「オンラインサロンって胡散臭い」
「宗教っぽい感じがする」
「詐欺ではない?」
オンラインサロンはクローズドな場なので、外からは何をやっているのかがわかりません。
そのうえお金もかかるとなると「胡散臭い」と考えてしまいますよね。
実際には、健全なオンラインサロンが多いですが、中には詐欺まがいのものもあるので注意が必要です。
ところが胡散臭いオンラインサロンを避けるには何を基準にすればよいのか、よくわからない方もいるでしょう。
そこで、こちらの記事では以下の内容について解説していきます。
- オンラインサロンが「胡散臭い」といわれる理由
- 胡散臭いオンラインサロンで実際にあったトラブル例
- 胡散臭いオンラインサロンとのトラブルを避ける方法
- オンラインサロンを活用する方法
オンラインサロンは、活用すれば多くの人と交流したり、有益な情報を得たりできる場です。ぜひこの記事を参考に、健全なオンラインサロンに参加してみてください。
目次
オンラインサロンが「胡散臭い」といわれる4つの理由
オンラインサロンが胡散臭いと感じる理由を4つ紹介していきます。
- 入会していない人には何をしているのか全くわからない
- 新しいサービスである
- 熱狂的なファンが宣伝するので宗教のように見える
- 有料制である
ひとつずつチェックしていきましょう。
1.入会していない人には何をしているのか全くわからない
オンラインサロンは、入会していない人には何をしているのか全くわかりません。入会したメンバーのみが参加できるシステムだからです。
外部の人には、サロン内で何が行われているのか見えないので、不信感や胡散臭さを感じやすくなります。
何もわからない状態なのに内部の人たちが楽しそうにしていたり、満足していたりするのを見ると、より一層「怪しい」「宗教なのでは?」という印象が強くなるのです。
2.新しいサービスである
オンラインサロンは、新しいサービスです。まだそれほど浸透していないもの・ことに対し、人は「胡散臭い」と考えがちです。
しかし、皆がサービスを利用するようになれば、胡散臭さは消えていきます。
例えばフリマアプリや仮想通貨は、リリースした当初に怪しいと思っていた人も現在はそれほどではないいでしょう。
株式会社ICT総研によると、オンラインサロンの利用者数は2021年に74万人、市場規模は98億としています。2025年には倍増の見込みとのことなので、オンラインサロンが今後ますます普及する可能性は高いと言えます。
オンラインサロンがどんどん普及していけば「胡散臭い」と考える人はかなり減るでしょう。
3.熱狂的なファンが宣伝するので宗教のように見える
オンラインサロンはファンが熱心にSNSや口コミで宣伝するので、宗教のように見えてしまいます。オンラインサロンに参加する人は、基本的に運営者の考えに同調しているので、次第に熱狂的なファンになっていくものです。
熱狂的なファンが「入会しなければサロンの良さはわかりません」と勧めるので、胡散臭さが倍増します。しかし、オンラインサロンで行われた内容は、内部の人にしかわかりません。具体的な内容について触れられないのは仕方がないともいえます。
4.有料制である
オンライサロンは月額制のシステムです。有料制なので「運営者が儲かるだけじゃないか」と考える人にとっては胡散臭さを感じてしまうでしょう。
しかし、オンラインサロンを有料にすることで、コミュニティの質が高まるメリットがあります。無料にすると、興味がないけれど何となく入会した人が、文句を言ったり荒らしたりして質を下げます。
有料制なら、志が高いメンバーのみが集まるので、優良なコミュニティが形成される利点もあるのです。
胡散臭いオンライサロンで実際にあったトラブル例
オンラインサロンは健全なものが多いですが、中にはトラブルが起きた例もあります。独立行政法人 国民生活センターを参考に、実際にあったトラブル例を紹介します。
- 「人に紹介すると報酬がもらえる」と勧誘された
- セミナーでより高額なセミナーの勧誘を受けた
- 契約書などの書面が用意されていない
- 解約しようとしても事業者の連絡先がわからない
中にはオンラインサロンを悪用する人もいます。どんなケースがあるのかチェックしてみてください。
1.「人に紹介すると報酬がもらえる」と勧誘された
「オンラインサロンを誰かに紹介すれば報酬がもらえる」といって勧誘を受けるケースがあります。1人紹介するごとに高額な紹介料が受け取れるというものです。
しかし、サロンに入会するのに数十万円の支払いが必要で、入会してからネズミ講式のマルチ商法だと気づきます。友人に紹介されて断れず入会してしまう人も多いようです。
2.セミナーでより高額なセミナーの勧誘を受けた
オンラインサロンに入会後「セミナーに参加すれば詳しい内容を教える」と言われて参加。しかし実際にセミナーはほとんど内容がなく、より高額なセミナーに勧誘されるケースがあります。
「この値段で入会できるのは今だけ」「今後は倍に値上げする」などと言われると、勢いに押されて入会してしまう人もいます。また、セミナーで長時間の勧誘を受け、根負けして契約してしまう人もいるようです。
3.契約書などの書面が用意されていない
オンラインサロンから外部のサービスに入会や登録をさせ、契約書を発行しないケースがあります。契約書がなければクーリングオフができないので、泣き寝入りするしかありません。
「もっと稼げる方法がある」などと、他のサービスに登録させようとするときは、契約書が用意されていなければ怪しいと考えましょう。契約書を交付されたとしても、内容に「解約不可」などの文言がある場合は避けたほうが無難です。
4.解約しようとしても事業者の連絡先がわからない
オンラインサロンに契約したあと「詐欺だった」と分かり解約しようとするが、事業者の連絡先がわからず、解約も返金もできないケースがあります。
特に、SNSなどで勧誘を受けると、連絡を取ろうとしてもアカウントをブロックされてアクセスできなくなることがあります。会社名や電話番号が記載されていたとしても、架空の連絡先である可能性も。よく知らない人からの儲け話は避けたほうがよいでしょう。
胡散臭いオンラインサロンとのトラブルを避ける5つの方法
胡散臭いオンラインサロンに入会してしまわないよう、トラブルを避ける方法について解説していきます。
- 口コミをチェックする
- 無料体験で様子を見る
- 万が一のときに備えてSNSのやり取りは保存しておく
- 契約前に運営者情報や条件を確認しておく
- 人に勧誘するよう強要してくる場合は契約を断る
- 不安を感じるなら消費者ホットラインに相談する
オンラインサロンの入会に迷っている方は、参考にしてみてください。
1.口コミをチェックする
オンラインサロンに入会する前に口コミをチェックしましょう。口コミサイトやSNSなどで確認し、ネガティブなコメントが多ければ入会しないほうが無難です。
しかし、中には入会するだけで稼げると考えている人が「入会したけど全然稼げない」などとマイナスコメントをしている場合もあります。どんなオンラインサロンでも、入会後に自ら行動を起こさなければ稼いだり成果を出したりできません。口コミの内容をよく見て、すべて鵜呑みにせず自分で判断することも大切です。
2.無料体験で様子を見る
気になるオンラインサロンがあれば、まず無料体験で様子を見るのがおすすめです。オンラインサロンの中には、1ヶ月の無料体験を設けているところもあります。
実際に入会すれば、どんなことが行われているのかわかるので、有料会員になる不安は解消されるでしょう。また、オンラインサロンの雰囲気により合う・合わないもあるので、お金を払う前に様子が見られると安心です。
オンラインサロンに参加するのが初めてで不安な人は、まずは雰囲気を知るために、無料体験を行っているものから選ぶとよいでしょう。
3.万が一のときに備えてSNSのやり取りは保存しておく
オンラインサロンの中には怪しいものもあるので、万が一に備えてSNSのやり取りは残しておくとよいでしょう。やりとりの記録があれば、トラブルになったときに返金を求める証拠として利用できます。
テキストファイルにしたり、スクリーンショットを撮ったりして、勧誘時や入会時のやりとりはすべて保存しておきましょう。
4.契約前に運営者情報や条件を確認しておく
オンラインサロンに入会する前に、運営者情報や契約条件などをきちんと確認しておきましょう。特に、無料期間があるのか、途中解約はできるのか、などは大切な項目です。
また、運営者の連絡先情報がきちんと掲載されているかも重要です。SNSアカウントのみの場合、削除やブロックにより連絡がつかなくなる可能性があります。契約内容に疑わしい点があれば問いただし、なお不明瞭な場合は入会しないほうがよいでしょう。
5.人に勧誘するよう強要してくる場合は契約を断る
オンラインサロンに入会したあとに、人に勧誘することを強要してくるケースがあります。誰かに勧誘するように言われたら、契約を断りましょう。
ネズミ講方式のオンラインサロンは、入会前に詳しい内容を明かさないことが多いです。いくら親しい友人でも「入会すれば稼げる」と勧誘される場合は胡散臭いと考えましょう。
6.不安を感じるなら消費者ホットラインに相談する
「オンラインサロンの勧誘を受けたけど、入会してよいのか不安」などの悩みがあれば、消費者ホットライン「188」に相談しましょう。
国民生活センターでも、オンラインサロンを使った儲け話について、以下のように警告しています。
【発表情報】
確実にもうかる話はありません!
最近、オンラインサロンを使ったもうけ話のトラブルが寄せられています。
SNSのDMや友人・知人からのもうけ話にご注意!
困った時は、一人で悩まず、まず相談!消費者ホットライン「188」に電話
詳細はこちら。https://t.co/fIgiG2eEza— 国民生活センター (@kokusen_ncac) July 1, 2021
一人で悩まず、誰かに話を聞いてもらうと安心です。
オンラインサロンに参加するだけでは結果が出ない!活用する方法を紹介
オンラインサロンについての口コミを見ると「稼げると聞いていたのに稼げない」という内容が見られます。しかし、稼げないから胡散臭いということはありません。オンラインサロンは、入会するだけで行動を起こさなければ、何も変わらないからです。
そこでこちらでは、オンラインサロンを活用する方法を紹介します。
- 目的に合ったオンラインサロンを選ぶ
- 積極的に交流する
オンラインサロンを有効活用するための参考にしてみてください。
1.目的に合ったオンラインサロンを選ぶ
まずは、オンラインサロンに何を求めるのかをはっきりさせて、目的に合った場を選ぶようにしましょう。
- 人脈をつくりたい
- 仲間を作ってスキルアップしたい
- 仕事を受注したい
など、オンラインサロンに求めることは、人によってさまざまです。目的が達成できるオンラインサロンを選び、有効活用してみてください。
2.積極的に交流する
オンラインサロンでは、積極的に交流しましょう。中には、オンラインサロンに入会するだけで満足してしまい、何もしない人もいます。しかし、料金を支払っているなら、有効活用しないともったいないです。
同じ志を持った仲間が集まる場なので、運営者やサロンメンバーと交流すれば、有益な情報や刺激をもらえるでしょう。
健全なオンラインサロンを選んで、目的を達成する場として活用してみてください。
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