「フリーランスとニートってそれぞれどんな定義?」
「フリーランスとニートの違いを知りたい!」
「ニートからフリーランスを目指すのは無謀?」
などの疑問を持つ方もいるのではないでしょうか。
フリーランスとニートはどちらも自由に生活していて、似ているものだと思う方もいると思いますが、実は全く違うものです。
そこでこの記事では、フリーランスとニートについて、以下の内容を解説していきます!
- それぞれの定義
- 違い
- ニートがフリーランスを目指すべき理由
- フリーランスのデメリット
- 必要なこと
などをご紹介しますので、ぜひ参考にしてください!
フリーランスとニートそれぞれの定義
まずは、フリーランスとニートのそれぞれの定義について解説していきます。
フリーランス
フリーランスとは、会社に所属せずに個人で働く働き方のことです。主な働き方としては、個人事業主として案件ごとに、業務委託という形で契約をします。
フリーランスは1つの企業と雇用関係を結ぶわけではありません。契約に縛りがないので、複数のクライアントと契約をして、いくつかの仕事をこなす方が多いです。
ちなみに、フリーランスというのは厳密にいうと働き方のこと。
複数の会社と雇用関係を結んでる自由に働く人のことは、フリーランサーと呼びます。また、フリーランサーの中で開業届を出している人が、個人事業主です。
似た言葉が色々あってややこしいですが「会社に所属せず個人で活動している人」が、フリーランスだと考えておいてください。
ニート
ニートとは、通学や就業、家事などをせず、職業訓練なども受けていない人のことを指します。簡単にいうとお金を稼がずに誰かに養ってもらっている人のことです。
総務省の労働力調査ではいわゆるニートのことを、若年無業者としています。
また、ニートと似た概念でフリーターという言葉も間違えられやすいものの1つでしょう。
フリーターとは、アルバイトなどの非正規雇用で生計を立てている人のことです。フリーという言葉が入っていることから、フリーランスと同じ認識な人も中にはいます。
働く意思があり、仕事探しや職業訓練などを行っていれば、無職でもフリーターとなるのです。
フリーランスとニートの違い
フリーランスとニートは、自由な時間の使い方が可能なことなどから似たイメージを持たれます。しかし、実際は全くの別物です。
フリーランスは自分の力で生計を立てて活動しますが、ニートは働かずに誰かに養ってもらっています。働く意思もないので、フリーターにも該当しません。
ただしフリーランスとニートに明確な線引きはなく、個人の価値観によっても変わります。
たとえば本人はニートと思っていても、転売やインターネットなどで収入を得ている場合は、フリーランスと定義しても問題ありません。
また、フリーランスとして活躍するためにスキルを学んでいる人に対しても、線引きが難しいところです。
- 無職でも働きたいという意思があるか
- 自立して生計を立てているか
- 本人がどのように感じているか
あたりが、フリーランスとニートを区別する定義だといえます。
ニートからフリーランスを目指すべき5つの理由
いつまでもニートのままでは良くないと思っていても、フリーターになるのはなかなか勇気が出ないという方もいるでしょう。また、人間関係に疲れてニートになった方もいると思います。
しかし、ニートとフリーランスには共通点もいくつかあり、働くならフリーで活動するのがおすすめです。
こちらでは、ニートがフリーランスを目指すべき理由を5つご紹介します。
- 時間を自由に使える
- 好きな場所で働ける
- 学歴や経歴が必要ない
- 人間関係の悩みがない
- 収入を増やしやすい
【フリーランスを目指すべき理由1】 時間を自由に使える
フリーランスとして働く場合は、定められた納期さえ守ればいつ仕事を行っても問題ありません。
働く時間を自分で自由に決められるので、自分のタイミングで仕事ができます。
また、遊ぶことや出かけることも自由なので、実際にニートの人と比べてもそこまで生活スタイルが変わりません。
ニートの時と同じように自由な時間を過ごしながら働けます。
【フリーランスを目指すべき理由2】好きな場所で働ける
時間だけでなく、働く場所も全て自由に決められます。
会社に入るわけではないので通勤の必要がありません。電車に乗らずに辛い思いで移動しなくても、自宅や近所のカフェなどで自由に働けます。
もちろん、職種にもよりますが家でも仕事を行えることが多いです。
ニートの方の中には、通勤が億劫で仕事をやめたという方もいるでしょう。しかしフリーランスであれば、通勤せずに働けので、ニートの方でも無理なく自分のペースで仕事を増やせます。
【フリーランスを目指すべき理由3】学歴や経歴が必要ない
フリーランスとして働くには、学歴や経歴があまり必要ないので、仕事を始める上でハードルが低いでしょう。
フリーランスで仕事をもらうために重要なことは、学歴や経歴よりも専門的なスキルです。
フリーランスとして活躍するには、スキルが必要になります。
逆にスキルがないままフリーランスになった場合には、仕事をもらえずにニートに戻ってしまう可能性もあるでしょう。
また、ニートとして過ごしていた理由や時間もほとんどの場合が気にされないので、仕事をもらうまでのハードルが少し低いです。
【フリーランスを目指すべき理由4】 人間関係の悩みがない
フリーランスの多くの職業が、人間関係の悩みがありません。
個人の意思で自由に選択できるので、自分が好きな人と一緒に働くことが可能です。
会社で上司に怒られることもなく、余計なことを気にせずに自分のペースで働けます。
人ととのコミュニケーションが苦手でニートになった方もいると思いますが、フリーランスであれば最小限の人間関係で働けます。
【フリーランスを目指すべき理由5】 収入を増やしやすい
フリーランスは収入を増やしやすいです。
フリーランスは成果報酬なので、案件をこなした数だけ収入が増えます。
スキルがついてくれば高単価の案件を受注できるチャンスも増えるので、月に50万円以上稼ぐことも可能です。
初めから何十万円も稼ぐのは難しいですが、努力を続けていけば収入を増やせる働き方です。
▼フリーランスの年収についてはこちら▼
【大公開】フリーランスの年収!収入1,000万円を超えるための方法9選も解説
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ニートからフリーランスになる前に知っておきたい4つのデメリット
ここまで見ると、フリーランスはニートと同じような生活スタイルで働けると思う方もいるでしょう。しかし、楽なことばかりではなく、大変なことも多くあります。
フリーランスとしてのデメリットをご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
- 収入が安定しにくい
- 社会的信用が低い
- 全て自分の責任
- 確定申告が必要
【フリーランスになるデメリット1】収入が安定しにくい
フリーランスとして働く場合は、収入が安定しにくいのがデメリットです。
というのも、フリーランスは仕事があればお金をもらえますが、働いていなければニートと変わりません。
仕事をもらえなければニートと同じですし、収入が安定しないので常に不安にも襲われています。
しかし、逆にいえばフリーランスはやればやっただけ収入も増やせるのです。サラリーマンのように収入の限度額がないので、スキルを磨けば収益を増やせますよ。
【フリーランスになるデメリット2】社会的信用が低い
フリーランスは、収入が不安定なことから住宅ローンやクレジットカード作成の審査が通りにくいというポイントがあります。
サラリーマンと違い、毎月一定の金額が入ることを保証できないので、社会的信用が低いです。
前年多くの収益を出していたとしても、5年後・10年後の保証を証明しにくいので信用を得るのが難しいでしょう。
ただしフリーランスであれば収益を上げ続け、毎年きちんと納税をしていれば、住宅ローンなどは通りやすくなります。
【フリーランスになるデメリット3】全て自分の責任
フリーランスで働く場合は、全て自分の責任になるので、自立することが大切です。
仕事のことやお金のことなど、全てのことにおいて自分で責任を負わなければいけません。当たり前な話ですが、家族などに甘えていたニートは責任を負わなくて良くなるので、フリーランスになったときに苦労する確率が高いです。
フリーランスとして働く際は、行動や結果に対して自分の責任を持つように意識しましょう。
【フリーランスになるデメリット4】確定申告が必要
フリーランスは確定申告も自分で行う必要があります。確定申告は、年間の所得を計算して、納税するために必要なことです。
サラリーマンの場合は会社が全て行っていましたが、独立したら自分自身で納税をします。
フリーランスで働くには、お金の管理をきちんとして納税をしなければいけません。
サラリーマンに比べると手間が多いので、フリーランスならではのデメリットだといえます。
ニートからフリーランスになるために必要な3つのスキル
それでは、ニートがフリーランスになるにはどのようなスキルが必要なのでしょうか。
必要なスキルを3つご紹介していきます。
- 専門的なスキル
- コミュニケーションスキル
- 自己管理能力
【フリーランスに必要なスキル1】専門的なスキル
フリーランスとして仕事をもらうには、専門的なスキルを身につけましょう。フリーランスとして収入を増やし続けるためには、一定のスキルが必要です。
未経験からフリーランスを目指す場合に、おすすめのスキルは以下の通り。
- プログラミング
- ライティング
- 動画編集
上記のスキルであれば、順を追って勉強することで必ず稼げるようになりますよ。
フリーランスとして活動したいのであれば、まずは興味がある分野から始めてみましょう。
初めは本や動画を利用して独学でも問題ありません。興味のある分野や、やりたい職種が見つかったらオンライン講座などを受講して、仕事をもらうまでの流れを理解していきましょう。
【フリーランスに必要なスキル2】コミュニケーションスキル
フリーランスとして活動するのであれば、最低限のコミュニケーションスキルを身につけましょう。
仕事がもらえなければ収入もなくなるので生活ができません。そのため、仕事を受注するためにも営業スキルやコミュニケーションスキルが必要です。
とはいえ「トーク力が必要」というわけではなく、社会人として最低限の能力さえ持っていれば問題ありません。
- メールの文章をきっちりする
- 返事のスピードを速くする
- クライアントが求めているものを考える
フリーランスはオンラインでのやりとりが多いからこそ、ていねいな対応でクライアントからの評価を得ましょう。
【フリーランスに必要なスキル3】自己管理能力
仕事の量やスケジュールなど、自己管理を徹底することがフリーランスとして活躍する条件です。
個人で働く場合は仕事の量や進め方など、全て自分で管理する必要があります。
プライベートのスケジュールも同様で、誰かに指定されることもないので、遊びたければ好きなだけ遊べるのです。
そのため、安定して収入を増やし続けるには、自己管理を徹底して仕事を進める力が必須。
特に、納期を破ってクライアントの信頼を失うと、その後仕事をもらえなくなるので、必ず守るよう徹底しましょう。
また、スケジュールだけでなく体調管理も重要です。体調を崩して仕事量が減ると、その分収入も減ってしまいます。
フリーランスで活躍するためには、身の回りの自己管理を怠らないように意識しましょう。
ニートからフリーランスを目指す際におすすめの職種5選
ニートからフリーランスを目指す際におすすめの職種は以下の通りです。
- エンジニア
- Webライター
- 動画編集者
- Webデザイナー
- せどり
それぞれ解説いたします。
【おすすめの職種1】エンジニア
エンジニアは、ニートからでも目指せる職業です。
高度なスキルが必要と思われがちですが、現在ではノーコードと呼ばれる手法で取り組める仕事が増えています。
ノーコードとは、コーディングを使わずに開発を行う手法のことです。
開発に関するスキルは必要ですが、プログラミング言語などをそこまで勉強しなくても仕事に取り組めます。
ただ、ノーコードだけでは対応できない案件もあるので、稼ぐためには勉強し続ける必要があります。
ノーコード案件でエンジニアとして働きながら、プログラミングのスキルを身につけて単価をあげていきましょう。
【おすすめの職種2】Webライター
Webライターもニートからフリーランスを目指す方におすすめです。
日本語で文章を書いて記事を作成する仕事なので、未経験でもハードルが低く始めやすいです。
Webライティングのルールを多少勉強すれば、案件に取り組めるでしょう。
案件数も多いため、他の仕事と比べても比較的仕事を得やすいです。
経験を積んでいくと単価が上がりやすいため、初めは取り組みやすい簡単な記事作成からスタートしましょう。
【おすすめの職種3】動画編集者
動画編集は、YouTubeやPR動画などの動画を編集する仕事です。
企業やYouTuberから動画の制作依頼を受けて仕事を行います。
動画編集の主な仕事は以下の通りです。
- カット
- テロップ挿入
- 効果音・BGMの挿入
- サムネイル作成
カットやテロップ挿入などは、そこまで難しい作業ではないので、少し勉強すれば取り組めるようになるでしょう。
基本的なスキルが習得できたら、動画の構成から企画したり、ディレクターになったりすることで、収入が増えていきます。
企業のYouTube参戦が増えており、需要が高いので、スキルを高めれば大きく稼げます。
【おすすめの職種4】Webデザイナー
デザイナーでも未経験から稼げるようになる職業です。
デザイナーの仕事の中でもサムネイルや図解などの作成は、Photoshop・Illustratorを操作できれば作成できます。
また、Webデザイナーとして稼ぎたいのであれば、以下のような仕事を受注できるようにスキルを高める必要があります。
- 基本設計
- グラフィックデザイン
- コーディング
勉強してスキルを習得した上で、センスも求められます。
デザインに興味がある方は、一度Webデザイナーという働き方を検討してみましょう。
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【おすすめの職種5】せどり
せどりもフリーランスを目指したい方におすすめです。
せどりとは、安く仕入れて高く売ることで利益を出す仕事です。
高く売れる商品を安く仕入れるという基本さえ抑えれば、誰にでも稼げるチャンスがあります。
商品が売れればすぐ利益が出るので、他の職業よりも稼げるようになるのが早いです。
ただ、売れなくて在庫を抱えると赤字になってしまうので、目利きスキルを高める必要があります。
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ニートからフリーランスになって活躍するための3ステップ
ニートからフリーランスになって活躍するためには、以下のステップで進みましょう。
- スキルアップのために勉強する
- 案件を受注する
- 人脈を広げる
それぞれ解説します。
【活躍するためのステップ1】スキルアップのために勉強する
まずは、スキルアップを図るために勉強を行いましょう。
YouTubeでスキルアップに繋がる講座を公開しているチャンネルが多く、無料で学ぶことができます。
スマホがあれば学べるので、気軽に勉強可能です。
より専門的なスキルを高めたいのであれば、有料になりますがオンライン講座の受講も検討してみましょう。
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【超厳選】フリーランスにおすすめのコミュニティ・セミナー・講座10選!メリット・デメリットも解説
>>【超厳選】フリーランスにおすすめなセミナー・講座・コミュニティ7選!メリット・デメリットも解説
【活躍するためのステップ2】案件を受注する
スキルがついてきたら、実際に案件を受注してみましょう。
学んだ知識を実際に使うことで、効率的にスキルアップが図れます。
実際に案件に取り組むことで、その仕事が自分に向いているかも判断できます。
クラウドソーシングなどを使って、自分のレベルで取り組めそうな案件に応募してみましょう。
【活躍するためのステップ3】人脈を広げる
フリーランスとして活躍するためには、人脈を広げる必要があります。
人づてに案件を紹介してもらうと、クラウドソーシングで受注するよりも単価が高くなりやすいです。
実績が増えてきて、自信がついてきたら色んな人と交流して人脈を広げましょう。
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