仕事の割り振りがおかしいと感じる理由5選・対処法7選!我慢し続けるリスクも解説

「自分だけ仕事の量が多すぎる」
「上司が自分ばっかりに仕事を押し付けてくる」
「仕事の割り振りが明らかにおかしい」

このような悩みを持っている方がいるのではないでしょうか。

自分だけいつも仕事に追われているのに、周りのメンバーは余裕を持って仕事をしていると感じる人もいるはずです。

自分だけ仕事を多く任せられる状態を我慢し続けると、精神的に追い込まれてしまいます。限界を迎える前に、対処することが重要です。

そこでこの記事では、仕事の割り振りがおかしいと感じている人に向けて、以下の内容について解説します。

  • 仕事の割り振りがおかしいと感じる理由
  • 仕事の割り振りがおかしい状態を我慢し続けるリスク
  • 仕事の割り振りがおかしいと感じるときの対処法

仕事の割り振りに対する不満を解消したい人は、ぜひ最後までご覧ください。

仕事の割り振りがおかしいと感じる理由5選

ここでは、仕事の割り振りがおかしいと感じる理由を解説します。

  1. 上司が適切な仕事量を把握していないから
  2. 上司に期待されているから
  3. 頼み事を断れない性格だから
  4. うまく手を抜けない性格だから
  5. 全体の割り振りが見えていないから

自分と周りとの仕事量の差を感じている人はいますが、原因は人それぞれです。一つずつ確認して、自分が仕事の割り振りがおかしいと感じている理由を確認していきましょう。

1. 上司が適切な仕事量を把握していないから

仕事の割り振りをしている上司が、部下の業務をしっかり管理できていない可能性があります。

均等に業務を分担し、社員の公平さを保つのが管理する立場の責任です。適切な仕事量を把握していないために、1人に負担かけてしまっていることがあります。

上司が適切な仕事量を把握していないと、振り分けがおかしくなりやすいです。同僚の仕事量を確認し、明らかに自分の負担が大きいなら対処することが重要です。

2. 上司に期待されているから

仕事量が1人だけ多いのは、仕事ができるため上司に期待されている可能性があります。仕事ができる人は高い確率で優れた成果を出すため、上司は業務を任せたくなります。

信頼度も高いため、難しい仕事を振り分けてしまいます。能力が高い人は、業務を進めるスピードも早いため、結果として周りの社員より多くの仕事を請け負うことになるのです。

また、これから会社を引っ張っていく人材だと判断した場合、上司はしっかりと育てようと考えて仕事を多くすることがあります。

業務の偏りの要因になっているのは、仕事ができるため上司に信頼されているためです。今の状況が辛い場合は、上司に相談するなどの対応をしましょう。

3. 頼み事を断れない性格だから

仕事の頼みを断れない人は、無理な依頼でも引き受けてしまうことがあります。仕事を割り振る上司が「この人なら引き受けてくれる」と思い、次々と業務を頼んでしまうのです。

結果として、誰かにお願いしないといけないときは「とりあえずこの人にお願いしておこう」という考えになってしまっている可能性があります。今抱えている仕事をしっかりと把握し、無理がないか考えてから引き受けましょう。

4. うまく手を抜けない性格だから

うまく手を抜けずに、他のメンバーより仕事を抱えてしまうことがあります。全力で仕事に取り組むことはいいことですが、その分だけ上司から業務を任せられるのです。

上手く手を抜けない人は、責任感が強い方が多く、上司からの信頼を得ている可能性があります。過度な仕事量を抱え込んでしまわないように、バランスよく対応できる範囲で引き受けましょう。

5. 全体の割り振りが見えていないから

仕事の割り振りがおかしいと感じるのは、単純に全体が見えていないだけの可能性があります。自分だけ仕事が多いと勘違いしており、実際は他のメンバーと同じ仕事量ということもあるのです

社員ごとの仕事量を把握しているのは上司だけです。割り振りがおかしいと思うなら、同僚に抱えているタスクを聞いてみてもよいでしょう。

仕事の割り振りがおかしい状態を我慢し続ける3つのリスク

ここでは、仕事の割り振りがおかしい状態を我慢し続けるリスクを解説します。

  1. 心身ともに疲弊する
  2. 残業が増える
  3. 待遇の改善が見込めない

身体的な疲労だけでなく、精神的にも限界がきてしまうと仕事を続けられなくなる可能性もあります。自分だけ仕事量が多いと感じている方は、一つずつ確認していきましょう。

1. 心身ともに疲弊する

仕事の割り振りがおかしい状態で仕事を続けると、その分だけストレスがたまってしまいます。キャパオーバーな状態が続くことで、精神的にも身体的にもいつか限界がきてしまいます。

実際に、過度な仕事量で鬱状態になってしまった人もいます。鬱になると途端に仕事ができなくなってしまうため、限界が近いと感じる場合はすぐに対処することが必要です。

大量の仕事を明らかに1人に押し付けている場合、パワーハラスメントに該当する可能性があります。厚生労働省では、以下の要素を全て満たすものがパワーハラスメントに当たると定義されています。

  • 優越的な関係に基づいて(優位性を背景に)行われること
  • 業務の適正な範囲を超えて行われること
  • 身体的若しくは精神的な苦痛を与えること、又は就業環境を害すること

例えば、上司が部下に対して、長期間にわたって身体的な苦痛を伴う業務を命ずると、パワーハラスメントに該当します。上司が部下が置かれている状況を把握できていない可能性もあるので、限界を迎える前に相談するのがおすすめです。

また、上司が嫌がらせをしている場合もあります。上司が嫌がらせをしていることが明らかなら、人事部や社内の相談窓口に相談してみましょう。

参考:厚生労働省|パワーハラスメントと定義について

2. 残業が増える

一部の人が過度の業務負担を抱えていると、他のメンバーよりも労働時間が伸びてしまいます。

他の社員より多くの仕事を請け負うことで、定時では帰れなくなり残業が増えてしまう可能性が高いです。中には、出勤日だけでは足りず、休日まで仕事をしないと終わらない人もいます。

プライベートの時間まで仕事をせざるを得ない状況になっている場合は、上司に相談するのが大切です。

3. 待遇の改善が見込めない

仕事の量が他の周りのメンバーより多くても、給料が変わらないことがあります。

仕事ができない人と比べて仕事量が明らかに違っても、会社は同じ給与を払う可能性が高いです。業務量に比例して待遇が改善されないことを不公平に感じている人もいます。

時給換算すると周りの社員より低い可能性もあるため、大きなデメリットと言えるのです。

仕事の割り振りがおかしいと感じるときの対処法7選

ここでは、仕事の割り振りがおかしいと感じるときの対処法を紹介します。

  1. 上司に相談する
  2. 適度に力を抜く
  3. はっきりと断る
  4. 仕事の進め方を見直す
  5. 周りの人に協力してもらう
  6. 転職する
  7. フリーランスになる

限界がきてしまう前に対処しておくことで、出勤へのストレスを減らせる可能性があります。今の仕事量の多さを改善したいと考えている方は、一つずつ確認していきましょう。

1. 上司に相談する

仕事の割り振りがおかしいと感じている場合は、まずは直接上司に相談してみるのがおすすめです。部下が1人で多くの仕事を抱えていて、無理をしていることに気づいていない可能性があります。

しっかりと今の自分の状況を伝えることで、上司が仕事の割り振りのバランスがおかしいことに気づいてもらうことが可能です。

また、仕事をお願いされたタイミングでしっかりと相談すると、無理な仕事を任せられることがなくなるかもしれません。直接上司に相談するのが難しい場合は、人事部や社内の相談窓口などを利用してみるのがおすすめです。

2. 適度に力を抜く

仕事を100%のチカラで取り組むことは大切ですが、ほどほどに手を抜いて仕事をすることも必要です。

常に全力を出し切っていると、その分だけエネルギーを消費してしまいます。80%の気持ちで仕事に取り組むことで、変に力むことなく、効率的に作業を進められます。

また、周りのサボっている社員の肩代わりをしたくない場合は、自分の仕事を少しゆっくりやってみるのもいいかもしれません。気持ちに余裕を持って仕事に向き合い、無理のない範囲で頑張ることが大切です。

3. はっきりと断る

仕事の割り振りが明らかにおかしい場合は、一度はっきりと断ってみることが大切です。上司からの頼みを断ることは、勇気のいる行動かもしれませんが、無理だと伝えることは重要です。

仕事を割り振る上司に「この人は断らない」という印象を持たれてしまうと、次々と業務を任されてしまう可能性が高いです。誰かに任せないといけない仕事があるときに、断られない印象を持っている人にはお願いがしやすくなります。

我慢し続けていると、仕事が増えるばかりで心身ともに疲弊してしまいます。今抱えている仕事で手一杯の状態なら、現在の状況をしっかりと伝えた上ではっきり断ることが大切です。

4. 仕事の進め方を見直す

仕事の割り振りに違和感を感じている場合は、一度自分の仕事の進め方を見直してみるのもおすすめです。仕事を効率的に進めめられるようになれば、今の仕事量に負担を感じなくなる可能性があります。

作業の生産性を高めるために、タスクの優先順位をはっきりしておくなどの工夫をしてみましょう。

5. 周りの人に協力してもらう

明らかに自分だけ仕事の量が多い場合は、周りの人に協力してもらいましょう。1人で仕事を抱え込まないためにも、上手く周りを巻き込んでいく能力も大切です。

また、普段から周りとサポートし合う関係を作っておくことで、自分が大変なときに手伝ってもらえる可能性が高まります。

6. 転職する

仕事の割り振りがおかしい状態が続いている場合は、思い切って転職してみるのも一つの手です。

上司の嫌がらせで仕事を多く抱え込んでいる場合や、相談しても変化がなかった場合はこの先もずっと変わらない可能性があります。

転職をして働く環境を変えることで、今の辛い状態から抜け出せるかもしれません。仕事の割り振りが公平な会社に転職すれば、損のない働き方が可能です。

7. フリーランスになる

仕事の割り振りがおかしいと不満を感じている方は、フリーランスになるのがおすすめです。

多大の業務量を任せられてしまう人は、比較的能力が高い可能性があります。フリーランスなら会社員とは違い、やればやるだけ自分の報酬につなげることが可能です。

また、自分のペースで仕事ができるのがフリーランスの強みのため、周りの社員との人間関係に悩むことがありません。

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