【初心者必見】動画編集のやり方を5ステップで解説!仕事の取り方やおすすめのソフトも紹介

仕事として、YouTuberや企業のPRムービーを作成する「動画編集」

動画がブームになっている中で「編集の仕事をやってみたいけど、どうすればいいかわからない……」と悩んでいる方もいらっしゃるのではないでしょうか?

編集には専門的な知識が必要だと考えられているので、初心者がどのように始めればいいかイマイチわからないですよね。

そこでこの記事では、未経験から動画編集を始めて6ヵ月で月商200万円を突破した松澤さんに、編集の始め方についてインタビューしました!

  1. 初心者が使うべき動画編集ソフト
  2. 具体的な仕事内容
  3. 案件獲得の方法
  4. 編集の注意点

「これから動画編集の仕事を始めたい」「収入を増やしたい」と考えている方は、ぜひ記事をチェックしてみてください!

【結論】初心者が仕事にするなら動画編集ソフトは『Premiere Pro』

ワカジツ

インタビュアーのワカジツです。本日はよろしくお願いします。

早速ですが、初心者が動画編集の仕事を始めるなら、どのソフトを使えばいいのでしょうか?

松澤さん

初心者が今から編集の仕事を始めるのであれば、使うソフトは『Adobe Premiere Pro』の一択ですね!

理由は大きく分けて3つです。

  1. データを共有しやすい
  2. 他のソフトと組み合わせて利用できる
  3. 仕事の案件が多い

それぞれ説明していきます。

1.データを共有しやすい

松澤さん

まずはデータの共有がしやすいという点です。

Premiere ProはWindowsとMacとの互換性が高く、基本的にどんなパソコンでも同じデータが利用できます。

ワカジツ

個人だとMacを使っている人は多い印象ですが、企業だとWindowsを使っているところがたくさんありますよね。

松澤さん

さらに案件によってはチームを作って動いていて、そのようなところは編集中のデータを使って修正をすることが多いんです。

なのでデータのやり取りがスムーズにできるPremiere Proが、初心者にとって1番おすすめだといえます。

ワカジツ

Macでしか使えないFinal Cut Proと比べても、使い勝手が良さそうですね!

2.他のソフトと組み合わせて利用できる

松澤さん

Premiere Proは、他のソフトと組み合わせることも可能です!

開発しているAdobe社は『Aftereffects』というソフトも出していて、こちらと組み合わせることで動画編集の幅が大きく広がります。

ワカジツ

Aftereffectsと組み合わせると、どのようなことができるのでしょうか?

松澤さん

たとえばテロップを自由に動かしたり、画像にアニメーションを追加できたりします。

また別ソフトのPhotoshopを使うと、Premiere Proだけでは表現しにくいデザイン性の高いテロップを作ることも可能です!

編集のレベルを上げるためにはアニメーションの利用も大切なので、組み合わせて使えるのはPremiere Proの魅力ですね!

3.仕事の案件が多い

松澤さん

仕事の案件が多いのも、Premiere Proの特徴です。

先程も述べたように、やはりデータを共有しやすのでよく使われています。

ワカジツ

確かに人員が多ければ多いほど、データで共有したほうが楽そうですね。

松澤さん

もしほかのソフトだと、完成動画でのやり取りになってしまいます。

すると「この部分を修正したい」というのが、簡単なものであっても一度編集者に返さないとダメなんですよね。

すると納品に時間がかかるし、編集者の負担も増えます。なので仕事としてPremiere Proを使っている人は多い印象です!

動画編集の仕事内容5ステップ

ワカジツ

動画編集は、どのような流れで進めていくのでしょうか?仕事内容を教えて下さい!

松澤さん

動画を0から完成させるまでの流れは、以下の5ステップです!

  1. クライアントへヒアリング
  2. 動画素材のカット・テロップの挿入
  3. 素材を集めて挿入
  4. 音響調整・色調補正
  5. サムネイル作成

それぞれ説明します!

1.クライアントへヒアリング

松澤さん

まずおこなうのは、クライアントへのヒアリングです。

求めていることをしっかりと理解したうえで、どのような動画を作るかを決定していきます。

ワカジツ

ヒアリングって、結構難しそうですね…!

松澤さん

参考動画を見せてくれるクライアントが多いので、そこまで難しくはないですよ!

提示された動画が完コピできるかどうかを考えて、自分ができることを提案していけば「後からやり直し」ということも少なくなります。

反対にヒアリングができていないと、全部作り直しのようなトラブルにもつながるので注意しましょう。

2.動画素材のカット・テロップの挿入

松澤さん

動画の方向性が決まったら、もらった素材をカットして、テロップを挿入していきます。

どちらもクライアントがイメージしている完成図にもとづいて、サクサク進めていくという感じですね。

最初は時間がかかりますが、慣れてくるとある程度テンプレート化してくるのでかなり短縮できます。

3.素材を集めて挿入

松澤さん

カットとテロップでおおまかな形ができあがったら、次は素材を集めて挿入していきます。

  • 説明用の画像
  • BGM
  • 効果音

が主な内容です。

これらはクライアントからもらえることもあるのですが、ある程度は自分で用意しておくと楽です!

4.音響調整・色調補正

松澤さん

次におこなうのが、音響調整と色調補正ですこちらは最終の調整という感じですね。

  • 色味調整
  • 明るさアップ
  • 声やBGMボリューム調整
  • ノイズの軽減

などを行って、違和感なく動画が見られる状態にすればOKです。ここまでやれば動画はほぼ完成ですね。

ワカジツ

だいたいここまでで、どれくらいの時間がかかるものでしょうか?

松澤さん

動画素材の量や案件によりけりなのですが、初心者だとだいたい5時間くらいですね。

動画によっては30分で終わったり、アニメーションを追加してもっと時間がかかったりもします。

正直、こだわれば終わりが無いですね(笑)

5.サムネイル作成

松澤さん

動画が完成したら、サムネイルも一緒に作って納品します。

サムネイルは簡単にいうと、YouTube上で表示される一枚絵みたいなものです。

▼サムネイルの例▼

ワカジツ

サムネイルも一緒に作ることが多いですか?

松澤さん

基本的には多いですね!別の人に頼むより、動画素材を使って一緒に作るというのが一般的です。

サムネイル専門の方もいますが、一緒に作れば単価アップにもつなげられるので、できれば一緒に受注しちゃいましょう!

初心者が動画編集の仕事を獲得するまでの4つの流れ

ワカジツ

本当に知識0の初心者の段階から、仕事を獲得するまでの流れはどのようなものでしょうか?

松澤さん

大きく分けて4つのステップに分けられます!

  1. 基礎技術を身につける
  2. ポートフォリオを作る
  3. クラウドソーシングなどで営業する
  4. クライアントからのヒアリングと提案

それぞれ紹介しますね。

1.基礎技術を身につける

松澤さん

まず1番最初にやるべきは、基礎技術の向上です。

スキルが無いと、そもそも動画編集の仕事を受けられないですからね。

  • カット
  • テロップ作成
  • 画像や音楽の挿入
  • 音響・色調調整

くらいはできるようになっておきましょう!

ワカジツ

その技術を身につけるのって、どれくらい時間がかかるものなんですか……?

松澤さん

最低限のスキルであれば、正直2時間でいけます!

ワカジツ

え、そんなに短時間でいけるんですね!

松澤さん

カットやテロップ挿入という簡単な作業さえできれば、最低限の動画は作れるので。

もちろん単価は低くなりますが、あとは仕事と同時並行でスキルを身につけていけば、効率よく実力を伸ばせますよ。

2.ポートフォリオを作る

松澤さん

基礎技術が身についたら、ポートフォリオ(作品集)を作ります。

自分がどのような技術を持っているかがわからない状態だと、営業活動ができないので。

ワカジツ

ポートフォリオはどのように作ればいいのでしょうか?

松澤さん

自分のYouTubeチャンネルを作って、限定公開で動画をアップロードしていけばOKです!

クライアントに出すときは、限定公開のURLを送るだけで、ポートフォリオとして成り立ちます。

3.クラウドソーシングなどで営業する

松澤さん

ポートフォリオができあがったら、クライアントに営業をかけます。

営業の方法は色々あるのですが、まずはクラウドソーシングサイトがおすすめです!

ワカジツ

最初にクラウドソーシングを使う理由はなんでしょうか?

松澤さん

初心者向けの案件がゴロゴロ転がっているので、簡単に仕事を受注できる点が魅力です。

その分単価は安くなるので、実績作りのために少しだけ受注するのが良いですね。

ワカジツ

案件が多い分、単価が安いんですね……!

ではクラウドソーシング以外だと、どのような場所に営業をかければいいのでしょうか?

松澤さん

僕の場合は、YouTuberやインフルエンサーがメインでした。SNSを使って、DMやメールを送るイメージです。

実際にフォロワー数万人レベルのインフルエンサーと仕事ができたおかげで、かなり幅が広がりましたね。

▼松澤さんがディレクターとして実際に納品した動画▼

4.クライアントからのヒアリングと提案

松澤さん

営業かけてクライアントとつながったら、ヒアリングと提案をおこないます。

  • どんな動画を求めているのか
  • その動画は実現可能か
  • さらにプラスアルファの価値を出せないか

をしっかりと考えて、効果的な営業をするのが受注のコツです。

ワカジツ

プラスアルファの価値というのは、どのようなものでしょうか?

松澤さん

クライアントの目的に対して、施策を考えるというイメージです!

たとえば「再生数よりも、商品が多く売れるようにしたい」というのであれば、LINEの登録率が高くなるように動線を作るとか。

動画時間も目的に合わせて長くしたり、短くしたりとかですね。

ワカジツ

む、難しそうですね……そういう提案ってどのように勉強すればいいのでしょうか?

松澤さん

僕が講師をやっているWonderful Movie Editor(ワンダフル ムービー エディター)という教材で、プラスアルファの提案方法についても網羅しています。

  • 月5万円~
  • 月30万円~
  • 月50万円~
  • 月100万円~

と、段階ごとに分けた提案や仕事の獲得方法についてまとめているので、完全未経験の状態からでもしっかりプラスアルファを提案できるようになりますよ!

動画編集で初心者が注意すべきポイントは「勝手にやらないこと」

ワカジツ

最後に、動画編集の注意点を教えて下さい!

松澤さん

やはり「勝手にやらないこと」が挙げられますね。

クライアントは動画編集を依頼している時点で、頭の中に何かしらのイメージを持っているんですよ。

ワカジツ

確かに、目的があるからこそ動画を作るはずですよね。

松澤さん

目的は本当に人それぞれです。

  • YouTube向けの動画を作りたい
  • SNSのフォロワーを伸ばしたい
  • 売上を伸ばしたい

など、いろいろなものがあるので、それに応じて編集方法も変えるべきなんですよね。

それなのに勝手に「動画を短くしました」とか「◯◯を追加しました」とかをやってしまうと、本当に求めているものが作れません。

ワカジツ

「相手が求めているもの以外の施策を勝手にやってはいけない」ということですね……!

松澤さん

はい。クライアントによってはきっちり求めていることを伝えてくれる人もいますが、中にはうまく伝えられない人もいます。

そこで編集側がどれだけイメージを言語化して、クライアントにうまく提案できるかが、優秀な編集者になる大切な要素です。

なので「作業を勝手に進める」ということだけはしないように、初心者のころから注意していきましょう。

ワカジツ

ありがとうございました!

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