「Premiere Proに買い切りはある?」
「安く買う方法はある?」
「できればお得に買いたい」
と考えていませんか?
Premiere Pro(プレミアプロ)があればYouTubeの編集やテロップ入れも簡単にできるので、できれば買い切りなどで少しでも安く手に入れたいですよね。
ただし、2021年1月現在、Premiere Proに公式の買い切り版はありません。非公式で販売されていることもありますが、リスクが大きいため公式のサブスク(定期購入)をおすすめします。
今回の記事では、Adobe Premiere Pro(プレミアプロ)について以下の内容について解説します。
- 非公式で買い切りを買う3つのデメリット
- 買い切り版以外で最安値で手に入れる方法
- Premiere Proの4種の値段比較
- 代わりになる買い切りソフト
「これからPremiere Pro(プレミアプロ)を使って動画編集をおこないたい」と考えている方は、ぜひ記事をチェックしてみてください!
目次
【結論】Adobe premiere pro(プレミアプロ)の買い切り版は公式には存在しない
以前はPremiere Proの買い切り版がAmazonや楽天で販売されていましたが、今は公式サイトでのサブスクリプション(月額もしくは年額購入)しかありません。
Premiere Proの買い切り版は、2012年を最後に販売終了しています。
たまに中古がフリマアプリなどで販売されていることもありますが、ちゃんと使えるかは怪しいところです。
安物買いの銭失いにならないように、安くても不用意に手を出さない方がいいでしょう。
Adobe Premiere Proの買い切り版を非公式で購入する3つのデメリット
Premiere Proに公式の買い切り版は存在しませんが、実は公式以外であればまだ購入可能です。
メルカリやヤフオクなどのリサイクルサイトで、稀に安価で販売されています。
ただし公式以外で購入した場合は、3つのデメリットがあるので購入はおすすめしません。
- ライセンスが停止されるリスク
- メーカー保証がない
- 困った時に誰にも頼れない
それぞれ解説します。
【デメリット1】ライセンスが停止されるリスク
Premiere Proの買い切り版は現在公式では販売されていません。
つまり、中古で購入できても公式のサポートが受けられないため、突然がライセンスが停止されるリスクがあります。
ちなみに買い切り版はおよそ10年ほど前の商品なので、すでに全てのサポートが終わっていて、ライセンスがいつ切られてもおかしくない状態です。
また10年前はそこまで動画が活発ではなかったので、機能面でも満足できる可能性がかなり低いです。
ライセンスが切れると、せっかく安く購入してもお金の無駄になってしまうので注意しましょう。
【デメリット2】メーカー保証がない
Premiere Proを非公式に購入すると、何らかの故障やトラブルで使えなくなる可能性が高いです。
万一トラブルがあった場合にも、公式で購入していない場合はメーカー保証やカスタマーサービスなどの対応を受けられません。
購入したものが不良品だったとしても、Adobeには修理や交換、返金の責任がないので、いつ壊れるかわからない時限爆弾に怯えるような気持ちで使うことになるでしょう。
よってメーカー保証が終了している買い切りは、おすすめできません。
【デメリット3】困った時に誰にも頼れない
Premiere Proの買い切り版を非公式に購入した場合、わからないことに出くわした場合や、困った時に誰にも頼れないこともデメリットです。
買い切り版が最後に発売されたのは2012年なので、すでに9年も前の商品です。今も現役で使っている人がどれくらいいるのか、怪しいところです。
もちろんアップデートの対応もしていないので、最新の機能は使えません。
つまり、自分が作りたい動画が作れなかったり、使い方がわからなくても誰にも相談できなかったりと、お金を払ったにもかかわらず効果的に使えない可能性があります。
結果として全ての面において、公式のサブスク版を購入するのが一番コスパがいいです。
Adobe Premiere Pro(プレミアプロ)の4種の価格徹底比較
公式のサブスクでPremiere Proを購入する場合、カテゴリーが現在大きく分けて4種類あります。
- 個人向け
- 学生・教職員向け
- 法人向け
- 教育機関
ちなみにどのプランも、属性に関わらず誰でも最初の7日間は無料で使えますよ。
他にも使える機能や支払い方法ごとに細かくプランが分かれているので、それぞれ詳しく解説します。
【カテゴリー1】個人向け
Premiere Proを個人で購入する場合には、「個人向け」プランから選択しましょう。
「個人向け」では2つのプランから選べます。
- 単体プラン:Premiere Proのみのプラン
- コンプリートプラン:Premiere Pro以外(After EffectsやPhotoshopなど)も使えるプラン
プランを選んだら、支払い方法はさらに3つの選択肢から選べます。
- 年間プラン(一括払い):1年分を一括で支払う。
- 年間プラン(月々一括払い):1年使うことを前提に毎月分割で払う。
- 月々プラン:毎月決まった額を支払う。いつでも解約できる。
プランと支払い方法を合わせると、全部で6個の選択肢があるということですね。
言葉だけだとわかりにくいので、こちらではそれぞれ表とともに詳しく解説します。
個人向けプラン1.単体プラン
Premiere Proの個人向け単体プランは最安で、毎月換算にすると税別2,180 円で購入できます。
以下の表では月額換算の比較もしてみました。黒い太字が、実際1回に支払う金額です。
※金額は税別表記 | 月額 | 年間支払合計額 | 最安値との年間差額 |
年間プラン(一括) | 月額換算 2,180円 |
26,160円 | 0円 |
年間プラン(月々) | 2,480円 | 29,760円 | +3,600円 |
月々プラン | 3,480円 | 41,760円 | +15,600円 |
実際に1回で払う金額で比較すると、「年間プラン(月々)」が一番安いですね。しかし、1年使うのであれば、一見高額に見える年間プランが最も割安です。
月々プランに比べ、毎月換算にして1,300円も安いので、1年に15,600円も節約できますよ。
逆に「1ヶ月だけ使いたい」など、短期利用が確定している場合は月々払いを選択しましょう。
月々払いはいつでも解約できる反面、1回の支払い金額が安いからといってずるずると長く使うと割高になります。
Premiere Proは使い続ける限りはずっと支払いも続けないといけないので、できるだけ金額を抑えたい人は年間一括プランがおすすめです。
個人向けプラン2.コンプリートプラン
続いてPremiere Proの個人向けのコンプリートプランの金額を解説します。
※金額は税別表記 | 月額 | 年間支払合計額 | 最安値との年間差額 |
年間プラン (一括) |
月額換算5,480円 | 65,760円 | 0円 |
年間プラン (月々) |
5,680円 | 68,160円 | +3,600円 |
月々プラン | 8,980円 | 107,760円 | +42,000円 |
コンプリートプランは、単体プランよりも使える機能も格段にアップするため、一気に金額が上がります。
コンプリートプランでは、単体プランにはない以下の機能が使えることが特徴です。
- Adobe社が提供している20以上のアプリが使える
- Creative Cloudアプリから直接数千のフォントを使用可能
- 100GBのクラウドストレージ
- アプリ内の学習機能の強化
使えるアプリや機能の一例を挙げてみると
- Photoshop(画像加工ソフト)
- Illustrator(イラスト制作ソフト)
- Lightroom(画像レタッチソフト)
- After Effects(動画編集ソフト)
などがあります。
PhotoshopやIllustratorなどが使えると表現の幅が広がりますが、ソフトを単体で2つ以上購入すると、それだけで5,600円以上かかります。
もしAdobeで2つ以上使いたいソフトがある場合、コンプリートプランなら20個以上のソフトがすべて使い放題になるので、かなりお得です。
【カテゴリー2】学生・教職員向け
Premiere Proのカテゴリー2つ目は、「学生・教職員向け」です。
金額は初年度のみ月額なんと65%OFFの税別1,980 円、次年度以降は月額で税別2,980円と破格!
使えるアプリは、コンプリートプラン以上に多く、
- Photoshop
- Illustrator
- Adobe XD
などを含む30を超えるデスクトップアプリとモバイルアプリを自由に使えます。
学生の特権として非常に安い値段で利用できますが、購入可能な人の条件は、かなり明確に定められています。
「13 歳以上で、対象の教育機関が提供する3ヶ月以上の課程に在籍する生徒/学生または該当教育機関の教職員」です。
購入時点で対象の教育機関に所属していれば、契約期間中の1年間は学生・教職員個人版の価格が適用されます。
また、卒業前の3月31日までに購入を完了できれば、卒業後も1年は追加料金なしで利用ができますよ。
なお、購入する際には、学校が提供する電子メールアドレスの確認が必要です。
色々と細かい決まりが多いので、割引が使える人は内容をよく確認して契約しましょう。
【カテゴリー3】法人向け
Premiere Proの3つ目のカテゴリーは法人向けです。
月額で税抜3,780円から利用ができますが、法人契約の場合は内容を細かく選べるため、最初に見積もりの申請が必要です。
見積りはアドビストアコールセンター( 0120-921-104 平日 9:30~17:30)またはオンライン(https://www.adobe.com/jp/creativecloud/business/teams.html)からできます。
【カテゴリー4】教育機関
最後のカテゴリーは教育機関です。
教育機関のプランに関しては、WEBサイトに詳細が掲載されておらず、個別に問い合わせが必要です。
まずはオンラインもしくはコールセンターに連絡してみましょう。
Adobe Premiere Pro(プレミアプロ)を最安値で購入する方法
Premiere Proは買い切りがなく、比較的高価なのでできれば最安値で手に入れたいですよね。
繰り返しになりますが、Premiere Proはもう買い切り版がないので公式ショップもしくは、提携するスクールのみの取り扱いです。
実はPremiere Proを最安値で手に入れる方法は現在2つあります。
- アカデミックコンプリートプラン
- After Effects単体プラン
それぞれ詳しく解説します。
【最安値で手に入れる方法1】
アカデミックコンプリートプラン
アカデミックコンプリートプランを使えば、Adobeのコンプリートプランを格安価格で利用できます。
学生限定ではありますが、社会人でも利用する方法が存在します。
社会人がアカデミックコンプリートプランを適応される方法は、ずばりAdobeと提携しているスクールに通って学生になることです。
対象者は通常だと最安で月額5,480円のプランが、なんと3,000円ほどの格安価格で利用可能なので使わない手はありません。
現在提携しているスクールは以下の4つです。
- デジタルハリウッド
- パソコンスクールISA
- アドバンスクール株式会社アドバン
- ヒューマンアカデミー
特にデジタルハリウッドが出している「Adobeマスター講座」だと、教材にコンプリートプランまで付属しています。
通常のコンプリートプランは最安値でも年間プラン(一括)の税抜65,760円ですが、なんと初級講座46時間分もついて税抜36,346円です。
月額にすると税抜3,000円ほどですね。
社会人でもお得に利用できるので、ぜひアカデミックコンプリートプランを使ってみてください。
【最安値で手に入れる方法2】
Premiere Proだけ使う場合は「Premiere Pro単体プラン」
もし「Premiere Proだけ使えればいい」という場合は、コンプリートプランよりも単体プランのほうが安いです。
アカデミックコンプリートプランだと月額3,000円ほどですが、単体だと月額2,180円(月換算)で利用できます。
ただし他にAfter Effectsなどの動画編集に利用するソフトを一緒に使う場合は、アカデミックコンプリートプランのほうが安いです。
どうしても「Premiere Pro以外はいらない」という場合は、単体での購入を検討してみてもいいでしょう。
Adobe Premiere Pro(プレミアプロ)の代わりになる買い切りソフトを5つ紹介
Premiere Proは、他のAdobe製品と連携する事ができるので、オリジナリティー溢れる作品を作ることが可能です。
とはいっても「サブスクは高い」「できれば買い切りがいい」と考える人も少なくはありません。
そこでこちらでは、Premiere Proの代わりになる買い切りソフトを5つ紹介します。
- Filmora
- Final Cut Pro
- Vegas Pro
- DaVinci Resolve
- CyberLink PowerDirector
値段の比較は以下の表を参考にしてください。
商品名 | 金額 |
Filmora | 9,980円〜 |
Final Cut Pro | 36,800円 |
Vegas Pro | 23,000円 |
DaVinci Resolve | 35,980円 |
それぞれ簡単に解説します。
【おすすめソフト1】Filmora
(引用:公式サイト)
「Filmora」はWondershare社から提供されている、初心者から中級者向けの高性能な動画編集ソフトです。
初心者向け編集ソフトとは到底思えない程、高度な編集機能をたくさん備えているのが人気の秘訣。
個人向けでMac1台だと、通常税込9,980円、キャンペーンがある期間ならば1000円引きで買い切りができます。
他にも、こ運輸社の所属や使いたい台数によってプランの金額が変わるので、ぴったりのプランを選びましょう。
【おすすめソフト2】Final Cut Pro
(引用:公式サイト)
MacユーザーにオススメなのがAppleのアプリ「Final Cut Pro」です。
「Final Cut Pro」は、ムービー作成に特化したハイレベルな動画編集ソフトです。36,800円(税込)で購入できます。
Appleらしいシンプルかつ最先端技術を使った強力なパフォーマンスが特徴で、動画編集に必要なツールを全て搭載しています。 プロ向け動画編集ソフトの中でも特に屈指のオーディオ機能を備えていることも大きな特徴のひとつで、臨場感のある音響効果を得られます。
デメリットはハイレベルな動画編集ができる代わりに、強制終了やフリーズが多いことです。
【おすすめソフト3】Vegas Pro
(引用:公式サイト)
「Vegas Pro」は、PCソフトウェア会社であるソースネクスト社が販売している、プロフェッショナル用の映像制作ソフトです。
23,000円(税別)で購入できます。
「Vegas Pro」の大きな特徴は、スピーディーなのに正確に動画編集できることです。
非常に軽い動作とカスタマイズ性の高いインターフェースによって、どんな編集にも柔軟に対応できます。 また、「Vegas Pro」では、独創的な動画編集を可能にするパワフルなツールを豊富に取り揃えています。
デメリットは、他のソフトと比べてプラグインが少ないことです。
【おすすめソフト4】DaVinci Resolve
(引用:公式サイト)
最新の「DaVinci Resolve 17」には、Premiere ProにAfter Effectsを加えた機能があります。
「有料のStudio版のコスパは抜群」と評判ですが、無料で使える無償版も提供されてます。
有料版も35,980円(税別)と、長く使うのであればコスパの良い価格帯です。
海外の映画やTV番組など、プロフェッショナルな現場で活躍しているソフトなので、完璧なムービー作成を可能にする最先端の編集ツールを豊富に取り揃えています。
デメリットは、ソフトの容量が大きい為、PCのスペックによってはスムーズな編集が難しいことです。
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