【要チェック】Instagram運用代行業者を選ぶ5つの基準とは!料金相場や3つの活用方法も徹底解説

専門家集団に自社のInstagramアカウント運用を任せ、集客や販売に繋げていく「運用代行」。
自社のリソースが足りない場合やより踏み込んだ施策を実施したい際には有効な方法です。

SNSは売上を伸ばすための施策として重要ではありますが、代行の経験がないとどのような基準で業者を選べば良いのかが難しいですよね。

そこで実際に運用する際の不安や悩みを解消するため、この記事では

  • Instagram運用代行の料金相場と内容
  • 利用するメリット・デメリット
  • 運用代行を選ぶ基準
  • 活用するためのポイント

について解説していきます。

実際に運用代行を使うか検討している企業や担当者の方は、ぜひこの記事を判断材料のひとつにしてみてください。

Instagram運用代行の料金相場と内容

Instagram運用代行では、お願いする内容によって、料金が大きく変わります。
ここでは料金相場の目安と内容について、大きく3つに分けて説明します

  • 10万円以内:記事作成や投稿
  • 20〜30万円以内:ユーザー対応や簡易レポーティング
  • 50万円以上:コンサルティングや広告運用

依頼する会社によって細かな内容の違いがあるため、見積もりをしっかり確認した上で、内容や期間の縛りなどは注意して契約しましょう。

10万円以内:記事作成や投稿

月額10万円以内の場合、記事の作成や投稿までを代行するケースが多いです。
自社製品やサービスのターゲット層を分析し、好まれやすい内容を適切な時間に投稿し、フォロワーやエンゲージメント(ユーザーからの反応数)を増やしていきます。

そのため、初めて運用代行を依頼する場合自社でDMやメッセージなどを対応できる人員がいる場合におすすめです。

一方で、基礎的な部分のみに特化しているため、より本格的な運用を行うには少し物足りないと感じる可能性もあります。

20〜30万円:ユーザー対応や簡易レポーティング

月額20〜30万円前後の場合、上記10万円の内容に加えて、ユーザー対応の代行や運用のレポーティングまで含まれます。

投稿が増えていくと、送られてくるコメントやDMも増加するため、業者がユーザー対応を代行します。
さらに運用をしていく中で、現状をまとめた報告や改善点の提案をしてくれるケースも多いです。

運用代行に依頼する多くの企業では、この内容のサービスを利用しています。
Instagram運用の大部分を一任できるため、自社リソースが少ない場合でも効果の出る運用が可能です。

50万円以上:コンサルティングや広告運用

月額50万円を超えてくるプランでは、やりたいと思うことのほぼ全てを実現できます
例えば、以下のような内容が可能です。

  • 広告運用
  • Instagramキャンペーン
  • 長期戦略の策定
  • インフルエンサーマーケティングの活用

できる幅が広がる分、見込まれる効果も大きくなります。

長期的目線で、より発展した運用が可能なため、自社ノウハウがなくても希望に近い成果を生み出すことが期待できます。

Instagram運用代行を利用する6つのメリット

Instagram運用代行を利用するメリットは以下の6つです。

  1. 定期的に配信できる
  2. 人的コストの削減
  3. 専門家の意見を取り入れられる
  4. 効果検証が適切にできる
  5. 集客・売上に繋げやすい
  6. 炎上リスクの低下

運用代行を上手に使うことで、最大限の成果に繋がる運用を実現することができます。

1.定期的に配信できる

1つ目のメリットは定期的な配信が可能になる点です。

自社内のみで運用する場合、業務が忙しくてついつい後回しになってしまったり、投稿を忘れてしまったりと、定期配信のハードルは決して低くありません。

投稿が途絶えてしまうとユーザーが離れていってしまう可能性もあります。

運用代行に依頼することで、投稿の抜け漏れリスクを軽減できる点が、大きな魅力です。

2.人的コストの削減

2つ目のメリットは人的コストの削減です。

Instagramの運用を適切に行うためには、投稿やユーザー対応など数多くの業務があるため、一定の人数が必要です。
また誰でも良いわけでなく、ある程度知識を持った人材が求められます。

インスタグラムの運用を代行会社に任せることで、上記人材の採用コスト人件費の削減が見込め、さらに浮いた時間は別の業務に充てられます。

3.専門家の意見を取り入れられる

専門家目線での意見をもらえることが、3つ目のメリットです。

InstagramをはじめとしたSNS運用を本業としているプロから、フィードバックをもらう機会はそうそうありません。

外部の意見を聞くことで、自社にいると気づけなかった魅力や改善点が、第三者の目線を通すことで浮き彫りになることもあるでしょう。

Instagram運用はもとより、商品やサービスそのものの改善に繋げることも可能です。

4.効果検証が適切にできる

4つ目のメリットは効果検証がしっかりとできる点です。
ただ投稿しているだけだと、成功・失敗の要因がわからず、次に繋がりません。

失敗の要因を洗い出すことで同じ過ちを避け、さらに成功した要因を探ることで再現性を高められるため、効果検証は非常に大切です。

投稿する際に目的を決め、それに沿って振り返りを実施する。
この繰り返しこそが効果を生むアカウント運用です。

運用代行のレポーティングを参考にしていくことで、自社だけだと分析しきれない効果検証を実施できます。

5.集客・売上に繋げやすい

運用代行はプロの集団であるため、集客や売り上げなどの成果に繋がる可能性は非常に高いです。

Instagramをもとに集客や売り上げを上げることは簡単ではありません。
しかし、運用代行に依頼することで、専門スタッフの過去の経験やノウハウをもとにした適切な運用を実現できます。

そのため、他社の事例をもとに自社への改善提案を行ってもらうことも可能です。
今できていること・できていないことが整理された結果として、より早く、より大きな成果へと繋がっていきます。

6.炎上リスクの低下

最後は炎上リスクを下げることです。
Instagramに限らず、SNSは炎上という大きなリスクを孕んでいます。

一度炎上を引き起こしてしまうと、イメージダウンはもちろん、会社としての信頼性も大きく下がってしまいます。

運用代行の目を通すことで、炎上リスクのある投稿を事前に防ぐことが可能です。
さらに炎上を引き起こしやすいコメント欄を24時間体制で見守ることで、炎上の火種に対して早期対応を行えます。

炎上は他人事ではなく常に身近にあるリスクであるため、もしもの時の備えは重要です。

Instagram運用代行を利用する3つのデメリット

Instagram運用代行を利用するデメリットは以下の3つです。

  1. 費用がかかる
  2. 社内ノウハウが蓄積しづらい
  3. イメージとのかい離が起きやすい

運用代行を利用する際は、良い点ばかりに目を向けず、デメリットも考慮した上で判断しましょう。

1.費用がかかる

1つ目のデメリットはコストがかかることです。
Instagramの運用には多くの業務があり、それを全て任せるとなると決して安い金額ではありません。

プロが運用してくれるため効果は見込まれやすいですが、依頼する範囲が広がればその分料金も上がります。

自社でやる際の人件費と外注にかかるコストをきちんと比較し、どちらの方が費用対効果が良いかは慎重に見極めましょう。

2.社内ノウハウが蓄積しづらい

2つ目のデメリットは、社内ノウハウを蓄積することの難しさです。

運用代行は相応の料金がかかるため、永久的に依頼することは現実的ではありません。
ところが運用代行に任せていると、社内にノウハウが残らず、毎回依頼しないといけなくなる可能性があります。

汎用的に使うスキルを社内ノウハウとして蓄積していくためには、工夫が必要です。

3.イメージとのかい離が起きやすい

最後のデメリットは、自社イメージとSNSのイメージとのかい離が起きてしまう可能性がある点です。

自社が打ち出しているサービスや商品のイメージやターゲット層が、Instagramの投稿内容と一致しない可能性があります。
その場合、せっかくアカウントに集客できても、イメージが異なるため商品購入に至りません

運用代行に依頼する際にも、自社商品のイメージをしっかりと伝え、狙うべきターゲットを擦り合わせることが大切です。

Instagram運用代行を選ぶ際の5つの基準

Instagramの運用代行を請け負う会社はたくさんあります。
その中から自社にあった適切なサービスを選ぶための5つの基準についてまとめました。

  1. 過去に実績があるか
  2. 活用イメージとサービス内容が一致している
  3. 振り返りができる
  4. 対応の柔軟性がある
  5. 費用が適正

金額だけを見るのではなく、上記判断基準をもとに一番成果に繋がる企業を選ぶようにしましょう。

1.過去に実績があるか

1つ目の選定基準は、過去に実績があるかどうかです。

利用企業や過去実績はHPなどで確認できるため、必ずチェックしましょう。
特に、Instagramは業界ごとの色が出やすいため、同業種での運用実績があるかについても確認しましょう。

また、利用社数やアカウント数だけで判断するのは危険です。
口コミや利用している会社を確認し、実際の成果に繋がりそうかも確認してみてください。

2.活用イメージとサービス内容が一致している

2つ目は活用イメージと実際のサービス内容が一致しているかどうかです。
成果を出している運用会社だとしても、自社の利用したいサポート内容が含まれていない可能性があります。

  • ブランド認知を増やしたい
  • 自社商品のPRをしたい
  • ユーザーの声を集めたい

など、運用代行に依頼する前には、何のためにSNSを使うかの目的をしっかりと定め、その目的を実現できる会社に依頼しましょう。

3.振り返りができる

振り返りが正しくできるかについても重要です。

最初に練った戦略が、そのままうまくいくケースばかりではありません
また、うまくいっていた施策も時代の流れによって通用しなくなることもあります。

そのため、定期的にきちんと振り返りを実施し、常に改善点を洗い出しながら改善できる会社を探しましょう。

4.対応の柔軟性がある

4つ目は柔軟性です。
アカウントを運用していると、予定通りにいかず、急な変更やイレギュラーな対応が必要になる場面に必ず遭遇します。

そのような緊急時に、どのくらいの時間で、どの範囲まで対応してもらえるかは必ず事前に確認するようにしましょう。

また、緊急時の対応以外でも、自社の希望する運用にカスタマイズできるかどうかも契約前に確認してみましょう。

5.費用が適正

最後は費用が適正かどうかです。
Instagramはあくまで集客や購買を促す手段に他なりません。

そのため、費用対効果も考え、料金が相場通りかについての確認も必須です。

1社だけだと適正かの判断が難しいため、数社に見積もりを依頼し、比較するようにしましょう。

Instagram運用代行を活用するための3つのポイント

Instagram運用代行で最大限の効果を出すためには下記3つのポイントが重要です。

  1. 任せきりにしない
  2. 目標を適切に設定する
  3. 定期的に振り返る

運用代行は契約すれば終わりではなく、依頼してからが始まりです。
より高い効果を得るためにこれらのポイントを意識してみてください。

1.任せきりにしない

1つ目は任せきりにしないことです。
依頼して終わりになってしまうと、途中で自社の意図と外れた方向に進んでしまっても気づくことができません

一度ずれてしまうと、軌道修正は困難になります。

運用面に関しては代行会社に任せつつも、アカウントを定期的に自社内でチェックし、進んでいる方向が正しいかどうかについても確認してみましょう。

2.目標を適切に設定する

2つ目のポイントは、目標を数字で設定することです。

何となく運用してしまうと、何となくの成果しか返ってきません。

まず第一に目指すべきゴールを決めてみましょう。
次にゴールに向けて、いつまでにどの状態になっていれば進捗が順調なのかについても、感覚でなく定量目標で設定しましょう。

数字で判断することにより、進捗具合について常に把握することができます。

3.定期的に振り返る

最後は、定期的に振り返ることです。

計画や目標をせっかく立ててもそれで終わりでは、うまく実践することはできません。
常に行動→振り返り→改善というPDCAサイクルを回し、運用を少しづつチューニングすることで、目指すべきゴールへ最短でたどり着けます。

Instagramの運用を代行する前に自分で知識を得ることも大切

Instagramの運用代行について、利用する際のメリットを理解し、上手に活用すると非常に高い効果が見込めます。

一方で、Instagramの知識もないまま運用代行を使おうとすると任せきりになったり、話が噛み合わずに理想の成果につながらない可能性もあります。

適切に運用するためには、まず自身で運用の基礎的なノウハウを獲得することが大切です。

運用についてしっかりと学習することで、代行の効果をより高めたり、結果として費用を抑えたりすることもできます。
うまくいけば、自分で運用することも十分可能です。

「まったくInstagramを使ったことがない」という状態ではなく、まずは自分なりに理解を深めることも意識してみてください。

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