「個人のインスタグラム運用で意識すべきことが知りたい」
「どのジャンルで運用しようか悩んでいる」
「インスタグラムでフォロワーを増やすにはどうしたらいいのだろう…」
このような悩みを抱えていませんか?
インスタグラムは、個人でも無料で簡単に始められる集客方法です。近年、企業でも始めているところが多く、注目のSNSとして利用者が増えています。
しかし、実際に始めて見たものの、うまく集客できず悩んでいる方も多いのではないでしょうか。ジャンル選定や運用方法の問題も考えられますが、事前準備を怠ったことが原因の場合もあります。
そこで、この記事では以下の内容について解説します。
インスタグラム運用のコツを知りたい方は、ぜひ最後までご覧ください。
個人のインスタグラム運用に必要な6つの事前準備

ここでは、個人のインスタグラム運用の6つの事前準備を紹介します。
一つひとつ見ていきましょう。
1. プロアカウントに切り替える
インスタグラムのアカウントを作成したら、プロアカウントへ切り替えましょう。切り替え方法は、インスタグラムの公式サイトからでも確認できます。
プロアカウントで使える機能は、主に以下の8つです。
- インサイト機能
- カテゴリラベルの表示
- お問い合わせ先の表示
- 管理権限の共有
- DMのテンプレート
- DMのフォルダ分け
- 有料広告の出稿
- Instagramショッピング
8つの機能の中でも、インサイトと呼ばれる分析ツールは特に重要です。
閲覧数やユーザーからのアクション数などを確認できるので、アカウント運用や投稿の質を上げるために欠かせません。
より戦略的に集客するためにも、インスタグラムをプロアカウントに切り替えを行い、機能を使いこなしましょう。
2. ターゲットを決める
投稿を届けたいターゲットをしっかり決めておくことで、同じジャンルを好む人に投稿が届きやすいです。
ターゲットが曖昧だと、興味を持ってくれるユーザーが少ないため、ファンの出来にくいアカウントになってしまいます。
なお、ターゲットを絞る際に最低限決めておきたい項目は、以下とおりです。
- 性別
- 年齢
- 職業
- 住んでいる場所や行動範囲
- 趣味や好きなこと
インスタグラムで発信内容に一貫性がないアカウントは、フォロワーを増やしにくいです。仮にプロフィールを訪れても、フォローせず離脱されてしまう可能性が高いため、ターゲットを明確にしましょう。
発信の軸が明確になると、ターゲットに刺さるコンテンツを作れるようになります。
3. ジャンルを選ぶ
次は発信ジャンルを選びましょう。
バラバラのジャンルを発信しているアカウントは、フォロワー数や投稿の閲覧数は伸びにくいです。
仮にフォローされたとしても、ジャンルが統一されていなければ離れていってしまうことも。
発信するジャンルを明確にし「〇〇といえばこのアカウント!」と思ってもらえるようにしましょう。
ジャンルは、以下の項目を意識して決めるのがおすすめです。
- ライバルが少ないジャンル
- 自分が得意もしくは興味のあるジャンル
- 案件が豊富にあるジャンル
案件が豊富にあり稼げるジャンルであったとしても、興味のない分野であれば、挫折する可能性が高いです。自分が好きなジャンルであれば、継続的に投稿しやすいです。
挫折せず運用できそうな、興味や関心のあるジャンルを選びましょう。
4. プロフィール欄を整える
どんなアカウントなのかが一目でわかるプロフィールにしましょう。
あなたの名刺代わりで、マーケティングの視点でもアカウントのイメージを印象付けるとても重要な部分であり、効果的な集客が可能になります。
プロフィールを見て、アカウントをフォローするかを考えます。
どんなアカウントなのかわかってもらうために、以下の内容を記載しましょう。
- 誰が運用しているのか
- どんな発信をしているか
- どんな人に見てほしいか
- アカウントをフォローするメリットは何か
美容系のジャンルで運用するなら「化粧品メーカーで働いていた経歴」などが書いてあると、興味がある人の目に留まりやすいです。
プロフィールはマーケティング戦略の一環として重要です。
5. 投稿日時や時間帯を決める
アクティブなユーザーが多いタイミングなど、投稿日時や時間は事前に決めておきましょう。
投稿のタイミングは、集客効果に影響を与えます。
App Ape Labによる2024年3月のデータによると、インスタグラムの時間帯別利用率が最も高いのは日曜日と月曜日の21時台で17.6%でした。
なお、最も低いのは月曜日の4時台で1.0%です。
平日は12時台と、19時〜22時にアクティブユーザーが多いことがわかります。
インスタグラムを見ている人が少ない時間帯に投稿してしまうと、閲覧数が伸びにくいです。
お客さんがいるところに商品を並べることはマーケティングの基本です。
お昼休みのタイミングや仕事終わりなど、アクティブなユーザーが多い時間帯を狙いましょう。
6. アルゴリズムを理解する
アルゴリズムとは、ストーリーズやリールなどの表示順を決める仕組みです。
これを理解することで集客戦略やマーケティングの精度を高めます。
インスタグラムを開くと、お気に入りのユーザーや関心のあるジャンルの表示が多いと思います。
これらは、アルゴリズムによって、各個人の好みのジャンルが優先的に表示されるようになっているからです。
また、フィード投稿などの表示順は、アルゴリズムによってルールが定められていると、インスタグラムの公式サイトでも明言されています。
アルゴリズムを把握していないままインスタグラムの運用を続けていると、ターゲットにコンテンツが届きにくいです。
効果的なマーケティングには、アルゴリズムの把握が不可欠です。
どんな投稿や施策がアルゴリズムに評価されるか、意識しながら運用しましょう。
個人でインスタグラム集客を成功させる5つのコツ

ここでは、個人でインスタグラム集客を成功させる5つのコツを解説します。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
1. ストーリー性を持たせた内容にする
コンテンツの内容にストーリー性を持たせることで、ユーザーにかかる負担が少ないまま伝えたい情報が届けられます。
例えば、何かの商品を紹介で「よかったのでおすすめですよ!」と言っても、興味を持つ人は少ないでしょう。
購入後の使用感やどんなシーンで特に役立つのかなどを、ストーリー性を持たせて詳細に紹介することが重要です。
なお、ストーリー性のあるコンテンツを作るための、構成を作る手順の一例を紹介します。
- コンテンツの内容を決める
- 伝えたい内容と順番を決める
- 投稿を作成する
- 誰が見ても分かりやすい内容か確認する
最初のうちは、コンテンツ作成に時間がかかると思いますが、繰り返していくうちに、スムーズに作れるようになります。
ユーザーが無意識のうちに内容を読み切り、行動してもらえるようなコンテンツになればベストです。
2. ターゲットが価値を感じられる投稿にする
豆知識や自分事だと思ってもらえるコンテンツを発信するなど、ユーザーが価値を感じられるような投稿をしましょう。
ターゲットに響くコンテンツは、集客力を強化します。
例えば、フリーランスの魅力や注意点を発信すると、独立に向けて頑張っている人に刺さりやすいです。アカウントに興味を持ってもらえれば、フォローされるだけでなく、他の人に紹介してもらえる可能性があります。
ターゲットが何を求めているのかを考え、アカウントのファンになってもらえるような価値のあるコンテンツを発信します。
インスタ運用では個人のプライベート用とは違った、価値ある投稿を意識しましょう。
3. 適切にハッシュタグを使う
ハッシュタグをうまく使うと、効果的にアカウントや投稿の露出を増やせます。
LINEリサーチの調査によると、インスタグラムを利用する理由の1位は「ハッシュタグからいろいろ調べられるから」でした。多くのユーザーハッシュタグを使っていることがわかります。
なお、ハッシュタグをつける際には、以下の3点に注意しましょう。
- 1投稿につき30個までしか付けられない
- 投稿と関連のないハッシュタグをつけない
- 禁止ハッシュタグをつけない
ハッシュタグは戦略的に付けることで、フォロワーの増加につながります。
4. 積極的にコミュニケーションを取る
リプライやDMには必ず返信するなど、ユーザーと積極的にコミュニケーションを取って、エンゲージメントを高めましょう。
エンゲージメントとは関係値や親密度を数値化したもので、交流によって高められます。
フィード投稿の画面やストーリーズは、エンゲージメントが高いほど見られやすくなります。
多くの人にコンテンツが届くと、アカウントへの流入が増え、新規のフォロワー獲得につながるでしょう。
ユーザーと積極的にコミュニケーションを取ってエンゲージメントを高めることは、インスタグラム運用をうまくやるための重要な要素です。
5. 導線を整える
見てもらいたいサイトへのリンクなど、誘導先となる導線を設定しましょう。
明確な導線設計は集客効果を高めますが、それがない状態では、ユーザーに投稿が届いても、フォローなどの行動は促せません。
また、アカウントの運用目的が製品やサービスの販売促進の場合、 フォロワーを増やすだけでなく、購買につなげる必要があります。
そのため、投稿文やプロフィールに販売サイトへのリンクなどの導線を設けておきましょう。投稿を見た人がアクセスすることが多く、購買につながることもあります。
特に、プロフィールのリンクはクリック率が高いため、必ず設定しておきましょう。
個人でインスタグラムを運用する時の3つの注意点

ここでは、個人でのインスタグラム運用の注意点を解説します。
この3つに気を付けて、インスタグラム運用を行いましょう。
1. ハッシュタグだけに注力しない
ハッシュタグだけを意識した運用は控えましょう。
株式会社 SAKIYOMIの調査によると、インスタグラムで最も使うことが多い機能は発見タブで37.4%でした。一方で、ハッシュタグは18.1%となっており、発見タブの約半分であることがわかります。
発見タブに表示されるには、保存率の高いコンテンツの投稿をすることや、フォロワーのコミュニケーションが重要です。ユーザーから興味を持たれる発信を続けるなど、ハッシュタグ以外も意識して運用しましょう。
2. 継続的に用意できるコンテンツにする
インスタグラムの運用を始めたとしても、投稿に労力がかかりすぎると、挫折してしやすいです。
発信が不定期なアカウントは魅力度が低くなり、閲覧数やフォロワーが伸びにくいです。
また、興味が薄れてフォローを外されてしまう可能性もあります。
フォロワーを維持したり増やすには、継続的に投稿することが重要です。
運用を始める前に、コンテンツに必要な素材を用意しやすいかなど、投稿にかかる労力も考えましょう。
3. テーマに沿った発信をする
運用開始時に決めておいたテーマに合ってない投稿や発信は控えましょう。
ジャンルを決め、統一感を持ったコンテンツを投稿することが重要です。
投稿のジャンルがバラバラのアカウントは、インスタグラムから評価されにくくなります。また、発信に興味がなくなりフォローを外されることもあるでしょう。
例えば、転職系のジャンルで運用しているなら、ファッションや旅行になどの投稿は控えるのが無難です。インスタグラムで成果を上げたいなら、一貫性のある投稿を継続しましょう。
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