「YouTubeの動画編集を仕事にしたい！」
「実際、動画編集の仕事って稼げる？」
「どうやって仕事を取ればいいの？」
こんな考えを持つ方もいらっしゃるのではないでしょうか。
SNSの中でも動画が浸透してきて、個人でもYouTubeを更新する方が非常に多くなっています。YouTubeはかなり勢いよく伸びているコンテンツなので、動画編集の仕事で安定して稼げるようになりたいですよね。
そこでこの記事では、動画編集について以下の内容を解説します！
- 動画編集の仕事内容
- 動画編集の単価
- 必要なもの
- 編集スキルのつけ方
- 仕事を取る方法
これから動画編集で稼ぎたいと考えている方は、ぜひ最後まで読んで参考にしてみてください！
目次
YouTubeの動画編集の仕事内容
動画編集者の主な仕事は、YouTuberや企業に代わっての動画編集作業や、場合によってはサムネイルの作成などです。
YouTubeにアップされているほとんどの動画は、撮影した映像を編集して投稿されています。
必要な部分を残したり、見やすくしたりするために、テロップやエフェクトなどの加工が重要です。ただ撮影したものをそのまま公開するよりも、編集したほうが見やすくメリハリのある動画ができあがります。
撮影から編集までを1人で行っているYouTuberもいますが、編集作業は非常にハードで時間がかかります。そのため、撮影は自分で行い編集を外注するというYouTuberも増えているのです。
動画編集にはかなりの手間がかかるので、効率よく編集ができる人の需要が高まっています。
YouTubeの動画編集の仕事の単価
YouTubeの動画編集の仕事の単価は、平均的に1本5,000円〜20,000円です。
もちろん発注者や動画編集のクオリティによって単価は変わりますが、基本的には上記の金額をイメージしておきましょう。
月々の収入のイメージは、専業で働いた場合の平均が20万円〜50万円ほど。動画編集の給料は、単価と作業スピードに大きく左右されます。
簡単な編集作業の単価は5,000円程度のことが多く、1時間の作業で完了することも。
丸々動画を編集するとなると単価が10,000〜20,000円くらいになりますが、その分作業時間も増えます。短時間で終えることもできれば、6時間以上かかる場合もあるのです。
ただしスキルがあると効率よく作業を進められるため、時給10,000円も夢ではありません。
時給ではなく1本単価で請ける仕事なので、自分の頑張り次第では大きく稼げる仕事だといえます。
YouTubeの動画編集の仕事の流れ
続いては、YouTubeの動画編集の仕事の流れを4つに分けてご紹介します。
- 動画の取り組み
- 素材の編集
- 動画の装飾
- 音楽の挿入
【YouTubeの動画編集の流れ1】動画の取り込み
まず初めにやることは、素材となる動画を編集ソフトに取り組みます。YouTubeの動画編集の場合は、大半の場合がクライアントから素材となる動画をもらいます。
もらった動画を編集ソフトに取り込み、編集作業の準備をおこなうのです。
ただし動画の取り込みにはかなり時間がかかることも多いので、作業するのとは別にスケジュールの調整をしておくといいですよ。
また、このタイミングで使いたい音声やBGMなどをアップロードしておくと、後の作業がスムーズにおこなえます。
作業を効率化するためにも、取り込みの段階で必要な素材はすべて用意しておきましょう。
【YouTubeの動画編集の流れ2】素材の編集
動画を編集ソフトに取り組めたら、実際に編集を始めていきましょう。
ここでやることは主に以下の通りです。
- 動画のカット
- 動画をつなげる
- 加工・画像の挿入
編集の初めにやることは、動画の不要な部分をカットする作業です。だらだらと話している動画は、単調で見にくく面白味もありません。
動画に必要な部分だけを残して、他の部分は全てカットしてきいます。残った必要な部分を全て繋げていけば、1つの動画の完成です。
1つの動画につなぎ合わせるときに意識するポイントは、テンポよく視聴できるかということ。視聴者が飽きずにテンポ良く動画を見れるカット、繋ぎを意識しましょう。
そして場合によっては、このタイミングで動画自体の加工や画像の挿入も行います。動画編集はまずは全体から加工して、少しずつ部分的な作業を進めるとイメージしておいてください。
【YouTubeの動画編集の流れ3】動画の装飾
動画をまとめてある程度の形になったら、次は装飾をしていきます。
動画の装飾で行う主な作業は以下の通りです。
- テロップの追加
- 字幕の挿入
- エフェクトの追加
- トランジションの加工
ただ話しているだけの動画もいいですが、よほどトークスキルがあってテンポ良く話せる場合や、有益な情報を発信している場合でないと飽きられる可能性があります。
動画が単調にならず最後まで見てもらうためにも、テロップやエフェクトの追加をして飽きられない工夫をしましょう。
また、電車などで音を出さずに視聴したい方のためにも、字幕を挿入するのも親切です。
トランジション（画面移動の演出）やエフェクト（動画内に出てくる演出）をこだわると、よりプロ感のある動画が作成できます。
【YouTubeの動画編集の流れ4】音楽の挿入
最後に、動画のBGMや効果音などを追加したら完成です。
音楽を挿入する際は、以下の点に注意してみてください。
- 音声・BGM・効果音の音のバランス
- スマートフォンで視聴した際の音量
いくら加工技術が優れていても、音が小さかったり、バランスが悪かったりすると、視聴率が大きく下がってしまいます。
うまくバランスを調整して、気持ちよく観れる動画を意識してみてください。
YouTubeの動画編集を仕事にするために必要な4つのもの
こちらでは、これからYouTubeの動画編集を仕事にしたい方のために、4つの必要なものをご紹介します。
- スマートフォン
- パソコン
- 編集ソフト
- 編集スキル
それぞれ詳しく確認していきます。
【YouTubeの動画編集に必要なもの1】スマートフォン
1つ目に必要なものはスマートフォンです。ほとんどの方が持っているかとは思いますが、クライアントとの連絡や完成した動画の確認などに使用します。
特に、スマートフォンで動画を見たときの画質や音量などを確認するのは大切です。いまはほとんどのユーザーがスマートフォンから視聴しているので、小さい画面やスピーカーでどれだけ観やすいかは大切な指標だといえます。
また、動画のカットと字幕を入れるだけの編集であれば、スマホでできる場合もあります。
実際に有名なYouTuberでも、スマホで無料の編集ソフトを使用し動画を作成していた時期もあるのです。
まずは今持っているスマートフォンを、動画編集に使えるようにアップデートしていきましょう。
【YouTubeの動画編集に必要なもの2】パソコン
2つ目の必要なものは、パソコンです。クオリティの高い動画を編集するには、パソコン専用の有料ソフトを使う必要があります。
パソコンは基本的にどんなものでも問題ないですが、スペックが作業効率に影響するのでしっかりとこだわりましょう。
処理能力が高いパソコンであれば、作業がサクサク進み効率的に仕事ができますが、あまりにスペックが低いとストレスがかかります。
- CPU
- メモリ
- GPU
- ストレージ
などに注目して、効率よく作業が進められるものを用意しておいてください。
【YouTubeの動画編集に必要なもの3】編集ソフト
3つ目に必要なものは、編集ソフトです。パソコン同様、編集ソフトもYouTubeの動画編集をする上で必要になります。
無料で使えるものもありますが、仕事として行う場合には有料ソフトがおすすめです。
というのも、無料と有料のソフトでは機能や使い勝手に大きな差があります。さらにクライアントからソフトの指定がある場合もあるので、初めから有料ソフトを使うといいでしょう。
おすすめのソフトは以下の通りです。
- Adobe Premiere Pro：月額2,480円
- Final Cut Pro X（Macのみ）：34,800円（買い切り）
上記の2つのソフトは、利用者が多く世界中で使われています。実際に、多くの有名なYouTuberやバラエティ番組で使われるほど優秀なソフトです。
Adobe Premiere Proは、単体で月額2,480円なので、低額で編集作業を始められます。続けるかわからないけどとりあえず編集を初めて見たいという人は、Adobe Premiere Proがおすすめです。
もしMacを使っていて「長く編集作業を続けたい」という方は、Final Cut Pro Xもうってつけです。初期投資こそ高いですが、使えば使うほど実質の負担額は安くなります。
ここで紹介したソフトの性能は大きくは変わらないので、自分の働き方や好みに合わせて選ぶといいでしょう。
【YouTubeの動画編集に必要なもの4】編集スキル
4つ目に必要なものは、編集スキルです。当たり前な話ですが、編集スキルがなければ動画編集は行えません。
YouTubeの動画編集を仕事にするために必要な編集スキルは以下の通りです。
- 動画のカット
- 動画をつなげる技術
- 字幕の挿入
- テロップの追加
- 効果音・BGMの挿入
上記のスキルがあれば、基本的なYouTubeの動画を作れます。品質を高めつつ、作業スピードを速めていくのも大切です。
これから編集の仕事を始めるという方は、上記の5つのスキルから身につけていきましょう。
YouTubeの動画編集を仕事にするためのスキルのつけ方2選
ここでは、スキルをつけるおすすめの2つの方法をご紹介します。
- 本や動画で独学
- オンライン講座を受講
それぞれ詳しく確認していきましょう。
【動画編集スキルのつけ方1】本や動画で独学
1つ目の方法は、本や動画を見て独学で学ぶことです。動画編集について全くわからないという方は、独学から始めることをおすすめします。
というのも、いきなりお金をかけて学んでみたはいいものの、編集作業が向いていなくてやめたいと思うこともあるでしょう。そうすると、せっかく高いお金を払っても無駄になってしまいます。
よって、まずは簡単に編集について勉強してみて、動画を作ってみてください。
本当に動画編集を仕事にしたいと思ったら、講座などを受けてさらなるスキルアップを目指すと効率的です。
編集スキルを独学で学ぶのにおすすめの動画サービスは以下の2つです。
- YouTube
- Udemy
「動画編集 方法」や「動画編集 勉強」などで調べたら色々出てくるので、まずは検索してみてください。
【動画編集スキルのつけ方2】オンライン講座を受講
2つ目の方法は、オンライン講座を受講することです。最速でスキルをつけたいという方には、オンライン講座の受講をおすすめします。
オンライン講座を受講することのメリットは以下の通り。
- 仕事をする上で必要なスキルが学べる
- 効率的な学習ができる
- 学習サポートもついている
- 講座によっては案件の獲得方法も学べる
オンライン講座を受講するにはお金がかかりますが、動画編集者として活躍するために必要ばスキルを効率的に学べます。
実際にその道のプロから教えてもらえるので、確実に成長できるでしょう。また、スクールなどと違い、場所を選ばず好きな時間に学べるのも魅力ですね。
例えばワンダフルムービー2.0なら高い編集スキルを身につけるだけでなく、案件獲得の方法も学んで、月収50万円以上稼ぐことを目標としています。
半年間のサポート付きで、PC・スマホからオンラインで学べるなど、充実度は非常に高いです。
講座によって特徴が大きく違うので、自分に合うものを選んでみてください。
YouTubeの動画編集の仕事を取る3つの方法
編集スキルをつけて仕事を取りたいと思ったらどうしたらいいのか、こちらでは動画編集の仕事を取る3つの方法をご紹介します。
- クラウドソーシングを使う
- SNSを運用する
- YouTuberと直接交渉する
それぞれ詳しく確認していきましょう。
【動画編集の仕事を取る方法1】クラウドソーシングを使う
クラウドソーシングサイトとは、個人がネット上で仕事を受注できるサービスです。
企業や個人が募集している案件の中から、自分が気に入ったものに無料で応募できます。
- クラウドワークス
- ランサーズ
などの有名なサービスだと、非常に多くのYouTubeの動画編集の仕事が募集されています。
クラウドソーシングは誰でも登録できるので、初心者の方にはおすすめの方法です。
単価が低い案件が多いなどのデメリットもありますが、まずは実績作りと考えて応募してみてください。
【動画編集の仕事を取る方法2】SNSを運用する
自分のスキルや作品をSNSで発信して、仕事を受注する方法です。SNSと聞くと趣味というイメージが強いかもしれませんが、しっかり発信すればビジネスにも役立ちます。
継続的に自分のスキルをアピールしていれば、企業から仕事のオファーをもらえる場合も。さらにアカウントがポートフォリオ（作品集）の役割にもなるので、仕事獲得のためにもしっかりとSNSを運用してみてください。
【動画編集の仕事を取る方法3】YouTuberと直接交渉する
3つ目の方法は、YouTuberやインフルエンサーと直接交渉することです。動画編集にはかなり時間がかかるので「お金を払ってでも人にやってもらいたい」という人はたくさんいます。
さらに最近ではYouTuberを目指す人も増えているので、仕事を依頼してくれる人もかなり多いです。
実際に動画編集をしている人に「代わりに編集します」と営業をかけてみてください。
SNSやブログからメッセージを送るなど、コンタクトをとってみましょう。そのときに、自分のスキルがわかるポートフォリオ（作品集）があると、仕事を受注しやすいです。
実力がついてきたら、直接交渉することも意識してみてください。
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