【要チェック】SEがブラックといわれる7つの理由!ホワイト企業を選ぶ方法を徹底解説

「SEがブラックといわれている理由は?」
「ホワイト企業のSEに就職する方法が知りたい!」
「SEは激務って本当?」
と考えていませんか?

IT業界の中でも特にSEはブラックな職場といわれますが、なぜマイナスの意見が多いのか気になりますよね。

もちろん、SEが全て激務というわけではありません。ブラックな職場を見分けるためにも、悪い噂が多い理由を知ることが大切です。

そこでこの記事では、SEが本当にブラックなのか気になる方へ向けて、以下の内容を解説します。

  • SEがブラックといわれる理由
  • ブラック企業を避ける方法
  • SEへ転職したい方におすすめのエージェント

ブラック企業を避けて、SEへ転職する方法まで解説するので、ぜひ最後までご覧ください。

SEがブラックといわれる7つの理由

こちらでは、SEがブラックといわれがちな理由を解説します。

  1. 残業が多い
  2. 給料が低い
  3. 労働組合が存在しない
  4. 仕事量が増えやすい
  5. 計画を立てるのが難しい
  6. 緊急の問い合わせに対応する必要がある
  7. スキルが身につかない

全ての企業に当てはまるわけではありませんが、IT業界の構造上、SEはブラックになりやすいです。1つずつ見ていきましょう。

1.残業が多い

納期に間に合わせるために、SE業務は残業が多くなる傾向があります

そもそもSEとはクライアントから要望を受けて、指示通りのシステム開発を行う仕事です。仕事の期限が決まっており、開発途中にトラブルが発生しても納期を遅らせることができないため、納品日の直前は残業が多くなってしまいます。

また経済産業省の「 IT人材需給に関する調査」で公表されている通り、IT業界は2030年に79万人の人材が不足するといわれているほど、人手が足りていません。
そのため、少人数で仕事を進めなければいけない企業が多いです。

納期厳守や人材不足などが原因で残業が多いため、SEは世間からブラックと判断されています。

2.給料が低い

給料の低い会社が存在するため、SEはブラックといわれています。

厚生労働省の「賃金構造基本統計調査 」によると、2019年におけるSEの平均年収は569万9,000円です。全体の平均年収が436万円(※)なので、データからはSEは年収が高いといえます。

しかし、IT業界の多重請け構造により、会社ごとにSEの収入は大きく変わってしまうのが現状です。

IT業界では、大手SIer企業から下請け会社に仕事が流れていきます。
この下請けが二次請け、三次請けのように複雑化すると、利益の中抜きが発生して、下層のSEは給料が低くなってしまうのです。

実際にSEの求人を確認すると、年収250万円と低い案件も存在し、企業によって収入に差があることがわかります。

平均年収は高いですが、多重請け構造により給料の低い会社が多いのも、SEがブラックといわれる理由です。

※参考:国税庁「令和元年分 民間給与実態統計調査

3.労働組合が存在しない

中小やベンチャー企業の多いIT業界では、会社に労働組合がないケースがあるため、ブラックといわれてしまいます。

労働組合の役割は、従業員が会社に対して不満を述べやすくし、快適な職場環境を実現させることです。

労働組合が存在しないと、社員は立場が弱くなるため、会社から無理難題を押し付けられても対抗できません。

そのため、低収入や激務などのブラックな環境を我慢してまで働く社員が出てきてしまうのです。

4.仕事量が増えやすい

SEは仕事を進めていく途中で、計画当初から仕事が増えやすくなるという特徴があります。

クライアントが成果物を確認した後、SEに対して、追加の依頼を注文することが多いからです。

さらにクライアントから仕様変更依頼があっても、システム開発の納期は変わらないケースが多いので、SEは時間と仕事量の両方に追われてしまいます。

このように一度開発が終了した後に、仕事量が増えることが多いため、SEはブラックといわれがちです。

5.計画を立てるのが難しい

SEは納期までのスケジュールを正確に立てるのが難しいため、日々の業務内容があいまいな状態で仕事を進めることがあります。

複数の会社がシステム開発に関わっているので、親会社の対応によって、下請け企業の業務内容や仕事開始時期が大きく変わってしまうのです。

特に下層の下請け企業は、親会社の指示が伝わるまで時間がかかるので、納期までの計画を立てても思い通りに進みません。

またチーム内の意思疎通ができておらず、現場では困難だと思われるような仕事内容を、管理者が計画してしまうケースがあります。

IT業界の構造やコミュニケーション不足が原因で計画を立てにくく、現場が混乱しやすくなるのも、SEがブラックといわれる理由の1つです。

6.緊急の問い合わせに対応する必要がある

SEは緊急の問い合わせに対して、すぐに対応しなくてはいけないケースがあります。

問い合わせに対応できる社員は、ある程度の経験があったり、実際に開発に参加したりした方に限定されます。

例えば24時間稼働するシステムの保守や運用が担当のSEは、シフト制で夜勤や休日出勤を行い、常にエラーや障害に対応しなければいけません。

残業があるだけでなく、緊急の呼び出しが多いのも、SEが激務といわれる理由の1つです。

7.スキルが身につかない

SEの仕事はシステムの設計図を作ることなので、企業ごとに決まったパターンで制作するが多いです。

そのため、仕事を続けてもスキルが身につく機会がないケースが多く存在します。

長期間SEを続けたのに技術力が不足するという事態が起こると、いくら会社に不満があっても、なかなか転職につなげられません。

自身で新しい技術の勉強を続けないとスキルが身につかず、不満があってもいまの会社に残らざるをえないケースがあるのも、SEがブラックといわれる理由です。

SEを希望する人がブラック企業を避ける5つの方法

こちらでは、SEになりたい方がブラック企業を避ける方法を解説します。

  1. 社員の口コミを調べる
  2. 会社の平均年齢を調べる
  3. 客先常駐の有無を確認する
  4. 求人の掲載期間を確認する
  5. 転職エージェントを活用する

SEを募集する会社の中には、ブラック企業が数多く存在します入社後に後悔しないためにも、以下のブラック企業を避ける方法を確認してみてください。

1.社員の口コミを調べる

ブラック企業を避けるには、気になる企業を見つけたら社員の口コミを確認するようにしましょう。

SNSや口コミサイトを利用して調べることで、転職の参考になる情報が手に入ります。

  • 待遇面の満足度
  • 風通しの良さ
  • 成長できる環境

など、現役社員や退職した方が企業に対して、どのような意見を抱えているのか調べるのがおすすめです。

また口コミ以外にも、会社のホームページに記載されている社長の発言や、会社の理念を確認するのもいいでしょう。ホームページの更新頻度が少なかったり、会社の方針に違和感を感じたりしたら、気になっている企業であっても注意が必要です。

2.会社の平均年齢を調べる

会社の平均年齢が低い場合は、ブラック企業の可能性を疑いましょう。

社員の年齢が低いということは、人材の入れ替わりが多いと予想できるからです。

社員の入退社が頻繁に発生する企業は、職場環境が劣悪だったり、優秀な人材が所属していなかったりと、何かしらの問題を抱えているケースがあります。

30代や40代の中堅社員の割合が多い会社に注目することで、離職率が低くて働きやすい職場を選びやすくなるでしょう。

3.客先常駐の有無を確認する

企業を選ぶときは、客先常駐か社内SEのどちらなのか、事前に調べましょう。客先常駐とは、自身が所属する企業と異なる会社で仕事をする働き方です。

客先常駐は多くの企業で経験を積める反面、自社から正しい評価を受けにくく、給料アップや昇進につながりにくいというデメリットがあります。

さらに常駐先が下請け企業だと、誰でもできるような業務を任される可能性があるため、スキルが身につきません。

気になる企業が客先常駐なのか、その場合はどのような業務内容なのか、事前に確認しておきましょう。

なお客先常駐を見分ける方法について詳しく知りたい方は、以下の記事がおすすめです。

▼客先常駐の見分け方についてはこちら▼

【解決】SES企業の見分け方を7つ紹介!ホワイトな会社を選ぶポイントを徹底解説

>>【解決】SES企業の見分け方を7つ紹介!ホワイトな会社を選ぶポイントを徹底解説

4.求人の掲載期間を確認する

複数の求人サイトを利用して、気になる企業の掲載期間を確認しましょう。

ブラック企業では、劣悪な環境で人材を働かせているため、退社する社員が多いです。そのため、長期にわたって求人が掲載されていないか、確認することをおすすめします。

さらに求人情報に以下のような内容が記載されている場合は、ブラック企業の可能性を疑いましょう。

  • 未経験を大量に募集している
  • 社員の待遇に関する記述があいまい
  • 最低年収が低い

長期間の求人掲載をしており、特徴的な内容の記載があるときは、ブラック企業と判断できます。

5.転職エージェントを活用する

ブラック企業を自分で判断するのが難しいと感じた方には、転職エージェントの利用をおすすめします。

転職のプロが厳選された求人を紹介してくれるため、自身で会社情報を調べるよりもブラック企業を避けやすいです。

さらに転職エージェントは、さまざまな企業とつながりがあるため、自身が気になる企業がブラックかどうか教えてくれます。

なおワンダフルジョブでは、非常に多くのデータベースをもとに企業の分析を行っているため、ネット上には存在しない貴重な情報が入手可能です。

エージェントを上手に活用することで、自分で調べるよりも賢く効率的に転職活動を行えるでしょう。

おすすめの転職エージェント5選

こちらでは、SEになりたい方におすすめの転職エージェントを紹介します。

  1. ワンダフルジョブ
  2. 社内SE転職ナビ
  3. ネットビジョンアカデミー
  4. Geekly
  5. マイナビ IT AGENT

SEに関する多数の求人を知ることで、ブラック企業の特徴が理解しやすくなるでしょう。

1つずつ見ていきます。

1.ワンダフルジョブ

ワンダフルジョブ」とは、ITエンジニア特化型の転職エージェントです。

  • 各会社に適した志望動機の作成サポート
  • 転職を成功させる知識を学べる動画教材
  • 各種イベントを通じて転職志望者との交流

ワンダフルジョブの強みは、定期的に開催されるオフラインのイベントやセミナーで、自分と同じ境遇の仲間に出会えることです。

転職活動では情報の質と量が重要なので、多くの知見が手に入りやすい環境は非常に貴重といえます。ワンダフルジョブでは、仲間と意見交換をすることでSEに関する知識や、ブラック企業の口コミを入手可能です。

LINE登録でサービスを始められて、今すぐ転職を希望しない方でも気軽に利用できますまずは簡単な相談から、ぜひ利用してみてください。

2.社内SE転職ナビ

社内SE転職ナビ」は、社内SEの求人に特化した転職エージェントです。

  • 転職支援実績15,000人以上
  • 紹介可能企業4,000社
  • 1人当たり7.3社の求人を紹介

ITエンジニアの中でも社内SEにこだわっており、過去に多くのIT転職を支援してきたアドバイザーが、個人に適した求人を紹介してくれます。

現在の仕事に関する悩みを相談できるカジュアル面談から、本気で転職をしたい方向けのキャリア面談まで、幅広い対応が可能です。

客先常駐を避けて社内SEになりたい方には、社内SE転職ナビをおすすめします。

3.ネットビジョンアカデミー

ネットビジョンアカデミー」は、未経験の方を対象にした転職サービスです。

  • 就職率98%
  • 15万円相当の教材が就職サポート付きで無料
  • ネットワークエンジニアの資格「CCNA」合格率99%

18〜31歳までの方なら、無料で資格の勉強をしつつ転職活動が行えます。さらにエンジニア経験者の講師が、書類の作成から面接の練習まで徹底的にサポートしてくれるので、安心して利用可能です。

未経験からSEを希望する方には、ネットビジョンアカデミーをおすすめします。

4.Geekly

Geekly」は、IT・ゲーム業界に特化した転職エージェントです。

  • 支援実績8,500件超
  • 利用者の年収アップ率76%
  • ユーザー満足度85.3%

非公開求人数が18,000件以上あるため、他では見つからないような珍しい仕事を紹介してもらえます。またGeeklyは精度の高い求人を紹介しているため、内定までの期間が平均で25日間と短いです。

「転職活動をダラダラ進めたくない」「とにかく内定が欲しい」方には、Geeklyをおすすめします。

5.マイナビ IT AGENT

マイナビ IT AGENT」は、IT・Webエンジニアに特化した転職エージェントです。

  • 20〜30代の求人多数
  • 転職後までサポート
  • 他社には存在しない多数の求人を保有

IT業界の専門アドバイザーが、多くの優良企業の中から自分に適した求人を紹介してくれます。
また、厚生労働省委託事業の審査を突破した事業者のみに与えられる「職業紹介優良事業者」を取得しているため、安心して利用可能です。

20代で転職活動を始めたい方には、マイナビ IT AGENTをおすすめします。

ITエンジニア/Webデザイナー特化型転職サービス「ワンダフルジョブ」


ワンダフルジョブは、ITエンジニアやWebデザイナーの求人に特化した転職サービスです。
  • 紹介可能な案件は2,500件超
  • 転職ノウハウを詰め込んだ動画教材つき
  • 元年商170億円企業の人事責任者が監修
さらにオンライン合同面接練習やセミナー・交流会など、転職者同士で情報を交換し、切磋琢磨するイベントが充実しています。

完全無料で利用できるので、未経験・経験者問わずキャリアアップがしたい方は、ぜひLINEで面談を申し込んでみてください。