特に、Webデザイナーの教育制度は聞いておきましょう。
以下のように、会社によって用意されているWebデザイナー教育制度は様々です。
- OJT研修
- 資格取得補助
- Webデザイン関連の書籍購入補助
- 社外イベント受講料負担
あらかじめ様々な企業の教育制度を知っておくことで、その会社の充実度が判断できます。
Webデザイナーの教育制度は、ホームページに掲載されているケースも多いため事前に確認しておきましょう。
ただしホームページに載っているにも関わらず質問してしまうと、事前確認ができていないとマイナスイメージになってしまいます。
4.未経験から入社されたWebデザイナーはいますか
未経験で入社したWebデザイナーの先輩がいれば、自分の将来像もイメージしやすいです。
仮に教育制度がなくても、質問ができる頼もしい存在になってくれるはずです。
また、未経験のWebデザイナーの気持ちがわかる人であれば仕事の悩みも相談しやすくなるため、精神的にも安定するでしょう。
5.仕事の流れを教えていただけますか
1日の仕事の流れを聞くことで、残業の有無や仕事量などを確認できます。
間違っても「残業はありますか?」「ちゃんと定時に帰れますか?」などと質問してはいけません。
仕事に対するやる気が無いと捉えられます。
▼未経験からWebデザイナーになるまでのステップは、こちらの記事をお読みください。
【必見】未経験者からWebデザイナーになる5つのステップ!必要なスキルや転職方法まで徹底解説
>>【必見】未経験者からWebデザイナーになる5つのステップ!必要なスキルや転職方法まで徹底解説
未経験Webデザイナーが面接を成功させるコツ3つ

Webデザイナーの面接を成功させるには、コツをしっかり押さえておく必要があります。
ぜひ最後までチェックしてみてください。
1.結論からわかりやすく話す
面接で重要なのは、相手に簡潔に伝えられるかという点です。
長々と話すだけでは言いたいことが伝わらない上に、面接官の時間も奪ってしまいます。
話すときは以下の順番で話すことを意識しましょう。
- 結論
- 理由
- 具体例
- 結論
この構成を意識すると、言いたいことをスムーズに伝えられるだけでなく、面接官にも好印象を与えられます。
2.友人や親などと一緒に練習する
実際に話しているところを聞いてもらうのは大切です。
人に聞いてもらうのが難しい人はスマホで撮影しながら練習すると、あとで客観的に見返せます。
何度も繰り返して練習することで自信にもつながるでしょう。
3.プロから指導を受ける
実際にプロのWebデザイナーから指導を受けることも大切です。
セミナーやイベント等で交流することにより改善点が見えてくるだけでなく人脈も広がります。
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- プログラミング
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