「noteの手数料はどうやって計算されるの?
「手数料がかかるのになんで人気なの?」
「noteよりも手数料が安いサービスはある?」
noteで有料記事を販売しても、売り上げが全て貰えるわけではありません。
手数料が引かれるため、手元に入るお金は総売り上げよりも少なくなるのです。
noteの手数料に関する情報が少なく、いまいち理解できていない方も多いでしょう。
そこでこの記事では、以下の内容を解説していきます。
- noteの手数料
- 手数料がかかってもnoteが使われる理由
- noteのデメリット
- 稼ぐコツ
- noteよりも手数料がかからないプラットフォーム
noteで稼ぎたいものの手数料がネックになっている方は、ぜひこの記事を確認してみてください。
目次
noteの手数料を30秒でサクッと解説
さっそくnoteの手数料について解説します。
計算方法は以下の通りです。
- 受け取り金額から決済手数料を引く
- 決済手数料を引いた後の金額からプラットフォーム利用料(10%)を引く
- 出金時は1回につき振り込み手数料(270円)がかかる
決済手数料はユーザーがどのような手段で支払いをしたかで決まります。
- クレジットカード決済5%
- 携帯キャリア決済15%
もうひとつのプラットフォーム手数料は基本10%ですが、定期購読マガジンのみ20%かかります。
例えば2,000円のnoteをクレジットで販売したときの計算式は、以下の通りです。
2,000円 × 0.95 % = 1,900円
1,900円 × 0.9% = 1,710円
このように最低でも15.5%、条件によっては最大で32%が差し引かれます。
手数料がかかってもnoteが使われる4つの理由
noteの手数料は特別安いというわけではありません。
ではなぜnoteがよく使われているのかというと、次の4つの理由があるからです。
- 簡単に情報発信できる
- フォロー機能がある
- 集客しやすい
- プレミアム会員になると機能が増える
それぞれ確認しておきましょう。
1.簡単に情報発信できる
noteを使えば簡単に情報発信ができます。
SNS感覚で、複雑な操作を必要としないからです。
noteと同じように記事を公開できるブログでは、本格的に始めようとするとサーバーやドメインなどの準備が必要。場合によっては費用もかかります。
インターネットの仕組みに詳しくない方からすると、ブログは難しいと感じることもあるでしょう。
その点noteであれば、費用や手間をかけることなく発信活動を始められます。
2.フォロー機能がある
noteにはフォロー機能があります。
記事を更新すると、フォローしてくれたユーザーのタイムラインに並ぶのです。
タイムラインに並んでいる情報には必然的に注目が集まります。
ブログではLINEやTwitterなどの外部ツールに読者を誘導しなければ更新通知を届けられません。
noteを使うことで、記事に興味を持ってもらうチャンスが増えるでしょう。
3.集客しやすい
noteは集客がしやすいプラットフォームです。
他のユーザーが投稿した記事で「こちらもおすすめ」として紹介されたり、トップページの特集に掲載されたりするためです。
トップページへの掲載をきっかけにフォロワーが一気に増えたという事例もあります。
また、noteの記事はGoogle検索で上位に表示されることがあります。
意識してキーワードを本文中に散りばめれば、簡易的なSEOで集客ができるのです。
検索で新規ユーザーを獲得したい方には特にnoteがおすすめです。
4.プレミアム会員になると機能が増える
noteには月額500円のプレミアム会員システムがあります。
プレミアム会員になると売り上げを伸ばすための補助機能が増えるのです。
プレミアム会員の主な機能は以下の5つ。
- 定期購読マガジンの申し込み
- 予約投稿
- コメントの受付設定
- 数量限定販売
- Amazonウィジェット(アフィリエイト)
noteで本格的に稼ぎたい方は、プレミアム会員になると便利です。
noteを使う4つのデメリット
noteは手数料がかかること以外に、3つのデメリットがあります。
人によっては不便に感じることもあるでしょう。
- 広告に制限がある
- 装飾の自由度が低い
- ペナルティがある
念の為確認してみてください。
1.広告に制限がある
noteでは自由に広告を貼れません。
広告を掲載できるのはプレミアム会員だけ、種類はAmazonウィジェットのみと条件が限られています。
Googleアドセンスへの申請やASPとの連携はできないので注意しましょう。
本格的なアフィリエイトで稼ぎたいという方は別のプラットフォームを検討する必要があります。
2.装飾の自由度が低い
noteの装飾の自由度は低いです。
ブログのようにマーカーを引いたり、ボックスで強調したりすることはできません。
noteで使える装飾の機能は次の5種類だけ。
- 見出し(H3のみ)
- 太字
- 引用
- 中央よせ
- コードの埋め込み
記事を仕上げるのに最低限必要な機能しかないのです。
カラフルな装飾などで個性を出したい方は、noteではできないことを覚えておきましょう。
3.記事内容で制限される可能性もある
利用規約に違反すると、公開が制限される可能性があります。
記事が公開停止になったり、ひどいと売り上げを没収されたりするのです。
規約により禁止されている行為の例は以下の通り。
- 売り上げ公開
- ユーザーに誤解を与える表現
- 株式の銘柄推奨
公開後しばらく経ってから、予告なしに記事が非公開にされる場合も。
特に売り上げ公開に関する決まりは他のSNSにはほとんどないので、不便に感じるともあるでしょう。
noteで稼ぐ5つのコツ
手数料が引かれても問題ないように、記事が多めに売れるよう工夫することが重要です。
こちらでは、noteで稼ぐためのコツを5つ紹介します。
- 魅力的な記事を書く
- 販売前に告知する
- アイキャッチにこだわる
- 特典をつける
- タグを活用する
すぐに実践できることもありますので、参考にしてみてください。
1.魅力的な記事を書く
大前提として、魅力的な記事を書かなければユーザーに購入されません。
たとえ無料部分でも、手を抜くことはNG。
無料部分の質を高めて、少しでも「買ってみようかな」と思わせることが重要です。
例えば次のような情報を記事に落とし込み、アピールしましょう。
- 投稿者の紹介
- 記事を読むメリット
- 情報の根拠
- 記事を読むことで解決できる悩み
有料部分にどれだけレベルの高い内容を書いても、まずは買われなければ売り上げにはなりません。
無料部分をブラッシュアップして買い手を引きつけてくださいね。
2.販売前に告知する
記事の販売を行う前に、告知を行いましょう。
事前に記事の存在を知らせて、ユーザーの興味を育てておくためです。
LINE公式アカウントやメルマガにユーザーを集めて一斉に情報を送ると効率的です。
noteで公開するテーマの事前知識や、購入のメリットなどをあらかじめ伝えておくと、公開時に抵抗なく記事を買ってくれるようになります。
3.アイキャッチにこだわる
アイキャッチとは、記事が並んだ時にタイトルと一緒に表示される画像部分のこと。
Twitterで記事を共有した際にも表示さます。
記事の第一印象となるので、アイキャッチにこだわっておくことが重要です。
ユーザーの目に留まるためには、次のような工夫が効果的。
- 記事の概要を伝える
- 文字は読みやすくする
- 記事の内容とマッチさせる
- 他の記事との重複を避ける
- ごちゃごちゃと装飾しない
無料のアプリやWebツールで簡単にアイキャッチは作れるので、他の記事との差別化につながる個性的なアイキャッチを考えてみましょう。
4.特典をつける
可能であれば記事の購入特典をつけましょう。
購入金額以上の価値を演出し、ユーザーの満足度を高めるためです。
例えば以下のような特典が効果的。
- 質問受付
- 追加情報の配信
- 他の商材の割引
- おまけの資料を配布
記事に金額以上の価値を見出してくれたユーザーは、リピーターになる可能性もあります。
5.ハッシュタグを活用する
ハッシュタグは、「#」の後ろに任意の単語をつなげて使います。
検索で記事を見つけやすくするのに効果的なので、記事にはハッシュタグを設定しておきましょう。
noteの検索でタグなしで「稼ぎ方」と入力すると「ブログでの稼ぎ方が分からない」「簡単な稼ぎ方はないかな」など、言葉が含まれている記事が一斉に出てきます。
「#稼ぎ方」なら、稼ぎ方のノウハウに関する記事をピンポイントで表示可能。
「稼ぎ方」を主題にした記事を絞って検索できるのです。
検索結果の中で記事が埋もれてしまうのを防げるでしょう。
noteよりも手数料がかからないプラットフォーム3選
noteでは決済手数料とプラットフォーム利用料が二重で引かれます。
そのため販売額の15.5〜32%が引かれてしまうのです。
手数料として高いと感じる方もいるかもしれません。
そこでこちらでは、noteよりも手数料がかからないプラットフォームを3つ紹介します。
- オンクラス
- WordPress
- Brain
- LINE公式アカウント
- 有料メルマガ
特に定額制のサービスであれば、どんなに売り上げが生まれても決まった金額以上の支払いは発生しません。
コンテンツをたくさん売るほどに料金がお得になるでしょう。
自分に合った配信方法がないか確認してみてください。
1.オンクラス
オンクラスは、教育向けのプラットフォームです。
会費制で利用者にコンテンツを限定公開できます。
オンライン講座や教育サービスを作るのに最適です。
利用は月額制で、手数料を取られることなく無料から利用できます。
主な機能は以下の通り。
- テキストコンテンツや動画の配信
- 受講者の進捗確認
- 受講者との感想共有
- 複数人での管理
人に何かを教える目的でnoteを利用している方は、ぜひオンクラスの利用をご検討ください。
2.WordPress
WordPressではcodoc(コードク)というプラグインを導入することで、有料記事の販売を行えます。
codoc自体の導入は無料で、15%の決済手数料がかかる仕組み。
noteでは手数料が合計で15.5%〜32%かかるので、codocであれば確実に手取り金額を増やせます。
投げ銭機能やサブスク配信にも対応しているので、noteに近い感覚でコンテンツを提供できるでしょう。
他のプラットフォームに頼ることなく有料記事を配信したい方には、WordPressとcodocを組み合わせるのがおすすめです。
3.Brain
Brainではnoteのようにサイト内で有料記事の販売ができます。
記事販売の手数料は12%です。
noteの最大手数料の半分以下で売り上げを作れます。
気に入った記事があれば紹介し、アフィリエイト収入を得られることが特徴。
アフィリエイターが宣伝してくれればnoteよりも効率的に集客できるでしょう。
スマートなオンライン講座を作るなら「オンクラス」
オンライン講座の開講を予定している方は、オンクラスをぜひご利用ください。オンクラスは、教育に特化したプラットフォームです。講座の利用者向けに、動画やテキストコンテンツを提供できます。
- 感想の共有
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