「Webデザイナーはやめとけって言われた」
「なぜやめたほうが良いか知りたい」
「目指してみたいけど不安になった」
などと考えていませんか?
Webデザイナーに興味を持って目指してみようと思っても「やめとけ」という否定的な意見をみたら不安になりますよね。
Webデザイナーはさまざまなスキルが身につく職業でもあり、独立も転職もしやすいメリットがあります。
この記事ではWebデザイナーはやめとけと言われる理由について、具体的に以下の内容を紹介します。
- Webデザイナーはやめとけと言われる5つの理由
- メリットや向いている人の共通点
- 長く活躍できるWebデザイナーになるコツ
これからWebデザイナーになろうと考えている方は、ぜひ最後までチェックしてみてください。
目次
Webデザイナーはやめとけと言われる5つの理由
Webデザイナーはやめとけと言われる大きな理由を5つにまとめました。
- 給料が上がりづらい
- 残業が多いから
- 単純な作業はAIが代替するから
- Webサイトを持たない企業が増えてきたから
- 昔ほど特別なスキルではなくなったから
ではそれぞれ確認していきましょう。
1.給料が上がりづらい
スマホやSNSの普及によりWebデザイナーの需要は年々高まってきています。
それに伴いWeb制作会社も増加し、価格競争で受注をしているため人件費があげにくくなっています。
結果、クオリティの高い仕事をしたとしても給料が上がりづらい業界です。
DODA平均年収ランキング2021によると、11個ある職種のなかでWebデザイナーが含まれるクリエイティブ系は9位と低い位置付けです。
その中でもWebデザイナーの平均年収は356万円と他の職業に比べると低いため、給料は上がりにくいといえます。
薄利ビジネスは売れやすい反面、単価が低いためひたすら作業を行わなければならない仕事です。
特に中小企業のWebデザイナーは単価が低くなりがちなため「やめとけ」と言われる要因と言えるでしょう。
2.残業が多いから
Webデザインの仕事はクライアントからの要望に細かく応える必要があります。
突然のデザイン修正依頼や変更などにより、終電で帰る日や休日出勤を強いられるケースも多くあるでしょう。
残業がある会社も少なくないため、デメリットに感じる人も多いです。
3.単純な作業はAIが代替するから
Webサイトやロゴマークなどは自動で作成できるサービスも多く、Webデザイン業界でもAIの自動化は進んでいます。
デザインされた作品は人間から生まれると思われがちですが、機械の力でWebデザインができる時代です。
単純な作業に関してはAIによって代替される可能性も十分にあるため、今からWebデザイナーを目指す場合は「やめとけ」と言われやすいでしょう。
4.Webサイトを持たない企業が増えてきたから
居酒屋やカフェなどの飲食店であれば、自社のサイトを持たずに「食べログ」や「ぐるなび」などのポータルサイトのみを利用するケースが多いです。
InstagramやTikTokなどのSNSで集客する会社も多いため、Webサイトがそもそも不要になりつつあると感じている人も増えてきています。
5.昔ほど特別なスキルではなくなったから
今はフリマアプリなど、安い金額でパソコンが手に入ったりプログラミングスキルを気軽に学べたりするため、Webデザインスキルはより身近なものになりました。
誰でも習得しやすいスキルになってしまったため、基礎的なスキルの需要は低くなってしまうということが考えられます。
昔ほど特別なスキルではなくなったという点も「やめとけ」と言われやすい要因の1つでしょう。
Webデザイナーになるメリット5選
やめとけと言われやすいWebデザイナーですが、メリットももちろんたくさんあります。
- 人間関係の悩みが少ない
- 他の職業にも転職しやすい
- スキルを活かして収入源を増やせる
- Webデザイン以外の知識もつく
- 自分の作品に対する反応がダイレクトに得られる
やめとけと言われて不安に感じている人は、ぜひ最後までチェックしてみてください。
1.人間関係の悩みが少ない
クライアントからのヒアリングはしっかり行う必要がりますが、営業職などに比べて人と関わる時間が少ない傾向にあるため、人間関係のストレスを軽減できます。
周りの人に恵まれている場合は問題ないですが、上司や部下は選ぶことができないため、人によってはストレス状態で仕事をすることになります。
Webデザイナーであれば、基本支持された部分を修正したり制作したりする流れになるため、黙々と作業をしたい人に向いていると言えるでしょう。
2.他の職業にも転職しやすい
Webデザイナーはデザインだけが仕事ではありません。
文章力やプログラミング力、マーケティング知識も必要になってきます。
よって以下のようにさまざまなスキルを活かして他の職業に転職しやすいというメリットがあります。
- プログラミングを極めてプログラマーに転職
- 文章力を磨いてライターに転職
- デザイン力を鍛えて広告デザイナーに転職
Webデザイナー以外の仕事を自分で選べるため、仮に向いていないと感じたら他の職業にチャレンジしてみても良いでしょう。
3.スキルを活かして収入源を増やせる
先ほども述べたようにWebデザイナーは様々なスキルが必要になる職業です。
よってデザイナー以外にも以下のようにスキルを活かして収入源を増やせるでしょう。
- ブログを始めて広告収入を得る
- スキマ時間にライティングを行う
- デザインスキルを活かして画像加工や動画編集をする
Webデザイナーの仕事を本業としてこなしながら、空いた時間を使って収入を増やせる点もメリットです。
4.Webデザイン以外の知識もつく
Webデザイナーになると、以下のようにデザイン以外の知識も身についていきます。
- プログラミング知識
- マーケティング知識
- コーディング知識
- コミュニケーション力
例えばコンピューターに対して正確な命令を組み込むプログラミング知識をつけることで、論理的思考力も身に付きます。
論理的思考力とは結論までの道筋を矛盾なく、わかりやすく示すことを言います。
結果、説得力のある話し方ができたり、見やすいプレゼン資料が作れたりと時間の浪費を軽減できるでしょう。
5.自分の作品に対する反応がダイレクトに得られる
Webデザイナーになる大きなメリットは、自分の制作したサイトに対する意見や反応をダイレクトに受け取れるところです。
クライアントだけでなく、サイトをみた多くの人からコメントなどで反応を直接得られる魅力があります。
自分の仕事の結果を多くの人から評価してもらえるのは、他の仕事ではあまりないメリットと言えるでしょう。
Webデザイナーに向いている人の共通点3選
Webデザイナーに向いている人の共通点を3つ紹介します。
- デザインを考えることが好きな人
- コツコツと作業するのが好きな人
- 流行やトレンドに敏感な人
自分に当てはまるか、ぜひ参考にしてみてください。
1.デザインを考えることが好きな人
Webデザイナーは名前にもあるようにデザインをする仕事なため、そもそもデザインが好きでないと務まりません。
多くの人の目に触れる作品のデザインもありますが、中には企業向けや組織の中でしか使われない制作物もあります。
デザインすることよりも「たくさんの人に制作物をみてほしい」という要望のほうが大きい場合は、向いていないかもしれません。
どんな制作物であろうとも、デザインそのものが好きという人であれば向いていると言えるでしょう。
2.コツコツと作業するのが好きな人
一見華やかなイメージもありますが、Webデザイナーは地道な作業が多い職業です。
大まかなWebデザイナーの仕事内容は以下の通りです。
- Webサイトの構成やレイアウトを決める
- サイトの色合いを決めて装飾を作る
- クライアントにチェックを依頼する
- Webサイトのコーディングを行う
- 操作確認を行い公開する
小さなサイトの場合は自分一人でこなす場合もありますが、企業などが作成する数百ページにも及ぶ大きなサイトの場合は数人で分業して制作します。
細かな修正やコーディングの地道な作業など、集中力を切らさずコツコツ作業できる人は向いていると言えるでしょう。
3.流行やトレンドに敏感な人
Webだけに限らず、デザインの流行は常に変化しています。
常にデザイン系の情報サイトをチェックしていたり、SNSを定期的に覗いたりして、新しい技術やスキルを磨き続けることが好きな人は向いているでしょう。
最新情報ももちろんですが、一昔前に流行ったものは何かといった古い情報も持っていると、より需要の高いWebデザイナーになれます。
情報感度が高く、トレンドに敏感な人はWebデザイナーを目指すことをおすすめします。
長く活躍できるWebデザイナーになる3つのコツ
長く活躍できるWebデザイナーになるコツを3つ紹介します。
- ディレクションやマーケティング能力も習得する
- 自分にしかできないデザインを身につける
- プロからアドバイスをもらう
需要の高いWebデザイナーになりたい人は、ぜひ最後までチェックしてみてください。
1.ディレクションやマーケティング能力も習得する
長く活躍できるWebデザイナーになるためには、Webデザイン能力だけでは足りません。
プロジェクト全体を管理するディレクションスキルや、商品やサービスをWeb上で販売するためのマーケティングスキルも習得すると、企業からの評価も高まるでしょう。
ディレクションスキルを磨くことで他のデザイナーの管理も任されるため、収入アップが見込めます。
マーケティングスキルでは、以下の点を考慮しながらデザインを変え売上を伸ばす改善を行うことで継続して依頼してもらえます。
- なぜアクセスが少ないのか
- 購入される割合はどうなのか
- 何時ごろに閲覧数が増えるのか
Webデザイン以外のスキルや知識があると様々な会社からの需要も高まり、長く活躍できる人材になれます。
2.自分にしかできないデザインを身につける
単純にWebサイトのデザインができるというだけでなく、自分にしかできないデザインを身につけることで仕事量も増えます。
以下のように細かなチョイスによってサイトの印象は大きく変わります。
- 配色
- アイコンサイズ
- フォント
- 画像サイズ
- 使用画像
デザイン力を身につけるためには、実際に活躍しているプロのWebデザイナーを参考にしたり、作ったことないジャンルにもチャレンジしてみたりすることが大切です。
3.プロからアドバイスをもらう
実際にプロからアドバイスをもらうことで効率よくスキルアップできるため、需要のあるWebデザイナーになれます。
例えば、Webデザイナー特化型の転職エージェントであるワンダフルジョブでは、定期的にWebデザイナーを目指す人との交流会やプロから話が聞けるセミナーを開いています。
プロと交流すると次にすべきことも見えてくるためやる気にもつながるでしょう。
プロからのアドバイスを聞ける貴重な機会が無料で手に入るので、Webデザイナーを目指している方はぜひチェックしてみてください。
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