【満足度爆増】Lステップ(LINE)でおみくじ機能を使う方法!4つの手順やメリット・応用事例を解説

「Lステップでおみくじが作れるの?」
「公式LINEにおみくじって必要?」
「読者を楽しませるコンテンツがほしい!」
などと考えていませんか?

Lステップのおみくじは読者の満足度を高めて離脱率を下げてくれる、とても使い勝手良い機能です。

毎日開くLINEと気軽に運試しができるおみくじは相性抜群なので、読者が毎日お参りのようにおみくじを引いてくれるかもしれません。

そこで今回は、Lステップを使っておみくじを作る方法を4STEPに分けてご紹介します!

  1. おみくじのルールと景品を準備する
  2. 友だち情報とタグの準備
  3. おみくじ開始ボタンと結果の画像を作る
  4. おみくじの抽選機能を作る

単調な配信だけではなく、読者を楽しませるアクセントがあると飽きずに中身を富んでくれる確率が上がるはず。

この記事を読めば、Lステップでおみくじを作れるだけでなく反応率をあげるコツも分かるので、ぜひ最後までご覧ください!

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LINEおみくじには2種類ある

実は公式LINEにある元々の機能を使えば、おみくじは簡単に作れます。ただし簡単な分、中身はちょっと物足りなく感じるかもしれません。

Lステップを使うと設定できる項目が増えるので、よりエンタメ性に富んだコンテンツにおみくじを進化させられます。

  • 公式LINEの「抽選」おみくじ
  • Lステップの「乱数」おみくじ

2つの違いが分かりにくいので、仮の名前をつけました。2種類のおみくじを順に解説していきます。

1.公式LINEの「抽選」おみくじ

公式LINEの中に、電子クーポンを配信する機能があります。

その際クーポンの受け取りを「抽選」に設定すれば、擬似的なおみくじが作れます。

  • 当選確率は1%~99%
  • 配布人数を設定できる
  • 「あたり」と「はずれ」しかない

「クーポン」という枠組みですが、必ずしもクーポンである必要はありません。中身は自由に設定できるので、割引機能なしの単純な運試しでもOKです。

お祝いのメッセージや画像を添付して送れば、おみくじとして活用できます。

2.Lステップの「乱数」おみくじ

Lステップでは友だち情報欄に「乱数」を設定できるので、出た数によって配信を分ければおみくじが完成します。

  • 乱数の範囲は自由に設定できる
  • 分岐はいくつでもOK(大吉・吉・凶 など)
  • 個々に当選確率を設定できる
  • Lステップでできるコンテンツは自由に配信できる

配信するシナリオには表示するかどうかの条件設定ができるので、乱数で特定の数字が出たときだけ表示する内容を全数字の分用意してください。

例えば1〜10の数字を表示する乱数の場合、大吉~大凶までの結果を数字の大きさで判定して結果を表示します。

  • 1の場合:大吉
  • 2~3の場合:中吉
  • 4~5の場合:吉
  • 6~7の場合:末吉
  • 8~9の場合:凶
  • 10の場合:大凶

また、Lステップを使えば当選回数を記録できるので、

チョコボールのように「5回大吉引いたら豪華プレゼント!」みたいな作りも可能です。

【4STEP】Lステップおみくじの作り方

パッと見は簡単な遊びに見えるかもしれませんが、おみくじを構築するにはいくつかの段階を踏まなければいけません。

今回は大まかに分けて、4つのSTEPで解説します。

  1. おみくじのルールと景品を準備する
  2. 友だち情報とタグの準備
  3. おみくじ開始ボタンと結果の画像を作る
  4. おみくじの抽選機能を作る

少し複雑な作業なので、画面を見せながら解説していきます。

本来おみくじ用ではないものを駆使するので、実際に作りながら読み進めてください。

STEP1:おみくじのルールと景品を準備する

まず、おみくじを作る前にルールと景品を準備して、設計図を作ります。考えておくべきポイントは、以下の3つです。

  • おみくじを引ける回数(1日もしくは合計)
  • 当選確率(全ての条件を別々に設定)
  • 景品

導線を先に考えておくと、後の流れが非常にスムーズに進みます。

最初から最後まで、流れをしっかりと固めてから作り始めてください。

STEP2:友だち情報とタグの準備

次に「乱数」を設定する友だち情報を準備します。管理画面から「新しい友達情報欄」をクリックしてください。

友だち情報欄には、後で困らないように分かりやすい名前をつけましょう。

使用する場面をそのまま名前にしてしまうのがおすすめです。

今回は「おみくじ抽選用乱数」という友だち情報にしました。

抽選回数を確認するタグも準備しておくと、何度も連続で引かれてしまうのを防げます。

STEP3:おみくじ開始ボタンと結果の画像を作る

おみくじを引いてもらうには、読者に動いてもらわなければいけません。

パッと見でおみくじだと分かるような画像を準備して、タップしてもらうと良いでしょう。

結果の表示も文面だけだと味気ないので、画像を用意するのがおすすめです。今回は仮に、下の画像を大吉の表示に使います。

画像が決まったら、テンプレートに画像をまとめておきます。作る時は「パック作成」がおすすめです。

中身はシナリオ同様に設定できるので読者が喜ぶような作りにしてください。今回は仮に、このような内容にしました。

ついでに「自動応答」も作っておきましょう。

同じように開いて設定を進めていくのですが、重要なのが応答に必要な「キーワード」です。

  • キーワードをコピーしておく
  • 自動応答時のアクションはおみくじの結果発表テンプレート
  • 表示条件の設定も忘れない

ここでは「おみくじスタート!」に設定しました。同じ内容がLINE上に流れると、自動応答が作動する仕組みです。

自動応答のアクション内容に、おみくじ結果を表示するのを忘れないようにしましょう。

STEP4:おみくじの抽選機能を作る

すべての準備が完了したら、いよいよおみくじを組み立てていきます。まずはおみくじ開始の設定からです。

シナリオやテンプレートなどから、配信内容の「画像」を選択して以下の画面に移ります。

画像は用意した開始ボタンを設定してください。この画面でやることは2つです。

  • ユーザーメッセージ送信で自動応答を起動する
  • アクションを設定から乱数を起動する

自動応答を起動するため、設定しておいたキーワードを入力します。
※今回の例では「おみくじスタート!」

最後にアクション設定で乱数を動かせば、おみくじの完成です。

乱数は設計図通りに設定してください。

今回の例では先ほど作成した「おみくじ抽選用乱数」に結果を代入します。

Lステップおみくじを作る4つのメリット

本来Lステップはおみくじを配信するものではないので、作るのは中々大変です。

しかし、それでも作るメリットが4つもあるので、乗り越えて完成させる価値は十分にあります。

  1. エンタメを付加できる
  2. 送信数にカウントされない
  3. 単純接触効果を狙える
  4. 特典のインパクトが増す

配信の中身とは直接関係ありませんが、おみくじには意外な効果があるので、順に解説していきます。

1.エンタメを付加できる

ただ情報を配信するだけだと味気ない公式LINEになってしまい、読者が飽きてしまうおそれがあります。

最悪ブロックされる可能性もあるので、読者の満足度を維持するのが非常に大切です。

もちろん配信内容は主軸となるので満足度の維持に重要ですが、読者を楽しませるスパイスもまた欠かせないポイントになります。

一方的な配信だけでなく、読者自らに体験してもらう形のエンターテインメント性があれば食いつき方も変わってくるでしょう。

その点おみくじは読者を能動的に動かせるコンテンツなので、色々触ってもらえるきっかけが作れます

おみくじだけでは売上は立ちませんが、他の本命へ目を向けるだけの興味を掘り起こしてくれるのがエンタメの魅力です。公式LINEにぜひ盛り込みましょう。

2.送信数にカウントされない

公式LINEとLステップには、それぞれ配信数制限があるので無限にメッセージを送れるわけではありません。

ところが、自動応答は配信数にはカウントされない(一度に5通まで)ので、送信数の節約になります。

公式LINEは情報の配信がメインとなるので、エンタメが重要とは言え無用に配信数を取られるのは痛手です。肝心のセールスが配信できなくなってしまうと本末転倒になってしまいます。

いかに配信数を削りながら読者を満足させるかがLステップ構築の腕の見せ所なので、回数を消費しないコンテンツは積極的に取り入れましょう。

3.単純接触効果を狙える

LINEは気軽に見れるので、毎日おみくじを引いてくれる方もいるはずです。

実は何度も同じものに触れていると、人間はそれをだんだん好きになっていきます。

  • 毎日通っている学校
  • 行きつけのお店
  • 愛用の化粧品

など様々ですが、これを心理学では「単純接触効果(ザイオンス効果)」と呼んでおり、マーケティングにもよく応用される技術の1つです。

元々はそこまで乗り気じゃなかった読者も、毎日おみくじを引いているうちについつい配信を少しづつ呼んでしまい、最後には熟読してくれるファンになってくれます。

LINEのおみくじをついつい毎日やってしまう習慣にできれば、読者をとりこにする第一歩です。

ポイント蓄積系なら、尚のこと毎日見に来てくれるでしょう。

4.特典のインパクトが増す

当然ですが、おみくじには特典をつけると反応率がアップします。それは当たると嬉しいからです。

この「当たると嬉しい」は普通に受け取る以上の喜びになるので、おみくじに応用して満足度を更に高められます。

例えば次の2つを比べた時、嬉しいのはどちらか考えてみてください。

  • 1000円OFFのクーポンを貰う
  • 1000円OFFのクーポンが抽選で当たる

おそらく抽選であたったときの方が嬉しいはずです。配布している中身は同じですが「自分で獲得した感」が喜びを増大させてくれます。

クーポンを渡すことは決まっていたとしても、当選確率100%のくじを通して受け取るだけで、抽選であたったことが嬉しくてインパクトを残せるはずです。

Lステップのおみくじの3つの応用事例

おみくじはただのゲームではなく、ユーザーの満足度を高め、LINEに頻繁に訪れてもらうためのしかけです。

ユーザーがおみくじを引きに来たくなる仕掛けを準備しておくことが大切です。

  1. 割引クーポンをつける
  2. おみくじの結果をおすすめの商品にする
  3. リッチメニューに設置する

1.割引クーポンをつける

おみくじの満足度を上げる効果的な方法の1つが、割引クーポンをつけることです。おみくじの結果に合わせて、割引率を変えてクーポンをプレゼントすると、ゲーム性やお得感が高まります

例えば、飲食店のLステップで大吉が出たら、お店の食事料金の10%割引クーポンをプレゼントすると言った使い方ができます。

おみくじは1日1回だけ引けるなど制限を設けることで、毎日クーポンを手に入れるために、LINEに訪れてくれるようになります。

LINEに毎日訪れてくれれば、おみくじだけではなく、他の情報にも目を通してもらえるなどの副次的な効果が期待できます。

2.おみくじの結果をおすすめ商品にする

おみくじの結果を「大吉」などの定番のものではなく、「おすすめ商品」を表示するという方法もあります。

例えば、「おすすめ商品」を複数登録しておき、ユーザーがおみくじを引くと「今日のラッキーアイテム」などの形で商品を表示します。
ユーザーがお店で画面を見せると、試供品などのプレゼントがもらえたり、割引購入ができるなどの仕組みをセットにします。

おすすめ商品の表示は割引クーポンとは違い、より具体的な商品をユーザーに提示できる点がメリットです。

ユーザーの選択肢に上がってこなかった商品やサービスを試してもらう機会を作ることで、新たな購入機会を作る可能性が広がるでしょう。

3.リッチメニューに設置する

クーポンやおすすめ商品などおみくじを引く動機を作った後には、ユーザーがアクセスしやすい画面デザインにすることが大切です。

具体的には、リッチメニューにおみくじのボタンを配置しておくと良いでしょう。

リッチメニューとは、LINEの画面の下部に常時表示できるタイル型のメニューです。トーク上のメッセージにおみくじへのボタンを載せただけでは、すぐにメッセージの中に埋もれてしまいます。

ユーザーがいつでもすぐにおみくじが引けるように、リッチメニューにボタンを設置しておきましょう。

▼リッチメニューの作り方はこちら▼

【完全網羅】Lステップで魅力的なリッチメニューを作る方法まとめ!メリットや活用事例も紹介

>>【完全網羅】Lステップで魅力的なリッチメニューを作る方法まとめ!メリットや活用事例も紹介

Lステップおみくじを作る2つの注意点

おみくじを作るメリットはいくつかありますが、ただ作るだけでは効果半減です。

効果を最大限発揮するには、注意すべき2つのポイントを押さえてください。

  1. リッチメニューに開始ボタンを設置する
  2. 読者を満足させないこと

順に解説していきます。

1.リッチメニューに開始ボタンを設置する

特に毎日おみくじを引いてもらう場合、簡単に引けることが非常に大切です。

毎回過去に送ったメッセージまでさかのぼってタップするのは大変なので、リッチメニュー内におみくじの開始ボタンは準備しておきましょう。

Lステップならタブ分けリッチメニューが作れるので、大きめのおみくじボタンを別に用意しても良いかもしれません。

リッチメニュー内に常用するボタンが有ると、他のボタンにも目が行くので反応率がアップも期待できます。

2.読者を満足させないこと

せっかくおみくじを作るのであれば、1回引いて終わりではもったいないので読者を長期的に楽しませるコンテンツに仕上げましょう。

そのためには、読者を満足させてはいけません。いきなり大吉が出て、もう遊ぶ意味がなくなると飽きられてしまいます。

  • 大吉5回で景品プレゼントにする
  • 景品を複数用意してコンプリートを狙わせる

などなど、方法はいくつかありますが、読者にもっとほしいと思わせて満足させないように少しずつご褒美を与えましょう。

「あともうちょっと」をいかに長く読者に味合わせるかが肝になります。

Lステップのおすすめゲームツール3選

Lステップでユーザーの満足度をあげて、頻繁に訪れてもらうための工夫は、おみくじだけではありません。

ここでは導入しやすいLステップで作れるゲームツールを3つ紹介します。

  1. アンケート
  2. 診断ゲーム
  3. まちがい探しゲーム

1.アンケート

Lステップでは、回答フォームという機能を使って、ユーザーにアンケートを配信できます。ユーザーの属性や好みなどを調査し、メッセージやサービスの改善に活かす際に有効です。

おみくじと同じように、アンケート回答者に割引クーポンなどを配布することもできるため、ユーザーにとってのメリットを作り込めます。

Lステップを使ったアンケートは、回答者を特定したデータを蓄積できる点で優れています。
アンケートのデータを使えば、回答Aの人とBの人に、それぞれに違うメッセージを送ることが可能です。

アンケートは、ゲーム性という観点だけではなく、マーケティング視点で有効活用してみると良いでしょう。

▼Lステップのアンケートの作り方はこちら▼

【簡単5STEP】Lステップのアンケートの作り方を徹底解説!答えてもらう3つのコツも紹介

>>【簡単5STEP】Lステップのアンケートの作り方を徹底解説!答えてもらう3つのコツも紹介

2.診断ゲーム

診断ゲームとは、ユーザーが複数の質問に回答した結果から、なんらかの診断結果を表示させるゲームです。

例えば、診断結果に「おすすめの副業」を表示するゲームを作れます。
質問には「忍耐強い方だ」「1日家に籠もっていられる」などを設定し、回答内容によって「Webライター」や「エンジニア」などの診断結果を表示します。

質問に答えていった結果「あなたは◯◯です!」と言った診断ゲームは、動物占いなどのように多くの人に馴染みやすいものです。
ゲーム性が高く、楽しんでやってもらえるゲームと言えるでしょう。

またアンケートと同様に、ユーザー毎に回答内容が保存されるので、マーケティングに活かせる点でも優れています。

▼Lステップの診断ゲームの作り方はこちら▼

【保存版】LINE(Lステップ)を使った診断ゲームの作り方を4STEPで解説!活用事例も一緒に紹介

>>【完全網羅】Lステップで魅力的なリッチメニューを作る方法まとめ!メリットや活用事例も紹介

3.まちがい探しゲーム

まちがい探しゲームとは、2つの絵を表示させて、違いを見つけるゲームです。

全問正解した方に割引クーポンを発行するなど、ゲームを楽しんでもらいながら、ユーザーにメリットや情報を伝えられる点で有効な方策です。

まちがい探しは誰もが一度はやったことがあるゲームであるため、ユーザーにとって馴染みやすいものです。

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