オンラインサロンが胡散臭いと言われる7つの理由!怪しいサロンとのトラブルを避ける方法も解説

「オンラインサロンって胡散臭い」
「宗教っぽい感じがする」
「詐欺ではない?」

オンラインサロンはクローズドな場なので、外からは何をやっているのかがわかりません。そのうえ、お金もかかるとなると「胡散臭い」と考えてしまいますよね

実際には、健全なオンラインサロンが多いですが、中には詐欺まがいのものもあるので注意が必要です。胡散臭いオンラインサロンを避けるには何を基準にすればよいのか、よくわからない方もいるでしょう。

そこで、こちらの記事では以下の内容について解説していきます。

  • オンラインサロンが「胡散臭い」といわれる理由
  • 胡散臭いオンラインサロンで実際にあったトラブル例
  • 胡散臭いオンラインサロンとのトラブルを避ける方法
  • オンラインサロンを活用する方法

オンラインサロンは、活用すれば多くの人と交流したり、有益な情報を得たりできる場です。ぜひこの記事を参考に、健全なオンラインサロンに参加してみてください。

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オンラインサロンが「胡散臭い」といわれる7つの理由

オンラインサロンが胡散臭いと感じる理由を紹介していきます。

  1. 入会していない人には何をしているのか全くわからない
  2. 新しいサービスである
  3. 熱狂的なファンが宣伝するので宗教のように見える
  4. 有料制である
  5. 実績や知名度の低い人が運営していることが増えた
  6. 情報を扱うサービスが多い
  7. 悪徳なオンラインサロンが増えている

ひとつずつチェックしていきましょう。

1.入会していない人には何をしているのか全くわからない

オンラインサロンは、入会していない人には何をしているのか全くわかりません。入会したメンバーのみが参加できるシステムだからです。

外部の人には、サロン内で何が行われているのか見えないので、不信感や胡散臭さを感じやすくなります。

何もわからない状態なのに内部の人たちが楽しそうにしていたり、満足していたりするのを見ると、より一層「怪しい」「宗教なのでは?」という印象が強くなるのです。

2. オンラインサロンが世間に浸透していない

オンラインサロンは、2012年に開始されており、比較的新しいサービスです。世間での認知が浅く、日常生活を行ううえでは馴染み深いものではないため、怪しさを感じてしまう人もいるでしょう。

なお、ICT総研の調査によると、オンラインサロンの市場は2021年で98億円ですが、2025年には183億まで増加する見込みです。

市場規模の拡大とともに認知が高まると予想できるため、胡散臭く感じる人は少なくなっていくでしょう。

3.熱狂的なファンが宣伝するので宗教のように見える

オンラインサロンはファンが熱心にSNSや口コミで宣伝するので、宗教のように見えてしまいます。オンラインサロンに参加する人は、基本的に運営者の考えに同調しているので、次第に熱狂的なファンになっていくものです。

熱狂的なファンが「入会しなければサロンの良さはわかりません」と勧めるので、胡散臭さが倍増します。しかし、オンラインサロンで行われた内容は、内部の人にしかわかりません。

口外できない情報もあるため、具体的な内容について触れられないのは仕方がないともいえます。

4.有料制である

オンライサロンは月額制のシステムです。有料制なので「運営者が儲かるだけじゃないか」と考える人にとっては胡散臭さを感じてしまうでしょう。

しかし、オンラインサロンを有料にすることで、コミュニティの質が高まるメリットがあります。無料にすると、興味がないけれど何となく入会した人が、文句を言ったり荒らしたりして質を下げます。

有料制なら、志が高いメンバーのみが集まるので、優良なコミュニティが形成される利点もあるのです。

5. 実績や知名度の低い人が運営していることが増えた

知識や実績を持っていない人が運営するオンラインサロンが増えたことが、胡散臭いと言われている要因の1つになっているでしょう。

オンラインサロンの運営は、知識や実績がなくても誰でも簡単にできます。そのため、結果を残していない場合でも、専門性を絞ったオンラインサロンを運営できます。

しかし、実績や知名度がない人が有料制のコミュニティを運営していると、信ぴょう性に欠けて胡散臭く感じるでしょう。

例えば、Webライティングに関するオンラインサロンがあったとします。主宰者自身で執筆した記事がなく、業界の中で無名の状態で運営していた場合は、コミュニティ自体が怪しく感じるでしょう。

知名度や実績が低い人が運営していることが、胡散臭いと思われるようになった要因になっている可能性があります。

しかし、有名ではない人でも、知識が豊富でスキルが高いことがあります。そのため、知識や実績だけで決めつけないようにしましょう。

6. 情報を扱うサービスが多い

オンラインサロンは、主宰者のノウハウや知識など、形として残らない情報を扱っていることが多いです。

近年はSNSやYouTubeなど、著名人の質の高いナレッジを無料で知れるようになりました。そのため、情報を得ることの対価としてお金を払うことに、怪しさを感じることがあるでしょう。

例えば、ビジネス系のオンラインサロンで入手できる情報が、すで既にYouTube公開されている内容だったとします。この場合、オンラインサロンに加入していない人でも同様の情報を得られます。

参加料を払って同じ内容を学んでいると、詐欺かもしれないと感じるでしょう。クローズドな環境でしか得られない情報もありますが、形に残らないものを取り扱っていることが胡散臭く言われる要因の1つです。

7. 悪徳なオンラインサロンが増えている

オンラインサロンの増加に伴い、コミュニティを悪用したトラブルが増えていることが事実です。

オンラインサロンで起きた悪質な内容のニュースが広がっていることで、怪しげなコミュニティであると思う人がいるでしょう。なお、東京くらしWEBでは、オンラインサロンの被害が増えていることから、注意喚起を促すお知らせを発行しています。

また、ICT総研がまとめた「2021年 オンラインサロン市場に関する調査」によると、2021年に74万人だった利用者が2025年には145万になると予想しています。利用者の増加に伴いトラブルが発生する危険性が上がる可能性があり、ニュースが広がればさらに胡散臭いコミュニティに思うでしょう。

全ての悪いオンラインサロンという訳ではありません。一部の場所で高額請求や詐欺など悪質なトラブルが起きているため、怪しい場所に思われる要因になっているでしょう。

胡散臭いオンライサロンで実際にあったトラブル例5選

オンラインサロンは健全なものが多いですが、中にはトラブルが起きた例もあります。独立行政法人 国民生活センターを参考に、実際にあったトラブル例を紹介します。

  1. 「人に紹介すると報酬がもらえる」と勧誘された
  2. セミナーでより高額なセミナーの勧誘を受けた
  3. 契約書などの書面が用意されていない
  4. 解約しようとしても事業者の連絡先がわからない
  5. 高額な商材を買わされる

中にはオンラインサロンを悪用する人もいます。どんなケースがあるのかチェックしてみてください。

1.「人に紹介すると報酬がもらえる」と勧誘された

「オンラインサロンを誰かに紹介すれば報酬がもらえる」といって勧誘を受けるケースがあります。1人紹介するごとに高額な紹介料が受け取れるというものです。

しかし、サロンに入会するのに数十万円の支払いが必要で、入会してからネズミ講式のマルチ商法だと気づきます。友人に紹介されて断れず入会してしまう人も多いようです。

2.セミナーでより高額なセミナーの勧誘を受けた

オンラインサロンに入会後「セミナーに参加すれば詳しい内容を教える」と言われて参加。しかし実際にセミナーはほとんど内容がなく、より高額なセミナーに勧誘されるケースがあります。

「この値段で入会できるのは今だけ」「今後は倍に値上げする」などと言われると、勢いに押されて入会してしまう人もいます。また、セミナーで長時間の勧誘を受け、根負けして契約してしまう人もいるようです。

3.契約書などの書面が用意されていない

オンラインサロンから外部のサービスに入会や登録をさせ、契約書を発行しないケースがあります。契約書がなければクーリングオフができないので、泣き寝入りするしかありません。

「もっと稼げる方法がある」などと、他のサービスに登録させようとするときは、契約書が用意されていなければ怪しいと考えましょう。契約書を交付されたとしても、内容に「解約不可」などの文言がある場合は避けたほうが無難です。

4.解約しようとしても事業者の連絡先がわからない

オンラインサロンに契約したあと「詐欺だった」と分かり解約しようとするが、事業者の連絡先がわからず、解約も返金もできないケースがあります。

特に、SNSなどで勧誘を受けると、連絡を取ろうとしてもアカウントをブロックされてアクセスできなくなることがあります。会社名や電話番号が記載されていたとしても、架空の連絡先である可能性も。

よく知らない人からの儲け話は避けたほうがよいでしょう。

5. 高額な商材を買わされる

入会前は会費だけと聞いていたのに、実際には高額の商品を購入させられるケースがあります。

一度支払うと返金請求が難しく、泣き寝入りすることが大半です。また、繰り返し購入させられるケースがあるようで、積み重なると大きな額を支払うことになりかねません。

「せっかく入会したし情報を知りたい」と思って購入すると、金銭トラブルに発展する可能性があるので注意しましょう。

胡散臭いオンラインサロンとのトラブルを避ける7つの方法

胡散臭いオンラインサロンに入会してしまわないよう、トラブルを避ける7つの方法について解説していきます。

  1. 会員数や実績を確認する
  2. 信頼できる主宰者のオンラインサロンに入会する
  3. 口コミをチェックする
  4. 無料体験で様子を見る
  5. 入会前に運営者情報や条件を確認しておく
  6. 人に勧誘するよう強要してくる場合は契約を断る
  7. 不安を感じるなら消費者ホットラインに相談する

オンラインサロンの入会に迷っている方は、参考にしてみてください。

1. 会員数や実績を確認する

オンラインサロンでのトラブルを避けるには、入会前に会員数や実績を確認することが重要です。

オンラインサロンの信頼性を判断する際に、会員数や実績は重要な指標です。会員数が多く実績があるサロンであれば、有益で健全に運営できている可能性が高いと言えるでしょう。しかし、会員数が少なく実績が乏しい場合は、胡散臭い可能性が高いです。

例えば、Webライティングに関するオンラインサロンがあるとします。会員が1000人以上で、サロンで学んだことでSEO記事の執筆や取材ができるようになったなどであれば、信頼性が高いと言えるでしょう。

しかし、会員数が極端に少なく、実績が見あたらないサロンだった場合は、入会は慎重に判断することをおすすめします。

胡散臭いオンラインサロンを避けるためにも、入会前に会員数や実績は必ず確認するようにしましょう。

2. 信頼できる主宰者のオンラインサロンに入会する

信頼できる人が運営しているかは、胡散臭いオンラインサロンを避けるために重要なポイントです。

オンラインサロンの運営は、主宰者の考えが反映されます。人柄の良さや実績など、入会しようと思っているオンラインサロンの主宰者を信頼できるかはとても重要です。主宰者のSNSやブログなど、公開している情報は一通り目を通しましょう。

例えば、実績が全くない場合や、人を批判するような投稿が多い場合には、その主宰者のオンラインサロンには入会しない方がよいです。

信頼できる主宰者が運営するサロンであれば、安心して入会できます。入会前には、主宰者の信頼性をしっかり確認することをおすすめします。

3. 口コミをチェックする

オンラインサロンに入会する前に口コミをチェックしましょう。口コミサイトやSNSなどで確認し、ネガティブなコメントが多ければ入会しないほうが無難です。

しかし、中には入会するだけで稼げると考えている人が「入会したけど全然稼げない」などとマイナスコメントをしている場合もあります。どんなオンラインサロンでも、入会後に自ら行動を起こさなければ稼いだり成果を出したりできません。

口コミの内容をよく見て、すべて鵜呑みにせず自分で判断することも大切です。

4. 無料体験で様子を見る

気になるオンラインサロンがあれば、まず無料体験で様子を見るのがおすすめです。オンラインサロンの中には、1ヶ月の無料体験を設けているところもあります。

実際に入会すれば、どんなことが行われているのかわかるので、有料会員になる不安は解消されるでしょう。また、オンラインサロンの雰囲気により合う・合わないもあるので、お金を払う前に様子が見られると安心です。

オンラインサロンに参加するのが初めてで不安な人は、まずは雰囲気を知るために、無料体験を行っているものから選ぶとよいでしょう。

5. 入会前に運営者情報や条件を確認しておく

オンラインサロンに入会する前に、運営者情報や契約条件などをきちんと確認しておきましょう。

特に、無料期間があるのかや、途中解約はできるのかなどはとても大切な項目です。また、運営者の連絡先情報がきちんと掲載されているかも重要です。

具体的には、SNSアカウント以外の連絡先が記載されているか確認しましょうSNSアカウントのみの場合、削除やブロックにより連絡がつかなくなる可能性があります。

契約内容に疑わしい点があれば、事前に問い合わせを行いましょう。不明瞭点が多く納得できない場合は入会しないほうがよいです。

6. 人に勧誘するよう強要してくる場合は契約を断る

オンラインサロンに入会したあとに、人に勧誘することを強要してくるケースがあります。誰かに勧誘するように言われたら、契約を断りましょう。

ネズミ講方式のオンラインサロンは、入会前に詳しい内容を明かさないことが多いです。いくら親しい友人でも「入会すれば稼げる」と勧誘される場合は胡散臭いと考えましょう。

7. 不安を感じるなら消費者ホットラインに相談する

「オンラインサロンの勧誘を受けたけど、入会してよいのか不安」などの悩みがあれば、消費者ホットライン「188」に相談しましょう。

国民生活センターでも、オンラインサロンを使った儲け話について、以下のように警告しています。

一人で悩まず、誰かに話を聞いてもらうと安心です。

オンラインサロンに参加するだけでは結果が出ない!活用するためのコツ2選

オンラインサロンについての口コミを見ると「稼げると聞いていたのに稼げない」という内容が見られます。しかし、稼げないから胡散臭いということはありません。

オンラインサロンは、入会するだけで行動を起こさなければ、何も変わらないからです。そこでこちらでは、オンラインサロンを活用するためのコツを紹介します。

  1. 目的に合ったオンラインサロンを選ぶ
  2. 積極的に交流する

オンラインサロンを有効活用するための参考にしてみてください。

1.目的に合ったオンラインサロンを選ぶ

まずは、オンラインサロンに何を求めるのかをはっきりさせて、目的に合った場を選ぶようにしましょう。入会するときには以下のような気持ちがある人が多いと思います。

  • 人脈をつくりたい
  • 仲間を作ってスキルアップしたい
  • 仕事を受注したい

「好きな人が運営しているから」や「サロンの会員数が多い」といった理由だけで入会してしまうと、温度差が生じやすく満足できない可能性があるでしょう。また、入会すると月額費を払わないといけないオンラインサロンが多いため、お金と時間を浪費してしまいます。

例えば、ビジネススキルを伸ばしたいと思っている場合は、入会後に身につけられるスキルを確認したうえで慎重に選びましょう。

オンラインサロンに求めることは、人によってさまざまです。目的が達成できるオンラインサロンを選び、有効活用してみてください。

2.積極的に交流する

オンラインサロンでは、積極的に交流しましょう。中には、オンラインサロンに入会するだけで満足してしまい、何もしない人もいます。しかし、料金を支払っているなら、有効活用しないともったいないです。

同じ志を持った仲間が集まる場なので、運営者やサロンメンバーと交流すれば、有益な情報や刺激をもらえるでしょう。健全なオンラインサロンを選んで、目的を達成する場として活用してみてください。

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