「オンラインサロンの運営を始める前に、どのような種類があるのかを知っておきたい」
「オンラインサロンを運営するメリットだけでなく、デメリットも気になる」
「運営開始まで、どのような手順で進めたらいいのかわからない」
などと考えていませんか?
オンラインサロンを運営する際は、どのようなスタイルで行うのかを考えてから準備を始めるのがおすすめです。オンラインサリンにはさまざまな種類があるので、事前に把握しておきましょう。
そこでこの記事では、以下の内容について解説します。
- オンラインサロンが人気の理由
- オンラインサロンの種類
- 運営するメリット
- オンラインサロンの始め方
- 運営を成功させるポイント
オンラインサロンの種類だけでなく、始める手順や成功させるためのポイントも把握できる内容です。オンラインサロンの運営を始めたい人は、ぜひ読んでみてください。
オンラインサロンが人気の理由
オンラインサロンとは、共通の目的を持った人たちが集まる、インターネット上に会員制のコミュニティのことを指します。
以下のような理由から、人気が高まっています。
- 気軽に参加できる
- 関心のあることが同じ人と交流できる
- クローズドな場ならではの情報を取得できる
- 自分の居場所が得られる
オンラインで交流できるため、好きな場所から気軽に参加できます。サロンごとにテーマがあり、参加することで同じ関心を持つ人とつながれます。
また、オンラインサロンはクローズド(非公開)なコミュニティであり、月額会員制であるケースがほとんどです。一般公開されていない情報を取得できることに魅力を感じ、参加している人もいます。
金額や使用するプラットフォームはサロンによって異なり、コンテンツ内容もセミナー形式から自身で動画を視聴する形式とさまざまです。
さらに、オンラインサロンが居場所になることもあります。サロンによってはセミナーやオフ会が開催され、対面で会う機会も得られます。
ここ数年でオンラインサロンはどんどん人気を博しており、今度も拡大していく見込みです。
オンラインサロンの種類4タイプ
こちらでは、オンラインサロンの種類について解説します。
- ファンクラブタイプ
- コミュニティタイプ
- プロジェクトタイプ
- スキルアップタイプ
種類ごとに、代表的なオンラインサロンも紹介します。
ただし、1つのサロンが4つのタイプのいずれかにしか当てはまらない訳ではありません。複数のタイプの特徴を持っていることが多いです。
特に色濃く出ている特徴を基に、代表的なサロンとして紹介しています。順番に解説するので、自分が運営したいオンラインサロンがどのタイプなのかを考えてみてください。
1. ファンクラブタイプ
有名人が主催者で、ファンが参加するオンラインサロンです。代表的なサロンは、沖田彩華オンラインサロンです。
SNSをはじめとした、オープンな場では見られない主催者の素顔が見られる点が魅力です。主催者と直接交流できるオンラインサロンもあり、より近い距離で応援できます。
また、従来のファンクラブと同じく、ファン同士のつながりを作ることも可能です。芸能人やインフルエンサーと交流したい人だけでなく、応援できる仲間を見つけたい人もファンクラブタイプのオンラインサロンに参加します。
2. コミュニティタイプ
コミュニティタイプのオンラインサロンでは、サークル活動に近い体験ができます。代表的なオンラインサロンは、PROGRESS・西野亮廣エンタメ研究所です。
興味関心が同じ人や近しいテーマの目標を持った人たちで構成されます。仲間意識や所属する安心感を大切にし、情報交換や交流が活発です。
心地の良い居場所作りが最優先のため、サロンによっては入会審査や人数制限が存在します。
3. プロジェクトタイプ
プロジェクトタイプのオンラインサロンでは、会員同士が同じ目標に向かってプロジェクトを進めていきます。代表的なオンラインサロンは、HIU・箕輪編集室です。
ゴールに向かって突き進みたい人、熱くなれることを探している人が参加します。プロジェクトの資金調達のために、クラウドファンディングを並行して実施するケースもあります。
ある程度リソースの投下が求められますが、仲間と一緒にプロジェクトに取り組む体験を求めて入会する人が多いです。
4. スキルシェアタイプ
スキルシェアタイプのオンラインサロンでは、専門家や起業家など、ある道に精通している人が講師となり、情報を提供します。代表的なオンラインサロンは、人生逃げ切りサロンです。
スキルを身につけ、副業に活かしたり独立をしたりしたい人が参加します。インターネットや本では学習できないような、クローズドなコミュニティであるオンラインサロンならではの情報を求めている人が多いです。
講師がノウハウを共有するだけでなく、質問を受け付けているオンラインサロンもあります。
オンラインサロンを運営する3つのメリット
ここでは、オンラインサロンを運営するメリットを解説します。
- 定期的に収入が得られる
- ビジネスチャンスにつながる
- 商品やサービスを宣伝できる
順番に見ていきましょう。
1. 定期的に収入が得られる
オンラインサロンを運営すると、定期的に収入が得られます。会員に月額料金を支払ってもらい、毎月収入が得られるためです。
オンラインサロンを運営する際は、プラットフォームの手数料や通信費などがかかるので、受け取った会費との差額が利益になります。オフラインで交流する場合と比較すると、会場費がかからないので、手元に残る金額は多くなるでしょう。
月額5,000円の会費を100人のメンバーから集めれば、毎月50万円の収入になります。会員数が増えるほど毎月得られる収入がアップするので、集客に力を入れたり、価値を提供し続けたりするのが重要です。
2. ビジネスチャンスにつながる
オンラインサロンを運営することで、新たなビジネスチャンスにつながります。会員と協力し、自分のアイデアを形にできる可能性があるためです。
同じ関心を持つ人が集まりコミュニティが活発化すれば、アイデアを熟成させることも可能です。会員と交流する中で、ビジネスパートナーが見つかる可能性もあります。
新たなビジネスチャンスをつかみたい場合にも、オンラインサロン運営が役立つでしょう。
3. 商品やサービスを宣伝できる
オンラインサロンでは、自身の商品やサービスを効果的に宣伝する場になり得ます。なぜなら、会員は運営者への興味関心が高い集団であるためです。
商品やサービスのリリース情報をサロン内で発表すれば、不特定多数の人に宣伝するよりも購入してもらいやすいでしょう。会員限定で先行販売を行うことで、フィードバックを得ながら販売促進を図ることも可能です。
オンラインサロンは、自身の商品やサービスを効果的にプロモーションする場として活用できるでしょう。
オンラインサロンの始め方5ステップ
ここでは、オンラインサロンの始め方を解説します。
- テーマや目的を決める
- コンテンツの内容を決める
- ルールや会費を決める
- プラットフォームを選定する
- 集客して運営を始める
順番に解説するので、オンラインサロンを運営したい方はぜひ参考にしてみてください。
1. テーマや目的を決める
最初に、オンラインサロンのテーマや目的を決めましょう。テーマや目的を明確にすることで、メンバーが集まりやすくなり、サロンの方向性がぶれにくくなります。
例えば「英語学習のコミュニティ」や「ビジネスアイデアのディスカッション」など、具体的なテーマを設定します。需要があるテーマにするだけでなく、競合調査も行って独自性も出せるようにしましょう。
2. コンテンツの内容を決める
決定したテーマや目的を基に、オンラインサロン内で提供するコンテンツの内容を決定します。魅力的で価値のあるコンテンツがあると、メンバーの満足度が高まり、継続的な参加が期待できます。
動画や記事など、提供できるコンテンツはさまざまです。参加者が離れないように、継続的に更新できるコンテンツにしましょう。
一方的に情報提供するだけでなく、ディスカッションや個別の質問対応なども行うのがおすすめです。ターゲットのニーズを基に、長期にわたって価値を提供できるようなコンテンツを考えるのが重要です。
3. ルールや会費を決める
コンテンツの内容を決めたら、ルールや会費を定めましょう。 明確なルールがあることでトラブルを未然に防げるため、円滑な運営が可能となります。
利用方法や禁止事項などを決定し、会員が安心して参加できる環境を目指しましょう。会員だけでなく主催者である自分を守るためにも、あらゆるトラブルを想定してルールを決めることが重要です。
また、会費も決めておきましょう。コンテンツを継続的に提供しつつ利益を得るために、適正価格にするのがポイントです。
安すぎると利益が減り、高すぎると会員数が増えません。競合のオンラインサロンの会費を調べ、どれくらいが適切か考えましょう。
4. プラットフォームを選定する
オンラインサロンを運営するためのプラットフォームを選択しましょう。まずは、既存のプラットフォームを利用するか一から構築するかを決めます。
スムーズにオンラインサロンの運営を開始したいなら、既存のプラットフォームを利用するのがおすすめです。手数料がかかりますが、プラットフォームを構築する手間がかからないメリットは大きいです。
さまざまなプラットフォームがあるので、必要な機能が実装されているものを選びましょう。教育コンテンツを提供するなら、オンクラスがおすすめです。
動画やテキストをコンテンツとして埋め込めるだけでなく、会員の学習進捗も把握できます。チャットができたり、決済サービスと連動できたりと、機能が充実しているのも魅力です。
教育にぴったりのプラットフォームなので、特にスキルシェアタイプのオンラインサロンを運営したい人は、ぜひチェックしてみてください。
5. 集客して運営を始める
集客をして会員数を増やし、オンラインサロンの運営を開始します。オンラインサロンの運営を開始する前から集客をすることで、早期にコミュニティが活性化します。
会員を獲得できるようにSNSやブログなどを活用し、オンラインサロンの魅力を発信しましょう。無料のウェビナーを開催したり、体験入会を実施したりして、オンラインサロンに興味を持っている人を集めるのもおすすめです。
効果的な集客戦略を実行し、オンラインサロンの活性化を目指しましょう。
オンラインサロン運営を成功させる3つのポイント
ここでは、オンラインサロン運営を成功させるためのポイントを解説します。
- 質の高いコンテンツを提供する
- コンテンツを更新し続ける
- メンバーとの信頼関係を築く
順番に見ていきましょう。
1. 質の高いコンテンツを提供する
オンラインサロン運営を成功させるためには、質の高いコンテンツを提供することが重要です。会員は、価値のある情報や経験を求めてオンラインサロンに参加します。
コンテンツの質が高いと会員の満足度が高まり、継続的に参加してもらえるでしょう。会員のニーズを基にコンテンツを提供すれば、参加する価値のあるオンラインサロンだと思ってもらえます。
2. コンテンツを更新し続ける
オンラインサロンの運営を開始してからは、定期的にコンテンツを更新しましょう。コンテンツの内容を改善したり追加したりして、継続的に新しい情報を提供することが重要です。
会員は月額料金を支払うため、コンテンツが更新されないと、退会されやすくなるので要注意です。オンラインサロンの会員が飽きないように、コンテンツを更新し続けましょう。
3. メンバーとの信頼関係を築く
オンラインサロン運営を成功させるためには、会員と信頼関係を築く必要があります。信頼関係を築くことで、会員の長期的な参加や積極的な活動が期待できます。
交流イベントを開催したり、メンバーの意見や質問に対して迅速かつ丁寧な対応をしたりするのがおすすめです。退会を防ぐだけでなく、コミュニティを活発化させるためにも、会員と信頼関係を築く努力をしましょう。
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