「フリーランスは自分で営業をしないといけないの？」
「営業は苦手だけどフリーランスになれるかな？」
「どうやって営業したらいいんだろう？」
このような悩みを抱えていませんか？
フリーランスは会社員と違って、自分で仕事を獲得する必要があります。
営業をした経験がない方にとっては、障壁が高いように感じますよね。
営業だけ外注する方法もありますが、独立したての方であれば資金もあまりないので難しいところでしょう。
本記事では、フリーランスを目指す方に向けて以下の内容を解説します。
- フリーランスにおすすめな営業方法
- 営業のポイント
- 営業時に使える例文
- 営業せずに仕事を獲得する方法
今後フリーランスとして多くの仕事を抱えたい方は、ぜひご覧ください！
目次
フリーランスに営業力は必須！できないは通じない
フリーランスは会社員と違ってすべての仕事を自分で行うので、営業力も必要になります。
営業ができなければ仕事を獲得できないので、生活に困ってしまうかもしれません。
また適切な単価で交渉したり悪質なクライアントを避けたりしないと、ストレスが溜まって挫折する原因にもつながります。
そのため、苦手であっても「自分にはできない」と諦めるのは推奨できません。
実際慣れてくればそこまで難易度は高くありませんし、スキルが身についてきたら営業しなくても仕事が舞い込んでくるようになります。
まずは数をこなして営業しつつ、スキルを高めていきましょう。
フリーランスにおすすめな5つの営業方法
フリーランスにおすすめな営業方法は、以下の5つです。
- 求人サイトを活用する
- 企業に直営業する
- オンラインサロンに入会する
- イベントやオフ会に参加する
- お世話になった人に紹介してもらう
順番に解説するので、ご自身に適したものを活用してみてください。
1. 求人サイトを活用する
フリーランスが営業する方法として最もスタンダードなのが、求人サイトを活用する方法です。
求人サイトにはエージェント型とクラウドソーシング型があるので、ご自身に適したほうを選択しましょう。
エージェント型はスキルを求められる分単価は高い傾向にあり、クラウドソーシング型は初心者向けの案件が多い特徴を備えています。
また仕事を選ぶ際は、サポートの有無やクライアント情報を加味したうえで判断するのがおすすめです。
フリーランスの求人サイトについては以下の記事で解説しているので、本記事とあわせてご覧ください。
▼フリーランスの求人サイトはこちら▼
【困らない】フリーランスが求人を探す3つの方法！おすすめサイトや選び方を紹介
>>【困らない】フリーランスが求人を探す3つの方法！おすすめサイトや選び方を紹介
2. 企業に直営業する
求人サイトに掲載されていない企業であっても、直接メールや電話で営業すれば仕事を依頼してもらえる可能性もあります。
難易度は高いですが、プラットフォームを介さないので受注できると単価が高い傾向にあるのが特徴です。
また、直接企業の担当者と話す機会を作れるので、人となりや自分の仕事に対する想いを伝えられます。
応募時には、相手の時間を奪わないために簡潔にわかりやすく伝えることを意識すると、採用される確率が上がるでしょう。
3. オンラインサロンに入会する
オンラインサロンに入って人脈を増やせば案件を獲得できます。
ひとつの業種しか集まらないサロンでも問題はありませんが、複数の職種が集まっているコミュニティに入ると、思わぬ形で仕事を獲得できる可能性があるのでおすすめです。
例えば参加者5,000名を超える人生逃げ切りサロン
は、マーケターやエンジニアなど多くのフリーランスが在籍しているコミュニティです。
人脈を構築できることはもちろん、定期的に求人も募集されているので仕事を獲得できるチャンス。
少しでも興味のある方は、詳細をチェックしてみてくださいね。
4. イベントやオフ会に参加する
フリーランス向けのイベントやオフ会がある場合は、なるべく参加するように心がけましょう。新しい人脈を構築すれば、仕事を依頼してもらえるかもしれません。
また知り合いができれば仕事をもらえるだけでなく、自身のモチベーションも向上しますよ。
5. お世話になった人に紹介してもらう
今までお世話になったことのある人に、仕事を依頼してもらえないか確認してみるのもひとつの手です。フリーランスの仕事獲得方法で最も多いのは人脈であり、全体の65.9％を占めています。
（参考：フリーランス白書2022）
知り合いであれば悪質なクライアントに出会うリスクも低く信頼性も担保されているので、安心して仕事を引き受けられますよ。
また、自分がフリーランスとして働いていることをまわりに公言すれば、そこから仕事が舞い込んでくる可能性もあります。
フリーランスが営業して仕事を獲得する際のポイント5選
フリーランスが営業して仕事を獲得する際には、以下5つのポイントを押さえておきましょう。
- 自分について理解する
- 相手が気持ちよさを感じるコミュニケーションを取る
- 相手目線になる
- 複数案件に応募する
- ポートフォリオを作成する
順番に解説するので、今日からでも実践してみてくださいね！
1. 自分について理解する
営業活動をするうえで大切になるのは、自分自身をアピールすることです。そのためには、自分についての理解を深めておきましょう。
特徴を知らない商品を売り込むことは難しいですよね。営業は自分というサービスを売り込む行為なので、クライアントに貢献できる自分の武器を探してみてください。
2. 相手が気持ちよさを感じるコミュニケーションを取る
仕事を獲得するうえで、人柄のよさやコミュニケーションスキルは重要な要素です。もし相手の気分を不快にさせてしまうと、仕事を獲得するどころか、人間関係も構築できなくなってしまいます。
常に笑顔で接したり相槌を打ったりして、相手が「気持ちよい」「この人は信頼できる」と感じてもらえるように工夫をしましょう。
3. 相手目線になる
クライアントは、日々多くのフリーランスに仕事を依頼していて多忙です。
ただでさえ忙しいのに、面倒なことをやらされるとストレスを感じてしまいます。
またクライアントの意図を理解していないと、提案ができないため相手の想定よりも納品物のクオリティが低くなってしまいます。
常に相手目線に立って行動することを心がけ、即レスや報連相といった基礎的なことはもちろん、いかに相手がストレスなく仕事をできるのか考えましょう。
4. 複数案件に応募する
フリーランスが仕事を獲得する際は、ひとつずつ営業していくのではなく、一度に複数のクライアントへ応募するのがおすすめです。
仕事に応募してもすぐに返信が返ってくるわけではなく、その間仕事がない状態になってしまいます。
ひとつのクライアントへ応募している間も仕事をしていれば、効率的に売上を立てられますよね。
また最初はどれだけ応募しても採用されない傾向にありますが、諦めずにどんどんチャレンジするようにしましょう。
5. ポートフォリオを作成する
ポートフォリオとは、自分の実力を証明する作品集のようなものです。ポートフォリオがあるとあなたのスキルレベルが相手に伝わりやすいので、信頼されやすくなります。
いくら口頭で「〇〇の実績があります」といわれても、実際に案件を依頼すると想像よりもクオリティが低かったことになりかねないためです。
たとえばエンジニアであればデモサイト、WebデザイナーであればLPをポートフォリオとして相手に提示しましょう。
なおWebデザイナーのポートフォリオ作成方法は以下の記事で解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
▼Webデザイナーのポートフォリオ作成方法はこちら▼
【未経験デザイナー必見】ポートフォリオの作成方法5ステップと3つのコツを紹介
>>【未経験デザイナー必見】ポートフォリオの作成方法5ステップと3つのコツを紹介
フリーランスが営業する際に使える例文2パターン
営業方法は理解したものの、実際どのような文で応募すればよいのかわからない方もいるでしょう。
こちらでは、実際の応募文で使える営業時の例文を2パターン紹介します。
- 求人に応募する場合
- 直営業する場合
今回はWebライターの募集に使える例文を紹介しますが、どの業種でも応用できるので、ご自身の状況にあわせて適宜変更して使ってみてください！
1. 求人に応募する場合
【Webライター募集について】
突然のメッセージ失礼いたします。
フリーランスWebライターの〇〇と申します。
この度貴社が募集しておりました案件へ応募いたします。
以下で詳細を記載していますので、ご確認をお願いいたします。
■ポートフォリオ
・◯◯に関する記事（記事URL）
・◯◯に関する記事（記事URL）
詳しい内容は（ポートフォリオのURL）
■実績
・株式会社〇〇にてこれまで100記事を納品
・株式会社〇〇にて毎月40本の編集を担当
■稼働について
平日9〜18時に稼働しており、1週間あたり3記事担当可能です。
納期や報酬については、ご提示いただいた条件で問題ございません。
■自己PR
（クライアントにいただいた言葉やこれまでの実績から、自分の魅力をアピールする）
2. 直営業する場合
【貴社メディアへのご提案】
突然のメッセージ失礼いたします。
フリーランスWebライターの〇〇と申します。
貴社のメディアを拝見し、お役に立てると感じたため連絡いたしました。
私はこれまで◯本以上の記事を納品しており、貴社の◯◯ジャンルでも執筆の経験があります。
■ポートフォリオ
・◯◯に関する記事（記事URL）
・◯◯に関する記事（記事URL）
詳しい内容は（ポートフォリオのURL）に記載しています。
■経歴
・2012年 〇〇株式会社に入社 記事コンテンツの執筆を担当
・2020年 株式会社〇〇へ転職 記事ディレクターとして編集を担当
・2021年 株式会社〇〇を退職後フリーランスWebライターとして活動を開始
■稼働
平日9〜18時に稼働しており、1週間あたり3記事担当可能です。
・納期：依頼後1週間
・報酬：1記事1万円〜
■自己PR
（クライアントにいただいた言葉やこれまでの実績から、自分の魅力をアピールする）
ご興味がありましたら、以下のメールアドレスにご返信いただけますと幸いです。
何卒よろしくお願いいたします。
〇〇@gmail.com
フリーランスが営業をせずに仕事を獲得する3つの方法
実は、営業をせずともフリーランスが仕事を獲得する方法があります。
- SNSで情報発信をする
- 自社メディアを作成する
- 既存クライアントに貢献する
それぞれ解説するので、どれが実践できそうか考えながら読み進めてみてください。
1. SNSで情報発信をする
今や多くの人が利用しているSNSは、ビジネスシーンでもよく利用されています。TwitterやInstagramを介して仕事の受発注が行われることはよくあります。
普段から仕事に関する内容や学んだことを発信しておけば、案件に応募したときに通過しやすくなりますよ。また影響力を持てば、営業をしなくても仕事がくるようにもなります。
仕事の合間でも問題ないので、1日1回投稿をしておくのがおすすめです。
2. 自社メディアを作成する
自社メディアに自分が持っているスキルや経験を記載しておくと、そこから流入したクライアントから仕事を発注してもらえます。自分から営業する必要がないので、好条件で仕事を依頼してもらえますよ。
また仕事依頼の内容を記載しておけば、無駄な会話のラリーを続ける必要もありません。
なお、自社メディアを作成するならWordPressブログがおすすめです。始め方については以下の記事で解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
▼ブログの始め方はこちら▼
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3. 既存クライアントに貢献する
今仕事を依頼してくれているクライアントの期待に120％応えられたら、営業をしなくとも新しい仕事を依頼してもらえるようになります。
信頼関係が構築されたうえで紹介されるので安心できますし、スキルセットも理解しているので適正な価格以上で受注できる可能性もあります。
とにかくクライアントを満足させられるように、自分にできることをやり尽くしてみてください。クライアントの信頼を獲得できると、継続して仕事を獲得できるでしょう。
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