【超簡単】動画共有サイトの作り方5ステップ!運用するコツや注意点も解説

「動画共有サイトにはどんなものがある?」
「動画共有サイトの作り方が知りたい」
「動画共有サイトを作るメリットは?」

個人でも簡単に動画をアップロードできるようになり「動画共有サイトを運営したい」と考えている企業は多いでしょう。

動画共有サイトを自社で作ることにより、別の動画への離脱を防いだり、一貫したコンセプトを伝えやすくなったりするメリットがあります。

しかし、動画共有サイトの作り方や運営のコツが分からず、なかなか着手できずにお悩みの企業も多いでしょう。

そこで、こちらの記事では、以下の内容について解説していきます。

  • 動画共有サイトの種類
  • 作り方と注意点
  • 作成する3つの効果
  • 運用を成功させるコツ

ぜひこの記事を参考に動画共有サイトの作り方を知り、活用してみてください。

動画共有サイトは大きく分けて2種類

動画共有サイトには、大きく分けて2つの種類があります。

  1. 誰でも閲覧できるサイト
  2. 会員制のサイト

それぞれの特徴を見ていきましょう。

1.誰でも閲覧できるサイト

動画共有サイトには、誰でも閲覧できるものがあります。例えばYouTubeやニコニコ動画など。ニコニコ動画は、ユーザー登録は必要ですが、誰でも無料でアップロードしたり閲覧したりが可能です。

不特定多数の利用を想定しているため、オープンな環境で動画共有を行うことになります。多くの動画が投稿されているので、他に目移りしやすいのが難点です。

2.会員制のサイト

会員制サイトは、特定のIDやパスワードを持ったユーザーのみが共有できる、クローズドな環境です。機密性を保持して、安全な環境で動画を共有できるのが大きな特徴です。

既存のシステムを利用する方法や、オリジナルのプラットフォームで作成する方法など、自由に選択できます。

会員の利便性を考慮してサイトを構築すれば、利用者を増やすことにつながります。

動画共有サイトの作り方5ステップ

動画共有サイトの作り方は、大まかに5つのステップに分けられます。

  1. コンセプトを決める
  2. サイトの構築手段を考える
  3. 独自ドメインを取得する
  4. 各ページを構築する
  5. 会員限定サイトの場合はログイン機能を実装する

詳しい手順を見ていきましょう。

1.コンセプトを決める

まずは、動画を作成するコンセプトを決めます。コンセプトを決めておかないと、誰を対象にどのようなコンテンツを作れば良いのかわからなくなってしまいます。

例えば、動画共有サイトのビジネスモデルには以下のようなものが挙げられます。

  • 有料コンテンツを提供する
  • 特定のユーザーに向けて有料の動画配信を行う
  • 動画を無料公開して広告収入を得る

動画共有サイトを作成する目的を明らかにした上で、オリジナリティを出して他社との差別化を図りましょう。

2.サイトの構築手段を考える

コンセプトが決まったら、動画共有サイトの構築手段を考えます。動画共有サイトには、いくつかの構築手段があります。例えば、

  • HTMLで構築する
  • CMSで構築する
  • 動画共有プラットフォームを利用する

など。ITの知識に長けているなら、HTMLで構築した方が自由度の高いサイトが構築できます。

HTMLの知識がなく、なるべく手間を省いてサイトを構築したいなら動画共有プラットフォームを利用するのがおすすめです。

3.独自ドメインを取得する

自社で動画共有サイトを構築する場合、ドメインを取得します。ドメインとは、動画共有サイトのURLのことです。他社と被らないよう、オリジナルのドメインを考えて取得しましょう。

ドメイン取得後には、サーバーを用意します。レンタルサーバーを借りる企業がほとんどです。レンタルサーバーによって、機能や容量などが異なります。予算や実現したい機能を備えているかをチェックして、最適なサーバーを選んでみてください。

4.各ページを構築する

ドメインとサーバーが用意できたら、各ページを構築していきます。

  • トップページ
  • 動画閲覧ページ
  • アップロード画面
  • 管理画面

など、1つずつ構築していきます。自社で対応するのが難しい場合は、Web制作会社に依頼する選択肢もあります。

5.会員限定サイトの場合はログイン機能を実装する

会員限定の動画共有サイトを構築するなら、ログイン機能の実装が必要です。ユーザーに、閲覧やアップロードを許可する認証を実装します。

構築方法により、ログイン機能の実装方法が異なります。例えば、動画共有プラットフォームなら、もともと機能としてついていることがほとんどでしょう。

なお、動画共有サイトを実装する場合、既存のプラットフォームを活用すれば、2ヶ月程度で完成します。しかし、1から構築したり、既存のシステムに手を加えたりする場合は、より長い期間がかかるでしょう。

動画共有サイトの作り方に関する3つの注意点

動画共有サイトを作る際、3つの注意点があります。

  1. セキュリティ対策を行う
  2. ブラウザ間での違いを確認しておく
  3. 利用規約を作成する

ぜひチェックしてみてください。

1.セキュリティ対策を行う

動画共有サイトを作成するなら、セキュリティ施策が必須です。万が一会員情報が流出した場合、利用者からの信頼を失います。一度失った信頼を取り戻すのは困難です。

セキュリティ施策を行うためには、ある程度費用がかかります。初めからセキュリティ機能が充実した動画共有プラットフォームを利用するのも選択肢の1つです。

2.ブラウザ間での違いを確認しておく

動画共有サイトを構築する際、ブラウザ間での差異チェックすることが必須です。利用者はさまざまなデバイスで動画を閲覧することが予測できます。ブラウザの種類の例は、以下の通りです。

  • Google Chrome
  • Firefox
  • Safari
  • Edge
  • Bing
  • Opera

1つのブラウザで問題なく閲覧できても、他の環境では表示が崩れてしまうケースがあります。

閲覧できるブラウザを限定しても良いですが、閲覧環境が制限されるとユーザーは不便に感じてしまいます。なるべく多くのブラウザに対応できるようにしたいところです。

また、マルチデバイスで利用する際の見え方もきちんとチェックしておくことが大切です。パソコンでは快適でも、スマートフォンでは見づらいこともあります。さまざまなデバイスでどう見えるのか確認しておきましょう。

既存のプラットフォームを利用する場合は、対応ブラウザ・デバイスの多さも考慮して選ぶのがおすすめです。

3.利用規約を作成する

動画共有サイトを独自に構築するなら、利用規約の作成が必要です。特に、ユーザーの権利に関する免責事項や禁止事項はきちんと設定しておきましょう。

万が一トラブルが発生した際、責任問題に関わるためです。

利用規約は法律との整合性が必要なので、法務部がない企業の場合は法律事務所に相談・依頼するのが良いでしょう。

動画共有サイトを作成する3つの効果

「そもそも動画共有サイトを作るメリットはあるのだろうか」と疑問に思う方もいるでしょう。こちらでは、動画共有サイトを作成する3つの効果について解説していきます。

  1. 他の動画への離脱を防げる
  2. 視聴者と配信者の双方向の機能が利用できる
  3. セキュリティ面を強化できる

動画共有サイトの作成に迷う方は、ぜひ参考にしてみてください。

1.他の動画への離脱を防げる

独自の動画溶融サイトを構築すると、ユーザーが他の動画へ離脱することを防げます。

例えばYouTubeの場合、動画閲覧中にも他の動画がおすすめとして出てくるため、離脱しやすくなります。
競合他社の動画に目移りしてしまうリスクが高まるでしょう。

自社の動画だけを閲覧できる環境であれば、たとえ他の動画に目移りしたとしても損はありません。

2.視聴者と配信者の双方向の機能が利用できる

会員制の動画共有サイトは、双方向の機能が利用できるメリットがあります。例えば、YouTubeの場合、投稿者の動画を視聴者が閲覧するだけで完結することがほとんどです。

しかし会員制の動画共有サイトなら、アンケートを実施したりユーザーの分析を行ったりできます
受講状況をチェックして、未完了のユーザーに通知を行うことができるのも、会員制の動画共有サイトならではでしょう。

視聴者の反応を見ることで、より良いコンテンツを作ることにも繋がります。

3.セキュリティ面を強化できる

会員制の動画共有サイトは、セキュリティ面を強化できるのも大きなポイントです。

多くのユーザーが閲覧できる環境の場合、パスワードの流出や違法ダウンロードのリスクが高まります。

既存のサイトは決められたセキュリティを利用するしかありませんが、独自の動画共有サイトなら、機能を追加してセキュリティ面をより強固にできます。

会員制の動画共有サイトはクローズドな環境なので、高いセキュリティを保つことでユーザーがより安心して利用できるでしょう。

動画共有サイトの運用を成功させる3つのコツ

動画共有サイトの運用を成功させるコツを3つ紹介します。

  1. 動画再生の解析を行う
  2. トラブルシューティングを準備する
  3. コンテンツを充実させる

ぜひ参考にしてみてください。

1.動画再生の解析を行う

動画共有サイトを構築したら、再生に関する解析を行うことが大切です。

例えばGoogleアナリティクスを利用すれば、ユーザー層や、閲覧数、離脱率などを解析可能です。

既存のプラットフォームを利用する場合は、解析機能がついているものを選ぶと良いでしょう。

動画を配信したら終わりではなく、解析→改善の工程が大切です。

2.トラブルシューティングを準備する

万が一に備えて、トラブルシューティングを準備しておきましょう。動画共有サイトを運用している中で、システム上のトラブルやアクシデントが起こることがあります。

いざというときにどう対応すれば良いのか事前に対策しておくことで、トラブルが起きた際に大きなダメージを受けずに済みます。

既存のプラットフォームを利用する際は、トラブル対応サポートが付いているところを選ぶと安心です。

3.コンテンツを充実させる

動画共有サイトは、コンテンツが充実していることが重要です。配信側の目線だけでなく、ユーザーから見て「ためになるコンテンツ」を配信できているか確認しましょう。

サイトの利用価値が高まれば、より多くのユーザーを獲得することに繋がります。新しい情報を追加したり、古い情報がないか見直したりすることも大切です。

動画共有サイトの作り方がわからないならプラットフォームを利用するのがおすすめ

 

「動画共有サイトを作りたいけれど、人員が割けない」「自社では知識が足りない」という場合は、既存のプラットフォームを利用するのがおすすめです。

プラットフォームを利用すれば、ITの知識がなくても簡単な操作で動画共有サイトを作れます。また、準備に時間をかけず、最短でサイトの作成が可能です。サポート付きのプラットフォームを選べば、エラーが起こったときなど、いざというときにすぐに対応してもらえるでしょう。

機能や費用を比較して、最適なプラットフォームを選んでみてください。

スマートなオンライン講座を作るなら「オンクラス」

オンライン講座の開講を予定している方は、オンクラスをぜひご利用ください。

オンクラスは、教育に特化したプラットフォームです。講座の利用者向けに、動画やテキストコンテンツを提供できます。
  • 感想の共有
  • アンケートやテストの実施
  • 受講生による学習計画作成
  • 動画講座の販売
  • 受講生のログイン・進捗管理
などの機能で、スマートなオンライン教育を実現しています。

手数料が無料で受講生5名までの講座を作れますので、ぜひ使い勝手を試してみてください。