「noteの投げ銭ってどんなシステム?」
「どうやって稼げばいいの?」
「投げ銭を集めるコツは?」
noteで稼ぐ方法の1つであるクリエイターサポート機能が「投げ銭」と呼ばれています。
「投げ銭を上手に集めれば大きく稼げるのでは…?」と感じますが、どのように攻略すれば良いのか情報が少ないのが現状です。
ただnoteを公開するだけでは投げ銭を集められません。
有益なnoteでユーザーに価値を感じてもらうことが重要です。
そこでこの記事ではnoteの投げ銭について以下の内容を解説します。
- 投げ銭機能の概要
- noteで投げ銭を募集する方法
- 投げ銭を受ける注意点
- 投げ銭をもらうまでの準備
- 投げ銭以外の収益化方法
- noteを販売するコツ
投げ銭が上手く集まらずに悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。
そもそもnoteの投げ銭機能とは
まずは投げ銭機能のイメージが湧かない方のために概要をサクッと解説します。
- 投げ銭機能の概要
- 手数料の計算方法
- 非公式の投げ銭募集
投げ銭をまだ使ったことがない方は、こちらで機能の特徴を知っておきましょう。
1.投げ銭機能とは
noteの投げ銭は、正式には「クリエーターサポート機能」と呼ばれています。
応援しているクリエイター(投稿者)に、ユーザーがお金を送るチップのような機能です。
公開した記事の最後にある「気に入ったらサポート」という緑色のボタンをから支援ができます。
ユーザーは送る金額を次の4つの中から選択します。
- 100円
- 500円
- 1,000円
- 自由入力(1万円まで)
投げ銭での支援は強制ではありません。
稼ぎの1つになるのはもちろん、一緒に届くメッセージで感想を知ったり、活動のモチベーションを高めたりするきっかけになります。
2.noteの投げ銭にかかる手数料
投げ銭は100円からと小さな金額ですが、手数料がかかります。
手数料の計算方法は通常の売り上げと同じです。
以下の計算で手数料が決まります。
- 受け取り金額から決済手数料を引く
- 決済手数料を引いた後の金額からプラットフォーム利用料(10%)を引く
- 振り込み手数料(270円)を足す
決済手数料はユーザーの支払い手段によって代わります。
- クレジットカード決済5%
- 携帯キャリア決済15%
例えばクレジットカード決済で500円を受け取った時に手元に残る金額は約157円。
振り込み手数料を節約するため、積み重なった売り上げをある程度まとめて受け取り申請するといいでしょう。
3.非公式の投げ銭募集も行われている
noteでは、投稿者の中から生まれた非公式の投げ銭募集があります。
有料記事を書き、無料で読めるパートに伝えたい情報を全て掲載する方法です。
無料パートの最後に「この先には文章はありません」と但し書きをした上で、ユーザーに投げ銭を促すメッセージを添えるのです。
公式の投げ銭機能はnoteの登録ユーザーしか使えません。
一方で有料記事であれば未登録のユーザーでも単発購入が可能です。
noteの内容に関する記憶が新しいうちに投げ銭を促したり、幅広いユーザーから支援を受けたりするために、非公式の投げ銭募集が行われています。
noteで投げ銭を募集する方法
投げ銭の募集フォームは各記事の下に自動で表示されています。
表示の有無は変えられませんが、募集のカスタマイズが可能です。
手順は難しくありませんので一緒に設定を進めてみましょう。
- アイコンをクリックしてメニューを表示する
- メニューの「アカウント設定」を開く
- リアクションの設定を開く
このように設定画面に進み「サポートエリアの説明文」で任意の募集文を入力しましょう。
また、投げ銭へのお礼文も自由に決められます。
お礼文は複数登録できるので、投げ銭のリピートを促すのに使えますよ。
noteで投げ銭を受ける際の注意点
投げ銭を集めれば収入アップを期待できます。
しかし、投げ銭を募集する際に注意しておきたいことが2つあります。
- 必ずもらえるわけではない
- 呼びかけ方によっては規約に違反する
それぞれ確認しておきましょう。
1.必ずもらえるわけではない
投げ銭は必ずもらえるわけではありません。
noteを読んだユーザーが内容に価値を感じたり、支援したいという気持ちを持ったりしてくれなければ、行動を起こすことはないからです。
noteでは投げ銭をしなくても不便なく機能を楽しめるので、全員が支援してくれるとは限りません。
ユーザーが「投げ銭で気持ちを伝えたい」と思ってくれるよう、コンテンツの質を高めることが重要です。
2.呼びかけ方によっては規約に違反する
投げ銭の呼びかけ方によってはnoteの規約違反になる可能性があります。
具体的には次の2つの行為が、noteでは禁止されています。
- 内容のない記事で投げ銭の募集だけを行う
- 寄付や投げ銭を直接的に呼びかける
記事に価値を感じた際のプラスアルファとして発生するのが本来のサポート機能です。
お金を恵んでくれるよう頼み込むような書き方はしないようにしましょう。
規約に違反するだけではく、ユーザーからの印象も悪くなります。
noteで投げ銭をもらうまでに準備すること
ただ日記を投稿するような作り方では、よほどのきっかけがなければ投げ銭はもらえません。
戦略的に記事を公開して読者の満足度を高めることが、投げ銭をもらうのに重要です。
こちらでは投げ銭を受け取るため、記事の公開までに準備することを解説します。
- 記事作成
- 集客
- 教育
- 販売
有料noteを本格的に販売したい方でも参考になる内容なので、ぜひ参考にしてみてください。
1.記事作成
公開する記事を企画し、作成しましょう。
内容が思い浮かばなければHARMの法則に当てはめるのがおすすめです。
読者が抱える悩みを次の4つに分類する考え方。
- H ealth : 健康・美容・容姿
- A mbition : 将来の夢・キャリア・進路
- R elation : 人間関係・恋愛
- M oney : お金
この法則を使い読者の悩みを鮮明に描くことで、ターゲットや記事のテーマが明確に決まります。
結果として、主張の揺らぎがなくピンポイントな読者に刺さる記事が書けるでしょう。
2.集客
noteを買ってくれる可能性が高いユーザーたち(見込み客)を集め、クローズドな空間に誘導します。
Twitterに1,000人のフォロワーがいても、全員がnoteを買ってくれるわけではないからです。
例えば以下のような手段で見込み客の囲い込みができます。
- LINE公式アカウント
- メルマガ
- オンラインサロン
記事の作成と並行して進めても問題はありません。
noteへの関心が強い人をあらかじめ選別し、ピンポイントなアプローチを行いましょう。
3.教育
見込み客を集めたら、教育に進みます。
購入障壁を取り除く事前の仕込みを行うためです。
こちらも記事作成と両立できます。
教育というと洗脳的なイメージがあるかもしれませんが、主に行うのは「noteを書いたいという気持ちをMAXにさせること」です。
たとえば、
- その道の専門家であることをアピールする
- ノートを読んで行動を起こすこと得られるメリットや変化を伝える
- なぜチャレンジするべきなのかを伝える
などを見込み客に伝え、発売日までに見込み客の購入意欲を高めましょう。
4.販売
販売はここまでの準備が全てです。
noteを販売してからは、小手先のテクニックはなかなか通用しません。
逆にいうとここまでの3つのフェーズをしっかり準備できていれば、noteはスムーズに売れるということです。
事前に集めた見込み客に販売の告知を行い、購入を促しましょう。
このように徹底した教育を受けて購入したユーザーは、あなたにもnoteにも信頼を持ってくれます。
通りすがりで買った人に比べると事前の関係性が強いので、投げ銭を受け取れる確率が高まりますよ。
noteの投げ銭以外の収益化方法3選
noteでは投げ銭以外でも収益を得られます。
- 有料note・有料マガジン
- サークル
- ストア
投げ銭だけで安定的な稼ぎを作るのは難しいので、他の機能も積極的に使いましょう。
1.有料note
noteのスタンダードな稼ぎ方が、有料noteの配信です。
ブログ記事のようにテキストや画像でコンテンツを仕上げ、値段を付けて販売するイメージ。
「どこまでの情報を無料で見せて、どこからは買わないと見られない」という境目を自由に決められます。
1.有料マガジン・定期購読マガジン
「マガジン」とはnoteを集めた雑誌のような機能です。
有料マガジンを買うと、中に含まれるnoteが読み放題になります。
定期購読マガジンは、毎月決まった額を支払ってもらう代わりに、定期的に新作noteを増やしていく方法。
どちらもファンを囲い込んで稼ぎを育てていくのに有効です。
2.サークル
noteには「サークル」という簡易的なオンラインサロンを作れる機能があります。
サークルにメンバーを集め、毎月決まった会費を支払ってもらって稼ぐ方法です。
サークルの使い道には、以下のようなものがあります。
- 共通のテーマについて話すコミュニティ
- 自分のファンクラブ
- オンライン教育を行う講座
メンバーの増減はあるものの、安定した稼ぎ技を作れるのがポイントです。
3.ストア
「ストア」は外部ECサイトに出品している商品をnoteにまとめて一覧表示する機能です。
ストアに一覧化した商品はnote内への埋め込みも可能。
提携しているECサイトは以下の6つです。
- STORES
- minne
- BASE
- iichi
- MUUU
- EC-CUBE
直接的にnoteの売り上げ残高になるわけではありませんが、各ECサイトでの販売を後押しできます。
投げ銭を増やすためにnoteを読んでもらう3つのコツ
投げ銭をたくさん受け取るには、noteが多くのユーザーの目に触れることが重要です。
こちらではnoteを読んでもらうためのコツを3つ紹介します。
- Twitterでの拡散を狙う
- プレミアム会員になる
- アフターフォローをつける
自分だったらどのようなnoteなら「投げ銭で気持ちを伝えよう」と感じるのか、一緒に考えながら参考にしてみてくださいね。
1.Twitterでの拡散を狙う
ユーザーがnoteのことを知りたいと感じるよう、Twitterで拡散を狙いましょう。
ただ「noteを更新しました!」をお知らせを呟くだけでは、なかなかバズは起こりません。
そこでTwitterでモニターを募集するのがおすすめです。
有料で公開する予定のnoteを事前に読んでもらい、感想をフォロワーに伝えてもらうのです。
モニターのフォロワーが多いほどに宣伝力は上がり、noteの存在が遠くまで知れ渡りますよ。
また、感想ツイートを見た人が「知り合いがすすめるnoteなら信用できる」と感じる効果もあります。
2.プレミアム会員になる
noteには月額500円のプレミアム会員制度があります。
例えば以下の機能でnoteの販促ができます。
- 数量限定販売で希少性のアピール
- 定期購読マガジンでリピーターの獲得
- 販売価格の上限アップ(1万円から5万円に)
プレミアム会員になると機能面が充実し、販売方法が広がるので利用しましょう。
3.アフターフォローをつける
noteの購入特典にアフターフォローをつけるのがおすすめ。
購入者にさらなる価値を感じてもらうために有効だからです。
- 購入後1か月間なんでも質問に応える
- 最新情報があればnoteに追記
- 購入者の中から抽選でコンサル
など、noteに付加価値を与えましょう。
購入者はアフターフォローがあったほうが、読んで終わりのnoteよりも魅力的に感じるはずです。
スマートなオンライン講座を作るなら「オンクラス」
オンライン講座の開講を予定している方は、オンクラスをぜひご利用ください。
オンクラスは、教育に特化したプラットフォームです。講座の利用者向けに、動画やテキストコンテンツを提供できます。
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