「Lステップで診断ゲームが作りたい!」
「診断機能ってどこにあるの?」
「Lステップで診断する意味って何?」
などと考えていませんか?
Lステップに診断ゲームを実装すれば、顧客リストの収集力が飛躍的に向上します。
ただしLステップに診断機能は存在しないので、既存の配信サービスを応用してゲームを作らなければなりません。
そこで今回は、Lステップの診断ゲームの作り方を4STEPに分けて解説します。
- 質問内容を吟味する
- 友だち情報欄を用意する
- 診断結果を考える
- 演出を付ける
この記事の通りに進めば、誰でも立派な診断ゲームが作れます。実際の操作画面を映しながら進めていくので、ぜひご自身でも作りながらご覧ください。
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LINEで診断ゲームを作る2つの方法
LINEで診断ゲームは「LINE公式アカウント」「Lステップ」のいずれかの方法で作成します。どちらでも診断ゲームを作れますが、ユーザーの回答結果を保存できるかどうかという点で違いがあります。
- LINE公式アカウントで作る
- Lステップで作る
1.LINE公式アカウントで作る
LINE公式アカウントで作る場合は、「自動応答メッセージ」の機能を使います。
カルーセル(カードタイプ型のメッセージ)で質問を作り、ユーザーの回答に合わせて、自動で次のメッセージを返す方法です。
例えば「あなたは犬派?猫派?」という質問を作成し、犬派と答えた人にはA、猫派と答えた人にはBという診断結果を自動で返すものです。
企業のWebサイト等で、「お問い合わせ」に自動で回答を表示する、チャットボットをイメージしてみると良いでしょう。
LINE公式アカウントでは、ユーザーのLINE画面上で、自動で診断結果が表示されるだけです。
診断をしたユーザーがどのような回答をしたのかという記録は残りません。
2.Lステップで作る
Lステップとは、LINE公式アカウントを拡張した機能を持つ配信システムです。
Lステップで診断ゲームを作る場合は、自動応答メッセージ機能で作成する他に「回答フォーム」という、アンケートや申込みに使用する機能を利用できます。
LINE公式アカウントと最も違う点は、ユーザーの回答を保存できることです。
保存したユーザーの回答は、LINEマーケティングの重要なデータとなります。
例えば、Lステップのセグメント配信という機能を活用して、診断結果A・Bそれぞれに違うメッセージを送信するという活用ができます。
診断ゲームは、ユーザーにゲームとして楽しんでもらう目的であれば、LINE公式アカウントで充分です。
しかし、診断ゲームをマーケティングに活かすのであれば、Lステップを活用したほうが良いでしょう。
▼セグメント配信について知りたい方はこちら▼
【売上増加】Lステップでセグメント配信をする方法2種類を解説!効果を高めるテクニックも紹介
>>【売上増加】Lステップでセグメント配信をする方法2種類を解説!効果を高めるテクニックも紹介
Lステップで診断ゲームを作る5つのメリット
Lステップに「診断」という機能はありません。顧客情報の収集をゲーム化するために既存のシステムを応用しているだけです。
機能がない以上自分で作る手間がかかりますが、それに見合った5つのメリットがあります。
- 顧客データを自由に収集できる
- アンケートをエンタメにできる
- Lステップの看板になる
- 配信内容を振り分けられる
- クロス分析の基本になる
順に解説していきます。
1:顧客データを自由に収集できる
診断ゲームと言う名前ではありますが、中身は読者へのアンケートです。そのため、こちらが欲しい情報を好きなだけ聞き出すことができます。
もちろん診断っぽい質問を組み合わせることも重要ですが、診断ゲームを作る目的を忘れず、収集したい情報は漏らさず獲得しておきましょう。通常の配信では聞きにくいことも、アンケート形式なら違和感がありません。
例えばプログラミングのLステップを組む場合、実務経験年数を聞いておくのが重要なポイントです。普通に配信しているだけでは聞きようがない情報ですが、読者のレベルを知れるので、配信する内容を決める重要なデータになります。
仮に未経験が大半を占めるようであれば、初心者でも分かるように専門用語を削る配慮が必要です。細かな気づかいが配信の満足度を大きく左右します。
2:アンケートをエンタメにできる
読者の立場になって考えると、そもそもアンケートは面倒くさい作業です。読者のやる気はバラバラなので、そこまでモチベーションの無い方に「アンケートにご協力ください」と言うのは逆効果になりかねません。
そこで効果を発揮するのが診断ゲームです。
面倒なアンケートをゲーム感覚で楽しめる形に変えて、読者の方が「答えたい」と思うエンターテインメントに昇華させられます。
これはゲーミフィケーションと呼ばれるテクニックで、くら寿司のガチャポンなど、有名企業でも多く取り入れられている手法です。
単調な配信だけでは飽きられる可能性が高いので、読者を楽しませる刺激を作っておくと良いでしょう。
3:Lステップの看板になる
せっかく作ったLステップも、登録してもらわないと意味がありません。そのためには宣伝する必要がありますが、普通のLステップだと以下のとおりです。
【診断ゲーム無し】
「LINE公式アカウントで限定情報を配信してます!」
ちょっとありきたりで、訴求力に欠ける内容です。既にファンになっている方なら登録が見込めますが、完全新規の獲得は難しいのではないでしょうか。
対して、診断ゲームを使ったアプローチはこちらです。
【診断ゲームあり】
「LINE公式アカウントであなたにピッタリの〇〇が分かる診断ゲームが受けられます!」
明らかにこちらのほうが魅力的な訴求分です。診断ゲームを受けてみたいと思う新規の読者も獲得が見込めるのではないでしょうか。
診断ゲームはアンケートとしても有効ですが、看板としても使い道があり差別化に繋がります。
4:配信内容を振り分けられる
Lステップでは読者によって配信を振り分ける「セグメント配信」が可能なので、アンケートは配信の質に直結します。
診断ゲームを使って読者のパーソナリティを抽出したら、需要に即した配信のみ送って、興味のない配信はカットしましょう。
例えばプログラミングの経験年数の話に戻ると
- 未経験の方向けメッセージ
- 新米向けのメッセージ
- ベテラン向けメッセージ
これら3種類のメッセージを用意して、送信する相手を振り分けることが可能です。仕事を紹介するのであれば、ベテラン用の案件は未経験には送らないなどの設定もできます。
興味のない配信が減って読者の満足度もUPしますし、配信側もメッセージの回数を節約できるのでwin-winです。
5:クロス分析の基本になる
クロス分析とは、2つ以上のデータを組み合わせてより精度の高いデータを導き出す分析方法です。
データが増えれば増えるほど分析も細かくなるので、大量のデータを収集できる診断ゲームはクロス分析の土台として活躍します。
プログラミングの経験年数で再度考えると、成約率と比較して更に細かなデータを獲得できます。
クロス分析の例 | 未経験 | ベテラン |
読者比率 | 70% | 30% |
成約率 | 1% | 10% |
この例だと未経験の方のほうが人数は多いですが、成約率が高いのはベテランです。結果的に、売上に大きく貢献しているのはベテランになります。
データを掘り下げて確認できるので、診断ゲームでデータを集めるのはLステップにはとても重要です。
Lステップの診断コンテンツの2つのタイプ
Lステップの診断コンテンツには2つのタイプがあります。
- 回答フォームを使用するタイプ
- カルーセルを使用するタイプ
1.回答フォームを使用するタイプ
回答フォームとは、サービス等の申込みやアンケートに使う機能です。ユーザーがフォームを送信した際に、メッセージを自動で送信できるアクション機能を備えています。
例えば、申込みフォームとして活用する場合に、申込み内容を記入してくれたユーザーに「申込みありがとうございました!」というメッセージの送信が可能です。
診断ゲームとして活用する場合は、アンケート形式で質問を用意し、回答内容に応じた複数の診断結果を自動で送信します。
診断結果は、回答内容をポイントのように積み上げていき、10点以上の場合にはAという診断結果、10点以下の場合はBという診断結果を表示させるといった仕組みです。
回答フォームを使用するタイプは、複数回答やテキスト情報など、ユーザーのより詳細なデータを収集できる点で優れています。
2.カルーセルを使用するタイプ
カルーセルとは、LINEのトーク上に表示される「カート型」のメッセージのことです。
回答フォームではトークとは別のウィンドウが開きますが、カルーセルの場合は、トーク上に質問項目が表示されていきます。
ユーザーの回答に応じて、次に表示されるカルーセルが変わっていき、最終的に診断結果が表示される仕組みです。
例えば、最初の質問「はい」と回答した人にはAという質問、「いいえ」と回答した人にはB質問を表示します。このように回答毎に、次の質問が分岐していきます。
カルーセルを使用するタイプは、トーク画面上で次々に表示される質問に回答していくだけなので、ユーザーにとっても気軽にはじめられる点で優れています。
▼Lステップのカルーセルの作り方はこちら▼
【超便利】Lステップのカルーセル機能2種類を徹底解説!魅力的な作り方のコツも紹介
>>【超便利】Lステップのカルーセル機能2種類を徹底解説!魅力的な作り方のコツも紹介
【4STEP】Lステップで診断ゲームを作る方法
そもそもLステップには「診断」という機能はないので、既存の配信システムを応用して再現しなければいけません。
そのため少し手順が複雑ですが、ここからは具体的な診断ゲームの作り方を4STEPに分けて解説していきます。
- 質問内容を吟味する
- 友だち情報欄を用意する
- 診断結果を考える
- 演出を付ける
今回は最もシンプルな「回答フォーム」を使った診断ゲームの作り方を紹介します。
順に解説していくので、操作画面を開いて一緒に作っていきましょう。
STEP1:質問内容を吟味する
まず最初に、診断中に質問する内容を吟味します。ここは絶対に後回しにしてはいけない最重要項目なので、必ず入念に考えてください。
また、質問内容を決める際に守るべき3つの掟があるので、必ず遵守しましょう。
- 無駄な質問は徹底的に削る
- 曖昧な聞き方をしない
- 1分で終わる内容に納める
診断ゲームを通して質問した内容は、今後のセグメント配信のために使うことが多いです。そのため途中で質問を変えると、関連するシナリオの設定を全て変更する必要があります。
ものすごく手間がかかるので、変更が無いように十分に吟味を重ねてください。
質問内容が固まったら「回答フォーム」を作成して質問を記入していきます。操作画面左から、「新しい回答フォーム」を押して新規作成しましょう。
簡単な内容ですが、作成するとこんな感じになります。
考えた内容は全て記入しておきましょう。
STEP2:友だち情報欄を用意する
質問内容が固まったら、次は回答を保存する「友だち情報欄」を作成します。管理画面から用意した質問の数だけ作成しましょう。作成の流れは回答フォームと同じで、操作画面左の「友だち情報欄管理」から新規作成してください。
友だち情報欄の名前は、どんな情報が保存されているか分かるようにしておくのがポイントです。今回は「興味があるのはAI?Web?」にしておきました。質問内容をそのまま名前にすると、あとで誤解が起きにくいのでおすすめです。
名前だけ付けたら、今回は他は空欄のままで保存しましょう。
全ての質問の数だけ友だち情報欄を作り終えたら、回答フォームに友だち情報欄を代入して、回答内容を保存します。
友だち情報欄を設定しておかないと、せっかく質問しても内容が保存されず消えてしまうので気をつけましょう。
保存されないと診断結果の表示ができず、ゲームそのものが崩壊します。
STEP3:診断結果を考える
STEP1と2で、診断ゲームの骨組みとなるアンケート部分は完成しました。次はいよいよ、診断の部分に移ります。
まずは何を診断するのかを決めましょう。配信する内容に沿った物を選ぶのがおすすめですが、どうしても思いつかない場合は占いでも構いません。
そもそも診断はアンケートに答えてもらうための装飾なので、キャッチーなタイトルさえあれば9割はクリアしています。
今回は仮に、プログラミング未経験の方におすすめする「プログラミング言語診断」を作ってみましょう。今回は中身を簡単にするために、診断結果は以下の2つに絞ります。
- Python
- Ruby
慣れてきたら質問の数を増やして選択肢を増やしても構いません。既に内容が固まっているのであれば、先に作っても良いでしょう。
診断結果を表示するには回答フォーム下の「アクション設定」を使います。中の条件を設定して、結果の表示を振り分けましょう。
簡単にテキストだけを送る設定を作っておきました。しかしこのままだと、診断結果が2つ同時に送られてしまいます。
送信する条件を設定して、正しい結果だけが送られるように修正しましょう。画像の「条件OFF」をクリックして、送信する条件を設定します。
友だち情報から、設定した質問を選んで回答内容と条件を一致させてください。
診断を複雑にしたい場合は、複数の条件の混合も可能です。
STEP4:演出を付ける
これで診断ゲームの仕組みは完成しました。しかし、診断ゲームは読者を楽しませるエンターテインメントでなければなりません。
「診断の結果、あなたにはPythonがおすすめです!」だけだと地味すぎてインパクトに欠けます。最低でも結果発表画像だけは作ってください。
簡単なものですが、今回は2種類の画像を用意しました。
回答後に実行されるアクションをテキストではなく、テンプレートに変更して画像を表示できるようにしましょう。
テンプレートは、操作画面から「パック」をつくるのがおすすめです。新規作成すると、通常のシナリオと同じように進められるので、画像とメッセージを挿入してください。
テンプレートの名前は分かりやすいものにしておきましょう。
作成したら、回答フォームに戻ってアクションに設定します。
これで診断ゲームは完成です。
動画や音声を使った演出を加えると、更にクオリティが上がるので試してみてください。
Lステップの診断ゲーム活用事例2選!
Lステップの診断ゲームの作り方は、アイデアが重要な鍵になります。
- どんな質問をするか
- どんな演出にするか
- どんな診断にするか
全てを1から考えるのは中々ハードルが高いので、既にある診断ゲームを触ってみるのがおすすめです。
インスピレーションが湧きそうな活用事例を2つ紹介するので、自分の診断ゲームの参考にしてください。
1:やまもとりゅうけんさん
やまもとりゅうけんさんのLINE公式アカウントでは、フリーランスビジネス診断が受けられます。
読者に最適なビジネス(副業)を紹介する診断ゲームで、演出のレベルが非常に高く驚かされます。
診断ゲームは回答フォームで作られておりますが、診断スタート前にユーザーの属性を聞くアンケートがリッチメニューで用意されています。
ユーザーの属性をしっかり入力してもらいながら、単調さをなくす優れた設計です。
診断内容は、40の選択肢から自分に当てはまるものを複数選択してもらう仕組みです。3つの選択肢毎にページが切り替わるため、「選択肢が多すぎる」と感じさせない作りになっています。
「診断ゲームを作ってみたけど、単調でおもしろみのないものになってしまった」という方は、細かい設計や演出を参考にしてみてください。
診断結果から教材販売までの導線もしっかりと作られているので、触ってみるのがおすすめです。
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2:味奈登庵さん
味奈登庵さんは横浜市内で16店舗を展開するお蕎麦屋さんです。
味奈登庵さんのLINE公式アカウントでは「味奈登庵診断」が受けられます。
「味奈登庵診断」は、ユーザーが8つの質問に答えると「おすすめのメニュー」が表示される仕組みです。
質問内容では、年齢や職業などの「属性」や、「沢山食べたい?」「セットの丼は注文しがち?」など、ユーザーの志向を探る問いが準備されています。
診断ではメニューだけでなく、セルフ店かフルサービス店かという「店舗タイプ」までおすすめされます。
飲食店のLINEでは、新商品のPRなどプッシュ型のマーケティングになりがちです。しかし診断ゲームを使うと、ユーザーに楽しんでもらいながら、商品をPRできます。
味奈登庵さんのLINEは、診断ゲーム以外にも「お問い合わせ」や「予約」が自動化されているなど、Lステップの機能をフル活用しています。ぜひ参考にしてみてください。
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