「会員制サイトにVimeo(ヴィメオ)の動画を埋め込みたい」
「Vimeoを使うメリットやデメリットはなに?」
「YouTubeとVimeoの違いを詳しく知りたい」
と考えている人も多いのではないでしょうか。
Vimeoは使い勝手の良い動画共有サービスなので、ぜひ自分のサイトでも活用していきたいですよね。
この記事では、会員制サイトなどで動画教材を限定配信したい人に向けて、Vimeoの動画を埋め込む方法を紹介します。
さらにYouTubeではなくVimeoを利用するメリットやデメリットについても紹介するので、これからVimeoの導入を検討している方は、ぜひ最後までご確認ください。
会員制サイトにVimeoの動画を埋め込む3つの手順
会員制サイトにVimeoの動画を埋め込む手順を紹介します。
- 動画をアップロードする
- プライバシー設定をする
- 埋め込み設定を行い共有リンクをページに貼る
ぜひ参考にしてみてください。
1.動画をアップロードする
まずはVimeoのアカウントにログインして、右上の「新しい動画」から「アップロード」をクリックします。
ちなみにVimeoはスマホアプリと連動できます。
スマホで撮影した動画でも、パソコンに移動せずにそのままアプリからアップロードできるため非常に便利です。
画面が切り替わったらアップロードしたい動画を選択しましょう。
動画はドラッグ&ドロップでもできます。あとは処理が終わるまで待ちましょう。
複数の動画を同時アップロードする場合、Vimeoでは順番に処理を行なっていきます。
容量が大きい動画はその分時間もかかるため、以下のような他の作業をしながら待ちましょう。
- 動画のタイトルづけ
- サムネイル作成
- 概要や説明の記入
これらの作業は処理中でもできるため、空いた時間を使って書き進めておくことをおすすめします。
変更が終わったら必ず「保存ボタン」を押し忘れないようにしましょう。
2.プライバシー設定をする
処理が終わったらプライバシー設定を行います。
「一般」メニューの中の「プライバシー」という項目をクリックします。
プライバシーの画面では以下の設定が行えます。
- 視聴できる人の限定
- 埋め込みの許可範囲の設定
- コメントの制限
- 動画のダウンロード許可
- コレクションへの追加の許可
会員制サイトなどで限定公開をしたい場合は、視聴者の限定欄で「非公開」か「パスワードを持っている人」を選択しましょう。
非公開を選択すると、URLリンクが発行されるため、このリンクを会員制サイトに埋め込めば、登録者であれば誰でも閲覧できる環境になります。
「パスワードを持っている人」にすると、専用のパスワードがないと見られない状態になります。
動画数が多い場合は、手間になるケースもあるため、パスワード式ではなく「非公開」設定にすることもおすすめです。
3.埋め込み設定を行い共有リンクをページに貼る
埋め込み許容範囲設定では「どこに動画の埋め込みを許可しますか?」という質問が現れるため、特定のドメインを選びましょう。
会員サイトに埋め込みたい場合は、この特定のドメインを設定しておくことで埋め込めます。
他にも埋め込みの設定で気をつけておくべきことは以下の通りです。
- 画面上に表示される「共有」ボタンを非表示にする
- プロフィール画像や投稿者名を非表示にする
- オリジナルのロゴは削除しておく
共有ボタンは非表示設定にしておかなければ、他のサイトやSNSなどで拡散されてしまいます。
他にも、Vimeoに登録したプロフィール画像やVimeoのアカウント名が表示されている場合、クリックすると、Vimeoのアカウントページに飛んでしまいます。
会員制サイトで限定公開したいのであれば、これらの設定は全てOFFにしておきましょう。
また、Vimeoのロゴは削除しておいた方が、オリジナル動画感が出るためおすすめです。
全ての変更が終わったら「保存ボタン」をクリックして完成です。
会員制サイトでVimeoを利用するメリット5選
会員制サイトでVimeoを利用するメリットを5つ紹介します。
- 特定のドメインに埋め込める
- カスタマイズできるためサイトの質が高まる
- 広告がないためしっかり視聴してもらえる
- 動画をスムーズに販売できる
- 高画質な動画を配信できる
ぜひ最後までチェックしてみてください。
1.特定のドメインに埋め込める
特定のドメインに動画を埋め込めるのは、Vimeo最大のメリットです。
会員制サイトのみに埋め込めるため、アクセスする特定の人にしか見られない状態にできます。
特定の人にしか見せない機能は、YouTubeの限定公開でもできますが、URLが流出すれば誰でも視聴できてしまうというセキュリティ上のデメリットがあります。
よって、会員制サイトに動画を埋め込めるVimeoの方がおすすめです。
2.カスタマイズできるためサイトの質が高まる
YouTubeでも画面の端に画像を入れたり、自作のロゴを表示したりとカスタマイズできます。
しかしVimeoでは、プレイヤーの色を変更したり、各種ボタンの表示もできたりと、より細部までこだわってカスタマイズできるため、クオリティの高い動画が作れるでしょう。
アクションボタンの設置以外にも、シークバーのカラーなども変更できるため、会員制サイトに合ったデザインにできます。
埋め込み動画のクオリティが高かったり、サイトとの統一感があったりすると、サイト自体の質も高まります。
さらに有料プランにすると、プレイヤー内のVimeoロゴを削除できるため、代わりに自社ブランドのロゴを表示させることも可能です。
3.広告がないためしっかり視聴してもらえる
Vimeoにはインストリーム広告やオーバーレイ広告がありません。そのため、広告に阻害されることなく動画を最後までしっかり見てもらえるでしょう。
YouTube動画では、著作権フリーのBGMなどを使用している場合、広告が自動的に挿入されるケースがあるため、集中して見てもらいにくいです。
広告の回数が多いと、そのまま離脱されてしまい、会員サイトの登録解除につながるケースもあるでしょう。
4.動画をスムーズに販売できる
Vimeoのオンデマンド機能を利用することで、自社でサイトや支払い方法などを用意しなくても、動画を販売、レンタルできます。
YouTubeでは、商用目的のコンテンツを配信すること自体が禁止されているため、Vimeoの大きなメリットと言えるでしょう。
販売手数料は10%、残りの90%は投稿者の収益になります。
動画の販売方法は、単一もしくはシリーズ物として選択し、タイトルと説明文をつけるだけです。
簡単に販売できるため、動画の視聴だけでなく、宣伝や営利目的、商用目的でのコンテンツ配信を行うたいという人には向いているでしょう。
5.高画質な動画を配信できる
Wi-Fiがない場所で画質が悪くなるYouTubeとは異なり、Vimeoは動画のダウンロードができるため、いつでも高画質な動画を視聴できます。
細かい画像や文字が多く表示される動画の場合、画質が悪ければ、見えないケースもあります。
いつでも高画質な動画を配信できる点は、Vimeoのメリットの1つです。
会員制サイトでVimeoを利用するデメリット3選
会員制サイトでVimeoを利用するデメリットを3つ紹介します。
- Vimeoだけでは集客しにくい
- 有料スクールでの利用には課金が必要
- 広告による収益化はできない
購入してから後悔しないためにも、デメリットも理解しておきましょう。ぜひ参考にしてみてください。
1.Vimeoだけでは集客しにくい
Vimeoの市場は小さく、日本での知名度も低いため、バズを起こすのは難しいです。
2022年3月現在の利用者数は以下の通りです。
- Vimeo:約1億5,000万人
- YouTube:約20億人
話題性を集めて、多くのユーザーへリーチしたい場合は、VimeoよりもYouTubeを利用するのがおすすめといえます。
一方、顧客や企業のファンを育成したい場合や、身内向けの研修動画などを作成したい場合は、Vimeoの方がおすすめです。
すでに自社のサービスや商品を知っているユーザーをターゲットにするのであれば、拡散性よりも動画の品質の高さにこだわるのが効果的といえるからです。
2.有料スクールでの利用には課金が必要
企業や個人がVimeoで商用コンテンツを配信する場合は、Vimeo Proまたは Vimeo Business アカウントが必要です。
規約違反をした場合、多額の違約金を支払うリスクがあるため注意しましょう。
マジでvimeoに100万払いました…
— 船原徹雄 | 物販総合研究所 (@funahara) March 13, 2022
有料プランは以下の通り4種類あります。
プラン名 | 月額 | ストレージ |
Plus | 700円/月々 | 250GB |
Pro | 2,000円/月々 | 1TB |
Business | 5,000円/月々 | 5TB |
Premium | 7,500円/月々 | 7TB |
本格的に運用していきたい場合は、Pro以上が必要になるため、費用をかけたくないという人にとってはハードルが高いかもしれません。
3.広告による収益化はできない
Vimeoには広告がつけられません。よってYouTubeのように広告収入を得られない点も、人によってはデメリットに感じるでしょう。
広告で収入を増やしたい場合は、YouTubeで配信をするしかありません。
とはいえYouTubeでもチャンネル登録者1,000名・総再生時間4,000時間が必要なので、根気よく動画作成を行う必要があります。
会員制サイトを作るなら「オンクラス」がおすすめ!3つの理由を解説
気軽に動画を埋め込んで、快適に会員制サイトを運営したいという人は、オンクラスがおすすめです。
オンクラスでは、会員のサポートや通知、ログイン率の確認などが簡単にできるため、会員制サイトを作る際のストレスが大幅に軽減されます。
- 動画をアップロードして共有可能(Vimeoの埋め込みもOK)
- 無料プランで手軽に始められる
- 受講生のログイン率から通知まで全てできる
初心者の方でも気軽に利用できるため、ぜひ最後までチェックしてみてください。
1.動画をアップロードして共有可能(Vimeoの埋め込みもOK)
オンクラスには動画のアップロード機能があるため、Vimeoなどの配信サービスを利用する必要がありません。
さらに動画埋め込み機能があるため、YouTubeやVimeoの動画を作っていたとしても、簡単に埋め込めます。
動画だけでなく、音声やテキストの埋め込みもできるため、記事を用意して重要なポイントを強調できる点も大きなメリットです。
会員制サイトを簡単に作れるのに加えて、動画の準備も手軽に行えるのは、オンクラスをおすすめするポイントの1つです。
2.無料プランで手軽に始められる
Vimeoの有料プランに登録するのであれば、まずは無料でオンクラスから始めてみるのもおすすめです。
なぜならオンクラスには、有料コースとほぼ同じ機能が扱える期間無制限の無料プランが存在します。
プラン名 | フリー |
月額 | 0円 |
スタッフ数 | 1 |
コース数 | 1 |
受講生数 | 5 |
クレジットカードの登録も必要なく、申し込み後はすぐに利用可能です。
とりあえず会員制サイトを無料ですぐに始めてみたいという人には、非常におすすめと言えるでしょう。
3.受講生のログイン率から通知まで全てできる
オンクラスでは、会員のサポートや通知、ログイン率の確認などが簡単にできます。他にも以下の機能があり、多機能で使いやすいです。
- 感想の作成
- アンケート機能
- 理解度のテスト作成
- 学習計画の入力
- 複数の動画講座の作成
- 受講生のログイン管理
- 進捗管理
- モチベーションサポート
画面もシンプルで見やすく、直感的に操作できるため、会員制サイトを作る際のストレスが軽減されます。
Vimeoで動画だけを用意するのではなく、会員制サイトも作りたいと考えている方は、ぜひオンクラスの利用を検討してみてください。