【すぐ使える】動画編集が大変な人へ!時間がかかる5つの理由と時短術を7つ紹介

「動画編集の作業が大変……」
「なぜこんなに時間がかかるんだろう」

「とにかく時間がかかるから時短方法はないかな」
と考えていませんか?

せっかく動画編集を始めたとしても、時間がかかって大変だとモチベーションがあがらないですよね。できることなら、少しでも作業時間を短くする技術を身に着けたいものです。

そこで今回の記事では、動画の編集方法について、以下の内容を解説します。

  • 動画編集の7つの手順と所要時間の目安
  • 動画編集に時間がかかる5つの理由
  • 時間を短縮させる7つの方法

「少しでも編集時間を短くしたい」と考えている方は、ぜひ記事をチェックしてみてください!

動画編集の手順7ステップと所用時間の目安【大変な部分も紹介】

こちらでは、動画編集の手順を目安時間とともに7つのステップで紹介します。

動画編集で大変なことはとにかく時間がかかることです。

最初は、目安時間よりも時間がかかってしまうと思いますが根気よく取り組みましょう。

STEP.1
動画を確認(動画の長さ分)
まずはクライアントから受け取った動画を確認します。
受け取った時点で、クライアントが何分くらいのどんな動画を作りたいのかイメージを共有します。

  • 動画の長さ
  • 伝えたいこと
  • 全体の雰囲気
  • 好みの色み
  • 好きなフォント
  • 音楽のテイスト
  • テンポ感

元々の動画が長いと見るだけでも大変なので、最初は短い動画から取り組むといいでしょう。

クライアントが絶対にカットしたくない部分や、特に重点的に使って欲しい部分を大体の分数とともに聞いておくとチェックする時にスムーズです。

大変なことは出来上がりのイメージを共有しないと内容がブレてしまい、結果納品しても修正依頼を受けることになることです。

紙に書いてイメージをより具体的にしましょう。

STEP.2
カット(約1〜2時間)
動画を必要なところだけカットしていきます。

最初はざっくりとカットして、徐々に細かくカットするといいでしょう。

沈黙や必要のない「間」も潔くカットするとテンポが良い動画に仕上がります。

時には前後の関係や尺とのバランスで面白い内容でもカットする勇気が必要です。

動画が長ければ長いほど編集に時間がかかります。

慣れないうちはカットだけでもかなり時間を要して大変ですね。

YouTubeで人気のメンタリストDaiGoさんは、カットなしの一本撮りをすると公言していますが、ほとんどの人は言い間違えたり、長めに取ってから短くカットしたりしています。

STEP.3
テロップ(約30分〜1時間)
カットが完成したらテロップを入れましょう。

テロップとは、テレビのバラエティやYouTubeでよくみる主に画面の下に出ている日本語の字幕のことです。

主にテロップを入れるところは

  • クライアントが強調したいこと
  • ポイントのまとめになるところ
  • 面白いところ

です。

テロップを入れる時はただ書き起こすだけではなく、要点を面白くまとめる力も必要ですね。

話すタイミングにぴったり合わせることも重要なポイントです。

0.1秒の差でも印象が変わるので、コメントや場面にタイミングを合わせてテロップを入れることが一番大変です。

テロップは

  • 文字のフォント
  • 大きさ

で印象がかなり変わりますね。

クライアントのイメージカラーを確認してメインの色味を決め、あとは動画とのバランスを考えながら入れていきましょう。

STEP.4
イラスト&アニーメションの挿入(約30分〜1時間)
必要なところや場面の切り替えのタイミングで、イラストやアニメーションを入れて画面に動きをつけましょう。

動画の間をつなぐ時にも便利です。

特にアニメーションが作れる人は少ないので、できると重宝されます。

大変なことはイラストやアニメーションを入れる場所を選ぶことと、入れるタイミングです。

イラストやアニメーションのテイストが動画に合うかも重要なポイントです。

この工程はクライアントの好みもあるので必要なければカットもできます。

STEP.5
BGM&効果音(約30分〜1時間)
全体のBGMとポイントになるところに効果音を入れると、テンポがいい動画が作れます。

ただし、BGMには著作権があるので、使う際は注意が必要です。

他の人とかぶる可能性がありますが、著作権フリーやオリジナルのBGMや効果音を使いましょう。

自作の音楽があると一番強いですよ。

大変なことは、音楽を入れるタイミングやフェイドアウトさせるタイミングを調整することですね。ちょっとでもずれてしまうと、画像とちぐはぐな感じになってしまうので気を付けましょう。

STEP.6
エフェクト&演出(約30分〜1時間)
エフェクトや演出で全体を飾り付けます。

演出次第でセンスがいい動画、面白い動画にグレードアップできますよ。

  • 喜怒哀楽の感情表現
  • 緊迫感の演出
  • 壮大感を演出
  • 画面の切り替えのきっかけになる

幅広いエフェクトを習得するまでが大変で、作り方がわかっても慣れないうちは時間がとてもかかります。しかし、アニメーションやエフェクトを入れれば、ポップな雰囲気やより洗練された動画ができます。

エフェクトには炎や宇宙、キラキラなどアニメのような演出から、ハリウッド映画のような本格的なものまであります。最近ではYouTubeなどで無料のチュートリアルもたくさんあるので勉強もしやすいです。

センスがいい動画はどんな演出をしているのか日頃から研究して、最新の知識をストックしましょう。

STEP.7
確認(動画の時間分)&修正
出来上がった動画を一旦通しで観て確認しましょう。

通して観ることで、「つながりに違和感がないか」「おかしなところはないか

」を見つけやすくなります。

おかしいところがあればこの時点で修正しないとその後が大変になります。

クライアントから修正依頼が来ると納期も遅れ、再度編集する時間と手間がかかるので、修正がほぼない状態に仕上げることが理想です。

クライアントが納得するクオリティで納品できれば、信頼も得られるので次の仕事にもつながりますよ。

もしも、品質に問題がなく何度も無茶な修正を依頼するクライアントがもしいるようであれば契約を考え直した方がいいかもしれません。

動画編集は大変ですが、一つ一つマスターすればスピードと技術がつきます。

手順をしっかりマスターして、動画編集のスピードをアップさせましょう。

動画編集に時間がかかる5つの理由

動画編集に時間がかかる理由は、5つあります。

  1. 完成のイメージを持たずに編集しているから
  2. 動画編集に慣れていないから
  3. 編集する手順が定まっていないから
  4. 機材をうまく使いこなせていないから
  5. ストックがないから

それぞれ詳しく解説します。

【時間がかかる理由1】
完成のイメージを持たずに編集しているから

完成のイメージを持たずに動画を編集すると、時間がかかります。

イメージがないと、編集途中で考える時間が発生したり、やり直しが増えたりと、手間が増える可能性が高いです。

例えば、完成したとき何分の動画にするか決めていないと、無駄に長い動画を作ってしまうことも。

また、本来動画で伝えたい内容から脱線して、全く違う意図の動画ができあがるかもしれません。

最初にイメージが固まっていないというのは、動画編集に時間がかかる大きな理由です。

【時間がかかる理由2】
動画編集に慣れていないから

動画編集に慣れていないと、最初はものすごく時間がかかります。

  • まず何から始めていいかわからない
  • 手順がわからない
  • ひとつひとつの動作が遅い

などが主な原因です。

調べながら進めたり、操作方法を間違えたりすると、大きく時間を取られてしまいます。

自分が使っているソフトや編集方法に慣れるまでは、時間がかかるものだと思っておきましょう。

【時間がかかる理由3】
編集する手順が定まっていないから

編集の手順が決まっていないと、時間がかかりやすいです。

作業内容を行ったり来たりすることによって、よけいな手間がかかってしまいます。ハーバード大学には、複数の作業をおこなう「マルチタスク」により、作業効率が40%も下がってしまうという実験結果もあるそうです。

動画編集だと、カットとテロップ入れを同時におこなう行為などがマルチタスクにあたるので注意しましょう。

編集する手順を定めていないと、編集効率がガクッと下がってしまいます。

【時間がかかる理由4】
機材をうまく使いこなせていないから

パソコンや動画編集ソフトをうまく使いこなせないと、時間がかかります。

どこを押せば希望の操作ができるかわからず、毎回調べる必要があるからです。

たとえばキーボードひとつをとっても、慣れていないものだとテロップを打つスピードが大きく下がります。

機材に慣れるまでは、作業に時間がかかってしまうのです。

【時間がかかる理由5】
ストックがないから

動画編集に必要な知識や素材のストックがないことも、時間がかかる理由のひとつです。

編集のたびに素材を探していては、そのたびに時間がかかります。

  • イラスト
  • 効果音
  • BGM

など、使いやすくて何度も使える定番のストックは常時いくつか用意しておきましょう。

動画編集の時間を短縮させる7つの方法

こちらでは動画編集の時短方法を7つ紹介します。

  1. 動画のイメージを固める
  2. 構成を事前に決める
  3. 編集ソフトを使い込む
  4. ショートカットキーを使う
  5. 素材や音源のストックを増やしておく
  6. オンライン講座でコツを学ぶ
  7. 外注する

それぞれ詳しく解説します。

【動画編集の時短方法1】
動画のイメージを固める

動画編集で最も重要なことは、最初に動画のイメージを固めることです。

イメージが固まっていないと、途中で考える必要が出てくるので、その分効率が下がります。

  • 何を伝えたいのか
  • 誰に見てほしいのか
  • どのような雰囲気に仕上げるのか

など、最初に動画のイメージを固めることを意識してみてください。

【動画編集の時短方法2】
構成を事前に決める

イメージを固めたら、構成を事前に決めましょう。

構成まで固めておくと、素材となる動画のどの部分を使うかを迷わずに済みます。

  • 何分くらいの動画にするか
  • どのような流れにするか

などを、紙や絵コンテなどを使って書き出してみてください。

前もって構成を決めて、編集中に出る迷いを少なくしましょう。

【動画編集の時短方法3】
編集ソフトを使い込む

動画編集の時短には、編集ソフトを使い込むことも重要です。

いくらイメージや構成が決まっても、実際の編集スピードが遅くては時間がかかります。

  • ショートカットキーを覚える
  • キーボードやマウスにショートカットを登録する
  • よく使うテロップの形を保存する

など、普段から積極的に編集ソフトを使い込んで、編集スキルをアップさせましょう。

【動画編集の時短方法4】
ショートカットキーを使う

時短のコツはは、編集の時にショートカットキーを使うことです。

特に便利なショートカットキーはパソコンごとに違うこともあるので、必ず習得しましょう。

例えば動画編集ソフトとして有名な『Premiere Pro』だと、以下のようなショートカットキーが存在します。

【Premiere Proのショートカットキー(Windows)】

カット Ctrl + X
コピー Ctrl + C
ペースト Ctrl + V
保存 Ctrl + S
取り消し Ctrl + Z

このようなショートカットキーを使いこなせれば、格段に編集スピードが上がります。

【動画編集の時短方法5】
素材や音源のストックを増やしておく

動画編集には、意外と素材が必要です。

いちいち探さなくてよい状態を作るために、素材や音源のストックを増やしましょう。

  • イラスト
  • 効果音
  • BGM
  • フォント
  • 装飾

などのストックを普段から集めておくと、編集できる動画の幅が広がります。

動画を編集するたびに利用する素材を、毎回フォルダを作って保存しておくことがおすすめです。

素材や音源はあればあるほど便利なので、たくさん集めておいてください。

【動画編集の時短方法6】
オンライン講座でコツを学ぶ

動画編集はオンライン講座でコツを学べば、格段に上達が早まります。

自分の感覚で作業を進めていると、どうしても知識がかたよったり、わからないところを放置したりしがちです。

その点オンライン講座では、プロが必要なコツをピンポイントで教えてくれます。

オンライン講座のメリットは

  • 家にいながら空いた時間で学べる
  • 基礎から体系的に学べる
  • 動画を見て実際に手を動かして技術を習得できる
  • 分からないことは講師に質問できる
  • 段階を踏んでレベルアップができる

などです。

特にプロに質問ができる講座だと、調べる時間が削減されるので、効率が一気に上がります。

お金はかかりますが、最短効率で技術を高めたいという方は、オンライン講座を利用してみてください。

【動画編集の時短方法7】
外注する

動画編集の時短の裏技として「外注する」ことも挙げられます。

動画はクリエイターによって作品の質が違いますが、中には単純作業も多く存在します。

  • 不要な間のカット
  • 簡単なテロップ挿入
  • 音楽・効果音の挿入

などは人によって差が出にくく、誰でもある程度同じクオリティで作成できます。

そのような「誰でもできそうな部分」を人にやってもらうことで、かなりの時短につながるでしょう。

さらに簡単な作業であれば価格も安いため、気軽に他人にお願いできます。

あまりこだわりがない部分に関しては、どんどん外注を使ってみてください。

▼外注に関する詳しい内容はこちら▼

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