「オンラインサロンを運営したいけれど、失敗するのがこわい」
「収益が労力に見合わないって本当?」
「失敗しないオンラインサロンの始め方が知りたい」
このようなお悩みを抱えていませんか?
オンラインサロンの運営を開始しても、会員が増えなかったり収益が上がらなかったりすると、心が折れてしまうでしょう。運営するからには、労力に見合った収入は得たいですよね。
しかし、どのようなポイントに気をつければ失敗を未然に防げるかわからないという方も多いでしょう。そこでこの記事では、以下の内容について解説します。
- オンラインサロンの失敗例
- 失敗しないオンラインサロンの始め方
- 失敗しない運営方法
オンラインサロンを運営し、労力に見合った収入を得たい方は、ぜひ参考にしてみてください。
オンラインサロンの失敗例8選
オンラインサロンはよく考えて運営しなければ、思ったような成果が上げられません。オンラインサロン運営でのよくある失敗例は、以下の5つです。
- 集客できない
- 短期間で退会される
- 運営労力がかかる
- 儲からない
- 人間関係のトラブルが発生する
それぞれ詳しく見ていきましょう。
1. 集客できない
オンラインサロンを始めたものの、人が集まらないケースはよく見られます。オーナーの知名度が高くない場合や、オンラインサロンのコンセプトに需要がない場合は、会員が集まらない可能性が高いです。
会員が集まらなければ収益も出ないため、やる気がなくなってしまう方もいるでしょう。
最初から会員の人数が多い、大所帯のオンラインサロンを作ろうと思っても、実現するのは難しいです。最初から理想の形を実現するのは難しいですが、集まった数人の会員の満足度を挙げていけば、次第にオンラインサロンは大きくなっていきます。
集客できなくても落ち込まず、会員の役に立つコンテンツを提供できているかに目を向けるようにしましょう。
2. 短期間で退会される
メンバーがオンラインサロンに所属し続けるメリットを感じられず、短期間で退会されてしまうケースもあります。
一時的に人が集まったとしても、会員にとって役立つコンテンツが提供されていない場合、すぐに退会してしまうでしょう。会員が減るほど収益が減るため、やる気をなくしてしまう方も多いはずです。
また、価値あるコンテンツを提供できていたとしても、本を出版する、サービスをリリースするなどの目標を達成するためのオンラインサロンの場合、長期間在籍する会員が少なくなる場合があります。
会員が目標を達成できなかった場合「自分にはこのサロンが合わなかった」と退会されます。反対に、目標を達成した場合でも「結果が出たから満足した」と退会されてしまうのです。
オンラインサロンは、会員に長く在籍してもらうことで利益に結びつきます。目標達成型のオンラインサロンの場合、短期間で退会されるリスクが高まる可能性があるでしょう。
3. 運営労力がかかる
オンラインサロンを始めた際に、思ったよりも運営に労力がかかり、挫折してしまう方も多いです。オーナーは、コンテンツを発信すればよいだけではありません。
例えば、入会したばかりの方が発言しやすい企画を考える、集客のためにSNSを運用するなどの手間が継続的にかかります。
また、オンラインサロンは日常的に入退会があるため、事務的な管理をする必要もあります。退会手続きをした方をグループから外したり、入会した方に請求を立てたりと、細かい処理が必要になるのです。
オンラインサロンにかけた労力と、収入のバランスが合わないと感じる方もいるでしょう。コンテンツを作ればよいと思ってオンラインサロンを始めた場合、運営に疲れてしまう可能性があります。
4.儲からない
会員を集めるために無料、または安すぎる会費を設定すると、収益が上げられず、オンラインサロンの運営に失敗する可能性が高いです。コンテンツに自信がないからと低価格で運営すると、モチベーションが上がらず、結果として続けられなくなります。
オンラインサロンを始めたばかりの方は、集客に苦戦する場合が多いです。会員を10名集められたとしても、月額料金を1,000円に設定していた場合、収入は10,000円です。
メンバーがいる以上、10,000円のために有益なコンテンツを発信したり、毎日会員とコミュニケーションを取ったりしなければいけません。多くの方は、労力に見合った収益が得られないと感じるでしょう。
趣味でオンラインサロンを運営したい方は別ですが、安定して収益を得たいといった理由で取り組む場合は、自分が納得できる金額を設定する必要があります。
5. 人間関係のトラブルが発生する
オンラインサロンには、年齢や考え方などが異なる会員が入会するため、人間関係のトラブルが発生する可能性があります。オンラインサロン内でのトラブルへの対処に、心身ともに疲れてしまい、運営をやめてしまうオーナーもいるのです。
オンラインサロン内で起こったトラブルを解決するのも、オーナーの役割です。会員が気持ちよく過ごすために、環境を整えなければいけません。
特に、会員同士のコミュニケーションが活発な相談型のオンラインサロンでは、トラブルが発生しやすいです。オーナーは、トラブルが起こらないルール作りや、コミュニティの監視をしていく必要があります。
失敗しないオンラインサロンの始め方4ステップ
オンラインサロンの運営を成功させるためには、始め方が重要です。失敗しないためにも、以下の4ステップを意識してみましょう。
- コンセプトを決める
- サロンの型を決める
- 料金を決める
- プラットフォームを決める
各ステップについて、詳しく説明します。
1. コンセプトを決める
オンラインサロンで発信していくコンセプトを決めましょう。オンラインサロンの運営では、コンセプトが非常に大切です。
コンセプトのないオンラインサロンは何を訴求したいのかわからないため、会員が集まらない可能性が高いです。
コンセプトの内容が魅力的でない場合も、会員が集まりません。自分が発信できるかつ、多くの人から需要がある内容を考えてみてください。
コンセプトによって、どのような人が集まるかが決まります。どんな人たちと接したいかも含め、考えてみましょう。
2. サロンの型を決める
オンラインサロンには、大きく分けると以下の4つの型があります。
ファンクラブ型 | ・オーナーが芸能人やインフルエンサーなど、影響力のある人物 ・オーナーの発信を楽しんだり、一緒にプロジェクトを進めたりするケースが多い |
コミュニティ型 | ・同じ目標を持っている方や、同じ職種の方が集まり、情報交換をおこなうことが主な目的 ・お互いに仕事の進め方やキャリアなどの悩みを相談できる |
プロジェクト型 | ・オーナーが企画や目標を掲げ、実現に向けて会員を募集する ・会員からアイディアをもらったり、一緒に企画したりしながらプロジェクトを進められる |
レッスン型 | ・オーナーが知識や経験を会員に発信する ・プレゼンしたり、オーナーからアドバイスをもらったりしながら学びを深めていく |
オンラインサロンを始める際は、人が集まりやすく、自分が運営しやすい型はどれか考えましょう。複数の型を組み合わせたオンラインサロンを作るのも良いですが、運営に労力がかかりやすくなるため、慣れてきてからがおすすめです。
3. 料金を決める
オンラインサロンを利用するための、料金を決めましょう。
ビジネスとしてオンラインサロンを運営したいと思っているのであれば、最初から有料にする必要があります。無料で運営すると、自分のモチベーションが下がったり、有料にする際に退会数が増えたりするおそれがあります。
オンラインサロンの月額費用の相場は、1,000円から10,000円前後です。例えば、25,000人以上の会員が在籍している「西野亮廣エンタメ研究所」の月額料金は1,000円、ビジネススキルを身につけられる「人生逃げ切りサロン」の月額料金は2,200円です。
高額な費用の場合、会員が集まりづらいデメリットがありますが、質の高い会員が集まりやすく、オーナーもモチベーションを保ちやすいです。自分が十分なコンテンツの質や量を提供できる金額を設定しましょう。
4. プラットフォームを決める
利用するプラットフォームを決めましょう。オンラインサロンのプラットフォームとは、オーナーと会員を結び付けるサービスのことです。
プラットフォームを利用すると、決済・入会手続きなどを代行してくれたり、集客がしやすかったりとメリットが多いです。しかし、利用には手数料がかかることや、オンラインサロンの形式がある程度決まっている点がデメリット。
既存のプラットフォームを利用せずに、一から自分でオンラインサロンを始めることも可能です。手数料がかからず、自由に運営できる一方で、入退会の手続きや立ち上げ、集客も全て行わなければいけないため、負担が大きいといえます。
メリット・デメリットを踏まえた上で、自分に合った方法を選んでみてください。
失敗しないオンラインサロンの運営方法7選
オンラインサロン運営を失敗しないためのポイントは、以下の7つです。
- 適正価格に設定する
- 大手プラットフォームを利用する
- 成功までの道のりを見せる
- 会員が交流できる場を設ける
- 価値あるコンテンツを継続的に提供する
- 安心して利用できる環境を整える
- 集客や運用にSNSを利用する
順番に確認していきましょう。
1.適正価格に設定する
オンラインサロンの月額費用は、内容に見合ったものにしましょう。集客のために費用を安く設定しすぎると、収益が伸び悩み、オンラインサロンを続けられなくなる可能性があります。
オンラインサロン運営初心者の方は、会員が集まりづらいです。数人の会員を抱えて上手く運営するためには、費用を高単価に設定するとよいでしょう。
会員数が少なくても一定の収益を上げられるため、オーナーのモチベーションを保ちやすいです。現実的に集客できそうな人数を考え、自分が必要だと考える収入を設定し、金額÷人数で月額費用を決めてみてください。
無料期間を設ける場合は、最初の数か月だけなど、期間を区切っておこないましょう。オンラインサロンは運営に労力がかかるため、無料のまま続けると、オーナーにかかる負担が大きいです。
集客を考えつつも、過度な負担なく運営できそうな金額に設定しましょう。
2. 大手プラットフォームを利用する
自分のSNSのみで集客が難しい場合や、事務手続きの負担を減らしたい場合は、大手プラットフォームを利用しましょう。利用者が多いサービスを利用すると、多くの人の目に留まる可能性があります。
人気のプラットフォームには、DMMオンラインサロンやCAMPFIREなどがあります。入退会の管理や決済システムも利用できるので、会員が増えた時の事務手続きもスムーズです。
3. 成功までの道のりを見せる
目標が明確なオンラインサロンを運営する際は、達成までに必要なロードマップを最初に提示するようにしましょう。目標達成のための道筋が見えない場合、途中で挫折してしまう会員が多いです。
オンラインサロンのコンテンツは、量が多ければ良いわけではありません。コンテンツがあるだけだと、使い方がわからず「自分はオンラインサロンを活用できていない」と感じ、退会してしまうケースもあります。
会員の段階に合わせて最適なコンテンツを提案し、学ぶ順序を提示しましょう。オンラインサロンを利用する方法が明確な場合、継続して在籍してくれる可能性が高まります。
4. 会員が交流できる場を設ける
会員が交流できる場を提供するのもおすすめです。オーナーとの繋がりだけでなく、会員同士の繋がりができると、解約率が大きく下がると考えられています。
定期的にZoomなどのオンラインツールを利用したミーティングや、直接会えるオフ会などを開催すると良いでしょう。
5. 価値あるコンテンツを継続的に提供する
オーナーはオンラインサロンのコンセプトに合ったコンテンツを、継続的に提供し続ける必要があります。日々新しい情報を提供していかなければ、オンラインサロンにいる意味がないと思われてしまう可能性があります。
オンラインサロンの月額費用に合った内容を提供することも大切です。設定した費用に見合うだけのコンテンツを用意して、常に会員の満足度を高めなければいけません。
6. 安心して利用できる環境を整える
会員が安心して利用できる環境を整えるのも、オーナーの大切な仕事の一つです。安心して利用できるオンラインサロンだと思ってもらえれば、長期的に在籍してくれる会員が増え、退会率を減らせます。
運用期間が長くなり、会員の数が増えてくると、トラブルが起こる可能性は高くなります。オンラインサロン内のルールを制定し、トラブルが起きた際には迅速に対応すると、会員も安心して利用できるでしょう。
7.集客や運用にSNSを活用する
新しい会員を増やすために、TwitterやInstagramなどのSNSを活用することも有効です。あなたの考え方や人柄が伝わるように、積極的に発信し、多くの人の目に触れるように工夫することが大切です。
オンラインサロンには、オーナーの考え方に賛同した方が入会するケースもよくあります。発信内容を会員が拡散してくれることもあるでしょう。SNSは、活動内容を周知したり、イベントの情報を告知したりするのにも使えます。継続的に発信をしてみてください。
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