【必見】企業研修をオンラインで行えるおすすめサービス10選!選び方や成功させるコツを解説

「企業研修をオンラインでやるにはどうすればいい?」
「オンラインでちゃんと学べるの?」
「遠隔でも研修を成功させるポイントが知りたい」

と考えている人も多いのではないでしょうか。

研修にオンラインツールを導入することで、従業員が比較的自由に学習を進められるようになったり、状況を管理しやすくなったりと、多くのメリットが見込めます

ところが今まで対面で行っていた研修を、オンラインにして同じように効果が出るのかは、不安なポイントですよね。

そこでこの記事では、オンライン研修ツールを初めて使うという方でもわかりやすいように、以下の点を簡単に解説します。

  • 企業研修をオンラインで行うメリット・デメリット
  • おすすめのオンライン研修ツール
  • オンライン研修を成功させるコツ

この記事を最後まで読むことで、オンライン研修について深く理解できるだけでなくスムーズに始められるようになります。

ぜひ最後までチェックしてみてください。

オンラインで行う企業研修の2つのパターン

オンライン研修と一口にいっても、実は複数のパターンが存在しますこちらではよく企業で使われているオンライン研修のパターンを紹介します。

  1. eラーニング型
  2. リアルタイム型

順番に見ていきましょう。

1. eラーニング型

あらかじめ動画やテキストで教材を用意しておいて、オンライン上で学習をすすめるタイプの研修方法です。一度教材を作れば、長く使えるため、毎回内容を考えたり準備したりする手間がありません。

受講者側からしても、自分の好きなタイミングで受けられるというメリットがあります。最初は教材制作に時間がかかるものの、長期的に見ると時間短縮につながる方式です。

2. リアルタイム型

オフィスと自宅で会議ツールを利用し、リアルタイムで研修を進めるタイプです。双方向のコミュニケーションが取りやすく、質問回答などがスムーズに行なえます。

多くの受講者を一度に対応できるため、効率的です。ただし、オフラインで進めていたものをオンライン化するだけなので、毎回準備の手間がかかる点に注意しなくてはなりません。

企業研修をオンラインで行う5つのメリット

企業研修をオンラインで行う5つのメリットを紹介します。

  1. 社員の状況を管理しやすい
  2. 準備時間の短縮につながる
  3. 無駄なく研修を受けさせられる
  4. テレワークを推進できる
  5. 社員の意見を聞ける

それぞれ詳しく確認していきましょう。

1. 社員の状況を管理しやすい

オンライン研修ツールを導入することで受講状況や、社員の理解度などを簡単に確認できますオンライン研修ツールを導入すれば、Web上で誰が、いつ、どの研修を受講したかを効率よく確認できるため、非常に便利です。

さらに研修後にテストやアンケートを実施できるものが多いため、社員の理解度を簡単に把握できます。受講できていない社員がいる場合、自動でリマインドメールも送れるため、参加漏れを防げるでしょう。

2. 準備時間の短縮につながる

オンライン研修は毎回準備するものが少なく、受講者にログイン用のパスワードを送るだけでOKです。対面の場合だと、企業規模が大きくなればなるほど、準備に時間がかかってしまいます。

  • 研修用の資料の印刷
  • お茶や弁当などの準備
  • 交通費や宿泊代の処理

などの手間を無くし、時間短縮ができる点がオンラインのメリットです。

3. 無駄なく研修を受けさせられる

実際に集まる研修の場合だと、時間が合わない社員は参加できないケースもあります。動画教材型のオンライン研修だと、隙間時間など自分のペースで受講することが可能です

遠隔拠点にいる社員でも問題なく研修を受けさせられるため、大きなメリットといえます。

4. テレワークを推進できる

ここ最近テレワークの導入を検討する企業は増加傾向にあります。テレワークのメリットは以下の通りです。

  • 交通費や出張費用のコスト削減になる
  • 事業停止のリスクを最小限に抑えられる
  • 個人で集中できるため生産性が向上する
  • 机や椅子などのオフィスコストも削減できる

オンライン研修なら時間や場所を問わず実施できます。企業として利益を高め、生産性を向上させるためにも、オンライン研修はおすすめです

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5. 社員の意見を聞ける

社員の意見を聞くには、アンケートなどを実施する必要があります。

対面だと言いにくいことでも、オンラインで匿名だと気軽に入力しやすいでしょう。普段では聞きにくい社員の意見を気軽に取り入れられるのも大きなメリットです。

また、研修内容に対する社員からの意見や質問をリアルタイムで受け付けられる点も魅力的です。

企業研修をオンラインで行う3つのデメリット

企業研修をオンラインで行う3つのデメリットを紹介します。

  1. 社員同士の交流が減る
  2. 実習型の研修は行いにくい
  3. モチベーションが下がる可能性もある

録音や録画がしやすく、遠方でも参加しやすい便利なオンライン研修ですが、デメリットもいくつかあります。実際に導入してから後悔しないためにも、デメリットもしっかりチェックしておきましょう。

1. 社員同士の交流が減る

実際に集まって行う集合研修では、受講者同士が実際に顔を見ながら情報交換や交流ができます。また、研修のあとに空き時間があれば、食事に行くなどして、より交流を深められます。

しかし、オンライン研修の場合、受講者が別の場所にいるため、気軽に交流できません。カメラ越しに顔が見えているとは言え、話し方や印象などは実際に会った方がより鮮明に分かるでしょう。

2. 実習型の研修は行いにくい

オンライン研修は、名刺交換のやり方や店舗でのお客様案内などの実技には向いていません実際に人と目を見て話す機会が多い業態の研修には、デメリットに感じてしまうでしょう。

実技講座を入れる場合は、テキストで配信するのではなく、自分の手元を動画で撮影して見せるなどの対策が必要です。受講者が実際に体験する方法も限られてしまうため、実習型の研修が行いにくいのはデメリットだといえます。

3. モチベーションが下がる可能性もある

実際に会場に向かう集合研修に比べ、 いつどこでも研修がオンライン上で受けられる分、慣れてしまいモチベーションが保てない場合もあります。

講師と他の参加者の熱量を肌で実際に感じられないことから、自分事として捉えづらくなってしまう傾向もあるでしょう。

 企業におすすめのオンライン研修サービス10選

企業におすすめのオンライン研修ツール10選を紹介します。

  1. オンクラス
  2. Schoo(スクー)
  3. GLOBIS学び放題
  4. KnowledgeDeliver(ナレッジ・デリバー)
  5. SpeedLMS
  6. playse.ラーニング
  7. eラーニングライブラリ
  8. Seculio
  9. LearnO
  10. Udemy business

順番に解説します。

1. オンクラス

オンクラスは、Twitterフォロワー12万人超のインフルエンサーのやまもとりゅうけん氏がリリースしている教育プラットフォームです。

できるだけ料金を安く抑えたいという人や、信憑性の高いツールで快適に利用したいという人に向いています。

【オンクラスの月額料金】

プラン名 月額
ビギナー 4,980円
プロ 14,800円
ビジネス 34,800円

一番安いプランだと、月額4,980円で利用可能です。また、オンクラスには有料コースとほぼ同じ機能を利用できる、無料プランもあります。

受講者5名までの対応ですが、ずっと無料で利用可能なため、軌道に乗ってから有料プランに切り替えても良いでしょう。

ただしプラットフォーム上に講座が用意されているわけではないため、企業ごとに研修内容を考えてコンテンツ化する必要があります

「すぐに使えるカリキュラムがほしい」という場合には使えませんが、自社オリジナルの研修を展開したい企業におすすめです。

2. Schoo(スクー)

Schoo(スクー) は、社員研修と自己啓発学習に関する100種類以上の研修パッケージを提供しているオンラインサービスです。新入社員や中堅社員などの階層別、職種別に研修カリキュラムが用意されています。

既存のコンテンツが豊富にあるため、ビジネスマナーやマネジメントに関する研修を自社で作成する手間が省けます。

Schooのビジネスプランの料金は以下のとおりです。
【Schooビジネスプランの月額料金】

プラン 料金
オープン会員 無料
プレミアム会員 月額1,500円~/ID

社員1人のIDにつき1,500円の月額料金がかかり、追加機能をオプションで付けると、企業単位でさらに費用がかかります。

Schooはコンテンツ数が多く、さまざまな目的に合わせて契約できます。そのため、部署が多く存在する中・大規模な企業におすすめのサービスです。

3. GLOBIS学び放題

グロービスは大学院も運営している会社が提供する企業研修サービスです。動画上の講義だけでなく、グロービスの講師が研修を行ってくれるコンテンツも用意されています。

独自の教育コンテンツだけでなく、研修の運営に関するサポートも手厚いのが特徴です。

グロービスの利用にかかる費用は以下のとおりです。

【GLOBIS学び放題の料金設定】

グロービス学び放題 グロービス学び放題プラス GLOBIS Unlimited
6ヶ月プラン 10,890円 / ID (税込) 38,500円 / ID (税込) 10,890円 / ID (税込)
12ヶ月プラン 19,602円 / ID (税込) 55,000円 / ID (税込) 19,602円 / ID (税込)
36か月プラン 52,800円 / ID (税込)
永年プラン 66,000円 / ID (税込)

契約期間を長くするごとに割引が受けられるため、規模が大きい企業の場合は長期契約するのがおすすめです。

4. KnowledgeDeliver(ナレッジ・デリバー)

KnowledgeDeliverは、eラーニングに必要なあらゆる機能を備えた総合的なプラットフォームです。企業研修に必要な以下の3つがひとつのシステムに統合されています。

  • 教材の作成
  • 学習者への提供
  • 運用管理

KnowledgeDeliverの利用料金は、以下のとおりです。

【KnowledgeDeliverの料金設定】

プラン名 料金
KD50E1-100 550,000円 / 100ユーザー
KD50E1-1000 1,100,000円 / 1000ユーザー
KD50E1-SV 3,300,000円 / サーバー

KnowledgeDeliverは、企業研修の作成や運用のカスタマイズ性に長けたサービスです。そのため、業界ならではの特殊な知識や手技の伝達が必要な企業や、自社でオリジナルの研修コンテンツを作成したい企業におすすめできます。

5. SpeedLMS

SpeedLMSは、ITBeeが提供するeラーニングシステムです。クラウドサービスながら、自社の環境に合わせて細かくカスタマイズが可能な点が大きな特徴です。具体的には、決済システムとの連携や会員管理機能などを自由にカスタマイズできます。

SpeedLMSの利用料金は以下のとおりです。

【SpeedLMSの料金設定】

プラン名 料金
フリープラン 0円
スタンダードプラン 10,000円/月
Proプラン 30,000円/月

SpeedLMSは無料で使える機能の多さと、運用コストの安さが魅力です。規模が小さい企業の研修におすすめのサービスと言えます。

6. playse.ラーニング

playse.ラーニングは、 オフィスワークだけでなく以下のように業界を問わずに学べる3,000本以上の教材が揃っています。

  • 接客
  • 販売
  • おもてなし
  • 営業
  • 製造や物流

順番通りにレッスンを視聴するだけで、学習を進められるコースマップも搭載されているため、初めて利用すると言う人でも簡単に使いこなせます。

【playse.ラーニングの料金設定】

月間利用ID数 料金
1〜39 19,800円
40〜500 500円 / ID
501〜1,000 400円 / ID
1,001〜 300円 / ID

料金はその月に有効なIDの数だけの支払いになるため、無駄な費用がかからないのもメリットです。

7. eラーニングライブラリ

eラーニングライブラリ1つのIDあたり、4,356円/年の定額制で300近いコースを受け放題です。

【eラーニングライブラリの年額料金】

受講者数 年額
〜10名 77,000円
50名 236,400円
100名 435,600円
300名 1,089,000円
500名 1,452,000円
1,000名 2,468,400円
1,000名 7,114,800円

自社のオリジナル教材は必要ないけれど、コンテンツを組み合わせて研修を行いたいという人に、非常におすすめです。

8. Seculio

Seculioでは、 40種類を超える教材が準備されたe-ラーニング機能や、情報セキュリティー対策機能などが利用できます。

【Seculioの月額料金】

プラン名 月額
カスタマイズ 1ユーザー500円〜
ベーシック 一律6,000円(40人以下の場合)
エントリー 一律4,000円(40人以下の場合)

結果を自動で採点、集計してくれるテストも利用できるため、社員の理解度を簡単に把握できます。

また、規程などは3カ月に1度更新されるため、常に最新の情報を踏まえたセキュリティ対策ができます。

9. LearnO

LearnOは、スマートフォンやタブレット、PCでの教育が可能な研修ツールです。

【LearnOの月額料金】

プラン名 月額
格安プラン 4,900円〜(50人までの場合)
標準プラン 14,900円〜(100人以下の場合)
教育設計プラン 要見積もり

コンテンツの制作からシステム構築、導入後のフォローまで提供されるため、初めて利用するという人でも使いやすいです。

10. Udemy business

「Udemy business」は個人向けのリスキリング教育を提供しているUdemyの法人プランです。Udemy businessは専門性の高いスキルを学べる講座が多く存在しており、実務に直結する内容が学べます。特に、IT関連業種の企業研修におすすめの内容が揃っています。

Udemy businessの利用料金は以下のとおりです。

【Udemy businessの利用料金】

プラン 料金
チームプラン(5~20名) 1個のIDあたり、年間41,800円(税込)
エンタープライズプラン(21名以上) ID数に応じて見積り

IT系のコンテンツが豊富にあるため、社員のリスキリングを推奨したい企業にもおすすめです。

企業研修で使うオンラインツールの選び方3選

企業研修で使うオンラインツールを選ぶポイント、以下の3つです。

  1. 機能で選ぶ
  2. 利用コストで選ぶ
  3. 利用目的で選ぶ

順番に解説します。

1. 機能で選ぶ

企業研修で使うオンラインツールを選ぶ際、機能の豊富さは重要な要素のひとつです。研修の目的や対象者に合わせて、必要な機能を備えているかどうかを確認しましょう。

例えば、動画コンテンツの配信機能、受講者の進捗管理機能など、研修の効果を高めるための機能が充実しているかどうかをチェックします。コンテンツの作成・編集機能がある場合は、どれくらいの容量を格納できるのかなどの確認も必要です。

機能が豊富なほど研修の運営がスムーズになり、受講者の理解度や満足度を高められます。自社に最適なサービスを選ぶために、機能面は必ず比較しましょう。

2. 利用コストで選ぶ

企業研修で使うオンラインツールの選定では、利用コストも無視できない要素です。オンラインの研修ツールは、初期費用だけでなく、ランニングコストも考慮する必要があります。

無料で利用できるツールもありますが、機能が限定的な場合が多いです。有料ツールは機能が増えるほど値段が高くなるため、企業の予算規模に合わせて、コストパフォーマンスの高いツールを選びましょう。

長期的な視点に立ち、初期費用だけでなくランニングコストを十分に検討することが重要です。

研修で利用するオンラインツールを選ぶ際に、使ってから料金などが妥当か調べたいと思う方もいるのではないでしょうか。オンクラス」なら、少人数であれば無料で試せる機能が豊富に揃っているため、初めてのオンラインツール導入時におすすめです。

詳細が気になる方は、以下のリンクから確認してみてください。

3. 利用目的で選ぶ

研修に利用するサービスは、企業研修の目的や対象者を明確にし、目的に合ったツールを選ぶことが大切です。例えば、基礎的な知識の習得を目的とする場合は、動画教材の視聴に特化したシンプルなツールで十分まかなえます。

一方、実践的なスキルの習得を目指す場合は、演習機能や添削機能など、双方向の機能が求められます。研修の目的や対象者に合わせて、適切な機能を備えたツールを選びましょう。

オンラインの企業研修を成功させるコツ3つ

オンラインの企業研修を成功させるコツ3つを紹介します。

  1. カメラやマイクの事前準備をしっかり行う
  2. 受講者に対してこまめに質問する
  3. 動画は長くても1時間程度にする

ぜひ最後までチェックしてみてください。

1. カメラやマイクの事前準備をしっかり行う

リアルタイム型のオンライン研修を導入する際は、カメラやマイクなど事前準備をしっかり行うことが重要です。

カメラの扱い方や、システムの利用方法がわからない社員が多い場合、全員参加できなくなります。

オンライン研修を成功させるためにも、使用方法に不安がある受講者がいる場合、あらかじめマニュアル等を事前に作成しておきましょう。

2. 受講者に対してこまめに質問する

多くの研修ツールにはチャット等などでできる質問機能がついています。

受講者に対してこまめに質問を行い、研修についてフィードバックをもらいましょう。

受講者の理解が追いついていない部分がある場合は、すぐに対処し、改善を繰り返すことで研修の効果をより高めることができます。

3. 動画は長くても1時間程度にする

オンライン研修は、同じ姿勢でPC画面やスマホ等を見続けることになるため、動画は長くても1時間程度にしておきましょう。

時間が長すぎると、目や肩、腰への負担が大きくなり集中も低下してしまいます。

なるべくひとつひとつの動画は短くして、休憩を挟める状況を作っておくことが大切です。

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オンクラスは、教育に特化したプラットフォームです。講座の利用者向けに、動画やテキストコンテンツを提供できます。

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