電脳せどりとはネット上で仕入れた商品を販売すること!メリット・デメリットや注意点を解説

「電脳せどりってそもそも何?」
「店舗せどりと違うところは?」
「違法にならないために注意することは?」

こんな悩みをお持ちではありませんか?

電脳せどりは、仕入れも販売もインターネットで行うせどりのことで、時間と場所を選びません。そのため、主婦やサラリーマンの方などに人気のある副業の一つです。

「時間も場所も自由ならやってみよう」と軽い考えで始める方が多いですが、注意すべき点もあります。誤ったやり方で電脳せどりをした場合、トラブルになるだけではなく法律に触れてしまうため、事前に学んでおかなければなりません。

そこでこの記事では、以下の内容について解説します。

  • 電脳せどりの概要
  • メリット・デメリット
  • 稼ぐためのコツ

電脳せどりを始めてみたいと考えている方は、ぜひ最後までお読みください。

電脳せどりとはネット上で仕入れた商品を販売すること

電脳せどりは、インターネット上で商品を仕入れて転売する物販ビジネスです。

対になる店舗せどりでは、実店舗で商品を仕入れて販売します。店の営業時間なども影響してくるため、サラリーマンの方など人によっては始めにくいでしょう。

電脳せどりでは、ネット環境さえあればパソコン1台でできます。時間や場所を選ばずできるため、サラリーマンの方にも人気の副業の一つです。

電脳せどりの始める手順5ステップ

ここでは、電脳せどりの始める手順5ステップについて紹介します。

  1. アカウントを登録する
  2. 商品をリサーチする
  3. 商品を仕入れる
  4. 商品を販売する
  5. 商品を梱包・発送する

電脳せどりに興味がある方は、ぜひ参考にしてみてください。

1. アカウントを登録する

まずは販売を行うため、仕入れと出品に使うアカウントの登録を行います。特に以下の5つは仕入れや販売時に使うことが多いので、登録しておきましょう。

  • Amazon
  • メルカリ
  • ヤフオク!
  • 楽天市場
  • 家電量販店のオンラインショップ

なお、電脳せどりだけで使う専用アドレスでの登録がおすすめです。セール情報などのメールを見落としにくくなり、仕入れの際に役立ちます。

2. 商品をリサーチする

電脳せどりに限らず、物販ビジネスにおいてリサーチは重要です。電脳せどりにおいて、売れやすいジャンルの一部を紹介します。

  • 家電
  • おもちゃ
  • パソコン周辺機器

電脳せどりでは、回転率と利益率を特に重視しましょう。

回転率とは、出品してから売れるまでのサイクルの速さのことを指します。食品など、生活の一部になるものは回転率が上がりやすいです。

利益率とは、商品を売った時に得られる稼ぎの割合を指します。家電など、キャンペーンなどで安く仕入れができる商品は利益率が高くなりやすいです。

ただし、電脳せどりは誰でも始めやすいことから、同様の商品を扱うライバルが多いことも頭に入れておきましょう。

3. 商品を仕入れる

リサーチを終えたら商品の仕入れの準備に入ります。仕入れ先は、信頼性と価格の2つのポイントを意識して選びましょう。

利益率のことを考えると、1円でも安く仕入れることが重要です。ただし、安く仕入れられても、状態の悪い商品が届いてしまうと、高値では販売できません。

なお、メルカリなどフリマアプリから仕入れる際には、新品でも古物商許可が必要です。取得していない場合には、Amazonやヤフーショッピングなどから商品を仕入れます。

複数のサイトを比較し、最安値で取引きできるところを選びましょう。

4. 商品を販売する

商品を仕入れたら価格を決めて実際に販売します。Amazonかメルカリなど、複数のプラットフォームがあるので、使いたいところを選びましょう。

なお、Amazonの場合はFBAと呼ばれる、商品の保管から配送までを代行してもらえるサービスを利用できます。電脳せどりを行う中で非常に便利なサービスのため、Amazonを利用するなら活用しましょう。

出品時には購入者視点を意識して、わかりやすく情報をまとめられると売れやすくなります。

また、適正な価格で販売することも重要です。高すぎると売れず、安すぎると利益が減ってしまいます。仕入れ値と相場の両方を考え、商品の価格を決める必要があります。

5. 商品を梱包・発送する

商品が売れたら梱包し、発送します。仕入れた状態のまま発送しても問題ありませんが、一度状態を確認しておくことをおすすめします。

商品の状態を確認したら、再梱包しましょう。商品だけでなく梱包の状態が悪い場合でも、トラブルが生じることがあります。

自分で梱包する場合は、緩衝材を使用して、箱の中で商品が傷つかないようにすることが重要です。状態の良い梱包は、購入者から高い評価を受けることにつながります。

梱包ができたら、配送業者に発送を依頼します。自宅から近い業者や送料の安さなど、利用しやすい配送業者を選定しましょう。

電脳せどりの3つのメリット

ここでは、電脳せどりの3つのメリットを紹介します。

  1. すきま時間を活用できる
  2. 小さな労力で仕入れられる
  3. 仕事場所を選ばない

それぞれ詳しく見ていきましょう。

1. すきま時間を活用できる

電脳せどりの場合は、インターネット上で商品を仕入れて販売します。インターネットに接続できる環境であれば、どこでも仕事を進められます。

店舗せどりの場合、仕入れをするためには実際にお店を行く手間と時間が必要です。特にサラリーマンの方は、仕事が終わるとお店の営業時間外の可能性もあり、仕入れできないこともあるでしょう。

電脳せどりでは、実際に店に行く必要がない分、家事の合間や移動時間などのすき間を活用できます。仕事以外にも、子育てなどで時間を割けない方でも気軽に始めやすいでしょう。

なお「将来的には電脳せどりで独立も視野に入れて始めたい」という方は、Wonderful Buyer(ワンダフルバイヤー)の受講をご検討ください。受講から1年以内で、40万の売上を達成した人もいます。

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2. 小さな労力で仕入れられる

インターネット上で完結することから、仕入れに必要な労力が軽減できることも大きなメリットです。

店舗せどりの場合、仕入れ時に実際お店まで行く必要があり、商品数が多い場合は車を持っていないと運べません。外の天気の状況によっては、店に行くことが困難な場合もあるでしょう。

電脳せどりの場合、お店に行く必要がないため、仕入れの際の労力を軽減できます。移動時がかからず、体力を消耗しないので、他の作業に注力できるでしょう。

3. 仕事場所を選ばない

電脳せどりは、インターネットに接続できる環境であれば、リサーチから販売まですべて行えます。自宅で集中できないのであれば、カフェやコワーキングスペースでも仕事ができます。

店舗せどりでは、お店まで足を運んで多くの商品を吟味しなければなりません。さらに、家から仕入れ先のお店が遠ければ、行くだけでも大変でしょう。

自宅でも行えることから、住む場所による有利不利がなく、交通費の削減もできます。お店での仕入れの際に、人の目が気になってしまうという方でも気軽に始められます。

電脳せどりの3つのデメリット

ここでは、電脳せどりの3つのデメリットを紹介します。

  1. 仕入れに送料がかかる
  2. 仕入れ前に商品の状態を確認できない
  3. 仕入れに時間がかかる

デメリットもしっかり理解した上で、電脳せどりを始めるか検討しましょう。

1. 仕入れに送料がかかる

インターネット上で商品を仕入れる際には、送料がかかります

商品が高く売れても、送料が高くてはトータルの利益率は下がってしまいます。利益を出すためには、仕入れ時の送料も考慮して価格を設定することが重要です。

一定の条件で送料が無料になるなど、工夫次第では削減できます。他にも、送料がかかりにくい仕入れ先を選ぶなど、経費をいかに節約できるかで利益が変動します。

実際に店舗へ行かないので、交通費などはかかりませんが、仕入れにかかる送料などの細かなコストには注意しましょう。

2. 仕入れ前に商品の状態を確認できない

実物を確認していない状態で仕入れるため、手元に届いてみるまで商品の状態がわからない点は大きなデメリットです。

仕入れの際は、出品時の画像や説明文などの情報だけが頼りです。メーカーのオンラインショップや大手の中古販売店では、しっかりとした検品が行われているため、あまり心配がいりません。

しかし、メルカリなどのフリマアプリなどから仕入れた際は、実物と出品情報に記載されている状態が大きく違うこともあります。

特に、中古品を仕入れる場合には、出品者の評価などをしっかり確認し、信頼できる相手なのかを見極めましょう。

3. 仕入れに時間がかかる

電脳せどりはインターネット上で仕入れるため、商品が手元に届くまでに時間がかかりやすいです。店舗せどりの場合、購入後すぐに出品できますが、電脳せどりでは最低でも1日のタイムラグが発生します。

特に、オークションサイトで仕入れる場合には、商品が手元に届くまで1週間以上かかるケースも珍しくありません。また、トレンドの商品の仕入れの場合は、手元に届くころには価値が下がっていることもあるため注意しましょう。

電脳せどりで稼ぐためのコツ3選

ここでは、電脳せどりで稼ぐためのコツを紹介します。

  1. 信頼できる仕入れ先を複数確保する
  2. 仕入れにかかる費用を抑える細かな支出も意識する
  3. 扱う商品ジャンルを絞る

順番に解説します。

1. 信頼できる仕入れ先を複数確保する

前提として、仕入れができないとせどりに取り組めません。電脳せどりでは、実際に会ったことのない相手から仕入れるため、信頼できる相手なのかを見極めることが重要です。

仕入れ先が一つしかない場合は、相手の都合などで連絡が取れない状態になると、ビジネスがストップしてしまいます。複数の仕入れ先を確保できれば、在庫の確保が安定しやすいため、リスクを大幅に減らせます。

このとき、信頼できる相手なのかを見極めることも重要です。説明にはないような粗悪な商品を送ってくるなど、不誠実な相手との取引は時間も手間も無駄になってしまいます。

信頼できる仕入れ先を複数確保することは、電脳せどりの基本であり、稼ぐために重要なポイントです。

2. 仕入れにかかる費用を抑える細かな支出も意識する

電脳せどりで稼ぐためには、いかに安く仕入れて高く売れるかが重要です。安く仕入れるためのコツを一部紹介します。

  • 割引キャンペーンを狙う
  • クーポンを活用する
  • 送料を抑える

仕入れ先のサイトの割引期間など、イベントの情報は常に確認しましょう。同じ商品でも1円でも安く仕入れができれば、その分利益につながります。

しかし、商品を安く仕入れても、送料が高くなっては利益が下がってしまいます。仕入れにかかる細かなコストも意識することは、電脳せどりで稼ぐための大きなポイントです。

3. 扱う商品ジャンルを絞る

扱うジャンルを絞ることで、需要が把握しやすくリサーチも簡単になるため、稼ぎやすくなります。

知らないジャンルでは、需要を把握しにくいことから結果が出にくいです。さらに、商品選びに迷うことが多く、リサーチにも時間がかかります。

得意なジャンルであれば、需要や人気商品などを把握しやすいため、リサーチにかかる時間も大幅に短縮できます。慣れるまでは、自分の得意なジャンルに絞って経験を積みましょう。

電脳せどりに慣れてきたら、扱うジャンルの幅を広げていくことで、さらに利益を上げられる可能性が高くなります。

電脳せどりの3つの注意点

ここでは、電脳せどりの3つの注意点を解説します。

  1. 事前に古物商許可を申請する
  2. 販売先の規約を確認しておく
  3. 偽物や盗品でないか確認してから仕入れる

一つひとつ見ていきましょう。

1. 事前に古物商許可を申請する

古物商許可とは、メルカリなどから仕入れた後に売買する際など、一度でも第三者の手に渡った商品を販売するときに必要です。

古物商許可を持たずに中古品の販売などを行った場合、古物営業法違反になると「3年以下の懲役または100万円以下の罰金」が科せられる可能性があります。

法律上「一回でも一般消費者の手に渡った商品は中古品」の扱いとなります。フリマアプリで新品として出品されている場合でも、中古品の扱いになるため注意しましょう。

2. 販売先の規約を確認しておく

電脳せどりは、法律に基づく範囲内で行うことは当たり前ですが、販売先独自の規約についてもしっかり確認しておきしましょう。

一例として、Amazonではメルカリなど、個人から仕入れた商品を新品として出品できません。例え新品未使用のものであったとしても、中古品として販売することになります。

規約を破った場合、そのプラットフォームでの販売ができなくなるリスクもあるため、事前に確認するようにしましょう。

3. 偽物や盗品でないか確認してから仕入れる

電脳せどりは仕入れの際に現物を目視できないため、偽物や盗品が送られてくる可能性もあります。気づかずに販売すると、商標法違反や盗品関与罪などに問われる恐れがあります。

特に、メルカリなどのフリマアプリなどから仕入れる際に起きやすいです。明らかに相場より安かったり、低評価が多かったりする相手からは仕入れないようにしましょう。

なお、Amazonなどの大手ECサイトでは、出品時に規制を設けているため、盗品などを仕入れてしまう確率は低いです。

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