「動画編集の副業は稼げないってほんと？」
「副業で動画編集をやるとどれくらい稼げる？」
「初期費用だけかかって無駄にならない？」
YouTubeの流行や動画需要の増加に伴い、動画編集は人気の副業となっています。初めての副業に動画編集を選択する人も多いです。
しかし、WebサイトやSNSを見ていると「動画編集の副業は稼げない」という意見も見られます。パソコンや編集ソフトなどを揃えても、稼げるようになるか不安に思う人もいるのではないでしょうか。
そこで本記事では、動画編集の副業に関する以下の内容について解説していきます。
- 動画編集の副業が稼げる理由
- 動画編集の副業が稼げないと言われる理由
- 稼げない人の特徴
- 稼ぎ続けられる人の特徴
- 稼ぐまでの手順
動画編集で稼げるようになるためのコツも解説しているので、ぜひ最後までお読みください。
動画編集の副業が稼げないは嘘
動画編集は、今後も稼げる副業です。動画編集の副業がまだ稼げると言えるのは、市場規模が拡大し続けているからです。
動画産業の市場規模を予測した調査によると、2026年には現在の1.7倍に規模が拡大することが予測されています。市場規模の拡大は、動画を使った商品PRやプロモーションを行うクライアントの増加に直結します。
動画を用いた集客やコンテンツ制作をしたい企業や個人が増えるため、編集者の需要も高まっていくでしょう。動画編集で参入する人が増えても、需要自体が高まり続けているため、まだまだ稼げると言えます。
動画編集の副業が稼げないと言われる5つの理由
動画編集の副業が稼げないと言われる理由は、以下の5つです。
- 動画編集者の数が飽和している
- 時間の切り売りになってしまう
- 求められるスキルが多い
- 稼げる前に挫折してしまう
- 低単価の案件が多い
順番に解説していきます。
1. 動画編集者の数が飽和している
近年の副業ブームで、動画編集を始める人が増えているため、稼ぐのは難しいと言われます。動画編集は参入障壁が低く、気軽に手を出しやすいため、副業や趣味で始める人が多いです。
2023年12月21日時点で、クラウドワークスに「動画編集者」として登録しているワーカーは10万人を超えています。参入者が多いと、需要に対して供給が過多になり、仕事を取るのが難しいです。
特に、今から始める方は、すでに実績のある人達と競争しなければいけません。動画編集は競争率が高いので、副業では稼げないと言われます。
しかし、実際はクライアントから求められるスキルを持っている動画編集者は少ないです。動画編集のスキルを持っていて、クライアントと円滑なコミュニケーションが取れる人には、多くの仕事が入ってきます。
2. 時間の切り売りになってしまう
動画編集は時間の切り売りになってしまうため、稼げないと言われます。動画編集は、ほかの副業と比較して、時間のかかる作業が多いです。具体的には、以下の作業が挙げられます。
- 素材となる動画の閲覧
- 動画の構成作成
- カットやテロップ入れなどの編集
1本の動画を納品するのに一定の時間を要するため、時間の切り売りになってしまいます。特に、副業で始める際は時間が限られるため、数万円稼ぐのは困難です。作業に時間を要するため、動画編集は稼げないと言われます。
しかし、実際は単価を上げたり、外注したりして収入を上げていけます。ディレクターになって多くの案件を扱えるようになると、月に数十万円以上稼いでいくことも可能です。
3. 求められるスキルが多い
動画編集で稼いでいくには、多くのスキルが求められます。カットやテロップ入れなどの単純作業だけでなく、感覚的なスキルも求められます。また、動画編集に関連するもの以外で、必要なスキルは以下の通りです。
- サムネイルを作るデザインスキル
- 集客をするマーケティングスキル
案件によってはサムネイルの作成など、デザインスキルが求められるものもあります。また、企業からの案件は集客を目的としたものが多く、より多くの人に見てもらえるようなマーケティングスキルを要するものが多いです。
スキルが必要なく、誰でも対応できる案件は低単価の案件になってしまうため、動画編集は稼げないと言われます。
しかし、実際には動画編集のスキルだけで獲得できる案件があります。苦手な分野は外注すると、限られたスキルで稼ぐことも可能です。
4. 稼げる前に挫折してしまう
動画編集を副業で始める際、稼げる前に挫折してしまう人が多いです。動画編集は、ソフトの使い方や、基本的な技術を学ばなければいけません。
独学で動画編集を学ぼうとしている人は、わからないことがあった際に質問できる環境がなく、挫折してしまいやすいです。合同会社ケーエスが実施したアンケートによると、98.7％の人が学習過程で行き詰まりを感じていることが分かっています。
実際に案件を獲得して、仕事をする前にやめてしまう人が多いため、動画編集の副業は稼げないと言われます。途中で挫折しないためには、スクールや有料教材などを利用するのがおすすめです。
5. 低単価の案件が多い
動画編集は低単価の案件が多いため、稼げないと言われます。クラウドソーシングで動画編集の案件を探すと、報酬相場は10分の動画で約5,000円です。初心者や未経験者も応募できる案件は、さらに低単価になります。
編集技術が上がってきたり、ほかの作業も巻き取れたりすると、高単価で受注できる案件もあります。しかし、高単価案件を受注できるまで続けられる人は少ないです。低単価の案件ばかり受注し続けてしまう人が多いため、動画編集は稼げないと言われます。
実際は、高単価の案件はたくさんありますが、受注できるスキルや実績のある人が足りていません。動画編集を副業にして稼ぎたい人は、まずスキルを身につけましょう。
動画編集を副業にしても稼げない人の5つの特徴
動画編集を副業にしても稼げない人の特徴は、以下の5つです。
- 編集技術が足りていない
- 営業力が低い
- 作業に時間がかかりすぎている
- クライアントの要望に答えられていない
- コミュニケーション能力が低い
順番に解説していきます。
1. 編集技術が足りていない
基本的な編集技術が足りていないと、動画編集の副業では稼げません。初心者でもカット編集やテロップ入れなど、基本的なスキルが求められます。
カットしてつなぐ場所が適当、適切な効果音が挿入されてないなど、基本的な編集が行えないと、継続して案件を受注できません。
品質の低いものを納品し続けると、単価が上がりにくくなります。そのため、編集技術が不足している人は稼げないと言えます。
2. 営業力が低い
営業力の低い人は高単価の案件を取れないため、稼げるようになりません。動画編集を副業にして稼いでいくには、1本あたりの報酬が高い案件を獲得するのが重要です。
営業力が低い人は、クラウドソーシングサイトなどで案件を取り続けます。クラウドソーシングサイトでは低単価の案件が多く、手数料も取られるため、大きく稼ぐのは難しいです。特に副業の場合は、限られた時間で作業をしなければいけないため、直接営業などで単価を上げる重要性が高まります。
営業力が低く、サービスに頼り続けてしまうのは、動画編集で稼げない人の特徴です。
3. 作業に時間がかかりすぎている
動画編集で稼げない人は、作業に時間をかけ過ぎている可能性が高いです。カットやテロップを入れる作業が不慣れで、タイミングなどに戸惑ってしまうと、1本編集するのに長い時間がかかってしまいます。
1本あたりの単価が決まっているため、作業に時間がかかってしまうと、処理できる本数が減って稼げません。丁寧な仕事を心がけつつ、ツールの使用などで時間を短縮するのが重要です。
また、動画編集は、素材の確認や動画の書き出しなど、一定の時間を要する作業もあります。稼いでいくには、有料ソフトを使ったり、パソコンのスペックを上げたりして、時間を短縮する工夫が必要です。
4. クライアントの要望に答えられていない
動画編集で稼げない人は、クライアントの要望に答えられていません。動画編集の案件では、マニュアルで独自の編集要望が提示されます。
テロップの文字色や効果音など、さまざまな指定をされることが多いです。クライアントから要望されたとおりの編集ができていないと、信頼を失い、継続的に案件を依頼されなくなってしまいます。
マニュアルや納期を厳守できないのは、動画編集の副業で稼げない人の特徴です。
5. コミュニケーション能力が低い
コミュニケーション能力が低いのも、稼げない動画編集者の特徴です。業務遂行にあたって、最低限のコミュニケーションが取れていない人は、クライアントから信頼されず稼げません。
具体的には、以下のようなことにあてはまると、相手を不快にさせている場合があります。
- チャットの返信が遅すぎる
- 質問に対して回答が出来ていない
- 結論が後回しの文章で長すぎる
動画編集で稼げない人は、技術のほかに、コミュニケーションの面で問題のある人が多いです。
動画編集を副業にして稼ぎ続けられる人の特徴5選
動画編集を副業にして、稼ぎ続けられる人の特徴は以下の5つです。
- スキルを高め続けられる
- 対応できる業務が幅広い
- ディレクションができる
- 動画編集が好き
- 自己管理能力が高い
順番に解説していきます。
1. スキルを高め続けられる
動画編集に関するスキルを高め続けられる人は、継続的に稼げます。動画編集に求められるスキルやトレンドは、日々変化し続けています。稼ぎ続けるには、変化し続けるトレンドの情報収集を行い、編集内容に反映するのが重要です。
効率的に最新の情報を集めるには、コミュニティに所属するのがおすすめ。動画編集で稼いでいる発信者の多くが、コミュニティに所属しています。
どのコミュニティに入ればよいか分からない方は、人生逃げ切りサロンへの加入を検討してみてください。動画編集で実績のある人達が、日々最新の情報を発信しています。
動画編集だけでなく、ビジネス全般に必要な知識も学べるので、以下のリンクから詳細を見てみてください。
2. 対応できる業務が幅広い
動画編集以外に対応できる業務がある人は、継続して稼ぎやすいです。動画編集以外のスキルを兼ね備えた人は少なく、クライアントから重宝されます。求められるスキルの具体例は、以下の通りです。
- デザイン
- マーケティング
- 動画撮影
動画制作の周辺業務に対応できると、市場価値が高くなります。動画編集者として稼ぎ続けたい人は、関連スキルを身に付けておくのがおすすめです。
3. ディレクションができる
動画編集のディレクションができると、継続的に稼いでいけます。ディレクションには、クライアントとの打ち合わせから、編集者から上がってきた動画の品質担保まで、さまざまな業務が含まれます。
プロジェクト進行を目的に編集者を管理するには、ディレクターが必要です。動画市場はでき始めてからの年数が浅く、ディレクションができる人は多くありません。ディレクションができる人は市場価値が高いため、受注単価も高くなります。
動画編集の需要は高まり続けるため、ディレクションのできる人はさらに求められるようになります。そのため、継続的に稼いでいきたいなら、ディレクションを習得するのがおすすめです。
4.動画編集が好き
動画編集自体が好きなことも、稼ぎ続けられる人の特徴です。動画編集で稼ぐためには、継続が重要。動画編集自体が好きな人は、挫折などでやめにくいため、稼ぎ続けられる可能性が高いです。
また、動画編集自体が好きだと、制作物にこだわりが生まれ、高品質に仕上がります。地道な作業も楽しめる人が、動画編集で稼げる人の特徴と言えます。
5. 自己管理能力が高い
動画編集を副業にして稼いでいくには、自己管理能力が重要です。動画編集の案件は納期が定められているので、決まった日までに終わらせるタスク管理が求められます。
特に副業の場合は、限られた時間で作業をしなければいけません。そのため、自己管理能力の重要性が高まります。また、納期に余裕をもって提出してくれる人は、クライアントからの信頼を得られやすく、仕事を継続してもらいやすくなります。
クライアントから信頼されるためにも、自己管理能力の高さは重要です。
動画編集の副業で稼ぐまでの手順5ステップ
動画編集を副業で始めるのに必要な手順は、以下の5ステップです。
- 必要なものを揃える
- スキルを身につける
- ポートフォリオを作る
- 案件に応募する
- 動画を編集して納品する
順番に解説していきます。
1. 必要なものを揃える
まずは、パソコンや編集ソフトなど、必要なものを準備しましょう。パソコンは、WindowsでもMacでも問題ありません。
OSはどちらでも問題ありませんが、動画編集ができるスペックのパソコンを選ぶのが重要です。CPUは「Core i7」「Ryzen7」以上を選んでおけば快適に動画編集ができると言われています。
GPUはフルHDの動画編集を行うなら「GeForce RTX 3050」以上、メモリは32GBがおすすめです。パソコンのスペックが高いほど快適に動画編集ができますが、価格も高まります。
編集ソフトは「Adobe Premiere Pro」がおすすめです。「Adobe Premiere Pro」を使いこなせるようになれば、高度な動画編集もできるようになり、高単価の案件も狙えます。
動画編集で使うパソコンについては以下の記事でくわしく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
▼動画編集のパソコンついて知りたい方はこちら▼
【パーツ別】動画編集に適したパソコンのスペック！選ぶ際のポイントやおすすめ製品も紹介
>>【パーツ別】動画編集に適したパソコンのスペック！選ぶ際のポイントやおすすめ製品も紹介
2. スキルを身につける
必要なものをそろえたら、動画編集のスキルを身につけましょう。編集ソフトを使って動画を制作できないと、仕事が受注できません。
動画を適切にカットして繋ぎ合わせたり、テロップや効果音を入れたりと、さまざまなスキルが必要です。稼げるようになるには、クライアントの期待に応えられる動画編集スキルを身につける必要があります。
編集のやり方を学習し、動画を制作する練習をしましょう。受注したい案件に合わせて、必要なスキルを身につけることが重要です。
例えば、YouTubeの動画制作を請け負いたいなら、好きなチャンネルの動画を真似してみましょう。
独学でもスキルは身につけられますが、早く案件を獲得したいなら講座を利用するのがおすすめです。低コストで動画編集のノウハウを学びたい人は、人生逃げ切りサロンへの入会を検討してみてください。
月額2,480円で、動画編集の学習ができます。YouTube向け動画編集や動画広告制作など、複数の講義を閲覧可能です。
人生逃げ切りサロンの詳細は、以下のボタンからチェックできます。
3. ポートフォリオを作る
身につけた動画編集スキルを活かし、ポートフォリオを作りましょう。ポートフォリオがあれば、自身のスキルを営業時にアピールできます。
案件に応募する前に、クライアントに共有できる動画を制作しておきましょう。PR動画の制作案件を受注したいなら、フリー素材を使って商品やサービスを売り込む動画を用意するのがおすすめです。
ジャンルを絞らずさまざまな案件に応募したいなら、YouTubeやアニメーションなど、複数の動画を用意しましょう。
4. 案件に応募する
ポートフォリオを用意できたら、案件に応募します。初めは、クラウドソーシングサイトで案件を探しましょう。
手数料がかかりますが、初心者でも応募できる案件が豊富なのが特徴です。クラウドソーシングサイトで案件を受注して実績を積めば、企業に直接営業する際にアピールできます。
動画編集はスキルが必要な仕事のため、選考時に実績が重視されます。初めはクラウドソーシングサイトで案件を受注し、実績を積むのがおすすめです。
5. 動画を編集して納品する
案件を受注したら、動画編集して納品します。納品が完了すれば、報酬を受け取れます。
納品する前に、クライアントが求めるクオリティの動画になっているか確認しましょう。細部までこだわることで、継続受注につながります。
クライアントからの指示を守れているか、編集が甘い部分がないかなど、十分に確認しましょう。
動画を納品してから、修正指示を受けることもあります。指示通りに修正し、継続受注となった際に同様の指摘を受けないように注意するのが重要です。
クライアントと良好な関係を築けるように、丁寧に対応しましょう。
動画編集の副業案件を獲得する4つの方法
ここでは、動画編集の案件を獲得する方法を解説します。
- クラウドソーシングを利用する
- SNSを活用する
- 副業エージェントを活用する
- 直接営業する
それぞれ見ていきましょう。
1. クラウドソーシングを利用する
動画編集の仕事を始めるなら、クラウドソーシングサイトを利用しましょう。クラウドソーシングとは、インターネット上で案件の受発注が行えるサービスです。
「CrowdWorks」や「Lancers」といったサービスに登録し、案件に応募してみましょう。報酬から手数料が差し引かれますが、案件数が多く、実績を積むのにおすすめです。
クラウドソーシングサイトで案件を探し、仕事内容を確認した上で応募しましょう。案件をこなせるかを事前に確認しないと、受注につながりにくいです。
クライアントは応募時の提案文やポートフォリオを見て、依頼先を決めます。提案文に経歴や稼働時間などの情報を盛り込むだけでなく、案件に合わせた内容にするのがおすすめです。
2. SNSを活用する
SNSを活用することでも、動画編集の案件を獲得できます。自分のスキルや制作した動画をSNSで発信し、アピールしましょう。
発信を続けているうちに、企業から仕事の案内を受けることがあります。SNSで動画編集者を募集している企業もあるので、検索してみてもよいでしょう。
企業からのオファーを待つだけでなく、案件を探して応募するのがおすすめです。
3. 副業エージェントを活用する
副業エージェントを活用して、動画編集の案件を獲得することも可能です。登録すれば、エージェントが案件を紹介してくれます。
クラウドソーシングよりも求められるスキルレベルが高いですが、高単価の案件を獲得しやすいのがメリットです。まずはクラウドソーシングで実績を積み、スキルレベルが上がったら副業エージェントを活用してみましょう。
4. 直接営業する
企業に直接営業し、動画編集の仕事を任せてもらえることもあります。YouTubeチャンネルを運営していたり、PRに動画を使っていたりする企業を見つけましょう。
動画を編集するには手間がかかるので、外注したいと考えている企業は多いです。力になれそうな企業を見つけたら、営業をかけてみましょう。
クラウドソーシングサイトとは異なり、報酬の全額を受け取れるのがメリットです。ある程度の実績を積んだら、直接営業もかけてみましょう。
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