「Lステップコンサルタントに興味はあるけど、何から始めればいいの?」
「構築代行って実際どんな仕事?」
そんな疑問を抱えていませんか?
Lステップは高単価案件が多く、スキルを磨けば大きく稼げるチャンスが広がっています。
ただ未経験の方にとっては、最初の一歩が見えづらいのも事実です。
この記事では、以下の内容を分かりやすく解説します。
Lステップコンサルタントに興味がある方はぜひ参考にしてください。
Lステップコンサルタントの仕事をざっくり解説
Lステップコンサルタントとは、LINEの拡張ツール「Lステップ」を活用し、クライアントのビジネスを自動化・効率化・収益化へ導くサポートをする人です。
単にLステップを「構築」するだけではなく、目的や課題をヒアリングしたうえで、最適な設計や導線を提案していきます。
イメージしやすいように、実際の業務を簡単にまとめてみました。
- クライアントの課題ヒアリング
- シナリオ・タグ設計、セグメント分け
- Lステップの構築または設計支援
- 運用後の改善提案やPDCA支援
- 必要に応じたレポートや数値分析
クライアントのLINEを自動で売上を生む仕組みに変えていく仕事なので、単に作業するだけではなく「提案力」「戦略思考」が求められます。
しっかり知識とスキルを身につければ、マーケティングのプロフェッショナルとして長く活躍できる仕事ですよ。
Lステップコンサルタントになるまでの6ステップ
Lステップコンサルタントになるのは険しい道のりかもしれませんが、少しずつ実績を積み重ねていけば実現できます。
コンサルタントになるまでの最短ルートを6STEPに分けてご紹介していきますね。
それぞれのステップでやるべきこと、意識すべきポイントを押さえて、着実にステップアップしていきましょう。
もちろん、LステップやLINE公式アカウントの操作は一通りマスターしていることが大前提。
まだ触ったことがない人は「STEP0」として、まずは操作に慣れるところから始めてくださいね。
STEP1:Lステップ導入でできることを理解しておく
Lステップを仕事にするには、まず「そもそもLステップ導入で何ができるのか?」をしっかり理解しておく必要があります。
クライアントにきちんと説明できることが、信頼されるための第一歩になりますよ。
主に、Lステップでできることは以下の通りです。
- LINEでステップ配信(シナリオ)を自動化できる
- 属性ごとにメッセージの出し分け(セグメント配信)ができる
- 診断・アンケート・申込フォームの作成ができる
- 予約管理やリマインドメッセージも自動化できる
- 行動履歴やタグを活用したスコアリング・分析が可能
LINE公式アカウントだけでは実現できないような、高度な自動化・マーケティング機能がそろっているのがLステップの強みです。
コンサルタントを目指すなら、どの機能がどんな業種に役立つのか提案の引き出しを増やしておくと有利ですよ。
STEP2:自己紹介Lステップを作る
Lステップの機能を一通り学習したら、自己紹介用のLステップを作ります。
作成にあたり、以下の5つのポイントをしっかり押さえておきましょう。
- Lステップを知らない人でも魅力が伝わるようにする
- Lステップの機能と自分の紹介をする
- 申し込みフォームを用意する
- 実績ができたら順次掲載する
- 名刺やSNSで拡散する
クライアントに送る名刺代わりのアカウントなので、120%の完成度を目指してください。
あなたの一番最初の実績になります。
Lステップの魅力を知ってもらうには触ってもらうのが一番なので、クライアントが直感的に操作できるよう丁寧に設計されたアカウントを目指してください。
STEP3:構築代行をして経験を積む
自己紹介のLステップができたら、実績と経験を積むために構築代行を行いましょう。
先人のLステップコンサルタントの下に付いて、鍛えてもらうのが理想です。
いきなりコンサルタントとして活動しても良いですが、クライアントの立場になって考えると、実績が全くない方に全て任せるのは不安でしかありません。
逆に構築代行を間に挟んで実績と経験を積んでいけば、コンサルタントの話は向こうからやってくるでしょう。
構築代行をする時は、常にコンサルタントの立場になって構築の意味を考えながら進めてください。
自分ならどうするか改善案を考えるのも重要です。
STEP4:コンサルタントとして仕事を開始
Lステップの実績が十分に溜まってきたら、いよいよコンサルタントとして仕事を開始します。
構築代行の業務に加え、Lステップのマーケティングも担当するので収益は飛躍的に向上するはずです。
ただしその分、クライアントへの売上に責任も発生するので、より気を引き締めて仕事に望んでください。
またコンサルタントとして仕事が回り始めたら、徐々に案件の数が増えて自分一人では処理しきれなくなってくるかもしれません。
その場合は、今度はあなたが構築代行を雇ったり、外注やチーム化を進めたりして事業を拡大しても良いでしょう。
Lステップの構築代行に必要な3つのスキル
構築代行の仕事は、クライアントやコンサルタントが作った仕様書通りにLステップを構築することです。そのため主に3つのスキルが必要になります。
【構築代行に必要なスキル】
順に解説していくので、まずはこの3つから勉強していきましょう。
1:LステップとLINE公式アカウントのスキル
Lステップのコンサルタントとして活躍するからには、Lステップのスキルは大前提です。隅々まで理解した上で、最新のアップデートも細かく追いかけましょう。
また、LステップはLINE公式アカウントのAPIツールなので、その知識やスキルも欠かせません。必ず業務に関わってくるので、忘れないようにしてください。
想定通りにシナリオが配信されるのも重要ですが、裏側のデータ収集システムの設定はミスしても表面上は分からないので見落としがちです。
あとになってから気づくとクライアントに損失を与えてしまうので、タグや友だち情報のつけ間違いには最新の注意を払いましょう。
また、LINE公式アカウントの基本的な使い方は4つあります。
- 友だち登録者を募る
- メッセージを送る
- リッチメニューを作る
- あいさつメッセージの作成
この基本的な使い方もしっかりマスターしておきましょう。
2:ライティングスキル
LINEはあくまでもメッセージアプリなので、それを動かすLステップも文章が主体となります。魅力的な文章を書くライティングスキルは必須になるので、必ず磨いておきましょう。
ライターを雇って業務委託しても良いですが、最低限の知識がなければ良し悪しも分かりません。もし既にライターの経験がある方であれば、ノウハウをそのまま活かせるはずです。ただし、通常のWebライターとは書き方が少し違うので注意が必要です。
【Lステップシナリオに求められるライティング】
- SEOは関係ない
- セールスライティングが基本
- シナリオ全体の構成を意識する必要がある
どんなに販売する商品が良くても、ライティングで魅力を伝えられなければ売上は全く上がらないので、厳しくチェックしてください。
3:デザインスキル
Lステップでは画像も重要な要素の1つなので、デザインスキルも重要です。パッと見の印象は新規登録者の離脱率に大きく影響するので、入念にチェックしましょう。
【Lステップのデザインに求められること】
- ひと目でボタンだと分かるデザイン
- シナリオとリンクした画像選定
特にLステップではリッチメニューを頻繁に切り替えるので、何枚もの画像が求められる場面が多いです。その状況にあったデザインが必要なので、適切に作り分けてください。
Lステップのコンサルタントに必要な2つのスキル
コンサルタントの仕事は、構築代行の業務に加えてクライアントへのLステップの提案をも含まれます。直接クライアントと話し合ってLステップの設計図を作るので、更に2つのスキルが必要でず。
【Lステップコンサルタントに必要なスキル】
順に解説していくので、スキルアップを目指してください。
1:マーケティングスキル
LステップはLINEを使ったマーケティングツールなので、マーケティングスキルは欠かせません。コンサルタントとして働く場合、メインになるスキルなので常に勉強を続けましょう。
マーケティングと一口に言っても様々ですが、Lステップに必要なのは4つです。
【Lステップに必要なマーケティングスキル】
- 集客経路の考案
- 収益手段の明確化
- データの収集・分析
- 改善施策の考案
仕事は多岐に渡りますが、できるコンサルタントほど広い範囲をカバーできます。
Lステップやマーケティングの勉強はインターネットだけでなく教材や書籍もおすすめです。
教材を購入する場合は、マーケティングスキルの習得だけでなくグループでの勉強会や面談などの強いサポートがあるものにしましょう。
▼Lステップ学習におすすめの教材についてはこちら▼
【初心者必見】Lステップ学習におすすめの本5選!マーケターになる方法や習得すべきスキルも紹介
>>【初心者必見】Lステップ学習におすすめの本5選!マーケターになる方法や習得すべきスキルも紹介
2:ヒアリングスキル
コンサルタントとして働く場合、クライアントの要望を聞き出すヒアリングスキルはとても重要です。
全てのクライアントが明確な目的とLステップへの理解を持っているとは限らないので、言われたとおりに仕事をすると作り直しになるケースもあります。
売上を高める方法1つ取っても、細分化すると方法はいくつも考えられます。
【Lステップで売上を高める方法】
- 新規の獲得量を増やす
- リピート率を上げる
- 高単価商品の販売率を高める
- 業務を自動化する
クライアントは新規の獲得量を増やしたいのに、リピート率を高めるためのLステップを納品してしまうと絶対に満足してくれません。
両者の思惑にズレがあると完成するLステップもズレるので、必ずヒアリングを通して目的を明確にしておきましょう。
ステップを勉強する方法や最速で学ぶために必要なことなどは、以下の記事で解説しています。ぜひチェックしてみてください。
>>【先駆け】Lステップを勉強する方法3選!独学のコツ・最速で学ぶ教材を詳しく紹介
Lステップコンサルの料金設定
Lステップコンサルの料金相場を3パターンに分けて解説します。
Lステップのコンサルを行う際の参考にしてみてください。ではそれぞれ確認していきましょう。
1:Lステップ構築代行のみ:月20〜50万円
構築代行の魅力は自分の商品がなくても成り立つところです。
クライアントの導入の手助けをし、その対価として報酬を受け取ります。
相場は20〜50万円と言われていますが、代行の量によっては金額も異なります。
Lステップの構築代行の仕事内容は大きく以下の3点です。
- Lステップ全体の構築
- リッチメニューのデザイン
- シナリオの執筆
クライアントによってはこの作業内容も異なるため、事前に確認しておきましょう。
構築代行では、Lステップに詳しくない人との打ち合わせが増えるため、コミュニケーションスキルが重要です。
さらにシナリオにはライティングスキルも必要になるため、継続して案件をもらったり単価をあげたりしたい方は、構築以外のスキルも身につけておきましょう。
2:運用コンサルのみ:5万円〜
Lステップの運用コンサルのみの場合、相場は5万円からと言われています。
個人で行う場合、実績やスキルによって報酬金額は異なります。
中には「軽い相談のみで1,000円」や「質問◯個まで3,000円」などのサービスを提供している人もいるため、自分のできる範囲で決めましょう。
運用コンサルで伝える主な内容は以下の通りです。
- Lステップを使ったマーケティング戦略
- 売れるリッチメニューデザインやテキスト
- 友だち獲得方法
- データ分析機能の使い方
- その他質問への回答
個人のスキルが高かったり知識が豊富だったりする場合は、より多くの報酬を期待できるでしょう。
気に入ってもらうことができれば、リピート利用してもらえる可能性も高まります。
3:構築代行+コンサル+データ解析:月50万円〜
Lステップの構築代行にコンサルもつけてデータ解析もするとなると、その相場は構築代行に上乗せで月50万円ほどかかります。
この金額ももちろん作業量やコンサルの内容によって左右されるため事前に確認しておきましょう。
すべきことも増えるため、事前にズレがないようにお互い最終確認する必要があります。
確認を怠っていると「このコンサルもついていると思っていた」などの勘違いが生まれ、追加料金が発生したりトラブルにつながったりしてしまいます。
Lステップの構築費用に関して詳しく知りたい方はオンビジの「【まるわかり】Lステップの構築費用・相場を紹介!代行依頼するときの選び方も解説」という記事もご確認ください。
Lステップの構築代行・コンサルタントとして収益を上げる3つの極意
Lステップの構築代行やコンサルタントになれたとしても、一人一人実力には差があります。ただ闇雲に仕事をこなすだけでは二流にしかなれません。
売上を上げられる一流プレイヤーになるために必要な3つの極意を紹介するので、全て守って更に実力を付けましょう。
【一流Lステッププレイヤーの極意】
一流と二流を分けるポイントなので、ぜひ挑戦してください。
1:クライアントの希望を徹底的に深堀りする
クライアントの希望は徹底的に深堀りし、Lステップを構築するチーム全員が共有しておく必要があります。中途半端な理解のままLステップを提案しても、ズレた案しか出てこないでしょう。
例えクライアントと直接話し合わない構築代行の仕事であっても、意向を無視したLステップを作るようでは話になりません。構築の背景をしっかり汲み取り、形にする必要があります。
【理解しておくべきクライアントの希望】
- 何のためにLステップを使うのか
- どんなものを売りたいのか
- ターゲットは誰なのか
細かく把握すればする程クライアントの要望に即したLステップが作れるはずです。
例えば新規客向けの配信なのか、リピーター向けの配信なのかでは全く内容も異なります。
構築側とクライアント側に認識の違いがある事は1番問題なため、細かい部分まで必ずすり合わせるようにしましょう。
2:提案書を作り込む
コンサルタントの1番の仕事は、クライアントに自分が考えた施策を提案することです。そのクオリティ次第で力量を判断されるので、提案書はしっかり作り込んでください。
【Lステップの提案書に盛り込むべき内容】
- Lステップの導入で実現したい目的
- 売上発生までの経路
- 集客施策の提案
- 複数のプラン
内容は具体的に作り込み、複数のプランを用意してクライアントに最終決定を委ねましょう。
また、用意するプランは3種類がおすすめです。本命プランを中心に据え、価格差を付けて提案しましょう。そうすることで心理学のテクニック「松竹梅の法則」を活用できます。
例えば料亭に入った時、こんなお品書きを見たことがあると思います。
【お品書きの例】
- 松コース(豪華):3000円
- 竹コース(普通):2000円
- 梅コース(質素):1000円
この3つを見た時、つい竹コースを選んでしまうのが「松竹梅の法則」です。
人間はリスクを避け、無難な選択肢を選ぶようにできています。これを逆手に取れば、成約率UPが見込めるでしょう。
他にも提案したいことがたくさんあるから言って、テキストや画像を詰め込みすぎるのはNGです。
シンプルに短く書くことで見やすい提案書になるでしょう。
3:120点の完成度を目指す
特に構築代行としての仕事を始めたての頃は、たとえ価格に見合ってなくても120点の完成度を目指してLステップを作ってください。
序盤は実績が少ないので仕事を取るのにかなり苦労します。だからこそ1つの仕事をポートフォリオに掲載して紹介する場面が多いので、前の仕事のクオリティが次の仕事に直接影響するケースがほとんどです。
また、クライアントを満足させられれば直接紹介を貰えることもあるので、その仕事だけではなく、更に先を考えながら構築を進めましょう。
提案書やLステップの完成度だけでなく、しっかりと意思を伝えるコミュニケーション能力も必要です。
Lステップで稼ぐコツは以下の記事で詳しく紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。