「動画教材を販売したい」
「どうやって販売するのだろうか」
「動画教材を販売できるサイトが知りたい」
そんな悩みにお答えしていきます。
スマートフォンやインターネットが普及したことにより、動画の需要が高まっています。
教材も、テキストよりも気軽に視聴できてわかりやすい動画の方が、文字ばかりのテキストコンテンツよりも好まれる傾向です。
しかし、動画教材の重要性はわかっていても販売方法を知らなければ、なかなか導入できないでしょう。
そこで、こちらの記事では以下の内容について解説していきます。
- 動画教材を販売する方法
- 動画教材におすすめのコンテンツ
- 動画教材を販売できるプラットフォーム
- 動画教材の販売を成功させるコツ
ぜひこの記事を参考に、動画教材の販売方法について確認してみてください。
動画教材を販売する4つの方法
動画教材を販売する方法は、主に4通りあります。
- 自分のサイトやブログで販売する
- ショッピングサイトで販売する
- プラットフォームを利用する
- 独自の動画販売サービスを立ち上げる
1つずつ見ていきましょう。
1.自分のサイトやブログで販売する
自社の運営するサイトやブログを利用して、動画教材を販売する方法があります。SNSなどで動画教材を紹介し、ブログやサイトへ誘導します。そこで、購入希望者にメールで申し込みをしてもらうという流れです。
動画教材もメールで送れるので、購入希望者と簡単なやり取りだけで売買できます。
動画教材販売初心者でも、簡単に始められるのがメリットです。
ただし、入金確認や顧客情報の管理など1件ずつの手間がかかるので、購入希望者が増えると作業が煩雑になります。
また、手軽に売買できるため、コピーされて外部に漏れてしまうリスクがあります。
2.ショッピングサイトで販売する
専用のお店を出して、動画を販売する方法です。
ショッピングサイトは誰にでも開放しているサービスなので、自社のWebサイトやブログを運営していない人におすすめです。
ただし、ショッピングサイトによって、サービス利用料や決済手数料がかかることがあり利益はやや減ります。
また、ショッピングサイトによりアップロードできる容量が十分でないことがあるので、長い動画コンテンツを販売するのにはあまり適していません。
3.プラットフォームを利用する
動画販売専用のプラットフォームを利用すれば、手軽に教材を販売できます。自動で動画販売を行ってくれるので、手間をなるべく省きたい方におすすめです。
また、似ているジャンルの動画としておすすめに表示してくれることがあるので、より多くの人に購入してもらうチャンスが広がります。
ただし、自社の動画から他の関連動画に人が流れるリスクも持ち合わせています。販売手数料がかかるので、利益が減ってしまうことを考慮しておことが必要です。
4.独自の動画販売サービスを立ち上げる
自社独自で動画販売サービスを立ち上げる方法があります。
他の方法に比べると立ち上げるのに手間がかかりますが、自社の動画のみを表示できるので他社に人が流れるリスクがありません。
販売の自動化も可能なので、一度システムが出来上がってしまえば、後は楽に販売できます。
ただし、多くの初期費用やランニングコストがかかる点には注意が必要です。
動画教材の販売におすすめのコンテンツ形式3選
こちらでは、動画販売におすすめの形式を3つ紹介します。
- ストーリー形式
- セミナー形式・授業形式
- アニメーションの活用
動画教材を作成する際の参考にしてみてください。
1.ストーリー形式
ストーリー形式の教材は、ユーザーの共感を得やすいのが特徴です。感情を揺さぶられるようなストーリーを作れば、印象に残りやすく内容の理解を深めるのに効果的です。
さらに、ストーリー形式にすることで順序立てて話を展開できるので、順番に伝えたい内容の教材に向いています。
2.セミナー形式・授業形式
セミナー形式や授業形式の動画教材は、自宅にいながら講義を受けられるのが特徴です。セミナー形式の場合、チャット機能と併用すればその場で質疑応答なども可能なのでユーザーの満足度を高められます。
授業形式は、講義の内容を動画に録画して販売する方法です。
繰り返し学習ができるので、ユーザーの利便性が上がります。
ユーザーにとって使いやすい動画教材を作れば、購入につながる確率がアップするでしょう。
4.アニメーション形式
アニメーション形式は、わかりやすい教材を作るのに適しています。実写だとなかなか難しい演出も、アニメーションなら可能です。
また、難しい内容を解説する際は、アニメーションの方が親しみやすく理解度を深めることにも繋がります。
ただし、質の高いアニメーション動画は外注するケースが多く、コストが高くなりがちなので注意が必要です。
動画教材を販売できるプラットフォーム7選
こちらでは、動画教材を販売できるプラットフォームを7つ紹介します。
- オンクラス
- Vimeo
- Udemy
- Teachable(ティーチャブル)
- Lekcha(レクチャ)
- Thinkific
- manebi(マネビ)
1つずつ特徴をみていきましょう。
1.オンクラス
オンクラスは、オンライン教育を実現するプラットフォームです。動画やテキストで教材を作成し、オンライン上でいつでも提供できます。
学習計画機能や小テスト機能など、ユーザーの学びをサポートする機能が充実しています。その他、LP制作や公式LINE連携など、ユーザーの利便性を高める拡張機能も実装済みです。
受講生が5人までなら無料でお試しできるので、まずは体験してみてください。
2.Vimeo
Vimeoは、世界中で利用されているプラットフォームです。YouTubeのようにアカウントを作成して、動画をアップロードしたり管理したりできます。有料の動画を販売するにはVimeo PROやBusinessへのアップグレードが必須です。アップグレードすると、動画のセキュリティ対策も行えるようになります。
動画の提供から販売・決済までが1つのサイトで行えるので、手間をかけずに動画の販売が可能です。芸術性が高い動画が多く、特にクリエイターが利用するのに向いています。
3.Udemy
Udemyは、動画学習ができるコースを販売するプラットフォームです。無料で講師に登録してコースを作成します。Udemy内で動画のアップロードから販売、決済まで行えます。
Udemyは集客も行ってくれるので、コースを作り立てで顧客が集まらないときに助かるでしょう。ただし、手数料が販売価格の30~50%ほどかかるので、高額な動画教材の販売には向いていません。
有料講座の宣伝に、無料動画を公開する場として利用すると良いでしょう。
4.Teachable(ティーチャブル)
Teachableは、アメリカから生まれたオンラインスクールプラットフォームです。世界中で、2万人以上の講師が自身のオンラインスクールを開講。月額3,000円程度の有料アカウントを登録すると、動画のアップロード、販売から決済までをワンストップで行えるようになります。
パソコンやタブレット、スマートフォンなどあらゆるデバイスに対応していて利便性に優れています。Teachableには無料プランが存在し、収入が発生しないうちは手数料の支払いはありません。まずは試しに使ってみると良いでしょう。
5.Lekcha(レクチャ)
Lekchaは、2022年3月24日から提供が開始された動画講座の作成、販売プラットフォームです。販売用のホーページを作成し、決済や受講者管理などを一元管理できます。日本のインストラクター用に作られているので、海外のサイトは不安な方におすすめです。
フリープランから始められるので、動画教材を販売するのが初めての方も利用しやすいでしょう。わからないことがあれば、LINEで気軽に相談できます。
6.Thinkific
Thinkificは、カナダ発のプラットフォームです。アカウントを登録すると、動画のアップロードから決済までをシステム内で完結できます。
英語表記ですが、Googleの翻訳機能を使えばスムーズな日本語に翻訳されるので難なく利用できるでしょう。無料プランがあり、3つの動画コースを取引手数料なしで販売できます。
機能に合わせて4つのプランから選択できるので、まずは無料プランで使いやすさなどをチェックしてから有料プランを検討するのが良いでしょう。
7.manebi(マネビ)
manebiは、ユーザーが先生にも生徒にもなれるオンライン学習のマーケットプレイスです。配信されている動画は1,500コース以上。コースの料金は無料/有料自由に選べます。
初期費用や月額費用はかからず、成功報酬型を採用しているので売れなかったとしても料金の支払いが発生しないので安心です。
動画教材の販売を成功させる3つのコツ
動画教材の販売を成功させる3つのコツを紹介します。
- 集客をしっかり行う
- 動画を購入するメリットを提示する
- 長期的に販売できる動画を作成する
ぜひ参考にしてみてください。
1.集客をしっかり行う
動画を作成して販売しても、すぐに売上を上げるのは困難です。動画を宣伝して、集客を行って行きましょう。
SNSで情報を発信したり、既存顧客にメルマガを配信したりすることがおすすめです。
予算に余裕があるなら、最初に有料広告を出すのも効果的です。購入者が増えてきたら、口コミによりどんどん広めてもらうことが期待できます。
売れるようになるまでは、集客を欠かさずに行っていきましょう。
2.動画を購入するメリットを提示する
どれだけ良い動画を作ったとしても「見ればわかります」と言われて購入を決める人は少ないでしょう。
ユーザーが動画を購入すると、どのようなメリットが得られるのか、具体的に提示することが大切です。
動画の良さを伝えるのが難しいなら、一部を無料公開して続きが見たくなるように工夫するのも良いでしょう。
3.長期的に販売できる動画を作成する
たとえ時間や手間がかかったとしても、長期的に販売できる動画を作成しましょう。途中で修正したり内容を追加したりするのは、手間もコストもかかってしまうからです。
なるべく後で編集しなくて済むよう、作成段階で抜け・漏れがないかしっかりチェックしたり、最新の情報を掲載したりすると良いでしょう。
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