「TikTokの投げ銭ってどうやってやるの?」
「投げ銭ってそもそも何?」
「TikTokの投げ銭でどのくらい稼げる?」
TikTokの機能の1つである投げ銭ですが、やり方や仕組み、還元率について詳しく知りたいといった方もいるのではないでしょうか。
この記事では、TikTokの投げ銭について、視聴者側と配信者側に分けて、以下の内容を詳しく紹介しています。
- 投げ銭の受け取り方、投げる手順
- 投げ銭の換金レート
- 配信者が受け取れる金額
- 投げ銭で注意すべきポイント
配信者として投げ銭を受け取りたい方、視聴者として投げ銭を送りたい方、両者とも参考になる記事となっていますので、ぜひ最後までご確認ください。
TikTokの投げ銭とはTikTokライブで使える機能
TikTokの投げ銭とは、視聴者が配信者にギフトを送れる機能のことで、ライブ配信でのみ利用できます。
もともとTikTokには収益化できるような機能ありませんでしたが、2021年3月に新たに機能が追加され、収益を得られるようになりました。
視聴者がコインでギフトを購入することで、ライブ配信者に投げ銭を送れます。ギフトを受け取った配信者は、ライブ配信終了後に換金することが可能です。
換金レートや還元率について、詳しく確認していきましょう。
TikTokコインの換金レートは1コインあたり約2.5円
TikTokの換金レートは、2023年4月時点で、1コインあたり約2.5円です。レートは時期によって変わり、以前は約2円でしたが、少し値上がりしています。
以下のような形で、コインを購入可能です。
- 65コイン(160円)
- 330コイン(800円)
- 660コイン(1,600円)
- 991コイン(2,400円)
- 1,320コイン(3,200円)
- 3,303コイン(8,000円)
- 6,607コイン(15,800円)
- 16,500コイン(39,800円)
TikTokの投げ銭の配信者への還元率は約30〜50%
TikTok側からの詳細は公表されていませんが、投げ銭の還元率は約30〜50%と言われています。還元率は配信者の活動状況によって異なるのが特徴です。
仮に16,500コイン(39,800円)の投げ銭があった場合、配信者には約12,000円~20,000円ほど入ります。
還元率が低く見えるかもしれませんが、TikTokはユーザー数が多く集客しやすいのが魅力です。集客力をうまく活用すれば、稼げる金額はかなり高くなるでしょう。
TikTokライブ配信での投げ銭の受け取り方を4ステップで解説
ここでは、TikTokで投げ銭を受け取る方法を4ステップで解説します。
1.配信前に受け取り機能をON
ライブ配信中に投げ銭をもらうためには、必ずライブ配信前に受け取り機能をONにしておく必要があります。投げ銭の受け取り機能は「設定」にある「ギフティング受け取り」で変更が可能です。
ライブ配信を始めたあとに、受け取り機能をONにしていないことに気づいたら一旦配信を終了させてから、設定を変更する必要があります。そのため、設定の確認は必ず配信開始前にしておきましょう。
2.ライブ配信開始後ギフトを受け取る
ライブ配信は以下の手順で始められます。
- 通常の投稿同様、「+」ボタンを押す
- カメラ画面の下にある「15秒モード」の箇所を左にスワイプし「LIVE」を選択
ただし、LIVE配信ができるのは16歳以上であること、TikTokが定める基準を満たしている(フォロワー数など)などの条件があるため注意が必要です。
ギフトの受け取りに特別な操作はありません。受け取ったギフトはライブ配信終了後にダイヤモンドに変換され、その後現金化が可能になります。
3.ギフトをダイヤモンドに換金
ライブ配信終了後、受け取ったギフトをダイヤモンドに換金する必要があります。ここでも特別な操作は必要なく、自動的にダイヤモンドに換金されます。1ダイヤモンドあたりの価値は0.5円です。
例えば流星群(3,000コイン)を受け取った場合、1,500円の現金へと換金可能です。
ライブ配信を繰り返し、ダイヤモンドがある程度貯まってきたら現金化しましょう。
4.ダイヤモンドを現金に換金、銀行口座の申請
ダイヤモンドを現金化するためには、PayPalのアカウントが必要です。アカウントを持っていない方は、新たに作成する必要があります。
PayPalの公式サイトから登録を済ませましょう。
なお、PayPal登録の際には、現金受け取り用であっても支払方法を登録する必要があります。使用できる支払方法は以下の通りです。
- クレジットカード(VISA・JCB・AMERICAN EXPRESS・DISCOVER)
- デビットカード(国際ブランドが付いたもののみ)
- 銀行口座(ゆうちょ銀行・みずほ銀行・三井住友銀行・三菱UFJ銀行・りそな銀行・埼玉りそな銀行)
PayPalのアカウント作成後、銀行と紐付けをおこないます。具体的な手順は以下の通りです。
- PayPalのページの上部にある「ウォレット」を選択
- 「銀行口座の登録」を選択
- 銀行情報を入力する
これでPayPal側の準備は完了です。
次はTikTokで換金の申請をおこなっていきます。具体的な手順は以下の通りです。
- 「プロフィール」を選択し「設定とプライバシー」へ進む
- 「ポケット」を選択し「LIVEのギフト」へ進む
指示に従って、現金化の申請をおこないましょう。申請後は、数日後に着金されます。
TikTokライブで視聴者が投げ銭する手順を5ステップで解説
ここでは、視聴者が投げ銭をする手順を6つのステップで解説していきます。
1.ライブ画面下のプレゼントのアイコンを押す
投げ銭を送りたい配信者のライブ配信に移動します。ライブ画面の右下に表示される「ギフト」と書かれたプレゼントのアイコンを押しましょう。
2.表示されたギフトから送りたいものを決める
ギフトが表示されるため、送りたいものを決めましょう。
下記はTikTokの投げ銭で送れるギフトの一部です。
- バラ:1コイン
- ソフトクリーム:1コイン
- フィンガーハート:5コイン
- パンダ:5コイン
- 香水:20コイン
- ドーナツ:30コイン
- 帽子と口ひげ:99コイン
- キャップ:99コイン
- ハンドハート:100コイン
- LOVEバルーン:699コイン
- 温泉:999コイン
- ペンライト:1,599コイン
- キューピット:2,888コイン
- 流星群:3,000コイン
- プライベートジェット:4,888コイン
- アクアカー:6,000コイン
- 幻のキャッスル:20,000コイン
- フェニックス:25,999コイン
3.ギフト群のページの右下に表示されている「チャージボタン」を押す
送りたいギフトが決まったら、コインを購入します。ギフトが表示されるページの右下に「チャージ」ボタンを押します。
チャージ金額が表示されるので、希望の額を選択しましょう。選択できるチャージ金額は以下の通りです。
- 65コイン(160円)
- 330コイン(800円)
- 660コイン(1,600円)
- 991コイン(2,400円)
- 1,320コイン(3,200円)
- 3,303コイン(8,000円)
- 6,607コイン(15,800円)
- 16,500コイン(39,800円)
4.コインを購入する
コインの決済方法は以下の通りです。
- Apple Pay
- Google Pay
- iTunes経由で入金
- Google Playカードから入金
- キャリア決済
なお、ライブ配信前にあらかじめコインを購入することもできます。
その場合は以下の手順です。
- プロフィールを開いて「設定とプライバシー」を選択
- 「ポケット」を選択
- 「チャージ」をタップ
- コインを購入
5.コインを使ってギフトを購入して送る
コインの購入が完了したら、ギフトを購入します。「送る」と表示されるので、タップすると投げ銭の完了です。コインの残高があれば、ライブ配信中何度でも投げ銭が可能です。
なお、ボタンをタップするだけで簡単にギフトが送れるので、あっという間に残高がなくなってしまう危険性もあります。
お金の使いすぎに注意し、予算の範囲内で投げ銭するようにしましょう。
【配信者向け】TikTokの投げ銭で注意したい4つのこと
ここでは、配信者向けにTikTokの投げ銭で注意したい4つのことを紹介します。
- ライブ配信ができるのは16歳以上で一定の条件をクリアした方のみ
- 投げ銭の受け取りはライブ配信中のみ
- 配信者が受け取り機能をONにしなければ投げ銭機能は使えない
- 1年間で受け取った投げ銭が一定金額を超えた場合は確定申告が必要
それぞれ詳しく解説します。
1.ライブ配信できるのは18歳以上で一定の条件をクリアした方のみ
TikTokでライブ配信ができるのは、18歳以上の方のみです。加えて、運営が定めた条件をクリアしなければなりません。
条件の詳細は公開されていませんが、フォロワー数が1,000人以上などの条件があります。最初は通常の投稿を繰り返して、フォロワーを獲得するようにしましょう。
2.投げ銭の受け取りはライブ配信中のみ
投げ銭はライブ配信中のみでしか受け取ることができません。
通常のTikTokの投稿には投げ銭機能はないため注意しましょう。
3.配信者が受け取り機能をONにしなければ投げ銭機能は使えない
受け取り機能をONにしていなければ、ライブ配信で投げ銭を受け取ることはできません。
投げ銭の受け取りを考えている場合は、配信前に必ず受け取り機能を確認しましょう。
4.1年間で受け取った投げ銭が一定金額を超えた場合は確定申告が必要
TikTokのライブ配信で得た収益も立派な所得です。投げ銭によって得た収入が一定金額を超えた場合は、確定申告が必要となるため注意が必要です。
確定申告を怠ってしまうと、脱税としてみなされることになります。
【視聴者者向け】TikTokの投げ銭で注意したい4つのこと
ここでは、TikTokライブの視聴者が投げ銭の際に注意したい4つのことを紹介します。
- 投げ銭の利用年齢は20歳以上から
- 投げ銭を送れるのはライブ配信中のみ
- 配信者が受け取りを拒否しているケースもある
- PCでライブを試聴している場合は投げ銭できない
それぞれ詳しく解説します。
1.投げ銭の利用年齢は18歳以上から
配信者に向けて投げ銭ができるのは18歳以上です。
20歳以下の場合は、ギフト購入や投げ銭はできません。
2.投げ銭を送れるのはライブ配信中のみ
投げ銭を送れるのはライブ配信中のみです。
通常の投稿には投げ銭を送れません。
3.配信者が受け取りを拒否しているケースもある
投げ銭ができない場合、配信者が受け取り機能をONにしていない可能性があります。
うっかり受け取り機能をONにするのを忘れていることも考えられますが、そもそも投げ銭の受け取りを拒否するために、あえてOFFにしていることも想定されます。
投げ銭ができない場合は、配信者に直接コメントで確認してみるとよいでしょう。
4.PCでライブを試聴している場合は投げ銭はできない
ライブ配信をPCで視聴している場合には、投げ銭ができません。
投げ銭を考えている場合には、スマホやタブレットで視聴するようにしましょう。