【初心者必見】After effects (アフターエフェクト)ができること7選を解説!テクニックを磨く5つの方法も紹介

After Effects(アフターエフェクト)でできることは?」
「どうすればプロのようなアニメーションが作れる?」
「Premiere Proと何が違うの?」

と疑問に思っていませんか?

アニメーションを作るのにはAfter Effectsがいいとは聞きつつも実際にどのようなことができるかはイマイチわからないですよね。

そこで今回の記事では、After Effectsについて以下の内容を解説します!

  • After Effectsでできる7つのこと
  • Premiere Proとの違い
  • 基本的な使い方7ステップ
  • テクニックを磨く方法

「After Effectsを使ってアニメーションを作りたい」と考えている方は、ぜひ記事をチェックしてみてください!

After Effects(アフターエフェクト)とは何か?30秒でサクッと解説

After Effectは動画への装飾や演出が、後から簡単にできるアニメーション作成ソフトです。

頭文字をとって「AE」と略されることがあります。

After Effects単体では、以下のことが可能です。

  • 映像加工(VFX)
  • モーショングラフィックス(イラストに動きを加える)
  • アニメーション

After Effectsは画像加工ソフトの「Photoshop」の映像版と言われているように、映像の加工が得意です。

通常の動画編集ソフトではできない内容が盛り込まれているため、普段の編集ソフトと兼ね合わせて使うと良いでしょう。

これから、詳しいできることについて解説していきます。

After Effects(アフターエフェクト)でできる7つのことと使用例

After Effectsは、大きく7つのことができます。

  1. 映像にCGをつけ
  2. 映像の合成
  3. 文字に動きをつける
  4. 不要な部分の削除
  5. モザイク処理
  6. ライティング
  7. 炎や煙などの演出

それぞれ詳しく説明します。

【After Effectsでできること1】
映像にCGをつける

After Effectsを使えば、撮影した映像にCGをつける編集ができます。

  • イラストを自由に動かす
  • 3D空間で2Dの画像を動かす
  • 文字がぶれるようにテロップを動かす

などが可能です。

具体的なイメージとしては、映画が始まる前のロゴ映像や、SF系の映像などを作りたいときに、After Effectsが使えます。

【After Effectsでできること2】
映像の合成

After Effectsでは、映像の合成もできます。

2つの映像を1つにまとめることで、新しい演出が作り出せます。

たとえばSF映画で、宇宙で人類が飛び回っている映像があったとしましょう。これは当然宇宙で撮影しているわけではなく、スタジオで撮った映像と宇宙のCGを合成しているのです。

このように、映像を合成することで迫力のある動画やオシャレな動画に仕上げられることも、After Effectsの特徴です。

【After Effectsでできること3】
文字に動きをつける

After Effectsでは文字に動きをつけられます。

普通の動画編集ソフトだと、基本的には文字を字幕のような形で出すしかできません。

After Effectsなら文字を変形させたり、1文字ずつ演出をつけて移動させたりという技術が可能です。

  • タイプライターのように1文字ずつ出す
  • 文字を3D化する
  • スロットのように数字を回転させる

など、文字に動きがつくと動画にメリハリが出ます。

また、応用すれば音楽に合わせてテキストを出せるので、動画をよりポップな仕上がりにできます。

ゴージャスなテキストでオープニング作成すれば、テレビ番組や映画のオープニングのような本格的な動画に仕上げられるでしょう。

【After Effectsでできること4】
不要な部分の削除

After Effectsでは、不要な部分を削除できます。これは「マスク処理」「マスキング」と呼ばれる処理方法です。

撮影にはどうしても不必要なものが写り込んでしまうことがありますが、全部撮り直すのは時間もお金も手間もかかってなかなか難しいですよね。

After Effectsであれば、ソフト上で不要物を消せるため、作業効率が大幅にアップします。

例えば、道路を撮影した時に不必要な車が入り込んだ場合などに、車そのものを加工して消せます。

また、「ロトブラシ」を使えば動画の一部を切り取れるため、背景を消したい場合や、うっかり写ってしまった人を消したい場合も編集可能です。

After Effectsで、不要な部分は迷わずカットしましょう。

【After Effectsでできること5】
モザイク処理

After Effectsは写って欲しくない部分にモザイクをかけられます。

例えば、

  • 動画の撮影中に通行人の顔が映ってしまった
  • 車のナンバーが映ってしまった
  • 背景に映ってはいけないものが映ってしまった
  • 個人情報が写ってしまった

場合なども、ピンポイントでモザイクをかけられます。

昨今コンプライアンスや著作権、個人情報などの問題が騒がれたり炎上したりするので、少しでも危険な情報は削除しましょう。

不要な部分にモザイクをかけられる機能は、かなり便利ですよ。

【After Effectsでできること6】
ライティング

After Effectsを使えば、照明や影の演出もお手の物です。

「ライトレイヤー」を使えば、動画の照明や影の演出ができます。

例えば文字に光や影をつければ、動画に立体感と奥行きが生まれますよ。

コンサート会場のような演出ができるので、背景を変えなくても動画の雰囲気を変えられます。

他にも、暗い場所で撮影した動画を全体的に明るくすることも可能です。

【After Effectsでできること7】
炎や煙などの演出効果

動画編集では、炎や煙、爆発などの演出効果をつけられます。

After Effectsでつけられる効果は

  • 光(フレア)
  • 花火
  • 爆発
  • 宇宙空間

など様々です。演出一つで動画がかなりオシャレになるのでかなりおすすめです!

例えば人の体に炎を纏わせたり、煙を出したり、爆発したり。

実際にやると費用もかかり後処理も大変なことになりますが、After Effectsなら安全に机の前で演出を加えられます。

After Effects(アフターエフェクト)とPremiere Proとの違い

Adobe社が提供する動画編集ソフトには『Adobe Premiere Pro』という製品もあります。

After EffectsとPremiere Proの違いは、動画編集の際に元の動画を加工するソフトか、基本的な動画編集をするソフトかです。

得意なこと 向いている長さ
After Effects 後から演出を加える 短編
Premiere Pro ・カット
・テロップ
・つなぎ合わせ
長編

After Effectsは動画に元々ない演出を後から付け足して、より面白く編集する加工ソフトです。どちらかというと短い動画に向いています。

特にアニメーションやCGを作ることに特化しているソフトです。

一方、Premiere Proは、基本的な動画編集ができるソフトだといえます。

すでに撮影してある動画をカットしてつなぎ合わせたり、テロップをつけたり、動画編集の基本的なことができます。

どちらにも得意なことと不得意なことがあるので、可能であればどちらも利用することがおすすめです。

After Effects(アフターエフェクト)の基本的な使い方7ステップ

こちらでは、After Effectの基本的な使い方を7つのステップに分けて説明します。

STEP.1
「新規プロジェクト」を保存する
After Effectsを起動して「新規プロジェクト」を選択します。

メニューバーにある「ファイル」を選択し、「別名で保存」をクリックしてプロジェクトを保存しましょう。

STEP.2
ファイルを読み込む
新規プロジェクトで使う画像や動画などの素材を読み込みましょう。

「メニューバー」→「ファイル」→「読み込み」とクリックすると、プロジェクトパネルにファイルの内容が表示されます。

STEP.3
コンポジション設定で編集する動画の詳細を決める
コンポジションとは、After Effects内で作る動画のファイルのようなものです。

名前はわかりやすいように変えられます。「メニューバー」→「コンポジション」→「新規コンポジション」を選択して詳細が設定しましょう。
コンポジション設定では、

  • 動画の幅
  • 動画の高さ
  • 時間の長さ(デュレーション)

を決められます。

STEP.4
コンポジション内にファイルを配置する
コンポジションの中にファイルを配置して、位置と動きを設定します。

プロジェクトパネルにある「コンポジション」をダブルクリックすると、「タイムラインパネル」にコンポジションが表示されます。

編集したい動画の素材をドラッグ&ドロップすれば編集ができますよ。

コンポジションとはミルフィーユのような階層構造になっていて、ひとつひとつは「レイヤー」と呼ばれています。

STEP.5
エフェクトを追加
コレイヤーにエフェクトを追加します。動画や字幕に動きを出したいときに便利です。

STEP.6
書き出す
完成したコンポジションを書き出す「レンダリング」をします。

メニューバーの「ファイル」→「書き出し」→「レンダリングキューに追加」で書き出し可能です。

STEP.7
確認する
完成した動画を確認しましょう。必要があれば修正を繰り返して完成させます。

After Effects(アフターエフェクト)のテクニックを磨く方法5選

動画編集のテクニックを磨くには5つの方法があります。

  1. チュートリアルで勉強する
  2. YouTubeで勉強する
  3. 本で勉強する
  4. オンライン教材を利用する
  5. プロに聞く

それぞれ解説します。

【テクニックを磨く方法1】チュートリアルで勉強する

After Effectのテクニックを磨く方法のひとつめは、チュートリアルを見て勉強することです。

After Effectのチュートリアルは、Adobeの公式サイトで見られます。中には初心者向けのプロジェクトもあるのでおすすめです。

チュートリアルの中には、実際に手を動かしながらできる練習問題のようなものもあるので、授業の演習で先生に教わっているつもりで演出を試してみましょう。

【テクニックを磨く方法2】YouTubeで勉強する

After Effectは、YouTubeでも人気のクリエイターが紹介動画をあげています。

After Effectのチュートリアルは基本的に英語に日本語字幕がついているので、英語や字幕が苦手な人には難しく感じてしまうかもしれません。

Adobe公式チュートリアルサイトには、日本人のYouTuberによる動画も紹介されています。

実際に動画のプロが編集で使っている編集方法を人気のYouTuberから無料で直接学べるチャンスですね。

【テクニックを磨く方法3】本で勉強する

After Effectsは、プロも使っている必須動画編集ソフトなので攻略本がたくさん出ています。

攻略本の中には、初心者でもわかりやすい内容から、玄人も知らなかった情報がちりばめられています。

チュートリアルやYouTubeだけではわからない専門的な知識も本で読んで身につけましょう。

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【最新】動画編集の勉強におすすめの本12選!選ぶときの4つのポイントや注意点を徹底解説

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【テクニックを磨く方法4】オンライン教材を利用する

オンライン教材を使うことは、After Effectsのテクニックをうえで非常に効果的です。

オンライン教材では詳しく丁寧な解説が多いので、自分で感覚的に進めるよりもも速く的確な成長を見込めます。

さらに教材によっては講師に直接質問ができたり、仕事の取り方まで教えていたりと、充実度が高いです。

実際に、業界の最前線で活躍しているクリエイターが講師をつとめる講座はたくさん存在します。

「最短効率でAfter Effectsの使い方を学びたい」と考えている方は、オンライン教材の購入を検討してみてください。

【テクニックを磨く方法5】プロに聞く

After Effectのテクニックに行き詰まったら、迷わずプロに聞いてしまいましょう。

隠れた機能や時短方法など、プロは独自の技を持っています。

  • SNSで交流を深める
  • オンラインサロンに加入する
  • オンライン教材を購入する

などで、編集のプロと触れ合うことが可能です。

「難しくて自分では実現できないな」と思ったら、プロに相談してみてください。

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