【超便利】Lステップのカルーセル機能2種類を徹底解説!魅力的な作り方のコツも紹介

「Lステップのカルーセルってどう作るの?」
「そもそもカルーセルって何?」
「魅力的な作り方のコツが知りたい」
と考えていませんか?

馴染みのない名前に、最初は操作に戸惑うかもしれません。

さらにLステップではカルーセルには作り方が2種類あるので、最初からうまく使うこなすのは難しいでしょう。

そこで今回は、Lステップでカルーセルを作る方法を2パターンに分けて、それぞれ解説していきます!

この記事を読めば、カルーセルの作り方だけでなく、魅力的にする方法もマスターできるので、ぜひ最後までご覧ください。

「カルーセル」の意味とLステップでの立ち位置

そもそも「カルーセル」という言葉自体に聞き馴染みがない方もいるかもしれません。

Lステップのカルーセルは一般的に使われるスライド式メニューと同じで、写真を見れば「これカルーセルって名前なのか!」と納得するはず。

順に解説していきます。

本来は「回転台」という意味の英単語

カルーセルとは、元々「回転台」という意味の英単語(carousel)です。

回転式のベルトコンベアなどを指して使われますが、Web上ではスワイプで動かせるメニュー表示を意味する言葉です。

スマートフォンの台頭によりWebページやSNSでも頻繁に見かけるようになったので、名前を知らないだけで一度は見たことがあるはずです。

Lステップでもよく使われるので、次は使用例を見ていきましょう。

Web上でのカルーセル使用例

実際に見てもらったほうが分かりやすいので、Lステップのカルーセルをお見せします。

画像はやまもとりゅうけんさんのLステップ配信内に出てきたカルーセルです。

複数ある教材の中から、お試しを自分で選んで始められる仕組みになっています。通常のテキストメッセージとは明らかに違うので、つい目を引かれてタップしてしまいます。

カルーセルは画像のように複数のカード型メニューを自分でスライドできる表示で、複数のコンテンツを並列に並べてディスプレイするのに向いています。

Lステップには2種類のカルーセルがある

表示のされ方は同じですが、Lステップにはカルーセルの作り方が2つあります。

  • シナリオ上で作るカルーセル
  • テンプレートで作るカルーセル

操作画面のUIはぜんぜん違うので戸惑うかもしれませんが、中身は殆ど同じです。

しかし微妙に違うポイントもあるので、次はそれぞれの作り方を解説していきます。

【3STEP】Lステップでカルーセルを作る方法【シナリオ編】

Lステップを運用していると、多くの方が最初に触れるのはシナリオ配信内のカルーセルです。

なのでまずは、シナリオ配信内のカルーセルの作り方を3STEPに分けて解説していきます。

  1. シナリオから「ボタン・カルーセル」を選択
  2. カルーセルの中身を設定する
  3. 画像を挿入する

順に解説していくので、実際に操作画面を開きながら読み進めてください。

STEP1:シナリオから「ボタン・カルーセル」を選択

まず最初にカルーセルの設定画面ですが、シナリオ配信内のここにあります。見つかったらついでに詳細設定もONにしておきましょう。

設定できる項目は以下の4つです。

  • パネルのタイトル
  • パネルの本文
  • パネルの枚数
  • 選択肢

シナリオ上で三択以上の質問がしたい場合は、カルーセルを使うのが基本なので覚えておきましょう。

STEP2:カルーセルの中身を設定する

次にカルーセルの中身を設定していきますが、今回は例として「1番苦手な野菜」を質問するカルーセルを作ってみます。

【パネルのタイトル】
1番苦手な野菜は何ですか?

【パネルの本文】
1つだけ選んでください

【選択肢】
・ピーマン
・ゴーヤ
・にんじん
・きゅうり
・ブロッコリー
・大根

中身はこんな感じで作ります。画像の赤丸部分でパネルや選択肢を増やせるので、実際に作ってみてください。

画面右のプレビューを見ながら、作り進めていきます。

選択肢の数はパネル1枚なら4つまで作れますが、複数枚の場合は3つまでです。パネルは5枚まで作れるので、最大15択の質問が可能です。

STEP3:画像を挿入する

最後にパネル毎に画像を挿入して完成です。カルーセルは画像が命なので、入念に画像は吟味して選びましょう。

画像の赤丸部分で設定できますが、詳細設定をONにしていないと表示されないので注意してください。

また、今回は苦手な野菜を1つだけ選ぶカルーセルなので、タップ回数の制限も忘れずに行いましょう。管理画面を下までスクロールすると「ボタンのタップ回数」の設定が出てくるので、カルーセル全体で1回のみに設定しておきます。

最後にテスト送信をして、仕上がりを確認して完成です。

【3STEP】Lステップでカルーセルを作る方法【テンプレート編】

Lステップでカルーセルを作るには、シナリオ以外にもテンプレートで作る方法もあります。UIがぜんぜん違うので混乱するかもしれませんが、中身は殆ど同じなので安心してください。

とは言え細かい違いもあるので、テンプレートでの作り方も3STEPに分けて解説していきます。

  1. カルーセル用テンプレートを作る
  2. カルーセルの中身を設定する
  3. 画像を挿入する

順に解説していくので、こちらも管理画面を触りながら読み進めてください。

STEP1:カルーセル用テンプレートを作る

Lステップにはカルーセル専用テンプレートがあるので、まずはそこを選びます。

テンプレートとして保存される関係上、カルーセル全体に名前をつけたり、保存するフォルダを用意する必要があるので注意してください。

フォルダもデフォルトの「未分類」のままだとテンプレートが増えると分かりにくいので、先に作っておくと良いでしょう。画像の緑色のボタン「新しいフォルダ」でフォルダの作成が可能です。

STEP2:カルーセルの中身を設定する

次にカルーセルの中身を設定していきますが、先程と同じように「一番苦手な野菜」を選んでもらいます。

作り方はシナリオと同じ要領で進めてOKで、画像には簡単に中身を埋めておきました。

シナリオと一番違うのは選択肢の部分で、ボタン1つ1つにアクションを設定できるところです。ほかにもいくつか選択肢を選べるので、自由に選んでください。

シナリオ配信カルーセルとの違いをまとめると、以下の3つです。

  1. パネルの枚数上限が10枚に増えた
  2. カルーセル全体にアクションを設定できない
  3. 選択肢1つ1つにアクションを設定できる

実はテンプレートをコピーすればシナリオ内でも使えるので、好きな方でカルーセルを作ってください。

STEP3:画像を挿入する

パネルができたら最後に画像を挿入して完成です。プレビューは複数枚同時に見れるので、バランスを比較して作りましょう。

カルーセルが完成しました。画像が命なので、じっくり吟味して画像を選択してください。専用のものを作るのが理想です。

最後にタップ回数制限ですが、下にスクロールしてオプションの「カルーセル設定」から調整できます。

少し分かりにくいところにあるので、よく探してください。

Lステップのカルーセルを使う4つのメリット!

解説したようにLステップではカルーセルを細かく設定できるので、自分の配信にあったものを作ってみてください。

通常のメッセージ配信ばかりしていてはLステップを十分に活かしきれないので、カルーセルを有効に活用しましょう。

カルーセルを使うメリットは4つあります。

  1. 目に止まりやすいカードデザイン
  2. 配信回数を1つに統一できる
  3. 三択以上の質問ができる
  4. カルーセルをボタン化できる

順に解説していきます。

1.目に止まりやすいカードデザイン

カルーセルは各要素に画像を挿入でき、通常のテキスト配信とは異なるカードデザインをしています。

とても目立つ上に複数のものをディスプレイできるので、中身を効果的にアピールできるのが特徴です。

2つを見比べたら一目瞭然です。

読者は配信される文章を追っていますが、一言一句丁寧に読んでくれる読者ばかりではありません。流し読みされる可能性もあります。

しかしカルーセルであれば見落とされる心配もないインパクトなので、ここぞという時に使いましょう。

2.配信回数を1つに統一できる

最大10枚までパネルを作れるカルーセルですが、何枚パネルを作っても1つのカルーセルとしてカウントされるので、配信数は1つですみます。

読者側に視点で考えると、通知が一気に10回も鳴ると迷惑です。通知を1つにまとめることで満足度も高くなります。

また、Lステップと公式LINEには配信数の上限があるので、回数を節約できるのは大きな強みです。

友だちの数が増えると、配信数が1違うだけで数百〜数千の配信回数差になるので、カルーセルを上手く活用してください。

3.三択以上の質問ができる

例えばアンケートを作成する時、カルーセルを使えば3択以上の質問が可能になります。

Lステップのシナリオにある「質問」機能では2択の質問しかできないので注意か必要です。

1枚のパネルに4択まで選択肢を作れるので(パネルが1枚の場合)、スッキリさせたい場合は3~4択に抑えておくと良いでしょう。

最大30択までの質問ができますが、生年月日や都道府県を聞くときには不足する場合もあります。そんな時は回答フォームを使ってアンケートを進めてください。

4.カルーセルをボタン化できる

カルーセルの選択肢には、アクション以外にもURLの埋め込みが可能です。カルーセルは目立つ分反応もされやすいので、商品の申込ボタンとして活用しても良いでしょう。

比べると全然違います。商品のイメージ画像とともに打ち出せるので、わかりやすさも十分です。

通常のシナリオ内に申し込みリンクを貼り付けた方は、URLそのままなので見栄えがあまり良くありません。

毎回カルーセルを使う必要はありませんが、反応率を高めたいときは活用してください。

【反応率UP】魅力的なカルーセルを作る3つのコツ

カルーセルは強力ですが、適当に作っていては効果は半減です。

目を引かれてついタップしてしまうような、魅力的なカルーセルを作るコツは3つあるのでしっかり押さえてください。

  1. インパクトのある画像を作る
  2. 松竹梅の法則を応用する
  3. カルーセル内に起承転結をつくる

カルーセルはあくまで機能であり、どう活かすかの方が重要なので順に解説していきます。

1.インパクトのある画像を作る

カルーセルは画像が命なので、インパクトのある画像を作りましょう。文字を入れても構いません。

ブログやYoutubeのサムネイルと同じで、パッと見で読者を引きつけるようなデザインだと反応率が高まります。

カルーセルの表示の表示の半分が画像ですが、インパクトとしては9割が画像です。魂を込めて作りましょう。

2.松竹梅の法則を応用する

松竹梅の法則とは、マーケティングに用いられる心理学のテクニックの1つです。

例えばあなたがレストランに入ったとしたら、3つのコースの内どれを選びますか?

  1. 2000円のリーズナブルなコース
  2. 3000円のスタンダードなコース
  3. 4000円のリッチなコース

この3つを出された時、多くの人が3000円のコース(中間)を選んでしまうのではないでしょうか。

これが松竹梅の法則です。人間は心理的に、つい3つの内真ん中を選んでしまうようにできています。

カルーセルにもこれを応用して、3枚のパネルをつくって真ん中を選ばせると良いでしょう。

3.カルーセル内で起承転結を作る

カルーセル表示が1番よく使われてるSNSがInstagramです。

投稿はすべてカルーセルになっており、10枚までの画像をスクロールしながら中身をチェックできます。

ここでよく用いられるのが、10枚で起承転結のストーリーを作るやり方です。

10枚もあればそこそこの紙芝居が作れるので、つい最後まで追いかけてしまう物語が完成します。

Lステップのカルーセルも10枚なので、同じように起承転結を作って最後に本命を用意しても効果的です。

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