【結論】カメラ転売は稼げる！仕入れる際の3つのポイントやメリット・デメリットを紹介

「カメラ転売を始めたいけど、稼げなかったらどうしよう」
「転売するカメラをどこで仕入れたらいいのかわからない」
「仕入れるときはどのような点に気をつければ良いの？」

カメラ転売は専門的な知識が必要で、大きな金額を稼ぐのは難しいと思っている方も多いのではないでしょうか？カメラの知識があるに越したことはありませんが、ポイントを絞って勉強すれば稼げます。

カメラを転売して収入を得たいなら、仕入れのポイントを押さえましょう。そこでこの記事では、カメラ転売に関する以下の項目について解説します。

• 転売するカメラの仕入れ先
• カメラを仕入れる際のポイント
• カメラ転売のメリット・デメリット

カメラ転売で稼ぎたい人は、ぜひ最後までお読みください。

カメラ転売は仕入れのポイントを押さえれば稼げる

カメラ転売で稼ぎたいなら、仕入れのポイントを押さえましょう。どのようなカメラを仕入れるかで、利益が大きく変動します。

最新のカメラは仕入れ価格が高額になりやすいですが、古い機種なら資金が少なくても手に入りやすいです。人気のあるカメラなら、安く仕入れて高く販売できるでしょう。

たとえば、フィルムカメラはアナログ感に魅力を感じる人に人気です。暖かみのある仕上がりやマニュアル操作の心地良さなどが人気の理由です。

また、カメラと一緒に交換用レンズも出品すれば、さまざまなシーンが撮影できるようになり、付加価値がつきます。

野鳥など遠くにいる被写体を撮影するときは、望遠レンズが必要です。カメラ本体だけでなく、レンズもセット販売することで売れやすくなります。

転売で稼ぎたいなら、仕入れ価格の低さだけで判断するのはやめましょう。人気の機種を仕入れたり、付属品もセットで販売したりすれば、高収入が見込めます。

転売するカメラを仕入れる際の3つのポイント

転売用のカメラを仕入れるポイントは、以下の3つです。

1. 機種を絞る
2. ジャンク品を選ぶ
3. 販売力のない出品者から買う

仕入れたカメラが売れなければ、赤字になってしまいます。損をしないために、仕入れのポイントをしっかりチェックしておきましょう。

1. 機種を絞る

カメラ転売では、仕入れる機種を絞るのが重要です。需要が高い機種もあれば、販売しても全然売れないような機種もあります。

例えば、フィルムカメラは転売でも売れやすい傾向にあります。操作性に心地よさを感じたり、写真が暖かみのある仕上がりになったりと、デジタルカメラにはない魅力があります。

近年はフィルムカメラブームなので、転売によって高利益が狙えます。安く仕入れても在庫を抱えたままでは赤字になってしまうので、需要のある機種を狙いましょう。

2. ジャンク品を選ぶ

あえてジャンク品を仕入れるのもおすすめです。低価格で仕入れられるだけでなく、高利益が狙えます。

水没して全く起動しないものや少し傷がついているものなど、さまざまなジャンク品が存在します。「傷がついていても使用できれば問題ない」と考えている人もいるので、ジャンク品でも利益を得ることが可能です。

ただし「カメラを購入して写真を撮りたい」という方が多いので、起動しないほどのジャンク品は購入しないようにしましょう。仕入れの際に相場よりも安いカメラを見つけたら、価格が低い理由を確認してみてください。

ジャンク品になっている理由を確認した上で、転売するか判断しましょう。

3. 販売力のない出品者から買う

販売力のない出品者からカメラを仕入れるのもおすすめです。販売力がないために在庫を多く抱えている出品者の中には「利益が薄くなっても在庫をなくせたら良い」と考えている人がいます。

カメラを安く仕入れられると、転売による利益が大きくなるので、メリットが大きいです。カメラを仕入れる際は、出品者の販売力も見極めるようにしましょう。

フリマアプリで「中古のカメラ」など、幅広い商品がヒットしそうなキーワードで検索すると、販売力のない出品者のカメラが見つかりやすいです。タイトルや説明文の内容が薄いのが見極めるポイントです。

説明文が詳しく記載されておらず、情報不足であることが多いですが、高く販売できるカメラが見つかる可能性があります。購入する前に出品者に詳細を確認し、転売可能なカメラか判断しましょう。

転売するカメラの仕入れ先3選

転売するカメラの仕入れ先は、主に以下の3つです。

1. オークションサイト
2. リサイクルショップ
3. カメラ屋

オンラインで購入するだけでなく、実店舗にも足を運び、高い利益が期待できるカメラを見つけましょう。仕入れ先ごとの特徴を解説するので、ぜひ参考にしてみてください。

1. オークションサイト

カメラは、オークションサイトで仕入れるのが一番おすすめです。出品数が多く、質の良いカメラに出会える可能性が高いです。

具体的には「ヤフオク!」や「eBay（イーベイ）」が挙げられます。ヤフオク!は、国内最大級のオークションサイトです。eBayは越境ECサイトで、海外の商品が手に入りやすいです。

eBayでは海外のユーザーと取引することになり、送料が高くなることがあります。1商品だけでは利益から送料を差し引いた際に赤字になることがあるので、まとめ買いがおすすめです。

フリマアプリとは違い競売にかけられるので、落札者によって購入価格が決まります。商品ごとの予算を決めておき、想定以上に高額になった場合は仕入れを諦めましょう。

反対に、予想よりも安く購入できるケースもあります。高額で販売できるカメラが出品されていても落札者が決まったら手に入らないので、こまめにオークションサイトをチェックしましょう。

2. リサイクルショップ

リサイクルショップでの仕入れもおすすめです。基本的に家具家電や日用品などを取り扱っていますが、カメラも販売されています。

「HARD OFF」や「2nd STREET」など、全国チェーン店は比較的商品数が多いです。カメラ専門店ではないので必ず見つかるわけではないですが、人気機種が安く販売されていることもあります。

小規模なリサイクルショップもあるので、複数店舗に足を運んでみても良いでしょう。オークションサイトなどと違い、商品を手に取って確認できるので、購入してから欠陥に気づくリスクを低減できます。

3. カメラ屋

「カメラのキタムラ」など、カメラ専門店から仕入れる方法もあります。新品・中古関係なく取り扱いがあり、専門スタッフが常駐しているので、カメラに関する質問もできます。

専門店に行けば、カメラを手に取って品質を確認できます。自分で判断できないときは、店員に聞いてみましょう。

知識がある人に質問できるので、専門店はこれからカメラ転売を始める方におすすめです。

カメラ転売の3つのメリット

カメラ転売のメリットは、以下の3つです。

1. 利益率が高い
2. 価値が下がりにくい
3. 幅広い年齢層に需要がある

メリットを確認して、カメラ転売で稼げそうか考えてみましょう。

1. 利益率が高い

カメラ転売は、利益率が高いです。まとめ売りされているカメラや動作未確認品を中心に仕入れることで、仕入れにかかる費用を抑えられます。

問題なく動作する人気の機種なら、高価格で販売できる可能性があります。ただし、重大な欠陥があるカメラは仕入れても売れません。

カメラがまとめ売りされていたり、動作未確認品として出品されていたりする場合は、理由を聞いてみましょう。「複数商品を一度に販売してまとまったお金がほしい」「起動しないからとにかく処分したい」など、さまざまな理由があります。

仕入れ時に転売に適している商品か確認することで、不要な出費を避けられます。

2. 価値が下がりにくい

古い機種でも需要があります。マニアやコレクターがいるため、カメラの価値は下がりにくいです。

たとえば、1954年に発売された「ライカ M3」は当初28万円でしたが、現在は10万円〜100万円で取引されています。価値が上がっていくこともあるため、古い機種もしっかりチェックしましょう。

価値が下がりにくいカメラの特徴は、以下のとおりです。

• 有名メーカー（Nikon、Canon、SONY、Leica など）
• 上級者用の機種
• ベタつきがない
• ダイヤルが反応する
• 凹みや傷がない

中古品を取り扱う基本的なポイントに加え、有名メーカーのカメラに絞ることで、高価格で販売できます。

3. 幅広い年齢層に需要がある

カメラは、幅広い年齢層から需要があります。観光地での撮影だけでなく、趣味としてのカメラを使用している人も多いです。

高齢の方だけでなく、若者でもカメラを趣味にしている人がいるので、転売におすすめのジャンルです。「写ルンです」など、過去に流行したカメラの人気が高まっています。

どのようなカメラが売れるのかをしっかりリサーチすることで、幅広い年齢層の方に購入してもらえるでしょう。

カメラ転売の2つのデメリット

カメラ転売のデメリットは、以下の2つです。

1. 仕入れ値が高くなりやすい
2. 海外への送料が高い

参入してからデメリットに気づいて後悔しないためにも、ここでしっかり確認しておきましょう。

1. 仕入れ値が高くなりやすい

カメラ転売は、仕入れ値が高くなりやすいのがデメリットです。仕入れ時に1台あたり、数千円〜1万円かかるので、複数販売するなら十万円以上は用意できれば安心でしょう。

商品を仕入れないことには転売ができないので、資金がない方は生活費などの出費を抑えて貯金するのがおすすめです。早くカメラ転売を始めたいなら、所持品を販売したりアルバイトをしたりしても良いでしょう。

赤字からスタートすることになるので、リスクを取りたくない人には向いていません。仕入れ値が高いとしても、大きな利益が期待できるジャンルではあるので、リスクが取れる人は参入してみるのがおすすめです。

2. 送料が高くなることがある

海外に出荷したり海外から仕入れたりする際は、送料が高くなります。国内より輸送距離が長いだけでなく、円安の影響も受けます。

たとえば、eBayでカメラセットを購入した場合、商品代金とは別に以下の諸費用が発生します。

• 送料
• 代行手数料
• 関税＋消費税

以下の画像の場合、アメリカから日本までの送料は5,911円です。

さらに、代行手数料や関税などを加えると、商品代金とは別に約14,000円必要です。諸費用の内訳を以下の表にまとめました。

【上記画像のカメラセットを購入した場合】

商品の重さや大きさによって諸費用は変化します。海外から仕入れるときは、商品代金の20〜30%が諸費用として発生することを覚えておきましょう。

ヤフオク!と比較すると、eBayの方が商品数が豊富です。しかし、諸費用で支払い総額が変動するので、商品価格以外もしっかりチェックしましょう。

eBayで購入する際は、複数商品をまとめて注文すると、1商品当たりの送料を抑えられます。

カメラ転売をする際の3つの注意点

カメラ転売する際は、以下のポイントに注意しましょう。

1. 型番をしっかり確認する
2. 古物商許可証を申請する
3. 確定申告が必要になる場合がある

十分に理解しておかないと、大きく損をしたり違法になったりするリスクがあります。それぞれ解説するので、ぜひ参考にしてみてください。

1. 型番をしっかり確認する

型番を誤って商品の説明欄に記載すると、トラブルに発展するリスクがあります。たとえば、ライカには「M3 DS」と「M3 SS」という機種があり、巻き上げ回数が異なります。

本体に刻印されている製品名を確認したり、取扱説明書の型番名に間違いはないか照らし合わせたりしましょう。説明文に型番を記載する際は、誤っていないか何度か確認するのがおすすめです。

異なる機種を誤って出品してしまうと、出品者に責任が問われます。謝罪するだけでなく、返送料を負担するなど、お金も必要になるので要注意です。

2. 古物商許可証の申請をする

中古カメラを販売する場合は、古物商許可証の申請が必要です。古物商許可証とは、古物を売る際に必要な許可証のことで、警察署で申請可能です。

申請費用として19,000円必要ですが、中古品を転売するなら必ず古物商許可証を取得してください。取得せずに転売を行うと、3年以下の懲役、または100万円以下の罰金に処せられます。

2016年にアイドルグループ「嵐」のコンサートチケットを5枚転売した女性が、古物営業法違反（無許可営業）の疑いで逮捕された事件がありました。中古カメラを仕入れて転売する場合は古物商許可証が必須なので、事前に申請しておきましょう。

古物商許可証については、以下の記事で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

▼古物商許可証の申請方法についてはこちら▼

転売で違法になる7つの商品例とは！合法で取引するための古物商許可証の取り方も解説

>>転売で違法になる7つの商品例とは！合法で取引するための古物商許可証の取り方も解説

3. 確定申告が必要になる場合がある

カメラ転売で年間20万円以上の収入があった場合、確定申告が必要です。収入に応じた税金を納めないと、税務調査された際に、延滞税を払うことになります。

本来支払うべき税金よりも大きな出費になるので、1年間で20万円以上稼いだら確定申告をしましょう。本業があり、副業でカメラ転売をしている場合も確定申告をしないといけません。

確定申告の方法はインターネットで調べられるので、年間20万円以上の収入が見込まれる場合は、事前に確認しておきましょう。

確定申告について詳しくは、以下の記事で解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

▼確定申告の注意点についてはこちら▼

【要注意】転売でも確定申告が必要な条件とは！5つの注意点や節税のコツも解説

>>【要注意】転売でも確定申告が必要な条件とは！5つの注意点や節税のコツも解説

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