「動画編集の仕事には資格が必要?」
「どういう資格がある?」
「資格がないと仕事がもらえないって本当?」
と考えていませんか?
せっかく動画編集ができても、仕事がもらえなければ意味がないですよね。
結論からいうと、動画編集の仕事に資格は基本的に必要ありません。どちらかというと、スキルが求められる仕事です。
今回の記事では、動画編集について内容について解説していきます。
- 動画編集に必要な9つのスキル
- 動画編集の実力をつける5つの方法
- 持っていると有利になる3つの資格
「これから動画編集で稼ぎたい」と考えている方は、ぜひ記事をチェックしてみてください!
目次
動画編集には資格はいらない!動画編集に必要な9つのスキル
繰り返しになりますが、動画編集は資格よりもスキルが重視されます。
編集した動画の完成度が重要視されるため、資格がなくても高いクオリティの動画ができていれば問題ないからです。また弁護士のように、就職や仕事につくために必須な資格というのもありません。
ではどのようなスキルが求められるのか、こちらでは動画編集に必要なスキルを9つ紹介します。
- 構成スキル
- カットスキル
- テロップ入れスキル
- 効果音・BGM挿入スキル
- コミュニケーションスキル
- サムネイル制作スキル
- ディレクションスキル
- CG/アニメーションスキル
- 最新の技術を習得するスキル
それぞれのスキルについて詳しく解説します。
【動画編集に必要なスキル1】構成スキル
構成スキルは、動画編集で重要視されるスキルのひとつです。
動画編集は、クライアントから預かった撮影したままの動画を、面白く再構成する必要があります。
- 素材動画をどのようにカットするのか
- 字幕をどれくらい入れるのか
- 視聴者が飽きない作りにできるか
など、構成が決まらないと、いくらカットや編集をしても間延びした印象になります。
また、クライアントの意図を汲んだ構成ができると、次の仕事につながりやすいです。
【動画編集に必要なスキル2】カットスキル
動画編集に必要なスキルは「カットスキル」です。
クライアントから預かった膨大な量の動画から不要なところをカットし、テンポよく仕上げる技術が求められます。
重複するところや、優先順位があまり高くないところをバッサリと切る潔さが必要です。動画によっては、1~2時間の動画を5分程度にまとめることもあります。
どの場所でカットをすれば視聴者が飽きないかという点を考えられるかが、カットにおいては大切です。
ただし、クライアントによっては絶対にカットされたくないシーンもあるので、必ず確認しましょう。
【動画編集に必要なスキル3】テロップ入れスキル
テロップも、動画編集でかなり重要です。
動画の中でテロップが出せる時間は限られているので、単なる文字起こしではなく、時には内容を要約したり要点を強調できるテロップが好まれます。
また、視聴者を飽きさせないためにも、テロップの文字のフォントやサイズ、カラーも重要です。
テロップは、強調するところに入れるため印象に残りやすいので動画の核となる部分といえます。
【動画編集に必要なスキル4】効果音・BGM挿入スキル
動画に欠かせないもののひとつが、効果音やBGMです。
効果音や音楽次第で、動画全体のおしゃれ感やセンスの良し悪しが判断されます。
長時間の動画でもテンポよく見てもらうためにも、非常に重要な役割でしょう。
どのような音楽を使えば、動画の内容にマッチするかを考えてみてください。
なお、音楽には著作権があるので、権利関係もしっかりと確認する必要があります。
【動画編集に必要なスキル5】コミュニケーションスキル
コミュニケーションスキルも、動画の仕事を獲得するうえで大切です。
「どんな動画を作りたいのか」という打ち合わせがうまくできないと、クライアントの満足度が下がってしまいます。
いくら自分で「いい編集ができた」と思っても、クライアントの意図するものと違っていたら、再編集になることもあるでしょう。
クライアントに喜ばれれば次の仕事につながったり、報酬がアップしたりと良いことづくめなので、相手が何を求めているかに敏感になりましょう。
【動画編集に必要なスキル6】サムネイル制作スキル
動画編集をする時に「サムネイル」を作れると、仕事獲得に効果的です。
サムネイルとは、YouTubeなどで動画を見るためにクリックする時に出てくる静止画像です。
インパクトのある写真に、文字やイラストなどを載せて「動画の表紙」を作ります。
「この動画は面白そうだから見てみよう」と思わせるサムネイルが作れれば、動画の再生回数もアップし、動画制作の評判も高くなるでしょう。
今では無料のソフトでも簡単に作れるので、動画編集だけでなくサムネイルづくりにも挑戦してみてください。。
【動画編集に必要なスキル7】ディレクションスキル
動画編集の際にディレクションスキルがあれば、もっと仕事の幅を広げられます。
動画編集はひとりでもできる仕事ですが、大量に仕事を受注するには時間が足りません。そこで他の人に仕事を任せられるようになれば、その分多くの仕事を獲得できます。
また、編集の細かな作業をそれぞれ得意な人に外注できれば、効率よくクオリティーの高い動画を作れます。
チームを作って動画編集の仕事を獲得できるようになるには、ディレクションスキルが必須です。
【動画編集に必要なスキル8】CG/アニメーションスキル
確実に必須というわけではありませんが、CG/アニメーションスキルがあるとかなり重宝されます。
CG/アニメーションは難易度が高いので、そこまでできない人が多いのが現状です。
よって2~3分の動画でも、場合によっては20万円近い報酬を獲得できます。
さらにCGやアニメーションのスキルがあると、表現できることが一気に増えるので、作れる動画の幅が広がります。
基礎的な動画編集ができるようになったら、CGやアニメーションにも挑戦してみましょう。
【動画編集に必要なスキル9】
最新の技術を習得するスキル
動画は、人気のテイストや使われる技術がどんどん新しくなります。
昔のテレビ番組を見ると、なんとなく違和感を覚えることがありますよね。
「古臭い」「ダサい」と思われると、なかなか動画を見てもらうことが難しいです。
視聴者に飽きられないためにも、動画編集をする時は、常に最新の技術や流行りの型を習得していく必要があるでしょう。
流行りものに敏感だったり、流行をいち早くキャッチするスキルが求められます。
動画編集で資格以上に大切な実力をつける5つの方法
動画編集は資格がなくても始められますが、実力は必要です。
そこでこちらでは、動画編集に必須な実力をつける5つの方法をご紹介します。
- オンライン講座を利用する
- 専門学校などで勉強する
- 本で学ぶ
- YouTubeで学ぶ
- 仕事を請け負いながら実践で学ぶ
それぞれの方法を詳しく解説します。
【実力をつける方法1】
オンライン講座を利用する
動画編集の実力は、オンライン講座を利用して伸ばせます。
オンライン講座のメリットは、家にいながら空いた時間に講座が受けられることです。
インターネット環境さえあればどこでも学べるため、カフェや電車の中でも勉強を進められます。
副業の方など、勉強の時間をまとめて確保できない人には、特におすすめの学習方法です。
【実力をつける方法2】
専門学校などで勉強する
「動画編集にもっと時間もお金もかけたい」という人は、専門学校など実際に学校に通うことがおすすめです。
オフラインの学校では対面式でわからないことも聞けますし、一緒に頑張る仲間を作れることがメリットですね。
ただし学校は決まった時間に決まった場所にいなければならないので、時間と場所の拘束があります。
時間に余裕がある方は、選択肢として入れてみると良いでしょう。
【実力をつける方法3】
本で学ぶ
動画編集は本でも学べます。
今や、動画編集の基本となる本はたくさん出ています。
本は自分のペースで好きな時に読みながら学べることがメリットです。インターネット環境が必要なく、サッと取り出せるため、短い時間での学習にも向いています。
反対に、わからないことがあった時にすぐに聞ける人がいないことがデメリットです。
▼動画編集の勉強におすすめの本を知りたい方はこちら▼
【最新】動画編集の勉強におすすめの本12選!選ぶときの4つのポイントや注意点を徹底解説>>【最新】動画編集の勉強におすすめの本12選!選ぶときの4つのポイントや注意点を徹底解説
【実力をつける方法4】
動画で学ぶ
動画編集は本以外に、YouTubeなどの動画でも学べます。
YouTuberも元々は動画編集をしている人が多く、実際にどうやって編集しているのかの「ハウツー動画」を無料で開放している人もいます。
ただし、YouTubeも本と同様に、わからないことを聞ける先生のような存在がいないので少し不安が残りますね。
最初は本やYouTubeから始めて、わからないことがあったらオンライン講座などでサポートを受けても良いでしょう。
【実力をつける方法5】
仕事を請け負いながら実践で学ぶ
動画編集で実力をつける最後の方法は、実戦で学ぶことです。
動画編集の需要は年々高くなり、相手によっては「未経験歓迎」のところもあります。
その場合はマニュアルなどを見て、仕事をしながら動画編集を学べます。
またお金をもらっているため、完成度を妥協できないというのも、上達につながるポイントです。
とはいえ納期に間に合わないと先方に迷惑をかけてしまうので、それなりに余裕がある方は仕事の獲得にチャレンジしてみてください。
持っていると有利になる動画編集関連の資格3選
動画編集に資格は必要ありませんが、持っていると便利な資格もあります。
例えば、テレビ局や映像制作会社に就職する時にあると有利な資格などです。
資格は映像系、放送芸術系の大学、専門学校などで基礎を身に付けた後に取得するのが一般的です。
- CGクリエイター検定
- CGエンジニア検定
- 映像音響処理技術者資格認定
それぞれの資格を詳しく解説します。
【動画編集の資格1】CGクリエイター検定
動画編集の資格のひとつに「CGクリエイター検定」があります。
CGクリエイター検定は動画編集というより「CGで表現するデザイナーとクリエイター」ための資格なので、動画制作全般に関わっています。
資格を持っていると「業務に必要な知識を持っている人」と認識されるので、就職や未経験からの転職の際に有利です。
受験資格は特に設けられていないので、誰でも受験できます。検定料はレベルごとに異なり、ベーシックで税込5,600円、エキスパートで税込6,700円です。
合格率は試験の難易度によって変わるので一定ではありませんが、例年ベーシックが約60〜80%、エキスパートが約20〜30%の狭き門となっています。
(参考:「『なりたい』が見つかる職業情報サイトキャリアガーデン」https://careergarden.jp/cgdesigner/exam/)
CGの技術に関しての証明が欲しいという方に、おすすめのスキルです。
【動画編集の資格2】CGエンジニア検定
動画編集の資格の一つに「CGエンジニア検定」があります。
こちらは「CG分野の開発や設計を行うエンジニアやプログラマ」のための資格です。
主にゲーム関連の仕事や映像制作の仕事に就きたい人におすすめの資格です。
検定料はCGクリエイター検定と同じく2つのレベルで異なり、ベーシックで税込5,600円、エキスパートで税込6,700円です。
合格率は試験の難易度によって変わるので一定ではありませんが、例年ベーシックが約60%、エキスパートが約30〜45%といわれています。
(参考:「資格Times」https://careergarden.jp/cgdesigner/exam/)
動画編集から、もう一歩技術的なことを突き詰めたい場合におすすめです。
【動画編集の資格3】映像音響処理技術者資格認定
映像音響処理技術者資格認定では、2つの制作工程の知識を共有することで、より良い映像の作成を目的とした資格です。
企画・撮影を行う「プリプロダクション」と、撮影された素材を加工し仕上げを行う「ポストプロダクション」について学べます。
動画編集の中でも、特に大手のテレビ局や制作会社で働きたい時に、持っていると有利になる資格です。
受験料は税込5,500円で、一般法人日本ポストプロダクション協会主催で11月に開催されています。
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