「Illustratorを独学する方法が知りたい」
「イラレって実際のところ何ができるの?」
「Webデザイナーになるにはどんなスキルが必要?」
そんなお悩みにお答えしていきます。
Illustratorは、Webデザイナーになるために必要なスキルの一つです。単独の知識で大きく収益が上がるわけではありませんが、稼げるWebデザイナーはIllustratorを手足のように自在に使いこなしています。
ところが独学で勉強しようと考えても、どのように進めれば良いのかがよくわからないですよね。
そこで、本記事では
- Illustratorが独学可能といえる3つの理由
- 具体的な5STEPの独学手順
- より効率的な独学方法3選
- 次に学ぶべきスキル
について、徹底的に解説していきます。
特に独学の手順については、初心者の方にもわかりやすいように学習環境の整え方から紹介しています。「勉強したい気持ちはあるけど、まだ何もしていない…」という方も気軽に読んでみてください。
ぜひ、本記事を参考に、Illustratorの独学を始めてみましょう!
Illustratorは独学できる!3つの理由を解説
Illustratorを独学するのは現実的ではないのでしょうか。結論から言うと、Illustratorの独学はそこまで難しいことではありません。
本章では、Illustratorが独学可能といえる理由について、詳しく掘り下げて解説していきます。具体的には、以下の3つの理由が挙げられます。
- 直感的な操作で学べる
- デザインはセンスではなくロジック
- インターネット上に教材があふれている
ぜひ、独学できるか不安な方や独学するかどうか迷っている方は参考にしてみてください!
1. 直感的な操作で学べる
Illustratorは単純に「難しい」というと語弊があります。
なぜなら、Illustratorが実現しようとしていることは至ってシンプルだからです。具体的には、テキストと画像を組み合わせたり、線と図形を組み合わせたりという操作を、ドラッグ&ドロップのような簡単な処理で実現することを目指しています。
つまり「Illustratorは難しい」の正体は、
「コマンドが多すぎて何が必要がわからない」
「このアイコンは何に使うのだろうか」
という機能が充実しているがゆえの複雑さと言い換えられるでしょう。
したがって、基本的な操作から順を追って学んでいけば、必ず理解できる知識といえます。それに、学習を続けるほど目に見えて成果が変わってくるので、楽しく感じてくる方が多いですよ。
2. デザインはセンスではなくロジック
「自分はデザインセンスが無くて不安」という方も多いのではないでしょうか。結論から言うと、今までデザインと縁がなかった人でも正しく勉強を重ねればWebデザイナーになれます。
なぜなら、Webデザインの技術はある程度確立されており、センスよりもロジックで組まれていることが多いからです。
- サイトカラーにA色と相性の良いB色を使う
- 読者の目に付きやすいところにボタンを配置する
- 読者から見てボタンとわかるようにデザインをつける
したがって、ちゃんと勉強すれば視認性や実用性の高いデザインは未経験者でも身につけられます。
3. インターネット上に教材があふれている
インターネットが普及したいま、わからないことも検索エンジンを利用すればほとんどのことが解決します。たとえば「Illustrator 使い方」で検索すれば、ざっくりとした使用方法を閲覧できますし、同じような悩みを抱えている方の質問・回答を見れます。
それに、YouTubeなどの無料動画も充実しており、テキストだけでは難しいところも理解しやすい環境が整っています。このように、無料教材だけでも十分Illustratorの習得は目指せるでしょう。
Illustratorの独学方法を5STEPで解説
それでは、どのようにIllustratorを習得すればいいのでしょうか。本章では、一般的なIllustratorの独学方法を5STEPで紹介します。以下の手順を確認してみてください。
- 学習環境を整える
- 書籍を購入して通読する
- 書籍に沿って操作を覚える
- プロのデザインを真似する
- 仕事を受注してみる
ひとつひとつ、詳しくみていきましょう。
1. 環境を整える
まずは、Illustratorを使うための環境を整えます。とはいえ、あまり特別なことは必要ありません。最低限、以下の3点をそろえておくようにしましょう。
- パソコン(CPU:Core i5以上、メモリ:8GB以上推奨)
- Wi-Fi接続
- Adobe Creative Cloud(Illustrator)
Illustrator自体はそこまで高いスペックを必要としないので、お手持ちのパソコンで問題なく始められます。もしWebデザインで継続的な成果が上がってきたり、本格的にWebデザインを学びたいと考えたりしたとき、クリエイティブ向けパソコンの購入を検討してみましょう。
なお、Illustrator単体なら月額2,480円で利用できます。無料期間もあるので、まずはおためしで始めて見ると良いでしょう。
もし、あわせてPhotoshopやPremiere ProなどのAdobe関連製品の利用を検討している場合は、Adobe CCのコンプリートプラン(一般5,680円/月、学生1,980円/月)がおすすめです。
2. 書籍を購入して通読する
Illustratorの入門書を1冊購入しましょう。初心者にもわかりやすいと評判なのは以下の書籍です。
- 『これからはじめるIllustratorの本』:サクッと必要な操作がわかる
- 『Illustrator しっかり入門』:丁寧な解説と豊富な情報量
まずは、時間をかけずにひと通り流し読みするのがおすすめです。なぜなら、全体像を把握しておいたほうが、個別の操作を行うとき理解が深まるからです。
Illustratorならどんなことができるのか、ざっくりと概要を掴みましょう。
3. 書籍に沿って操作を覚える
書籍を参考にしながら、実際にIllustratorを操作してみましょう。膨大な量のパネルやアイコンのうち、主要なものを身につけていきます。
人間はアウトプットを通じて、スキルを自分の体に染み込ませていきます。したがって、ちょっとしたことでも、必ず自分の手を動かすように意識しましょう。
とはいえ、学校のテストのようにすべてを丸暗記する必要はありません。なぜなら、壁に突き当たったら、その都度インターネットで検索したり本を読んだりすることで回答が得られるからです。
したがって、書籍はゲームの攻略本のように「攻略手順を知る」「操作の索引」という目的で使うのがおすすめです。
4. プロのデザインを真似する
実際にデザインを作るとき、未経験の方がゼロから作るのは難易度が高いです。そこで、まずはプロのデザインを真似してみるのがおすすめです。
たとえば、画像ブックマークサービスのPintarest(ピンタレスト)で検索するとクオリティの高い作品がたくさんヒットします。お手本となるデザインを探して、再現してみると良いでしょう。
5. 仕事を受注してみる
Illustratorの基本が身についたら、クラウドソーシングで仕事を受注してみるのがおすすめです。
Web上で発注者が不特定多数の人に仕事の公募をかけ、報酬の見返りに受注者からコンテンツを納品してもらうサービス。WebデザインやWebライティング、プログラミングといったWebコンテンツ制作と相性が良い。
なぜなら、知識はアウトプットすることにより、一層理解が深まるからです。よく使われるコマンドや操作は、経験を積むことで自然に身についていきます。
とりあえず登録しておくべきクラウドソーシングサイトは以下の2つです。どちらも無料で利用できるので、閲覧できる案件を増やすためにも両方登録しておきましょう。
はじめのうちは、仕事の提案がなかなか通りません。簡単なタスク案件で実績を積んだり、成果物をポートフォリオとして提示したりして信頼を勝ち取りましょう。
より効率的なIllustratorの独学方法3選
ここまで、書籍を使ってIllustratorを独学する方法を紹介してきました。本章では、より効率的に学べる方法を以下3つ紹介していきます。
- スキルシェアサービス
- オンライン講座
- デザインスクール
それぞれ詳しくみていきましょう。
1. スキルシェアサービス
デザイン経験者からスキルをシェアしてもらう方法があります。具体的には、Illustratorの使い方でわからないことがあったとき、以下のようなサービスを利用してみましょう。
特に、スキルシェアサービスは書籍の独学と併用すること大きなメリットを発揮します。独学してもわからなかった部分については、本章で紹介したサービスを利用して、デザイン経験者に質問・相談してみましょう。
2. オンライン講座
オンライン講座を利用すれば、費用を抑えつつ、クオリティの高い動画教材で学べます。独学とスクーリングの良いとこ取りで、バランスの取れた方法といえます。
オンライン講座を受講するかどうか迷ったとき、必ず質問時間や回数をみておきましょう。なぜなら、わからない箇所をいつでも質問できる環境こそ上達への最短ルートだからです。質問に制限を設けているところもあるので、しっかり比較してみてください。
おすすめの講座はWonderful Designer(ワンダフル・デザイナー)です。完全未経験者が「競争力があり価値が高い『コーディングのできるWebデザイナー』になる」までをフォローした講座となっています。
最大のメリットは無制限に質問できることです。疑問はすぐに解決できるので、挫折しづらい環境を整えています。
最短距離で稼げるWebデザイナーを目指すなら、ぜひ『ワンダフル・デザイナー』の受講を検討してみましょう!
3. デザインスクール
WebデザインやDTPが学べるスクールに通うことを検討しましょう。プロのデザイナーからマンツーマンで教われたり、独自のカリキュラムで最速でスキルを学べたりします。
しかし、完全独学と比べて費用がかかる点がネックです。学びたいことが決まっている場合は、スポット的にセミナー形式講座を受講するのも賢い使い方です。
また、講座の時間が決められていることが多く、学習の自由度が低めです。もし資金が潤沢にあり、時間にも余裕がある場合は検討してみましょう。
Illustratorの次に学ぶべきスキル
Illustratorの使い方を学んだら、稼げるWebデザイナーへの第一歩を踏み出したことになります。そこで本章では、市場に求められるWebデザイナーになるために、Illustratorの次に学ぶべきスキルを紹介していきます。
以下3点を確認しておきましょう。
- Photoshop
- Webページデザイン
- コーディング
詳しく解説していきます。
1. Photoshop
Photoshopはプロ御用達の画像編集ソフトで、高品質なデザインやイラスト作成に役立ちます。具体的には、Photoshopでデザインカンプ(完成見本図)を作り、Illustratorで必要な素材を制作するというように使い分けます。
したがって、WebデザイナーになるためにはIllustratorとセットで身につけることが必要です。
2. Webページデザイン
Webページの設計からデザインまでを担当できると、Webデザイナーへの道が開けてきます。
作りたいWebサイトの情報をヒアリングし、簡易的なラフデザインを作っていきます。その際ざっくりとでいいので、どこにどんな情報を配置するかイメージを作っておくことが大切です。
PhotoshopやIllustratorはラフ案を実際のWebページに落とし込む際に使用します。Webデザインには基本的なデザイン知識のほか、対人コミュニケーション能力など、総合的なマネジメントスキルが必要になるでしょう。
3. コーディング
コーディングができるWebデザイナーは重宝されます。なぜなら、制作会社にとってプログラマーにコーディングを発注する手間が減るからです。
実際のところ、Webデザイナーとしていちばん単価が高くなる働き方が、Webデザインからコーディングまでワンストップで受注することと言われています。
具体的には、HTMLやCSS、JavaScriptを使ったコーディングや、CMS(コンテンツ・マネジメント・システム)であるWordPressを操作するスキルが求められます。
ぜひ本記事を参考に、稼げるWebデザイナーに必要なスキルを身につけていきましょう。
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